JPH06501900A - 空力風防ワイパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 空力風防ワイパ 支血豆１ 本発明は、風防ガラス（ｗｉｎｄｓｈｉｅｌｄ）を拭うスキージ（ｓｑｕｅｅｇ ｅｅｌを支持するとともに、ワイパアームからスキージにかかる圧力を分配する 風防ワイパ（ｗｉｎｄ−ｓｈｉｅｌｄ　ｗｉｐｅｒ）の構造体に関する。かかる 構造体は、車両が高速で動くときに風防ガラスの周囲に形成される自然の空気流 パターンを妨害するとともに、ある場合にはこの妨害により風防ガラスワイパが 風防ガラスから持上げられて、明らかに望ましくない結果を招来することが広く 知られている。

Ｌｔ垣ｌ 風防ワイパ不休に取着され、かつ、空気流パターンを再配向させてワイパを風防 ガラスに対して押付けるように形成されたウイングアツタチメント（ｗｉｎｇａ ｔｔａｃｈｍｅｎｔ）は、かかる課題に向けて開発された種々の構造体の１つで ある。別の場合には、米国特許第４．４００，８４５号に開示されているように 、風防ワイパの上部構造体自体が、近づいて（る空気流を乱すことにより上昇作 用の代わりに前進（ｄｒａｇ）作用を引き起こす形状に形成されている。この特 許の構造体の場合には、他の多くのものと同様に、ワイパの表面の大部分は、使 用中は、風防ガラスに対して傾斜される０本出願人の米国特許第４，８５２，２ ０６号（ヨ−ロッパ特許第０２８０８０６号）には、空気流に対するこの表面の 傾斜の度合いが一層ヨーク（ｐｒｉｍａｒｙｙｏｋｅ）の長平方向に沿って変化 している。この問題に対する別の解決法として、長手方向に沿って分布されてい る一連の圧力開放孔が形成されたスキージを開示する米国特許第３，０８９，１ ７４号に例示されているように、孔を設けて空気流が構造体を通過することがで きるようにしているものがある。

空気流を制御する傾斜面を備えた凪防ワイパ構遺体のうちのあるものにおいては 、構造体の傾斜面の下を通る空気流が発生し、負の圧力を発生することにより持 ち上げる力を最小にすることが確認されている。

出願人が知る限りにおいては、ワイパが幾分配向している場合には、ワイパ構遺 体に必ず衝突しなければならない構造体を通る空気流：ま、乱流を最少にしてワ イパを風防ガラスに確実に押し付けるように利用される。

本発明の目的は、空力プロフィル（ａｅｒｏｄｙｎａｍｉｃｐｒｏｆｉｌｅｌを 有することにより使用中にワイパが風防ガラスから持ち上がろうとする傾向を最 少にすることができる風防ワイパ上部構造体を提供することにある。

及旦Ｊυｌ示 本発明によれば、風防ワイパ組立て体において使用される長平方向に延びる一層 ヨークが提供されており、この−次ヨークは、風防ガラスにおける自然の支配的 な空気流（ｎａｔｕｒａｌ　ｐｒｅｖａｉｌｉｎｇ　ａｉｒ　ｆｌｏｗｌ　に対 して組立て体を風防ガラス上で往復動させるように駆動されるワイパアームに連 結されるように適合されている。−次ヨークは、該空気流に対して側方へ離隔し た風下側部と風上側部とを備えており、該風下側部と風上側部は、ヨークの作動 底部側における最小値から風防ガラスから離れたヨークの作動頂部のける最大値 へかけて増加する所定の距離をもって対向する内面間で離隔し、かつ、両側部間 に一層ヨークの底部と頂部間を介して延びる、空気が通ることができる間隙を画 定することにより、前記空気が一層ヨークに衝突したときに生ずる可能性のある 乱流を最少にすることを特徴とする構成に係る。

１１■ユｊ 以下、本発明の好ましい実施例を、添付図面に関して説明するが、図面において 、 第１図は、本発明に従って構成された一層ヨークを組み込んでなる風防ワイパ組 立て体を示す斜視図であり、 第２図は、第１図のワイパの正面図であり、第３図は、上方からみた一層ヨーク の斜視図であり、 第４図は、風下側からみた一層ヨークの側面図であり、 第５図は、風上側からみた一層ヨークの側面図であり、 第６図は、−次ヨークの平面図であり、第７図は、−次ヨークの底面図であり、 第８図は、−次ヨークの端面図であり、第９図は、第７図の９−９線横断面図で あり、第１０図は、第７区の１０−１０線横断面図であり、 第１１図は、第７図の１１−１１線横断面図であり、 第１２図は、−次ヨークのプロフィルを示す第７図の１２−１２線断面図であり 、 第１３図は、第１図の１３−１３線に沿った第１２図と同様の図であり、 第１４図は、第１図の１４−１４線に沿った第１２図と同様の図であり、 第１５図は、−次ヨークの底部側からみた斜視図である。

日　るための　良の升〉態 本発明に係る風防ワイパ組立て体は、第１図において参照番号２０により全体示 され、風防ガラス２２に作動配向状態（ｏｐｅｒａｔｉｖｅ　ｏｒｉｅｎｔａｔ ｉｏｎｌ　に置かれている。ワイパは、風防ガラス２２上を往復動するようにモ ータ（図示せず）により駆動されるワイパアーム２６に風上側が取着されている 一層ヨーク２４からなる上部構造体を備えている。一対の二次ヨーク２８．３０ が一層ヨーク２４の両端部にそれぞれ取着されている。二次ヨーク２８．３０は 、内端が一層ヨークの下方に位！し、外端が露出されて一層ヨークの延長部を画 定するように、二次ヨークのそれぞれの対向する端部間で一層ヨーク２４に回動 連結されてしする。ワイパアーム２６から離れている二次ヨーク２８の場合には 、外端は更に、風防ワイパ２０の外側先端を画定するとともに、スキージ３２を 含む風防ワイパ補給体（ｒｅｆｉｌｌ）を摺動自在に受ける一対の対向するつめ を有している。第１の三次ヨーク３４が設けられていて、両端部間が二次ヨーク ２８の内端に回動連結されており、この三次ヨークはもまた、各端部に、補給体 ３１を摺動自在に受ける一対の対向するつめを有している。アーム２６に最も接 近しているワイパの内端において、二次ヨーク３０は内端に補給体を受ける対向 したつめを有しており、外端は第２の三次ヨークな回動自在に支持している。こ の三次ヨークの内端は関連する二次ヨーク３０の下に位置し、外端は二次ヨーク ３０および一層ヨーク２４の連続する延長部を画定するように露出されている。

前記三次ヨーク３６の外端はまた、他のつめと同様に、補給体３１を摺動自在に 受ける一対の対向するつめを担持している。ワイパの内端に三次ヨーク３６をこ のように配設することにより、ワイパは風防ガラス２２の一層大きい曲率に適合 することができる。

本発明の特徴は、−次ヨーク２４にある。以下の説明から明らかなように、二次 ヨークおよび三次ヨークの上記配列は単なる例示であって、本発明の保護の範囲 を限定するものではない。

一層ヨークは、−次ヨーク２４の長平方向に沿って延びる、側方へ離隔配置され ている風下側部４２と風上側部４４（第３および６図）とを備えている。アダプ タ４６（第１図）が、一対の対向する内方を向くスタブ（ｓｔｕｂｌ　４０の側 面間に摺動自在に収容され、−次ヨーク２４とワイパアーム２６とを連結してい る。一対の対向する孔４１がワイパアーム２６に取着されかつアダプタに固定さ れるビン（図示せず）を位置決めするように側部４２．４４に形成されている。

ワイパ２０の作動配向状態においては、風防ガラス２２と略平行に位置する側方 へ延びるウェブ４８．５０．５２．５４が風下側部４２と風上側部４４との間に 画定される間隙５５を跨ぐようになっている。ウェブはそれぞれ、−次ヨーク２ ４の両端と、スタブを挟んで両端間の中央に配置されている。孔が形成された対 向するフランジ３８が端部ウェブ４８．５０のそれぞれから垂下し、二次ヨーク ２８．３０を回動自在に受けるようになっている０位置決めフランジ３９（第７ 図）がフランジ３８間に配設され、二次ヨークに設けられた対応するスロットに 収容されるようになっている。アダプタ４６を受けて収容する通路が、中央のウ ェブ５２．５４と、風下側部４２および風上側部４４とにより画定されている。

中央のウェブ５２．５４は、構造体のこの領域の強度と剛性を高めるように幾分 厚みを有している０間隙５５は、−次ヨーク２４の頂部側と底部側との間で一層 ヨークを貫通して延びており、空気が構造体を通ることができるようにしている 。このようにすることにより、−次ヨーク２４に衝突する風防ガラス上の支配的 な空気流６４（第１図）からの乱流を最少にすることができる。

一層ヨーク２４の横方向の幅は、孔を有するフランジ３８間で最小であり、スタ ブ４０の近傍で最大となるように形成されている。ワイパが作動配向状態にある ときに風防ガラスから上方へ延び、かつ、−次ヨーク２４の長手方向に沿って離 隔する３対のウェブ５６．５８．６０が風下側部４２と風上側部４４とを連結し 、かつ、上記した整合を保持する寸法に形成されており、最内側のウェブ５６は 最外側のウェブ６０よりも長く形成されている。ウェブ５６．５８．６０は、空 気流６４に曝される表面積を最小にすることにより乱流の発生を最少にするよう に、上方に配向されている。

端部ウェブ４８．５０とアダプタ４６に隣接した中央ウェブ５２．５４との間に ある風下側部４２の内面６２は、風下側部を風上側部から分離する距離がスキー ジ３２から離れたヨーク２４の頂部において最大となることにより、空気が一層 ヨーク２４を介して流れるように方向づけるランプ（ｒａｍｐｌを画定するよう に風上側部４４へ向けて傾斜されている。

第２および５図から明らかなように、風防ガラス２２の上方の風下側部４２の有 効高さは、長手方向の部分、即ち、ヨークの前記した端部ウェブ４８．５０とア ダプタ４６に隣接した中央のウェブ５２．５４との間において、風上側部４４の 有効高さよりも大きくなるように形成されている。このようにして、風下側部４ ２はヨークと交差しかつ風上側部４４を越える自然の支配的な空気流（第１図） に曝されるようになる。

一層ヨーク２４と二次ヨーク２８．３０との間にある空気流は前記傾斜面６２に 衝突し、ワイパ２０を風防ガラス２２に押し付けることにより、スキージ３２を 風防ガラスにおいて拭う作動配向状態に保持するのを助ける作用を行なう。

第１２ｉ３よび１４図は、風上側部４４と風下側部４２との垂直方向の距離が端 部ウェブ４８．５０付近で最大となり、中央ウェブ５２．５４において最小とな るように風上側４４と、風下側４２との相対的な高さが一層ヨークの長平方向に 沿って変化していることを示す、このような形状とすることにより、アーム２６ から一層ヨーク２４に加えられる下方向の圧力が、二次ヨーク２８．３０に対し て連結が行なわれる一層ヨーク２８．３０の端部４８．５０において最大にする ことができる。これにより、アーム２６からの圧力が分配され、スキージ３２に 加えられる。

−次ヨーク２４との回動連結点に隣接した二次ヨーク２８．３０の露出部は、ワ イパの外観の連続性を保持するように同様のプロフィルに形成され、離隔してい る風下側部と風上側部とをそれぞれ有している。二次ヨーク２８．３Ｑにおける 風上側部に対する風下側部の相対的な高さは、−次ヨーク２４との連結部におい て最大であり、風下側部と風上側部がワイパアーム２６から離れた端部において 等しくなるまで徐々に減少している。

産業　の和　ロ能性 使用の際には、本発明に従って構成された一層ヨークを備える風防ワイパの上部 構造は、近づいてくる空気流に対、して傾斜されて、構造体を介して一層ヨーク に衝突する空気を方向づけるランプを好都合に提供するとともに、この空気の力 を利用して、乱流を最小にしながら、ワイパを風防ガラスに確実に押し付ける表 面を提供することができる。これは、支配的な空気流が一層ヨークの下にある二 次ヨークとの間を簡単に通ることができないパーク状態ｆｐａｒｋｅｄ　ｐｏｓ ｉｔｉｏｎ）に近いワイパの配向状態において特に有利である。

髪ｖ　−ｔｙ）＝Ｌ労 ２０　ワイパ組立て体 ２２　風防ガラス ３１　ワイパ補給体 ３２　スキージ ３４　第１の三次ヨーク ３６　第２の三次ヨーク ３８　孔が形成されたフランジ ３９　位置決めフランジ ４２　風下側部 ４４　風上側部 ４６　アダプタ ４８　端部ウェブ ５０　端部ウェブ ５５　間隙 ５６　ウェブの対 ５８　ウェブの対 ６０　ウェブの対 ６２　風下側内面 ６４　空気流 「−〇 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成５年４月１６日

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．風防ワイパ組立て体２０を風防ガラス２２上の自然の支配的な空気流６４に 対して風防ガラス２２上で往復動させるように駆動されるワイパアーム２６に連 結されるようになっている風防ワイパ組立て体２０において使用する長手方向に 延びる一次ヨーク２４において、 前記空気流６４に対して側方に離隔して配設された風下側部４２と風上側部４４ とを備え、該風下側部と風上側部は、ヨーク２４の作動底部側における最小値か ら風防ガラス２２から離隔したヨークの作動頂部における最大値へかけて増加す る所定の距離をもって対向する内面間で離隔し、 両側部間に一次ヨーク２４の底部側と頂部側との間を介して延びる、空気が通る ことができる間隙５５を画定することにより、前記空気流６４が一次ヨーク２４ に衝突したときに生ずる可能性のある乱流を最少にすることを特徴とする一次ヨ ーク２４。
2. ２．風下側部４２は風下側部の有効高さを画定する距離だけ風防ガラス２２の上 方を上方へ延び、風上側部４４は風上側部の有効高さを画定する距離だけ風防ガ ラス２２の上方を上方へ同様に延び、風下側部の前記有効高さは風下側部がヨー ク２４の長手方向の部分において風上側部を越えてヨークと交差して流れる空気 に曝されるように少なくとも前記部分に関して風上側部の有効高さを越えること を特徴とする請求の範囲第１項に記載の一次ヨーク２４。
3. ３．風下側部４２に対する風上側部４４の相対的な有効高さは、風上側部と風下 側との垂直方向の距離が一次ヨーク２４の対向端部４８、５０において最大とな って、一次ヨークに加わる下方向の圧力が前記端部で最大となるように前記部分 で変化することを特徴とする請求の範囲第２項に記載の一次ヨーク２４。
4. ４．一次ヨーク２４の内面間に配設されるとともに、ヨークの長手方向に沿って 離隔しかつ風上側部４４と風下側部４２とを互いに連結する多数のウエブ５６、 ５８、６０からなる側方に配置された整合手段を備え、ウエブは空気流６４に曝 される表面積を最小にすることにより空気流が一次ヨークに衝突したときに生ず る可能性のある乱流を最少にするように風防ガラス２２から略上方へ延びること を特徴とする請求の範囲第１項に記載の一次ヨーク２４。
5. ５．上部構造体と、風防ガラス２２を拭う作動配向状態において上部構造体の下 方に位置するスキージ３２とを備え、上部構造体は風防ガラス上の自然の支配的 な空気流に対して上部構造体を風防ガラス２２上で往復動させるように駆動され るワイパアーム２６に連結されるようになっており、しかも長手方向に延びる一 次ヨーク２４を備えた風防ワイパ組立て体２０において、一次ヨークは 前記空気流６４に対して側方に離隔して配設された風下側部４２と風上側部４４ とを備え、該風下側部と風上側部は、ヨーク２４の作動底部側における最小値か ら風防ガラス２２から離隔したヨークの作動頂部における最大値へかけて増加す る所定の距離をもって対向する内面間で離隔し、更に 一次ヨーク２４の底部側と頂部側との間を介して延びるように前記内面によって 画定され、前記空気流が一次ヨーク２４に衝突したときに生ずる可能性のある乱 流を最少にする、空気が通ることができる間隙を備えることを特徴とする風防ワ イパ組立て体２０。