JPH0325057A - 風防ガラスワイパーブレード用気流デフレクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車における風防ガラス用の気流デ
フレクタに関する。

〔従来の技術〕

ｌ９８８年１０月５日出願の米国特許願第２５３８６４
号明細書、および対応のフランス国特許公開公報第２，
６２１，２８８Ａ号に開示されている気流デフレクタは
，変向部を備えている。

この変向部は、概ね平らで，かつ前縁部から後方へ伸び
、更に、帰引されるべき面に対して若干傾斜する第１　
＆ｉ域と，前記第１領域に隣接し，かつ、第工領域より
も大きい角度をもって掃引面に対して傾斜している第２
領域とを有している。

変向部は、気流デフレクタの下方、つまり掃引面と、気
流デフレクの変向部との間の領域で、相当に大きな減圧
をもたらすグランド効果を生じさせるため、表面から僅
かしか離れていないところに位置している。それにより
、ワイパーブレードを、掃引面に対して正しく当てるこ
とができるようになる． 車の走行中．Ｖｔ斜した風防ガラス面で窓ふき動作が行
われている際，ワイパアーム上昇時の窓ふきを容易に行
なうことができるよう，気流デフレクタを，ワイパーブ
レードとか、あるいはワイパーアームに装着することが
提案されている。

これは、次のようなやり方で行なわれている。

つまり、気流デフレクタにぶつかる気流は，ワイパーの
モータの駆動方向と同じ方向へ、風防ガラスワイパーの
ブレードを付勢し、その際、アームが下降している間に
，ワイパーブレードの下降速度を，ブレードの上昇速度
とほぼ等しいままにしなければならない． これを達或するためには、気流デフレクタの下方にもた
らされる変化による圧力降下のような摂動とか乱気流を
なくさなければならない。それがあると、気流デフレク
タの清らがな動きが妨げノきれることになる． 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、上で述べた問題点を解決した気流デフ
レクタ、つまり気流デフレクタに沿って流れる気流中で
動作する時にはいつでも、滑らかな動きをすることがで
きるものを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によれば、上で述べた目的を達成するため、特に
自動車の風防ガラスワイパーブレード用の気流デフレク
タであって、変向部と，気流デフレクタを風防ガラスワ
イパーアーム，ＪｉｌＪち風防ガラスワイパーブレード
に取り付けるための取付け部とを備えているものにおい
て、前記気流デフレクタが、気流を案内するための案内
手段を有することを特徴とする風防ガラスワイパーブレ
ード用の気流デフレクタが促供されている。

気流案内手段は，窓ふき時の動きに関係なく、デフレク
タを滑らかに作動させることかができる。

本発明のある特徴によれば、案内手段は、リブと関連す
る少なくとも一つの通孔からなっている．前記リブは、
気流デフレクタの長手方向と直交させて設けるのがよい
。

リブは、気流デフレクタの変向部によって支持され、か
つ気流の方向を変えるための堰のようになっている． 前記通孔は、変向部を気流デフレクタの取付け部と結合
するための連結手段（ウェブ）に設けられる。

このような構成により、気流デフレクタが、その正しい
進路からそれるのが防止され、また、連結手段に通孔が
設けられているため，抵抗、即ち、気流デフレクタの前
進を阻もうとする力を小さくすることが出来る。

〔実施例〕

以下、添付の図面を参埴して、本発四の好適′Ｊ：施例
を詳細に説明する。

第Ｌ図乃至第３図に示すように、風防ガラスワイパーの
ブレード（１）は，ワイパーストリップ（３）を支持す
るための支持杆（２）を有している。

この支持杆（２）は、逆Ｕ字形の断面を有し、その頂片
の中央部には，孔（４）があ番づられている。

孔（４）には、風防ガラスワイパーのアーム（図示せず
）の一端における回転ピン支持部材と係合しうるスピン
ドル（５）が設けられている。これにより、アームとワ
イパーブレード（１）とは，連結されている。

ブレード（１）には、気流デフレクタ（６）が取り付け
られている。本実施例において、気流デフレクタ（６）
は、ブレード自体に取付けられているが、これを，ワイ
パーアームに取付けてもよい。

この気流デフレクタ（６）の特徴については後で述κる
が，先に述べた特許明細害の中でも，詐しく説明されて
いる。従って、ここでは、一般的な用ｄ５を川いて，そ
の詳細を述へることとする。

第３図に詳しく示すように、気流デフレクタ（６）は、
掃引面（８）から離隔している変向部（７）と、気流デ
フレクタ（６）を、ワイパーブレード（１）の支持杆（
２）に取り付けるための取付部（９）と．変向部（７）
を取付け部（９）に連結している連結ウェブ（１０）と
を備えている。

気流デフレクタ（６）の変内部（７）は、＋ｄ引面（８
）に対して概ね凸状をなし、かつ、その内面（１１）に
は、外側縁（１３）からブレード（１）の方向へ伸びる
第１領域（１２）を有している。

第１領域（ｌ２）は，ほぼ平らであり，かつ掃引面（８
）に対して傾いている。また内面（１１）には、第工領
域（１２）に続くとともに，第工領域（ｌ２）が掃引面
（８）に対してなす角度よりも大きい角度で傾斜してい
る第２領域（１４）を有している。

変向部（７）の外面（ｌ５）は、凹二面形，即ちチャン
ネル状をなしており、かつ、変向部（７）の厚さは、そ
の外側Ｍ　（１３）からブレード（１）の方向へかけて
、次第に薄くなっている． 上で述べたように、変向部（７）は、連結部としてのウ
ェブ（１０）を介して，取付け部（９）と連なっている
．ウェブ（１０）は、気流デフレクタ（６）に沿って伸
び，かつ掃引面（８）とほぼ直交している。

風防ガラスワイパーブレードが装着されている自動車の
走行中，特に，自動車が高速で走っている際に，第３図
に最もよく示されているように、気流デフレクタ（６）
の長手方向とほぼ直交する向きの気流（Ｆ）が発生する
。

掃引而（８）にほぼ平行な気流は，変向部（７）の外面
（１５）に沿って変向し、変向部（７）を取付け部（９
）に連結してるウェブ（ｌＯ）に沿って流れる．そのた
め、ウェブ（１０）は、気流に対して抵抗を与え、かつ
気流デフレクタ（６）に沿って気流を拡散させる。

それにり、アセンブリの正常な作動を妨げる空気の渦は
なくなる。このようにして、気流デフレクタ（６）は、
気流（　Ｆ）に対する案内手段となる。

第４図に詳しく示すように，気流デフレクタ（６）には
、気流（Ｆ）が気流デフレクタ（６）を横切って進むこ
とができるように，少なくとも一つの通孔（１６）があ
けられている。この通孔（１６）は，ウェブ（ＩＯ）に
設けられ，かつその長辺は、ほぼデフレクタ（６）に沿
う長方形をなしている。

第上図に示すように、通孔（１６）は多数設けられてい
る．各通孔（１６）は、ウェブ（】０）に沿って，均等
間隔で、近接して配列されている。通孔（１６）の長さ
は、ウェブ（１０）における位置に応じて変えることも
ある。

第５図に示すように、長方形の通孔（１６）と関連して
、リブ（１７）が設けられている。本実施例においては
、このリブ（１７）は、隣接する２つの通孔（１６）の
間に位置し、かつ気流デフレクタ（６）に沿って流れる
気流を、通孔（１６）を通るように案内する。

リブ（１７）の一部は、第１領域（１２）の上側、すな
わち変向部（７）における気流デフレクタ（６）の外面
（ｌ５）と連なり、またその一部は、ウェブ（ｌＯ〉の
外面と連なっている． 第５図から明らかなように、リブ（１７）の形は台形を
なしており，平行な２つの辺のうちの長い方の辺は，ウ
エプ（１０）の外面から、変向部（７）の外面（ｌ５）
まで伸びている．短いほうの辺は、変向部（７）の外面
（１５）における（１４）と一致している。また，平行
でないほうの２つの辺は，それぞれ，ウェブ（１０）の
外面、および変向部（７）の外面に位置している． 互いに隣接し、かつリブ（１７）と整列している２つの
通孔（１６）の横方向の端縁は、リブの面とほぼ一致し
ている．このことは、第工図，第２図及び第４図によく
示されている。

リブ（１７）は、上で述べたような台形状としても、あ
るいは他のあらゆる適切な形状としてもよく、また平行
な辺の長いほうの辺を，変向部（７）及びウェブ（１０
）の外側Ｍ（１３）に連結させてもよい。

第１図には、通孔（１６）と関連する多数のリブ（１７
）が示されている。この実施例において、リブ（１７）
は，２つの通孔（１６）の間に位置している。

従って、第２図から分かるように、気流（　ｆ・’　）
が常態からそれた場合，リブ（Ｉ７）は気流の流れを変
えて，通孔（１６）の方へ案内し、それにより，通孔（
１６）を通過させるための堰として作川する。

これにより，気流中でデフレクタの前進運動に抗しうる
抵抗を減小させることができる。また、リブ（１７）は
、ウェブ（ｌＯ）と変向部（７）との間の補強部材にも
なっている。

第６図に示すように、気流デフレクタ（６）は、空気案
内手段を備えている。この案内手段は，気流デフレクタ
（６）の先端部（１９）に形成された湾曲部（ｌ８）か
らなり、上で述べた特徴と関連させることができる。

湾曲部（ｌ８）は、ウェブ（１０）の厚いところから、
デフレクタ（６）の端部（２０）へかけて次第に薄くな
っている．この厚さの減少は、例えば、取付け部（９）
との連結部から徐々に始まり、ウェブ（１０）の厚さが
、変向部（７）の第２領域（ｌ４）との連接領域におい
てほぼゼロになるまで続いている。

そのため気流（Ｆ）は、湾聞部（１８）に沿って流れ、
かつその流れは，気流デフレクタ（６）に乱流を生じさ
せることなく，連続したものとなる。

本発明は、上で述べた実施例に制約されるものではなく
、種々の変形を加えて実施することができる。

例えば，リブ（１７）の厚さを，例えば変向部（７）か
らウェブ（ＩＯ）に至る間において、変化させてもよい
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、風防ガラスワイパーブレードによって支持さ
れた，本発明における気流デフレクタの正面図である。 第２図は、第１図示のブレード用デフレクタの平面図で
ある。 第３図は、第１図の線Ａ−Ａにおける縦断面図である． 第４図は、第１図の線Ｂ−Ｉ３における縦断面図である
。 第５図は、第１図の線Ｃ−Ｃにおける縦断面図である。 第６図は、本発明による気流デフレクタの一部拡大図で
ある。 （１）ブレード （３）ワイパーストリップ （４）孔 （６）気流デフレクタ （８）掃引而 （１０）ウェブ （１２）第１領域 （１４）第２領域 （１６）通孔 （１８）湾曲部 （２０）端部 （２）支持杆 （５）スピンドル （７）変向部 （９）取付け部 （ｌ１）内面 （Ｉ３）外側緑 （ｌ５）外面 （１７）リブ （ｌ９）先端部 （Ｆ）気流

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）特に自動車の風防ガラスワイパーブレード用の気
   流デフレクタであって、変向部（７）と、気流デフレク
   タを風防ガラスワイパーアーム、即ち風防ガラスワイパ
   ーブレード（１）に取り付けるための取付け部（９）と
   を備えているものにおいて、前記気流デフレクタ（６）
   が、気流（Ｆ）を案内するための案内手段を有すること
   を特徴とする風防ガラスワイパーブレード用気流デフレ
   クタ。
2. （２）案内手段が、リブ（１７）と関連する少なくとも
   一つの通孔（１６）からなることを特徴とする請求項（
   １）記載の風防ガラスワイパーブレード用気流デフレク
   タ。
3. （３）リブ（１７）が、気流デフレクタ（６）の長手方
   向に対して直交していることを特徴とする請求項（２）
   記載の風防ガラスワイパーブレード用気流デフレクタ。
4. （４）リブ（１７）を変向部（７）によって支持させ、
   気流（Ｆ）に対する堰を形成するようにした請求項（２
   ）記載の風防ガラスワイパーブレード用気流デフレクタ
   。
5. （５）通孔（１６）が、変向部（７）を気流デフレクタ
   （６）の取付け部（９）に連なる連結手段（ウェブ）（
   １０）に設けられていることを特徴とする請求項（２）
   記載の風防ガラスワイパーブレード用気流デフレクタ。
6. （６）リブ（１７）を、連続する２つの通孔（１６）の
   間に位置させたことを特徴とする請求項（２）記載の風
   防ガラスワイパーブレード用気流デフレクタ。
7. （７）気流（Ｆ）に対する案内手段が、デフレクタの先
   端部（１９）に形成された湾曲部（１８）を含むことを
   特徴とする請求項（１）記載の風防ガラスワイパーブレ
   ード用気流デフレクタ。
8. （８）湾曲部（１８）が、変向部（７）を取付け部（９
   ）に結合している連結手段を形成しているウェブ（１０
   ）に設けられていることを特徴とする風防ガラスワイパ
   ーブレード用気流デフレクタ。