JPH06501864A - 創傷用ドレッシング - Google Patents

創傷用ドレッシング

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JPH06501864A
JPH06501864A JP3516457A JP51645791A JPH06501864A JP H06501864 A JPH06501864 A JP H06501864A JP 3516457 A JP3516457 A JP 3516457A JP 51645791 A JP51645791 A JP 51645791A JP H06501864 A JPH06501864 A JP H06501864A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 創傷用ドレッシング 本発明は、ドレッシングに関する。さらに詳しくは、四肢の先をカバーするドレ ッシング、及び本ドルッシングによる創傷と尊癒の治療法、ドレッシング作製用 のブランクに関する。
従来の創傷や尊属の治療用のドレッシングは、本質的には、平坦な形状であり、 単に充分に創傷滲出液を吸収し、身体の広い範囲の平坦なあるいは湾曲した部分 への貼付するのに適合性がある。しかし、これらのドレッシングは、ひじ、踵、 指先やつま先等の突8部にはあまり適さない。
米国特許第3937218号は、長期間、床に伏す患者の尊属を防ぐ保護クッシ ョンパッドを開示している。しかし、このi許では、パッドが、創傷や礫唐のド レッシングとして傷の治療に利用可能であるとか、吸収性を育す、あるいはその 伸長性のため、適合性で吸収性創傷ドレッシングとしての利用が可能である等は 示唆していない。
今回見い出された、適合性で吸収性ドレッシングは、身体の突出部分の創傷や尊 癒の治療に適した形状を有し、平坦なドレッシングブランクから容易に作製する ことができる。
この発明は、凹凸形で、凹盟創傷接蝕面を育するrNJ口したエラストマー素材 からなる対身体層、外向きの凸嬰面を育する細菌不透過性、透湿性のエラストマ ーのフィルムの創傷、および吸収性素材からなる伸長性を有する中間層からなる 適合性の創傷ドレッシングを提供する。
この発明のドレッシングに関してここで使用されている用語「適合性(comf  ormab le) Jは、身体の輪郭やドレッシングを貼付した部分の皮膚 の動きに添うことができるドレッシングを意味する。
この発明のドレッシングは、凹凸型あるいは杯状の形をしているため、ひじ、踵 、足指、親指を始めとする手指等の身体の突出部に利用するのに非常に適する。
身体の突出部は、打撲、擦過、圧迫による傷害、あるいはそれらの二つの組み合 わせによる傷害を受けがちである。以上のような傷害によって、突出部に創傷あ るいはS癒が生じる。
この発明のトレッシングは、適合性でかつ吸収性を育するため、創傷あるいは* *に非常に適する。
この発明の一つの望ましいドレッシングは、創傷用ドレッシングである。
この発明の他の望ましいドレッシングは、尊属用ドレッシングである。ドレッシ ングの寸法及び形は、貼付する突出部に適合させることかできる。
この発明のより好ましいドレッシングは、踵やひしに貼付するのに適している。
この発明のドレッシングに使用される吸収性素材は、伸長性を有し、柔軟性か適 度で、好ましくは、さらに弾力性を有するため、ドレッシングはクッション性を 付与される。
このタイプの、適切な吸収性素材としては、吸収性ポリマーフオーム層又はシー ト、そして例えば、綿繊維やビスコスレーヨン繊維などのセルロース繊維等の不 織りの高ロフト繊維や(高ロフト繊維でなければ)吸収性繊維を含む、吸収性不 織の繊維などがある。
この発明に用いられる望ましい吸収性素材は、ポリウレタンなどエラストマーポ リマー等の連続フオーム層のような吸収性フオーム層である。しかし、好ましい 吸収性素材は、親水性ポリウレタンのような吸収性フオーム層である。
親水性ポリマーフオーム層は、ドレッシングに高い吸収力を付与することができ る。
この発明に用いられる適切な親水性ポリウレタンフォームは、欧州特許出願第0 299122号及び欧州特許第0059049号に開示されている。
この発明のドレッシングは、非接着性の対傷層からなるのが有利である。適切な 非接着性層には、非繊維表面を有する柔軟な開口したフィルムや柔軟なネットの ような開口したエラストマ一層を含む。このタイプの望ましい層は、ネット、開 口したフィルムあるいはエラストマーである。しかし、好ましい対傷層は、熱可 塑性のポリウレタンやA−B−Aタイプのブロック共重合体(Aはポリウレタン を、Bはポリブタジェンあるいはポリイソプレンを表す。)等のエラストマーの ネットである。
エラストマー〇対偶ネットによって、この発明のドレッシングは、創傷あるいは Ji[表面に非常によく適合する。この発明に用いられる適切な非接着性の対傷 層は、前述の欧州特許第0059049号に開示されている。
この発明のトレッシングの外層は、水性液体や細菌の透過(二対する遮断層を付 与する連続した柔軟なフィルム、すなわち細菌・水性液体不透過層からなること かできる。
この遮断フィルムは、また、透湿性なので、このドレ・ソシングの下の水性液体 は蒸発する。
この発明に用いられるこのタイプの望ましい遮断フィルムには、熱可塑性のポリ エーテルウレタン、ポリスチレン、ポリエーテルエステルおよびポリエーテルエ ステルプロ・ツク共重合体等の非相容性ポリマーとポリウレタンとの混合物のよ うなポリウレタンの柔軟フィルム、および親水性ポリウレタンフィルムなとがあ る。
この発明に用いられる適切な遮断フィルムは、前述の欧州特許第0059049 号に開示されている。
この発明に用いられる適切な親水性ポリウレタンのフィルムは、欧州特許第01 23465号に開示されている。
この発明に用いられる望ましい吸収性素材は、非接着性の対傷層、中間吸収層、 及び細菌・水性液体不透過層である外側の連続したフィルム遮断層のラミネート からなる。
この発明に用いられる好しい吸収性素材では、非接着性の対傷層は、エラストマ ーのネットあるいは開口したフィルムからなり、吸収性層は、親水性ポリウレタ ンフォームのような柔軟な親水性ポリマーからなり、外側の連続したフィルム遮 断層は、透湿性層である。 このタイプの、望ましくかつ好ましい吸収性素材と 作製方法は、前述の欧州特許第0059049号に開示されている。
上記の望ましくかつ好ましいラミネートの吸収性素材からなるトレッシングは、 従来のトレッシングに優る多くの長所を有する。このトレッシングは、適合性か よいため、それが貼付される体表面に密着した状態を保持し、それによって、滲 出している創傷あるいはl[からの吸収されない液体かたまることを抑制下る。
ドレッシングは、充分な吸収能を有するため、滲出している創傷あるいは尊属か らの多量の滲出液を吸収する。また、ドレッシングの遮断性か、病原性細菌ある いは水性液体かドレッシングを透過して創傷あるいは尊属に達するのを抑制し、 滲出液が創傷あるいは![からドレッシングの外表面に現れることを抑制する。
このドレッシングは、その弾力性によって、圧迫に対して創傷あるいは尊属部を 保護し、更に、加圧された後は速やかに当初の厚みを回復する。
この発明のドレッシングの厚みは、適切には少なくとも0.5mm、好ましくは 、少なくとも1mmにすることができる。
ドレッシングの厚みは、また、適切には、20mm以下であり、好ましくは15 mm以下にてきる。代表的なもので、1mmから12mmまでの厚みが望ましい 。
このドレッシングは、その透湿性によって、吸収した滲出液を蒸発させ、吸収能 を高めることかできる。かような透過性によって、ドレッシング下の損傷してい ない皮膚は呼吸か可能となり、皮膚上の湿気の堆積による冷浸を抑制する。
ドレッシングの透湿度は、このような長所が生じるのに充分な大きさで、しかも 創傷の乾燥を防止するのに充分な小ささでなければならない。ドレッシングの透 湿度(mvtr)は、100〜20%相対湿度差のとき、37°Cで、適切には 300gm−”以上であり、好ましくは24h−’につき500gm−2以上で ある。透湿度の価は、以下gm−2で略書きする。
ドレッシングの用途により、ドレッシングの透湿度(MVTR)は、適切には3 000gm−”以下であり、好ましくは2500gF”以下である。あるいは、 透湿度(MVTR)は、少なくとも2500gm−2であり、14000gm  ”以下であればよい。
このような透湿度(MVTR)特性を有するドレッシングは、創傷や尊重の、湿 気による治癒を可能とし、特性か適度に高い場合には、痛みを緩和する鎮静冷却 環境を提供することができる。
このドレッシング材の透湿度(MVTR)は、ペインカップ法による。このペイ ンカップ法で、例えば、テストされるネット、フオーム及び外部遮断層からなる ラミネートであるドレッシング素材のディスクを、シーリングリングとスクリュ ークランプを用いてペイン透過カップ(フランジ付きの金属カップ)上に留める 。テストサンプルの露出表面は、10cm2である。各々のカップは、約10m 1の蒸留水を含有する。
重量測定後、カップを、37°Cに保持したファン付き電気オーブンに配置する 。オーブン内の相対湿度差は、オーブンの底部にIkgの無水の3−8メツシユ の塩化カルシウムを配置することにより、約lO%に保持する。
カップを24時間後取り出し、20分間冷却し、再度、重量測定を行う。テスト 素材の透湿度CMVTR)は、重量減から計算され、100〜10%相対湿度差 のとき、37°Cで、24時間につき1平方メートルの重量ダラム単位で表され る。
このドレッシングは、透湿度(MVTR)特性と非接着性の組み合わせにより、 創傷あるいは尊重が治癒し、その治癒した創傷あるいは尊重の表面を引き裂くこ となしに剥がれるまで創傷あるいはs厘のある場所にとどまる。
また、この発明は、葉状形態のブランクの形のドレッシング材を提供する。
この発明の実施例では、ドレッシング材は、共通の連結部によって結合した二つ の葉状物を有する単一ブランクからなる。
凹凸型は、連結部でブランクを折り、連結部で近接する各々の葉状物の端部を接 合し、作製される。かような端部を接合すると、ブランクは、凹凸型に保持され る。
あるいは、ドレッシング材は、各々の葉状素材の分離した断片又はブランクであ る。二つの断片を端部の一部で結合すると、この合成された構造は変形し凹凸型 をとる。
素材の端部は、適切な公知方法で、結合できる。適切な方法には、接着接合法、 熱封止法、接着テープ固定法等がある。
端部を結合する好ましい実施例には、衝撃誘導等の熱封止法あるいは高周波熱封 止法がある。
接合時、側端か接し、実質的に接合部かほぼ滑らかで平坦であることか好まれる 。
ラミネートからなるこの発明のドレッシングの凹凸型は、ラミネートの第1端と 第2端を接合し、曲線に沿って端部を接合し、通常に作製する。
各々の端部は、通常、単一ラミネートシートによって作製する素材の端部である 。
この発明を、以下、図を参照して説明する。
図1は、この発明のブランクの見取図である。図2は、この発明の他のブランク の見取図である。図3は、図1に示されたブランクから作製したこの発明のドレ ッシングの透視図である。
図4は、図3の端部の拡大図である。
図1は、最高部に創傷接面を有する柔らかで柔軟な吸収素材から作製されたこの 発明のブランク1を示す。ブランク1は、連結部4で結合された二つの部分2. 3を育す。
図1の実施例で、部分2.3は、類似の球根状の形と寸法を有す。部分2.3は 、各々、同地5、及び連結部4に近接した一対の線6.7を育す。
ブランク1は、連結部4周辺で(創傷接面を内側にして)折ることができ、部分 2.3の対置線6.7は接合し、凹凸型ドレッシングを作製する。ブランクlの 部分2は、吸収素材の厚みを補うために連結部のいずれかの側に内削陰部8を有 する。
図2は、連結部12によって結合した二つの部分10及びllを有する図1に示 すものと類似のブランク9を示す。部分10及びIIは、類似の円形と寸法を育 す。両者のかような部分は、同地13.14、および連結部に近接した一対の側 部15.16を有す。しかし、側部15.16は、図1のブランクの直線部では なく、曲線部である。
この発明の他の実施例では、ブランクの部分2.3は、寸法と形状においてドレ ッシングのタイプに適合させることができる。例えば、踵用ドレッシング作製用 のブランクでは、踵の後部と#1部をカバーする部分2は、踵の底部をカバーす る部分3よりも大きい。
図3は、図1のブランクから作製したこの発明のドレッシングを示す。ドレッシ ング17は、ひしゃげた凹凸型あるいは杯の形状を有す。ドレッシング17は、 折り込まれた外縁部18、及び二つの側線部21.22で接合する二つの外に膨 んだ周辺部19.20を有す。図2に示された周辺部がなす角度は90”以下で ある。かような角度は、ドレッシングのタイプに適合させることかできる。例え ば、ひじ用ドレッシングは、借用ドレッシングに比べて、外縁角度は、はるかに 大きい。
図4は、ドレッシング17の吸収性素材23を示すドレッシング17の周辺部1 9の端部の拡大図である。吸収性素材23は、創傷接触層24、吸収層25およ び外層26を有す。
さらに、本発明は、身体の突出部の創傷治療法を提供する。
この治療法は、突出部の創傷表面に接触するよう本発明のドレッシングを貼付す ることからなる。
さらには、本発明は、身体の突8部のlI癒治庵法を提供する。
この治療法は、突出部のS癒表面に接触するよう本発明のドレッシングを貼付す ることからなる。
ドレッシングの貼付時、ドレッシングの創傷接触面が突出部の創傷あるいは尊属 表面に接触する。
ドレッシングは、適切な手段で突出部に保持される。かような手段には、管状包 帯のような包帯、接着テープ、あるいはドレッシングの創傷接触面上の接着コー ティング等がある。
かような接着コーティングは、ドレッシングの創傷接触表面の部分あるいは全体 に達し、この発明の望ましいドレッシングでは、接着コーティングは、ドレッシ ングの葉状部の外縁部上の対偶表面に位置する。かようなドレッシングが、ネッ トあるいは開口したフィルムのような開口した層からなる場合、創傷接触部の面 積の制限を受けないことは有利である。接着コーティングは、非開口部上に位置 し、接着層に透湿性を付与していることが有利である。
この発明に用いられる接着剤は、通常、皮膚への接触に適した感圧性接着剤であ る 適切な接着剤には、ポリビニールアルキルエーテル、アクリル酸エステル共 重合体及びポリウレタンゲル接着剤がある。適切なポリビニールアルキエーテル は、欧州特許第35399号、同第51935号及びイギリス特許第12806 31号に開示されている。このタイプの適切な接着剤には、ポリビニールエチル エーテル接着剤、アクリル酸、アクリル酸ブチル、及びアクリル酸2−エチルヘ キシルの共重合体がある。
適切なポリウレタンゲル接着剤は、欧州特許第123465号に開示されている 。かようなゲル接着剤は、創傷及び皮膚表面に弱い接着性を有することか有利で 、皮膚あるいは創傷に損傷を与えることなしに容易に除去できる。
国際調査報告 、11^−−ρCT/G891101745PCT/QB 91701745

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.凹型創傷接触表面を有する開口したエラストマー材の対身体層、外向き凸型 表面を有する細菌不透過性・透湿性のエラストマーのフィルム、および伸長可能 な吸収性素材の中間層からなる凹凸型の適合性創傷ドレッシング。
  2. 2.対身体層、中間吸収性素材層及び外層がラミネートである請求の範囲第1項 に記載のドレッシング。
  3. 3.吸収性素材がポリマーフォームのシートからなる請求の範囲第1項または第 2項に記載のドレッシング。
  4. 4.対身体層がポリウレタンからなる請求の範囲第1〜3項のいずれか一つに記 載のドレッシング。
  5. 5.対身体層がエラストマーのネットからなる請求の範囲第1〜4項のいずれか 一つに記載のドレッシング。
  6. 6.吸収性素材が親水性ポリマーフォームからなる請求の範囲第1〜4項のいず れか一つに記載のドレッシング。
  7. 7.エラストマーがポリウレタンである請求の範囲第5項に記載のドレッシング 。
  8. 8.外層が透湿性ポリウレタンフィルムからなる請求の範囲第1〜6項のいずれ か一つに記載のドレッシング。
  9. 9.ポリウレタンフィルムが、37℃、100〜10%相対湿度差で少なくとも 300gm−2の透湿度を有する請求の範囲第8項に記載のドレッシング。
  10. 10.対傷表面上の接着層からなる請求の範囲第1〜9項のいずれか一つに記載 のドレッシング。
  11. 11.37℃、100〜10%相対湿度差で少なくとも300gm−2の透湿度 を有する請求の範囲第1〜10項のいずれか一つに記載のドレッシング。
  12. 12.創傷あるいは■瘡ドレッシングである請求の範囲第1〜9項のいずれか一 つに記載のドレッシング。
  13. 13.踵貼付用の請求の範囲第1〜10項のいずれか一つに記載のドレッシング 。
  14. 14.ラミネートの第1端と第2端を接合し、曲線に沿って端部を封止すること によって作製する請求の範囲第2〜13項のいずれか一つに記載のドレッシング 。
  15. 15.上記の端部が、単一のラミネートのシートで作製するブランクの端部であ る請求の範囲第14項に記載のドレッシング。
  16. 16.葉状のプランク形状のドレッシング材。
  17. 17.ブランクが共通の連結部で結合した二つの葉状物を有する請求の範囲第1 3項に記載のドレッシング。
  18. 18.上記の第1、2端部が、各々ラミネートの分離した端部である請求の範囲 第2〜17項のいずれか一つに記載のドレッシング。
  19. 19.端部が熱封止法によって封止された請求の範囲第14〜18項のいずれか 一つに記載のドレッシング。
  20. 20.身体突出部上の創傷に接触するよう、請求の範囲第1〜19項のいずれか 一つに記載のドレッシングを突出部に貼付することからなる創傷治療法。
  21. 21.身体突出部上の■瘡に接触するよう、請求の範囲第1〜19項のいずれか 一つに記載のドレッシングを突出部に貼付することからなる■瘡治療法。
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