JP3027002B2 - 接着性ドレッシング - Google Patents

接着性ドレッシング

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JP3027002B2 JP2510535A JP51053590A JP3027002B2 JP 3027002 B2 JP3027002 B2 JP 3027002B2 JP 2510535 A JP2510535 A JP 2510535A JP 51053590 A JP51053590 A JP 51053590A JP 3027002 B2 JP3027002 B2 JP 3027002B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は接着性ドレッシング、特に救急用ドレッシ
ングとして適する接着性包帯に関する。
救急用ドレッシングについての第1の要件は、高度に
適合性で柔軟であることである。というのは、指のよう
に非常に丸い表面、ならびに指関節のような曲がった表
面のドレッシングとして用いる必要があるからである。
通常救急用ドレッシングは、ガーゼ層のような吸収剤
を、織物もしくはフィルム材で作った大きな裏打シート
に接着したものからなる比較的嵩の大きいが小さいパッ
トとして作られている。このパットは、傷のかさぶたと
吸収材の繊維間の付着を減少さすための傷上のパット材
の中間にカバーストック層でカバーされている。
このようなドレッシングの製造法は、その工程中、カ
バーストックとパット間、パットと裏打層間の正確な合
わせを保持する必要がある。
また、公知のドレッシングは、非常に多孔性の材料か
ら作られるため、空中からの細菌がドレッシングに入り
傷に感染する欠点がある。この問題は、ドレッシングが
耐水性がない場合にさらに目立つことになり、水中から
の細菌やウイルスがドレッシングに入ったりドレッシン
グ中に残留することになる。
製造および細菌汚染に関連する問題が、同一の広がり
を有する層の複合体からなる非常に柔軟で適合性(conf
ormable)なドレッシングにより減少さすことが可能で
あることを見いだした。
この発明によれば、高分子フォームからなる吸収層、
その吸収層の1つの表面上の対傷不連続接着層と吸収層
の他の表面上の液体不浸透の透湿性材層とからなり、吸
収層の2つの対向端での厚みが、そのへりの間の吸収層
の厚みより実質的に小さい適合性創傷用ドレッシングが
提供される。
この発明のドレッシングは、3つの同一広がりの層、
すなわち上部の透湿性層、中間の吸収層および底部もし
くは対傷接着層からなる複合体の形態でありうる。
他の具体例においては、少なくとも吸収層と同一広が
りである第4のさらなる中間層を、吸収層と接着層との
間に位置させてもよい。この第4の層は、吸収層の役割
をしないよう不連続層であるべきである。
この発明のドレッシングの特長は、対向へりがドレッ
シング間の領域より実質的に薄いことである。この特長
は、ドレッシングの曲げ剛性がへりで減少するのでドレ
ッシングの適合性を増強するのみならず、ドレッシング
がエッジでからまり不必要に持ち上がる危険が減少す
る。
用語、“対向へり(opposed margins)”とはドレッ
シングの周囲を形成している別々の明白に区別されたエ
ッジにへりがある具体例のみならず、ドレッシングの周
囲に単一の連続端で区別できないエッジ、例えば円形又
は楕円形のドレッシングの周囲がある具体例も含まれ
る。後者の場合に、“対向へり”はドレッシングの対向
点または位置でのへりをいう。かくして、円形のドレッ
シングでは、対向へりは、全く反対の位置にへりがあ
る。
吸収層の対向へりの厚みは、へり間の層の厚みの3分
の2より大でないのが好ましい。より好ましいのは、へ
りの厚みが、へり間の層の厚みの半分以下である。ドレ
ッシングの厚みは、端のへりに対し段階的もしくは連続
的に減少さすことができる。例えば、吸収層からなる材
料が面取り端を有してもよい。
救急用包帯への使用に適するドレッシングでは、端間
の領域でのフォーム含有層の厚みは、約5mm厚みまで、
好ましくは2.5mm厚みまでにすることができる。専門家
用や監視用ドレッシングのような大きなドレッシングに
は、端間の領域の厚みは5mm以上例えば2.5cmまででもよ
い。端の厚みは、この発明では、中間領域の厚みの約10
%以上大きくない。
通常、ドレッシングの層は、積層体を形成するように
接触して付着される。
この発明の創傷用ドレッシングは、透湿性であるのが
好ましく、その透湿度は、100%〜10%相対湿度差、37.
5℃で24時間において少なくとも300g/m2、適切には300
〜5000g/m2、好ましくは500〜2000g/m2である。このよ
うな透湿度は、ドレッシングの下の創傷が、傷の周囲の
皮膚を柔らかくすることなく湿った状態で治癒さすであ
ろうことが見いだされた。
透湿度(MVTR)は、次のように定義された、テスト材
のデイスクを、ペイン透湿カップ(フランジ付金属カッ
プ)に、封止リングとねじ止めで締める。テストサンプ
ルの露出表面積は10cm2である。各カップには約10mlの
蒸留水を含有する。
秤量後、カップを37±1℃に保持したファン付電機オ
ーブンに入れる。オーブン内の相対湿度を、オーブン床
に3〜8メッシュの無水塩化カリウム1kgを入れて約10
%に保持する。
カップを所定時間後に除去し、20分間冷却し再秤量す
る。テスト材のMVTRは、重量損失から算出し、重量g/m2
/24時間の単位で表される。
この発明で使用される接着剤は、治療中の傷の湿った
表面に接着しないものが適する。この発明のドレッシン
グの対傷面の接着剤は、ドレッシングを傷部位の皮膚に
接着させる。
接着剤は、吸収層または中間の不連続層に塗布するこ
とで適用することができる。他の具体例では、接着材
は、中間または吸収表面にその場で形成してもよい。
接着材は不連続層であってもよい。この不連続層とし
ては、ランダムに分布したスポットや多孔性接着材の層
のようなランダムに不連続であってもよい。または、不
連続接着層は、規則的に配列したスポットまたはライ
ン、あるいは格子状配置の形での規則的なパターンの層
であってもよい。
接着材を不連続層に塗布する場合、接着剤自体が中間
層の表面での連続コーティングであってもよい。接着剤
層はそれ自体不連続で、これが中間層での不連続性を与
える。
この発明の他の具体例では、接着層は、吸収層と同一
広がりである必要はない。接着剤がドレッシングの端に
あるのが望ましい。しかし、接着層は、吸収層または中
間層の全対傷表面上にある必要はない。この具体例で
は、接着層は、連続あるいは不連続接着剤コーティング
もしくは層からなることができる。接着剤は目での区別
を与えるため、吸収層または中間層と違った色付けをし
てもよい。従って、吸収層または中間層は直接傷と接触
する層として、周辺の層を接着剤としてドレッシングを
そのまま組織に固定してもよい。
吸収層もしくは中間層の対傷表面の少なくとも10%を
接着剤でカバーし、接着剤が対傷層の全周辺領域に存在
するのが好ましい。しかし、フリーな領域は40%ほどの
小さいのが望ましい。
この発明のドレッシングの対傷層における接着剤層
は、15〜75ミクロンの厚みが適し、好ましくは25〜50ミ
クロンの厚みである。対傷層の接着剤としては、接着性
外科用または医療用ドレッシングに通常用いられる感圧
接着剤であれば何れでもよい。好ましい感圧接着剤とし
ては、英国特許明細書第2070631号およびヨーロッパ特
許明細書第0099675号、同第0194881号に開示のような、
アクリレートエステルコポリマー接着剤およびポリビニ
ルエチルエーテル系接着剤からなるものである。
接着剤とフォーム吸収層の中間の不連続層に使用され
る材料は、開口を備えた適合性の弾性フィルムでもよ
く、また複数の適合性弾性ストランドを所望の形、大き
さと形状のネットにしたものでもよい。他の具体例で
は、不連続層は不織布で形成してもよい。
不連続層は高分子フィルムで形成するのが適する。フ
ィルムは、孔あけ、開口またはカットをしてもよい。ま
た、フィルムは、ネットを形成すべく物理的処置に付し
てもよい。
適合性で、弾性の不連続フィルムまたはネットは、傷
滲出物を吸収フォーム層に通過させるが、一方吸収層が
傷面に直接的に接着するのを防ぐものである。
この発明に使用する不連続層は、一体ネット、すなわ
ち、製造中単一フィルムから一体的に形成されたストラ
ンドと接合部を有するネットであるのが好ましい。
不連続層は、創傷ドレッシングが身体の輪郭と適合
し、それによって傷からの滲出物の吸収が確実になるよ
う傷面との全体的接触が保持させるのに十分な適合性で
あるのが好ましい。
不連続層は、例えば液体吸収での拡張によって起こる
ごとき吸収層での寸法変化を調節するのに十分な弾性的
に伸長しうるものであることも望ましい。
不連続層としては、2.5cm巾ストリップを、20℃で30c
m/分伸長速度で測定して、100%〜800%望ましくは200
%〜750%好ましくは300%〜700%の破断点伸であるの
が適する。
弾性体の不連続層は、医薬的に受容な水不溶性の弾性
体から通常作られる。
不連続層を作るのに用いられる弾性体としては、ポリ
ウレタン類、ポリブタジエンなどが適する。
弾性体の連続相と、この弾性体と非相溶性ポリマーの
不連続層のポリマーブレンドを、中間層例えばネットに
用いることもできる。ポリマーブレンドとしては、ポリ
ウレタンのような弾性体またはエチレンビニルアセテー
トコポリマーとオレフィン(例ポリスチレン)のような
非相溶性ポリマーとのブレンドが適する。
ネット用の材料としては、熱可塑性ポリウレタンが好
ましい。
好ましい熱可塑性ポリウレタンとしては、ポリエーテ
ルまたはポリエステル基を含有する線状ポリウレタンが
ある。適切な線状ポリエステルポリウレタンは英国特許
明細書第2871218号に開示されている。適切な線状ポリ
エーテルポリウレタンは英国特許明細書第2899411号に
開示されている。望ましい熱可塑性ポリウレタンには、
B.F.グットリッチ社のエスタンがある。好ましい溶液キ
ャストグレートとしては、エスタン5714F1、5702と5703
がある。好ましい押出用グレードとしてはエスタン5802
01がある。
1,2−ポリブタジエンが適切なポリブタジエンであ
る。1,2−ポリブタジエンとして望ましいのは、主成分
がシンジオタクチック1,2−ポリブタジエンで、25%〜3
0%の結晶性と100,000以上の平均分子量を有する。好ま
しい1,2−ポリブタジエンは、日本合成ゴム社製のRB81
0、RB820、RB830として知られている。
ドレッシングの不連続層のネットは、選定した配列の
ストランド、接合部開口面積により、またその形状と相
対サイズにより何れの便宜の形であってもよい。ネット
中の開口の数と大きさは、傷滲出物がフィルムを経て吸
収層に移行するのに十分にされる。フィルムの厚みとの
組み合わせで開口の大きさを、吸収層が傷面と接触する
のを防止するようにネットを適用するのが最も適する。
4mmまでの寸法の開口をネットが有するのが適する。一
般的に開口寸法は、0.5mm以上、例えば0.05〜4mmで、よ
り適切には0.05〜2.5mmまたは0.05〜2.0mm、好ましくは
0.1〜2.5mmである。ネットは少なくとも0.04mmの厚みを
有するのが適する。
ネットの厚みは2.5mmまでが適し、例えば0.01〜2.5m
m、代表的には0.01〜0.25mm、好ましくは0.05〜0.5mmで
ある。
この発明のネットはcm当たり少なくとも4つの開口を
有するのが適当で、より適当なのはcm当たり40までの開
口を有する。この発明の望ましいネットは、0.05〜2.5m
mの寸法でcm当たり4〜40開口を有する。ネットと傷面
は80%までの面積空隙率(area void)を有してもよ
い。ネットの傷面は、15〜80%の面積空隙率(開口)を
有するのが適する。面積の25〜75%が空隙であるのがよ
り適し、より適切には35〜65%の面積空隙率を有する。
この発明の創傷用ドレッシングのネットは、ストラン
ド、接合部、穴面積の選定した配列や形状および相対サ
イズに従って何れの便利な形であってもよい。
好ましい形でのネットは、方形格子穴パターンを与え
るよう直角に交差する縦ストランドと横ストランドから
本質的になる。
このタイプの適切なネットは縦と横の両方向に、cm当
たり2〜50のストランド、望ましくは4〜40のストラン
ド、好ましくは2〜24ストランドを有する。
正方形格子パターンを変形して、一体ネットの他の望
ましい形とすることができる。縦または横方向の何れか
のストランドを不均等な密度とすると長方形穴領域とな
る。一方向を連続的に平行なストランドとし他の方向の
結合ストランドを互い違いに配列させる“れんが積み”
パターンとなる。一体ポリマーネットの他の適当な形と
しては、縦または横方向に角度をもってストランドを配
す(すなわち斜行ストランド)とすることができる。一
体ポリマーネットの他の好ましい形は、ストランドと穴
領域を円形もしくはほぼ円形(例えば6角形)の配列で
の交差配列である。
一体ポリマーネットは、所望の2以上の配列の混合パ
ターンの形とすることができる。
この発明に用いる開口フィルムまたはネットは10〜80
gsmの重量を有するのが適当で、好ましくは15〜50gsmの
重量を有する。
接着層または組み合わせの接着・非連続層は、例えば
液体の吸収や、指関節やひじでの屈曲や伸長のような体
表面の動きで拡張が生じうる吸収層での寸法変化中、ド
レッシングの破壊が生じないように膨張性であるのが好
ましい。
この発明のドレッシングの吸収層に使用される吸収材
はポリマーフォームである。このフォームは、高度の適
合性の親水性フォームであるのが好ましく、連続気泡フ
ォームがより好ましい。
この発明のドレッシングに用いられる適合性で親水性
ポリマーの連続気泡吸収層は、傷滲出物を吸収しうる。
親水性ポリマーフォーム層は、吸収パットの低粘着性を
増強するよう傷滲上物を速やかに吸収するのが望まし
い。この急速吸収がドレッシングと傷との間での望まれ
ない滲出物の貯えるのを防止する。
連続気泡親水性ポリマーフォーム層の液体を吸収し保
持する能力は、フォーム気泡の大きさ、フォームの多孔
性やフォーム層の厚みにある程度従属する。
この発明の連続気泡親水性フォームは30〜700ミクロ
ンの気泡サイズが適し、50〜500ミクロンの気泡サイズ
が好ましい。この発明のドレッシングの連続気泡親水性
フォームは膜開口として、セルの全膜面積の20〜70%を
有するのが適し、30〜60%を有するのが好ましい。
このような連続気泡フォームはフォーム中へ液体と細
胞質片が移行する。
フォームとしては、ポリウレタン、カルボキシル化ブ
タジエンスチレンゴム、ポリアクリレートなどのフォー
ムが適する。このフォームはそれ自体親水性材料から作
っても、例えば界面活性剤で親水性になるように処理し
てもよい。それ自体親水性のポリマーでフォームを作る
と、滲出物が急速に凝固しがたいことが見いだされてい
るので好ましい。
この発明のドレッシングの吸収パットに親水性ポリマ
ーのフォームを用いると、産出した滲出物が吸収され傷
面から出ても傷を湿潤状態に保持させる。
望ましい親水性ポリマーフォームとしては、親水性ポ
リウレタン、特に架橋親水性ポリウレタンから作られた
フォームである。好ましいフォームは親水性のイソシア
ネート末端ポリエーテルプレポリマーを水と反応させて
作ることができる。
このタイプの親水性ポリウレタンフォームとしては、
ハイポールフォームとして公知のものが適する。ハイポ
ールフォームは、W.R.グレース社から市販のハイポール
親水性プレポリマーから作ることができる。
適合性の親水性ポリウレタンフォームは、2官能以上
のイソシアネート末端ポリエーテルと界面活性剤および
水とを混合し、混合物をある面上に注型することにより
作ることができる。この面は、中間の不連続層であるの
が有利である。
好ましいイソシアネート末端ポリエーテル類には、W.
R.グレース社市販のハイポールFHP2000、2001、3000、3
001、2002、2000HDが含まれる。ハイポールはW.R.グレ
ース社の小冊“Hypol:foamable hydrophilic polymers
−laboratory procedure and formulation"に記載され
ている。その製法と用途は英国特許明細書第1429711
号、同第1507232号に記載されている。
適合性、親水性ポリマーフォームを形成するのに適す
る界面活性剤には、非イオン界面活性剤が含まれる。非
イオン界面活性剤としては、BASF Wyandotleより市販の
プルロニックとして公知のオキシプロピレン−オキシエ
チレンブロックコポリマーがある。好ましいプルロニッ
クには、L65、F87、P38、P75とL62がある。他の望まし
い非イオン界面活性剤には、ハネーウエル アトラス社
市販のBrij72として公知のポリオキシエチレンステアリ
ルエーテルがある。
ハイポールFHP2000、2001、3000、3001、2002、2000H
Dの100重量部と、1種または混合物の界面活性剤の0.3
〜7重量部、水の30〜300重量部を混合し、発泡性混合
物を面上に注型すると適当なフォームが作られる。代表
的な発泡性混合物は、約20秒のクリーム時間、約250秒
のライス時間と約40秒の硬化時間を有する。
この発明のドレッシングの吸収層に使用する好ましい
フォームは、本出願人の英国特許明細書第2188055号に
開示され、特に、ポリアルキレングリコールモノアルキ
ル(またはモノアラルキル)エーテルから誘導された残
基からなる親水性ポリウレタンフォームが記載されてい
る。このフォームは、2以上の官能性を有するポリイソ
シアネートとポリアルキレングリコールモノアルキルま
たはアラルキルエーテルの反応物を水と反応させて作る
ことができる。
好ましいポリアルキレングリコールモノアラルキルエ
ーテルはアルキレン基が4つまでの炭素原子を含有する
ものがある。アルキレン基としてはエチレンが最も好ま
しい。
反応生成物を形成するのに用いる適切なポリアルキレ
ングリコールモノアルキルエーテルには、アルキル基が
1〜20の炭素原子を含有するものがある。ポリアルキレ
ンエーテールとしては、アルキル基がメチル基のものが
望ましい、他の好ましいポリアルキレングリコールモノ
アルキルエーテルの群としては、アルキル基が10〜18の
炭素原子を含有する、例えばラウリルまたはセチルであ
るものがある。
ポリアルキレングリコールモノアラルキルエーテルに
はアリール部分がフェニルのものが含まれる。好ましい
エーテルはアルキル部分が1〜20の炭素原子を含む、例
えばオクチルまたはノニルのものである。
ポリアルキレングリコールモノアルキルまたはアラル
キルエーテルは平均分子量180〜600のものが適する。こ
の発明の柔軟フォームを作るのに使用される反応物形成
用のエーテルは、平均分子量180〜1300が適し、平均分
子量350〜1000が好ましい。
この発明の剛性フォームを作るのに用いられる反応物
形成用のエーテルとしては、平均分子量1500〜6000が適
し、平均分子量3000〜5000が好ましい。
エーテルとしては、平均分子量約1090または360を有
するポリエチレングリコールモノラウリルエーテル(ハ
ネーウエルアトラスから入手しうるBrij35またはBrij3
0)、平均分子量約500または5000を有するポリエチレン
グリコールモノメチルエーテル(アルドリッヒ ケミカ
ルから入手しうるPEGモノメチルエーテル分子量550また
5000)が適する。
ポリエチレングリコールモノノニルフェニルエーテル
としては商品名アンタロックスCO−320とCO−990として
市販のものが適する。ポリエチレングリコールモノノニ
ルフェニルエーテルとしては、平均分子量約440を有す
るもの、GAF社(英国)から入手可能なアンタロックスC
0−520とC0−990がある。この発明に用いるポリエチレ
ングリコールモノアルキルまたはアラルキルエーテルは
通常水を含有する。しかし、ポリイソシアネートとの反
応で生成する尿素基の数を制限するためエーテルは1%
以下の水を含むのが好ましい。
反応物形成用のポリイソシアネートは、2以上、例え
ば2〜5の官能価を有し、2.2〜3.5の官能価を有するの
が好ましい。適切なポリイソシアネートには、脂肪族と
芳香族ポリイソシアネートが含まれる。脂肪族ポリイソ
シアネートが好ましい。脂肪族イソシアネートは通常室
温で液体であり、そのため液体反応混合物に使用するの
に便利である。この発明に使用する脂肪族ポリイソシア
ネートとしては、バイエル社から入手しうるDesmodur N
100として公知の2.6の官能価を有する1,6−ヘキサメチ
レンジイソシアネートのビウレットである。
反応物形成用の芳香族ポリイソシアネートとしては、
高分子メチレンジイソシアネートが望ましい。高分子メ
チレンジイソシアネートは、4,4−ジフェニルメタンジ
イソシアネートと1以上の高分子同族体の混合物からな
る。高分子メチレンジイソシアネートはICIから入手し
うるVM20、VM50、DNDとVMO(それぞれ官能価は2.13、2.
49、2.70と2.90である。)が適する。
この発明での使用に適する反応物は1以上のポリイソ
シアネートと1以上のポリアルキレングリコールモノア
ルキルもしくはアリルアルキルエーテル(アルキルとア
ラルキルの混合エーテルを含む)との反応物である。反
応物は連鎖延長剤を用いて形成するのが有利である。
反応物形成用に使用する連鎖延長剤としては、エタン
ジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオー
ルが適する。
この発明のドレッシングの適合性で透湿性の外層が存
在する場合、連続でも非連続でもよい。
好ましい透湿性外層は、連続の適合性フィルムであ
る。この発明の創傷用ドレッシングの適合性で連続の透
湿性フィルム外層は、ドレッシングの下の傷領域からの
湿気の損失を規制し、またドレッシングの外面での細菌
が傷に透過しないよう細菌壁として作用するのに用いる
ことができる。
連続適合フィルムとしては、100%〜10%相対湿度
差、37.5℃で少なくとも300g/m2/24時間、適切には300
〜5000g/m2/24時間、好ましくは500〜2000g/m2/24時間
の透湿度を有する。連続フィルムのこのような透湿度は
ドレッシングの下の傷が湿った状態で、傷の周りの皮膚
を柔らかくすることなく治療させる。
透湿性連続フィルムとしては、英国特許第1280631号
に開示のもののような、ポリウレタンまたはアルコキシ
アルキルアクリレートもしくはメタクリレートのコポリ
マーから作りうる。適切なポリウレタンおよびポリウレ
タンフィルム、特に高透湿性ポリマーとフィルムは、ヨ
ーロッパ特許明細書第0091800号に開示されている。
連続透湿性フィルムは、空隙を含有する適合性のポリ
ウレタン−不相溶性ポリマーブレンドフィルムである。
適切な適合性ポリウレタンブレンドフィルムは、英国特
許出願GB2081721Aに開示されている。好ましいフィルム
は、ポリウレタンと高耐衝撃性ポリスチレンのポリマー
ブレンドである。
適合性の透湿性外層は微孔フィルムからなるのが適す
る。この発明の創傷用ドレッシングの適合性微孔フィル
ムの外層はドレッシングの下の傷領域からの水分損失を
規制し、細菌壁として作用し、ドレッシングの外面での
細菌が傷に浸透するのを遅らすか防止するのに用いう
る。
適切な適合性微孔フィルムは、透湿度が300〜5000g/m
2/24時間/37.5℃,100〜10%相対湿度差、より好ましく
は500〜4000g/m2/24時間/37.5℃、100〜10%相対湿度差
である。
適切な適合性微孔フィルムは、2ミクロン以下、望ま
しくは0.6ミクロン以下、好ましくは0.1ミクロン以下の
孔直径を有す。このような微孔フィルムは、0.01ミクロ
ン以上の孔直径を有すべきである。適切な適合性微孔フ
ィルムは、25〜400ミクロン、好ましくは50〜300ミクロ
ンの厚みを有する。適合性微孔フィルムは、ポリマーか
ら作られる。
適当なポリマーとしては、粒子充填物(例:チョー
ク)含有のベバックス(キャットコケム8A)で市販され
ているポリエーテル−ポリアミドコポリマー、可塑化ポ
リビニルクロリド、ポリウレタンエラストマー、エチレ
ンビニルアセテートコポリマーエラストマーが含まれ
る。
望ましい適合性微孔フィルムは、微孔可塑化ポリビニ
ルクロリドフィルムで、平均孔直径が2ミクロン以下、
厚みが250〜300ミクロン、透湿度が3000〜5000g/m2/24
時間/37.5℃、100〜10%相対湿度差のものである。
この発明の創傷用ドレッシングの適合性透湿性外層
は、外層を連続気泡フォームの層に結合するため透湿性
接着剤層からなってもよい。接着剤層は連続でも非連続
でもよい。
連続層として透湿性である接着剤には、各種のアウリ
レートエステルコポリマーやポリビニルエーテルの感圧
接着剤があり、例えば英国特許第1280631号に開示され
ている。望ましい感圧接着剤は、例えば英国特許出願GB
2070631号に開示のアクリレートエステルとアクリル酸
のコポリマーからなる。
この発明の創傷用ドレッシングには、局所活性の医薬
を含有さすことができる。抗菌剤が最も適用な医薬であ
る。抗菌剤としては銀塩、例えばスルファダイアジン銀
や、ポビドンヨウ素(ビニルピロリドンヨウ素またはPV
P/Iとも称され)のような受容性ヨウ素源、クロルヘキ
サジンのグルコネート、アセテート、塩酸塩などの塩、
ベンザルコニウムクロリド等のような第4級抗菌剤の広
範囲抗菌剤がある。
薬剤をフォーム層または接着性コーティングの中に入
れる。
薬剤を好ましくはドレッシングのフォーム層の中に入
れる。
この発明のドレッシングのフォーム層の中に挿入する
ための適切な薬剤の好ましい量は、上記の特許出願に開
示されている。
吸収層中のフォームは、超吸収材を含有してもよい。
適切な超吸収材はよく知られており、デンプンおよび架
橋したメチルセルロースのような他のセルロース剤並び
にアクリル性不飽和結合のある公知剤を含有することが
できる。
この発明の創傷用ドレッシングは通常の形または大き
さであってよい。好ましい形としては、創傷用ドレッシ
ングは、長方形の、卵形の、または円形のパッドであ
る。創傷ドレッシングは、他の好ましい形としては、伸
縮性のストリップであって、包帯として用いられるか、
またはより小さなドレッシングを作るのに用いられる。
ドレッシングは、指関節、膝および肘のような屈曲面ま
たはわん曲面に用いられる不規則な形であってもよい。
ドレッシングのより薄い周辺部は、全ドレッシングの
表面積の10%程度で少ない。しかし、この周辺部は、全
ドレッシングの身体と接触する表面積が、例えば90%ま
でからなり、代表的にはドレッシングの身体接触面の20
〜60%からなる。
1つの具体例としては、接着層は、ドレッシングのよ
り薄い周辺部の領域のみをカバーし、身体接触面の中心
の接着剤のない使い捨ての領域は、吸収層の厚みのある
領域として定義され、かつ接着剤のない創傷接触領域と
定義される。
周辺部の巾は、ドレッシングの全周辺と全く同一であ
る必要はない。例えば、一般的に長方形または楕円形の
ドレッシングは、小さい軸上の周辺部より巾広い、1つ
の軸上に相対する周辺部を有する。説明すると、身体接
触面積の大きさが10cm×2cmの長方形のドレッシング
は、中心に使い捨ての厚みのある領域6cm×1cmを有し、
主軸の周辺部は3cm巾であり、一方、小さい軸の周辺部
は、0.5cm巾に過ぎない。この方法では、吸収層の厚み
のある領域がドレッシングのクッションのある創傷接触
部に制限され、接着層の大部分を支える、より薄い縁端
が、ドレッシングの定着部として機能するため、ドレッ
シングの身体への適合性は阻害されない。この構成のド
レッシング類は、例えばドレッシングを指に適応させる
時、ドレッシングの端部が、互いに重り合い、ドレッシ
ングの重なり部の全厚みは最少になるという利点を有す
る。
この発明のドレッシング類は、救急用のドレッシング
類はまた包帯として適切であるが、薬剤の、また創傷用
ドレッシング類としても用いられる。
この発明のドレッシング類は、救急用の分野でまず第
一に用いられ、及び大量の浸出液を出さず、かつ切り傷
やすり傷のような少量の出血の創傷や打撲傷の最初のド
レッシングとして家庭や作業所で用いられる。
ドレッシング類は、例えば指の小さな切傷から、例え
ば肘または膝の皮膚の大きなかすり傷までを含む傷のド
レッシングとして種々の形や大きさで適用される。ドレ
ッシング類は、正方形、長方形、円形、卵形または楕円
形の形をしていてよい。ドレッシング類は、指関節の創
傷ドレッシング用として例えば、主要部または中心の創
傷接触領域から延出する多数の指を有する特殊な形であ
ってもよい。身体接触面上に接着剤を有するドレッシン
グの中心部を指関節や指類の創傷の上に置き、ドレッシ
ングの指部は隣接する指類及び手の裏側に接着させる。
この構成のドレッシング類は、手を自然に屈接させ、
ドレッシングがはずれることなく自由に動かせる。
この発明に従えば、ドレッシング類または接着性包帯
の全体の寸法は、1cm×1cmから10cm×10cm程度の小さい
ものである。別にドレッシングは、ロール形の主要縁部
に沿って好ましくは使い捨ての接着剤を有し、接着剤を
コートした周辺部の間の中心領域には接着剤がないロー
ル形に適用される。
この発明のドレッシング類は、大量の分泌物を生じな
い創傷や傷害のドレッシング類のために創傷用ドレッシ
ング類としても用いられる。このようなドレッシング類
は、保護を必要とするが、大量出血し、または大量の分
泌液を出す、病院の負傷者治療室で治療される創傷およ
び縫合した外科手術の切開をカバーする外科手術後のド
レッシングとして適用される。
このような創傷用ドレッシング類は、家庭及び作業所
で救急用に用いられるドレッシング類より大きなサイズ
になる傾向がある。創傷用ドレッシング類は、より大き
な救急用ドレッシングから例えば50cm×20cmまでの大き
さが必要になる。
この発明の創傷性ドレッシングは無菌であることが望
ましい。この発明の創傷性ドレッシングは細菌不浸透性
のパウチの中に備えるのが有利である。このようなパッ
ク体は、無菌条件下または通常方法でパックした後滅菌
して作製される。好ましい滅菌法としては、加熱滅菌、
例えば蒸気による方法が挙げられる。他の好ましい方法
としては、エチレンオキシド滅菌またはγ線照射が挙げ
られる。
他の観点では、この発明は、液体不透過性で湿度透過
性層と、ポリマーフォームからなる吸収層と、及び創傷
接着面に接着剤を有する創傷性面層とを併せてなるこの
発明の創傷用ドレッシングの製造法が提供される。
吸収層は、型の中に適切なポリマーを発泡させ望まし
い形にされる、すなわち、ブロックの中でキャストし、
他の成分と組合せの前に望ましい形にカットすることに
より、または単独でもしくは他の成分とキャストし、そ
の後複合材を造形、例えばエンボスにより成形し、薄い
周辺部とその周辺部の間にある、より厚みのある領域を
有する吸収層が形成される。
通常、層の結合はラミネート方法であってもよい。こ
のようなラミネート法は、適合性の透湿性外層で創傷ド
レッシングを作るのにも用いられる。
接着剤は、不連続層が、フォーム層にラミネートする
前、間もしくは後にその層の創傷接触面上にコートされ
るかまたは直接フォームの創傷接触面上にコートされ
る。好ましい方法では、流動状態での接着剤は、ばらば
らに浮出した領域と、連続のくぼみの領域のパターンを
有する剥離剤塗布面のくぼみにキャストされ、及び接着
剤層に同様の方法で形成された網目層にキャストされ
る。
好ましいキャスト面は、エンボスしたポリマーシート
である。適切なエンボスしたポリマーシート類は、上記
の特許出願に開示されている。
この発明の創傷ドレッシング類の接着剤面は、通常、
剥離剤をコートしたプロテクターを備えている。この剥
離剤塗布プロテクターは、エンボスしたシート支持体で
あって、接着剤塗布の網目層を形成するために用いられ
る。他の適切な剥離紙をコートしたプロテクターとして
は、Sterling Coated Papers社製のSteralease紙15番及
び67番のようなシリコン塗布の剥離紙が挙げられる。
この発明のドレッシング類は、連続的な製造法により
容易に製造することができる。すなわち、透湿度フィル
ム及びポリマーネットは、二つのローラーのニップ間ま
たは1つのローラと平台の間を通して、ニップの中ノフ
ィルムとネットの間にポリウレタンフォームを注入す
る。フォームは、上記したような適切なイソシアネート
プレポリマーと、例えば水と混合することにより注入点
でその場で成形される。ついでフォーム層の中により薄
い領域を作るためにフォームを完全に硬化する前に、三
層の複合体は、複合材のエンボスする場所を通過させ
る。フォームの硬化が完結した後、エンボスした複合体
は、ついで剥離紙支持体シート上に予め塗布した適切な
接着剤を転写塗布する。一度接着剤を転写し、通常の接
着剤用の保護紙を除いた支持紙を接着剤表面上に通常の
方法により置く。最終的にドレッシングは、複合材をよ
り薄いエンボスした領域でカットして打抜き、個々のド
レッシングを包装する。
所望によりドレッシングは製造工程及びパック工程の
完結中又は完結時に滅菌される。
この発明は、添付の図面によりさらに詳述される: 図1〜4は、この発明のドレッシングの断面の概略図
であり、図5a,5b及び5cはこの発明によるドレッシング
の各断面図、平面図及び底面図である。
図面を参照して、ドレッシング1のポリマーフォーム
吸収層2は、厚みのある中心領域21とより薄い縁端また
は周辺領域22を備える。フォーム層2のトップ面上に液
体不浸透性で水蒸気透過性材シート3がある。
図2に示される具体例において、接着剤4の不連続層
は吸収フォーム2の上に直接塗布される。しかし、接着
剤は、中間の不連続層5(図1,3,4及び5a)に接着剤4
を塗布して吸収層2にラミネートするか接着させ、不連
続層として形成される。接着剤は、一般にドレッシング
の下面全体(図1,2及び4)を覆うか、またはドレッシ
ングが、中心に接着剤のない領域9を備える。
接着剤層の身体接触面5は、例えばシリコン塗布紙か
ら作られた一対の剥離プロテクターでカバーされる。
この発明は、次の実施例によりさらに説明される: 実施例1 複合材をポリエステル−ポリアミドコポリマーフィル
ム(Pebax社)、親水性ポリウレタンフォーム及びポリ
ウレタンネット(エスタン(商標名)ネット)を回転ロ
ーラーと平台との間のニップを通過させて、ラミネート
して製造した。ニップの隙間は100μmで、ローラーと
台は室温に保持された。
ポリエステル−ポリアミドフィルム(Pebax 2533グレ
ードSA00の商標名で市販)に白亜を入れ(50重量%)、
縦方向及び横方向共に延伸比5:1に延伸し、直立透湿度
約3000で、厚みが0.04〜0.06mmの微孔製品が得られた。
ポリウレタンネットをヨーロッパ特許第0059048号の
実施例に記載の方法に従って製造し、15μmの厚みに圧
縮した。
ポリウレタンフォームは先ず英国特許明細書第218805
5号の実施例1に従ってプレポリマーを作り、ついで、
英国特許第2188055号の実施例7の方法によりローラー
と台のニップでプレポリマーをフォームすることにより
製造された。
ニップを通過した後、フォームがゲル状になり、この
複合材を楕円形のパンチでエンボスし、100℃に加熱し
て、周辺部が1mmの厚み、中心領域が2.5mmの厚みを有す
る、6cm×2.5cmのドレッシングとした。より薄い周辺領
域は、内側に約3.0mm延びている。
ポリウレタンを硬化した後、ヨーロッパ特許明細書第
0194881号の実施例4に記載のように記載された、接着
剤塗布のパターンを複合材のポリウレタン網目面上に転
写塗布し、接着剤塗布した製品が得られた。製品の接着
剤の塗布重量は、43g/m2で、接着剤層は27g/m2であっ
た。
ついで接着剤面は、剥離紙でカバーされ、最終的にエ
ンボス領域を通して複合材シートをカットし、製品は救
急用ドレッシングとされた。
実施例2 エスタンネットを省略し、接着剤の塗布パターンによ
りポリウレタンフォーム上に直接接着剤を塗布すること
以外は実施例1の方法をくり返した。フォーム上に接着
剤の塗布量は40g/m2であった。ドレッシング面上の接着
剤の塗布量は27g/m2であった。
実施例3 透湿度フィルムが、GB 2081721.Aにより作られたポリ
ウレタンと耐衝撃性ポリスチレンとのブレンドから作ら
れる以外は実施例1の方法をくり返した。
実施例4 エチレン−酢酸ビニルコポリマーと耐衝撃性ポリスチ
レンのポリマーブレンドから作られるネットが、エスタ
ンポリウレタンネットの代りにフォーム吸収材と接着剤
との間の中間層として用いられる以外は、実施例1と3
の方法をくり返した。
実施例5 楕円形の「窓」ドレッシングは、全体の大きさ67mm×
25mmで作られた。厚みのある中心領域の大きさは、60mm
×19mmであった。
接着剤が、ヨーロッパ特許公開第99675号に記載のよ
うにアクリレート接着剤である以外は、ドレッシングを
実施例1に記載のようにして製造した。
接着剤を転写シート上に塗布する前に、赤色インクを
接着剤に混合し、接着剤をピンクに着色した。接着剤を
200μm塗布ブロックを用いて転写紙上に塗布した。接
着剤シートから楕円形の窓を25mm×12.5mmの大きさにカ
ットした。ついで接着剤を吸収層のフォーム面上に転写
塗布し、窓が中心の厚みのある領域に効果を示すことを
保証した。ドレッシングの非接着領域は明らかに可視す
ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブロット,パトリック ルイス 英国、シーエム23 4イーアール、ハー トフォードシア、ビショップス ストー トフォード、グッドウィン スタイル 55 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/00 - 13/02

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子フォームからなる平面状対傷面を有
    する吸収層、吸収層の上記面上の対傷不連続接着層及び
    吸収層の反対面上の液体不浸透で透湿性材の層からな
    り、吸湿層の2つの対向ふちの厚みが、そのふち間の吸
    収層の厚みより実質的に小さい適合性創傷用ドレッシン
    グ。
  2. 【請求項2】さらに、吸収層と接着層の中間に不連続層
    を備えた請求項1に記載のドレッシング。
  3. 【請求項3】吸収層のふちでの厚みが、ふち間の吸収層
    の厚みの半分より小さい請求項1または2に記載のドレ
    ッシング。
  4. 【請求項4】ふち間の吸収層の厚みが2.5mm以下である
    請求項1〜3の何れか1つに記載のドレッシング。
  5. 【請求項5】不連続層がネットである請求項2に記載の
    ドレッシング。
  6. 【請求項6】吸収層の対向ふち間の1部が接着剤を有し
    ない請求項1〜5の何れか1つに記載のドレッシング。
  7. 【請求項7】全部の層が同一の拡がりを有する請求項1
    〜5の何れか1つに記載のドレッシング。
  8. 【請求項8】吸収材がポリウレタンである請求項1〜7
    の何れか1つに記載のドレッシング。
  9. 【請求項9】液体不浸透で透湿性材がポリウレタンフィ
    ルムである請求項1〜8の何れか1つに記載のドレッシ
    ング。
  10. 【請求項10】中間の不連続層がポリウレタンネットで
    ある請求項2〜5の何れか1つに記載のドレッシング。
  11. 【請求項11】ドレッシングのふちがドレッシングの面
    積の90%までである請求項1〜10の何れか1つに記載の
    ドレッシング。
  12. 【請求項12】ドレッシングが透湿性である請求項1〜
    11の何れか1つに記載のドレッシング。
  13. 【請求項13】ドレッシングの透湿度が、300〜5000g/m
    2/24時間/37.5℃,100〜10%相対湿度差である請求項1
    〜12の何れか1つに記載のドレッシング。
  14. 【請求項14】吸収層が医薬を含有する請求項1〜13の
    何れか1つに記載のドレッシング。
  15. 【請求項15】中間の不連続層が医薬を含有する請求項
    2〜14の何れか1つに記載のドレッシング。
  16. 【請求項16】液体不浸透で透湿性層、高分子フォーム
    からなる吸収層及びその対傷面上の接着剤付対傷層を一
    緒にしてなる請求項1〜15の何れか1つに記載の創傷用
    ドレッシングの製造法。
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