JPH06501442A - 書類を追加同封可能な機器用輸送包装材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 書類を追加同封可能な機器用輸送包装材本発明は、請求の範囲第４項の上位概念 に記載した、物品、特に娯楽産業の機器のための輸送包装材に関する。

公知のごとく、多くの物品、例えば娯楽産業の機器には出荷時に、操作手引書、 保証書、注意書き等のようないろいろな書類を添付しなければならない。これは 通常、機器の出荷時に、機器を入れた輸送容器に書類を挿入することによって行 われる。同じ種類の機器が異なる多くの国に出荷されるときには、添付する書類 、特に操作手引書は、それぞれの国の言語で書いたものでなければならない。こ のような場合はとんど、操作手引書が多くの言語で印刷される。しかし、特に娯 楽産業の機器の場合、機器の機能がますます多様になっているので、操作手引書 がかさばらざるを得ない。機器の仕向は先の国を考慮した多くの言語による操作 手引書を作成すると、操作手引書の容積、ひいては価格が非常に増大する。仕向 は先の国の言語による小さな操作手引書だけを各々の機器に一緒に包装すること が理想である。しかし、そのためには、正しい操作手引書が同封されるよう、機 器を包装するときに既に機器の仕向は先を決定しなければならない。しかしこれ は数理論理学的理由から不経済である。

更に、機器の主要な個数が納品される、所定の少ない数の仕向は先の国のために 、これらの国の言語で書いた操作手引書を一緒に包装することが考えられる。

それによって、操作手引書の大きさやコストをある程度抑えることができる。し かし、他の多くの国のために比較的に少数の機器をどのようにして取り扱うかと いう問題が残っている。

いわゆる送り状ポケットを輸送容器に接着することによって、書類を後から添付 することが知られている。しかし、これは操作手引書に関しては、その大きさや 重量のために、適していない。

本発明の課題は、操作手引書を簡単に後から一緒に包装できるようにすることで ある。

この課題は本発明に従い、請求の範囲第１項記載の特徴によって解決される。

本発明の有利な構成は請求の範囲の従属項に記載しである。

請求の範囲第２項は、折りぶたか輸送容器の壁に切り込みを入れることによって 形成されることを開示している。

請求の範囲第３項では、切り込み内に、折りぶたと輸送容器の間の接続ウェブか 少なくとも１個設けられている。この接続ウェブを切り裂いた後で、輸送容器の 壁の切り込み部分か、必要時に初めて折りぶたになる。折りぶたか必要てないと 、輸送容器は閉したままである。

請求の範囲第４項は、容器底の一実施形を示している。この場合、容器部分か輪 郭に沿って切断され、それによって開口に挿入される操作手引書か挿入時に妨害 されない。

請求の範囲第５項は輸送容器を段ポール紙で作ることを示している。

請求の範囲第６項は折りぶたの非常に有利な位置を示している。

次に、図に基づいて本発明の詳細な説明する。

図１は全部揃った輸送包装材を示す図、図２は３辺を切断して開いた輸送包装材 を示す図、図３は図１の輸送包装材の断面図、 図４は図３の部分拡大図、 図５は開放した空の輸送包装材を上側から見た図、図６は折りぶたを備えた輸送 容器の側面図である。

図１の斜視図は、既に閉じている全部揃った輸送包装材１を示している。内部に は、破線で示した機器３と両包装要素４が見える。輸送容器２の底近くの長辺に は、内側へ折られた折りぶた５によって生じた開口１０が見える。

図２の同様な斜視図は図１の輸送包装材ｌを示している。しかし、輸送容器２の ３辺か切り開いである。この図には、開口１０を通って輸送容器２内に後から挿 入同封された操作手引書６が明瞭に示しである。操作手引書の挿入は好ましくは 、操作手引書を長手方向中央で折り曲げずに折り畳むことによって行われる。

挿入の後、操作手引書は再び部分的に開くので、輸送容器から落下することかな い。

図３の断面図は、包装要素４によって輸送容器２の中央に保持された機器３を示 している。輸送容器の底の上方には、両側の開口１０と折りぶた５が示しである 。機器３と輸送容器２の底の間には操作手引書６が設けられている。

図４は図３の円内の範囲の拡大詳細断面図である。底の近くにある開口１０が示 しである。この開口は折りぶた５を内側へ折ることによって生じる。

図５は開いて示した輸送容器２の底を見た図である。この図には、両輸送容器部 分２ａ、２ｂか見える。この輸送容器部分の各々の端部は輪郭７を有する。この 輪郭７は操作手引書の問題のない挿入を保証する。なぜなら、挿入によって操作 手引書か両輸送容器部分２ａ、２ｂにぶつからずに、輪郭７に沿って案内される からである。

図６は輸送容器２の側面図である。この図には、まだ閉じている折りぶた５が示 しである。折りぶた５の３辺に沿って延びる、輸送容器２の側壁の切り込みは、 側壁と折りぶた５の間の接続ウェブ８によって、２か所で中断されている。必要 時にこの接続ウェブが引き裂かれて初めて、折りぶた５は曲げ線９を中心に輸送 容器２の内側へ折ることができる。

Ｆ工Ｇ、３　Ｆ工Ｇ、４ ＦＩＧ、６

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．輸送容器（２）と、機器（３）の少なくとも一部を取り囲む少なくとも１個 、特に２個の包装要素（４）と、機器（３）と輸送容器（２）の内面の間にある 機器特有の書類（６）とを備えた、物品、特に娯楽産業の機器のための輸送包装 材（１）において、輸送容器（２）が少なくとも１個、特に２個の開口（１０） を有し、この開口が機器内側へ揺動可能な折りぶた（５）によって形成され、輸 送容器（２）を閉じた後、入れるべき書類（６）を開口を経て挿入可能であるこ とを特徴とする輸送包装材。
2. ２．折りぶた（５）が輸送容器の壁の一部であり、３辺を切断して曲げ線（９） 回りに曲げることによって、折りぶたが輸送容器の壁の一部に形成されているこ とを特徴とする請求の範囲第１項の輸送包装材。
3. ３．折りぶた（５）の切り込みが少なくとも１か所に、折りぶた（５）と輸送容 器（２）の間の接続ウェブ（８）を備えていることを特徴とする請求の範囲第２ 項の輸送包装材。
4. ４．輸送容器の底の一部である両輸送容器部分（２ａ，２ｂ）が輪郭（７）を有 することを特徴とする請求の範囲第１項から第３項までの輸送包装材。
5. ５．輸送容器が段ボール紙からなっていることを特徴とする請求の範囲第１項か ら第４項までのいずれか一つの輸送包装材。
6. ６．折りぶた（５）の切り込みの長辺が輸送容器（２）の底に対して平行に側壁 の下側に設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項から第５項までのい ずれか一つの輸送包装材。