JPH0650138A - 電気ヒータ付触媒への電力供給装置の異常検出装置 - Google Patents

電気ヒータ付触媒への電力供給装置の異常検出装置

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JPH0650138A
JPH0650138A JP4205530A JP20553092A JPH0650138A JP H0650138 A JPH0650138 A JP H0650138A JP 4205530 A JP4205530 A JP 4205530A JP 20553092 A JP20553092 A JP 20553092A JP H0650138 A JPH0650138 A JP H0650138A
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JP
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heater
battery
voltage
charging
catalyst
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JP4205530A
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Toshio Takahata
敏夫 高畑
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F01N9/00Electrical control of exhaust gas treating apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気ヒータ付触媒1への電力供給用のバッテ
リ4の劣化を検知して警報する。 【構成】 エンジンの通常運転時に一定の条件で、オル
タネータ5からAC−DCコンバータ6を介してヒータ
用バッテリ4に充電し、この充電中にそのバッテリ電圧
E を検出してこれが第1の所定値V1 以上になったと
きに充電完了と判定し記憶する。また、エンジンの始動
直後に一定の条件で、ヒータ用バッテリ4から放電コン
トロールスイッチ7を介して電気ヒータ付触媒1に通電
するが、その放電開始直前にバッテリ電圧VE を検出し
記憶する。そして、充電完了記憶状態で、かつ放電前電
圧が第2の所定値V2 以上であることを条件として、放
電中にバッテリ電圧VE を検出し、これが第3の所定値
3 (<V2 <V1 )より低下したときにヒータ用バッ
テリ4の劣化と判定して警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンの排気
浄化用の電気ヒータ付触媒(EHC)への電力供給装置
の異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用エンジンの排気浄化の
ため、排気通路に触媒を設けているが、エンジン始動直
後に触媒の早期活性化を図るため、触媒を金属製の担体
(メタル担体)に担持させ、該担体に直接通電して発熱
させることができるようにした電気ヒータ付触媒がある
(特開昭48−54312号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電気ヒータ付触媒への好適な電力供給装置として、エン
ジン駆動のオルタネータにより充電回路を介して充電さ
れ、放電回路を介して電気ヒータ付触媒へ通電するヒー
タ用バッテリと、エンジンの始動直後に一定条件下で前
記放電回路を閉成する放電制御手段と、エンジンの通常
運転時に一定条件下で前記充電回路を閉成する充電制御
手段とからなるものが考えられている。
【0004】しかしながら、ヒータ用バッテリが劣化す
ると、これに充電をしておいても放電を開始すると急激
に電圧低下して、ヒータによる加熱が不十分となり、エ
ンジンの始動直後に触媒を活性化することができなくな
って、浄化性能が低下するので、これを判定し、ユーザ
ーに知らせてヒータ用バッテリの交換等を促す必要があ
る。
【0005】本発明は、このような実情に鑑み、電気ヒ
ータ付触媒への電力供給装置のヒータ用バッテリの劣化
を検知して警報を発することのできる異常検出装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、図
1に示すように、車両用エンジンの排気浄化用の電気ヒ
ータ付触媒に対し、エンジン駆動のオルタネータにより
充電回路を介して充電され、放電回路を介して電気ヒー
タ付触媒へ通電するヒータ用バッテリと、エンジンの始
動直後に一定条件下で前記放電回路を閉成する放電制御
手段と、エンジンの通常運転時に一定条件下で前記充電
回路を閉成する充電制御手段とを備えてなる電気ヒータ
付触媒への電力供給装置において、充電中にヒータ用バ
ッテリの電圧を検出してこれが第1の所定値以上になっ
たときに充電完了と判定して記憶する充電完了判定手段
と、放電開始直前にヒータ用バッテリの電圧を検出する
放電前電圧検出手段と、充電完了記憶状態でかつ放電開
始直前のヒータ用バッテリの電圧が第2の所定値以上で
あることを条件として放電中にヒータ用バッテリの電圧
を検出してこれが第3の所定値より低下したときにヒー
タ用バッテリの劣化と判定して警報を発するバッテリ劣
化判定手段とを設けて、異常検出装置を構成する。
【0007】
【作用】上記の構成においては、エンジンの始動直後に
一定条件下でヒータ用バッテリから放電させて電気ヒー
タ付触媒に通電し、触媒の早期活性化を図る。そして、
オルタネータの発電能力に余裕のあるエンジンの通常運
転時に一定条件下でヒータ用バッテリに充電して、次回
の始動時に備える。
【0008】一方、充電中においては、ヒータ用バッテ
リの電圧を検出してこれが第1の所定値V1 以上になっ
たときに充電完了と判定し、これを記憶しておく。ま
た、放電に際しは、その開始直前に、ヒータ用バッテリ
の電圧を検出する。ここで、充電完了記憶状態で、かつ
放電開始直前のヒータ用バッテリの電圧が第2の所定値
2 以上であれば、前回の運転時に充電も正しく行わ
れ、その後の停止中の電圧低下もわずかであることがわ
かる。
【0009】従って、これらを満たしていることを条件
として、放電中において、ヒータ用バッテリの電圧を検
出してこれが第3の所定値V3 (<V2 <V1 )より低
下したときは、ヒータ用バッテリの劣化と判定し、警報
を発する。すなわち、前回の運転時に充電を完了し、ま
た放電開始直前にバッテリ電圧が一定以上あったにもか
かわらず、放電により急激にバッテリ電圧が低下した場
合は、バッテリ劣化と判定し、警報を発するのである。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図2〜図7により
説明する。図2はシステム構成を示している。電気ヒー
タ付触媒1は、触媒をメタル担体に担持させて、このメ
タル担体を排気入口及び出口を有するコンバータ容器内
に収納してなり、その外部にメタル担体への通電のため
の一対の電極を突設してある。尚、メタル担体は、例え
ばステンレス製の波板と平板とを交互に積層して排気の
流れ方向に多数の通路が形成されるようにしてある。
【0011】また、車両電気負荷2用の定格12Vのメイ
ンバッテリ3とは別に、定格24Vのヒータ用バッテリ4
を設け、エンジンにより駆動されて電力を発生するオル
タネータ5を用い、このオルタネータ5より交流電力を
取り出して昇圧・直流変換するAC−DCコンバータ6
により、その作動時(充電コントロールスイッチ6aの
ON時)に、高電圧状態でヒータ用バッテリ4に充電さ
れるようにしてある。従って、AC−DCコンバータ6
が充電回路を構成する。
【0012】そして、ヒータ用バッテリ4から放電回路
を構成する放電コントロールスイッチ7を介して電気ヒ
ータ付触媒1に通電するようにしてある。コントロール
ユニット8は、マイクロコンピュータを内蔵し、放電制
御手段及び充電制御手段としての機能を有して、後述す
るフローチャートに従って、放電コントロールスイッチ
7及びAC−DCコンバータ6(その充電コントロール
スイッチ6a)をON・OFF制御する。また、充電完
了判定手段、放電前電圧検出手段及びバッテリ劣化判定
手段としての機能を有して、後述するフローチャートに
従って、ヒータ用バッテリ4の劣化の有無を判定し、劣
化と判定したときには警報ランプ9を点灯する。
【0013】この制御等のため、電気ヒータ付触媒1に
温度センサ10が設けられ、触媒温度TE がコントロール
ユニット8に入力される。また、ヒータ用バッテリ4の
電圧VE の他、図示しない各種信号がコントロールユニ
ット8に入力される。図3は充放電制御ルーチンのフロ
ーチャートであり、本ルーチンは例えば10ms毎に実行さ
れる。
【0014】ステップ1(図にはS1と記してある。以
下同様)では、各種信号を入力する。具体的には、イグ
ニッションスイッチ信号、エンジン回転信号、スタート
スイッチ信号、触媒温度TE を入力する。ステップ2で
は、イグニッションスイッチがONか否かを判定し、O
FFの場合は、ステップ3で放電時間積算値TM 及び充
電時間積算値MAD をクリアし、この後ステップ10へ進ん
で放電コントロールスイッチ7をOFFにする。
【0015】イグニッションスイッチがONの場合は、
ステップ4へ進む。ステップ4では、エンジンが回転中
か否かを判定し、回転中の場合にステップ5へ進み、非
回転中の場合はステップ10へ進んで放電コントロールス
イッチ7をOFFにする。ステップ5では、スタートス
イッチがOFFか否かを判定し、OFFの場合にステッ
プ6へ進み、ON(始動中)の場合はステップ10へ進ん
で放電コントロールスイッチ7をOFFにする。
【0016】ステップ6では、触媒温度TE が所定値
(例えば 400℃)以下か否かを判定し、所定値以下の場
合にステップ7へ進み、所定値を超える場合はステップ
10へ進んで放電コントロールスイッチ7をOFFにす
る。触媒を加熱する必要がないからである。ステップ7
では、放電時間積算値TM が所定値(例えば30秒)以下
か否かを判定し、所定値以下の場合にステップ8へ進
み、所定値を超える場合はステップ10へ進んで放電コン
トロールスイッチ7をOFFにする。
【0017】ステップ8では、放電コントロールスイッ
チ7をONにし、次のステップ9で放電時間積算値TM
を10ms分インクリメントする。すなわち、イグニッショ
ンスイッチON、エンジン回転中、スタートスイッチO
FF、触媒温度TE が例えば 400℃以下を条件として、
始動直後の例えば30秒間、放電コントロールスイッチ7
をONにして、ヒータ用バッテリ4から電気ヒータ付触
媒1に通電し、メタル担体の発熱により触媒を加熱し
て、触媒の早期活性化を図る。
【0018】ステップ9又はステップ10の後は、ステッ
プ11へ進む。ステップ11では、放電コントロールスイッ
チ7がOFFか否かを判定し、OFFの場合にステップ
12へ進み、ON(ヒータ通電中)の場合はステップ16へ
進んで充電コントロールスイッチ6aをOFFにする。
ステップ12では、後述する図4のルーチンにより充電禁
止フラグFLAG1が1にセットされているか否かを判
定し、FLAG1=0の場合にステップ13へ進み、FL
AG1=1(充電禁止)の場合はステップ16へ進んで充
電コントロールスイッチ6aをOFFにする。
【0019】ステップ13では、充電時間積算値TMAD
所定値(例えば20分)以下か否かを判定し、所定値以下
の場合にステップ14へ進み、所定値を超える場合はステ
ップ16へ進んで充電コントロールスイッチ6aをOFF
にする。ステップ14では、充電コントロールスイッチ6
aをONにし、次のステップ15で充電時間積算値TMAD
を10ms分インクリメントする。
【0020】すなわち、エンジンの通常運転時に一定条
件下で、充電コントロールスイッチ6aをONにして、
AC−DCコンバータ6を作動させ、オルタネータ5よ
り交流電力を取り出して昇圧・直流変換し、ヒータ用バ
ッテリ4に充電する。従って、ステップ2〜ステップ10
の部分が放電制御手段に相当し、ステップ11〜ステップ
16の部分が充電制御手段に相当する。
【0021】図4は充電禁止条件判定ルーチンであり、
例えば 100ms毎に実行される。ステップ21では、各種信
号を入力する。具体的には、ライト、デフォッガ、ファ
ン、ブレーキ等の電気負荷信号、エンジン回転数Nを入
力する。ステップ22では、総合電気負荷Pを初期化のた
め0にする。ステップ23では、ライトがONか否かを判
定し、ONの場合にステップ24で総合電気負荷Pをライ
ト分P1 増加させる(P=P+P1 )。
【0022】ステップ25では、デフォッガがONか否か
を判定し、ONの場合にステップ26で総合電気負荷Pを
デフォッガ分P2 増加させる(P=P+P2 )。ステッ
プ27では、ファンがONか否かを判定し、ONの場合に
ステップ28で総合電気負荷Pをデフォッガ分P3 増加さ
せる(P=P+P3 )。ステップ29では、ブレーキがO
Nか否かを判定し、ONの場合にステップ30で総合電気
負荷Pをブレーキ分P4 増加させる(P=P+P4 )。
以上により、総合電気負荷Pが求まる。もちろん、これ
ら以外の電気負荷を使用する場合は、それも検出して加
算する。
【0023】ステップ30では、マップを参照し、エンジ
ン回転数Nに基づいてオルタネータ5の発電能力Aを検
索する。ステップ31では、発電能力Aから総合電気負荷
Pを減算することにより、余剰電力DA=A−Pを算出
する。ステップ32では、この余剰電力DAを積算して、
余剰電力積算値S=S+DAを更新する。
【0024】ステップ33では、この余剰電力積算値Sを
リミッター処理し、所定のプラス側上限値又はマイナス
側下限値を超える場合はそれに規制する。ステップ34で
は、余剰電力積算値Sを所定値と比較して、所定値より
小さい場合はステップ36へ進んでヒータ用バッテリ4へ
の充電を禁止すべく充電禁止フラグFLAG1を1にセ
ットし、所定値以上の場合はステップ37へ進んでヒータ
用バッテリ4への充電を可能とすべく充電禁止フラグF
LAG1を0にする。
【0025】このようにエンジン回転数Nに応じて定ま
るオルタネータ5の発電能力に対し、電気負荷が多く使
用されている場合に、ヒータ用バッテリ4への充電を禁
止するのである。図5は充電完了判定ルーチンであり、
充電完了判定手段に相当する。ステップ41では、充電コ
ントロールスイッチ6aがONか否かを判定し、ON
(充電中)の場合にステップ42へ進み、OFFの場合に
ステップ45へ進んでカウント値Cを0にする。
【0026】ステップ42では、ヒータ用バッテリ電圧V
E を検出する。そして、次のステップ43では、ヒータ用
バッテリ電圧VE が第1の所定値V1 (例えば29V)以
上か否かを判定し、V1 以上の場合はステップ44へ進ん
でカウント値Cを1アップし、V1 未満の場合はステッ
プ45へ進んでカウント値Cを0にする。ステップ44でカ
ウント値Cを1アップした後は、ステップ46へ進んでカ
ウント値Cが所定値以上か否かを判定し、所定値以上の
場合のみステップ47へ進んで充電完了フラグFLAG2
を1にセットする。
【0027】このように充電中にヒータ用バッテリ電圧
E を検出し、この電圧VE が第1の所定値V1 (例え
ば29V)以上の状態が所定回以上続いた場合に、充電完
了と判定し、充電完了フラグFLAG2を1にセットし
て記憶するのである。尚、この充電完了フラグFLAG
2の状態はエンジン停止中も記憶保持されようにする。
【0028】図6は放電前電圧検出ルーチンであり、放
電前電圧検出手段に相当する。ステップ51では、放電時
間積算値TM が0か否かを判定し、TM =0の場合にス
テップ52へ進む。ステップ52では、充電完了フラグFL
AG2が1か否かを判定し、FLAG2=1(充電完了
記憶状態)の場合にステップ53へ進む。
【0029】ステップ53では、放電コントロールスイッ
チ7がOFFか否かを判定し、OFF(非放電中)の場
合にステップ54へ進む。ステップ54では、充電コントロ
ールスイッチ6aがOFFか否かを判定し、OFF(非
充電中)の場合にステップ55へ進む。ステップ55では、
ヒータ用バッテリ電圧VE を検出し、この電圧VE を放
電前電圧VOFF として記憶する。
【0030】このようにして放電開始直前にヒータ用バ
ッテリ電圧VE を検出し、放電前電圧VOFF として記憶
するのである。図7はバッテリ劣化判定ルーチンであ
り、バッテリ劣化判定手段に相当する。ステップ61で
は、放電コントロールスイッチ7がONか否かを判定
し、ON(放電中)の場合にステップ62へ進む。
【0031】ステップ62では、放電積算時間TM が所定
値TM1以上であるか否かを判定し、また、ステップ63で
は、放電積算時間TM が所定値TM2未満であるか否かを
判定する。こうして、TM1≦TM <TM2の場合に、ステ
ップ64へ進む。これは放電中の安定した一定期間におい
てバッテリ劣化の判定を行うためである。ステップ64で
は、充電完了フラグFLAG2が1か否かを判定し、F
LAG2=1(充電完了記憶状態)の場合にステップ65
へ進む。
【0032】ステップ65では、放電前電圧VOFF が第2
の所定値V2 (例えば25V)以上か否かを判定し、V2
以上の場合にステップ66へ進む。ステップ66では、ヒー
タ用バッテリ電圧VE を検出する。そして、次のステッ
プ67では、ヒータ用バッテリ電圧VE が第3の所定値V
3 (例えば18V)より小さいか否かを判定し、V3 未満
の場合はステップ68へ進んでカウント値CNGを1アッ
プし、V3 以上の場合はステップ69へ進んでカウント値
CNGを0にする。
【0033】ステップ68でカウント値CNGを1アップ
した後は、ステップ70へ進んでカウント値CNGが所定
値以上か否かを判定し、所定値以上の場合のみステップ
71へ進む。ステップ71では、ヒータ用バッテリ4の劣化
を記憶すると共に、警報ランプ9を点灯させる。
【0034】このようにして、充電完了記憶状態(充電
完了フラグFLAG2=1)で、かつ放電前電圧VOFF
が第2の所定値V2 (例えば25V)以上であることを条
件として、放電中にヒータ用バッテリ電圧VE を検出
し、この電圧VE が第3の所定値V3 (例えば18V)よ
り低下した状態が所定回以上続いた場合に、ヒータ用バ
ッテリ4の劣化と判定し、警報ランプ10等により警報を
発するのである。
【0035】尚、ステップ63での判定において、TM
M2の状態になった場合はステップ72へ進み、充電完了
フラグFLAG2を0にする。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
気ヒータ付触媒のためのバッテリに対し、前回の運転時
に充電を完了し、また放電開始直前にバッテリ電圧が一
定以上あったにもかかわらず、放電により急激にバッテ
リ電圧が低下した場合に、バッテリ劣化と判定して、警
報を発することにより、ヒータ用バッテリの劣化を的確
に検知して、ユーザーに知らせることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示すシステム構成図
【図3】 充放電制御ルーチンのフローチャート
【図4】 充電禁止条件判定ルーチンのフローチャート
【図5】 充電完了判定ルーチンのフローチャート
【図6】 放電前電圧検出ルーチンのフローチャート
【図7】 バッテリ劣化判定ルーチンのフローチャート
【符号の説明】
1 電気ヒータ付触媒 2 車両電気負荷 3 メインバッテリ 4 ヒータ用バッテリ 5 オルタネータ 6 AC−DCコンバータ 6a 充電コントロールスイッチ 7 放電コントロールスイッチ 8 コントロールユニット 9 警報ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用エンジンの排気浄化用の電気ヒータ
    付触媒に対し、エンジン駆動のオルタネータにより充電
    回路を介して充電され、放電回路を介して電気ヒータ付
    触媒へ通電するヒータ用バッテリと、エンジンの始動直
    後に一定条件下で前記放電回路を閉成する放電制御手段
    と、エンジンの通常運転時に一定条件下で前記充電回路
    を閉成する充電制御手段とを備えてなる電気ヒータ付触
    媒への電力供給装置において、 充電中にヒータ用バッテリの電圧を検出してこれが第1
    の所定値以上になったときに充電完了と判定して記憶す
    る充電完了判定手段と、放電開始直前にヒータ用バッテ
    リの電圧を検出する放電前電圧検出手段と、充電完了記
    憶状態でかつ放電開始直前のヒータ用バッテリの電圧が
    第2の所定値以上であることを条件として放電中にヒー
    タ用バッテリの電圧を検出してこれが第3の所定値より
    低下したときにヒータ用バッテリの劣化と判定して警報
    を発するバッテリ劣化判定手段とを設けてなる電気ヒー
    タ付触媒への電力供給装置の異常検出装置。
JP4205530A 1992-07-31 1992-07-31 電気ヒータ付触媒への電力供給装置の異常検出装置 Pending JPH0650138A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996000343A1 (de) * 1994-06-24 1996-01-04 Audi Ag Verfahren zum steuern der elektrischen beheizung eines katalysators
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