JPH06500976A - 着脱自在係留システム - Google Patents

着脱自在係留システム

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JPH06500976A JP5506388A JP50638893A JPH06500976A JP H06500976 A JPH06500976 A JP H06500976A JP 5506388 A JP5506388 A JP 5506388A JP 50638893 A JP50638893 A JP 50638893A JP H06500976 A JPH06500976 A JP H06500976A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 着脱自在係留システム 1、発明の分野 本発明は一般的に船舶係留システムに関するものである。特に本発明は、浮遊組 立体によって支持された係留システムを船舶のタレットに迅速に着脱する事ので きる改良型係留システムに関するものである。
2、先行技術の説明 オフショア海底油井の発生に伴って、このような油井の生産物を受けるための浮 遊式採油船が必要となってきた。一部のオフショア油田は、激しい嵐が発生しあ るいは流氷の存在する海中にある。このような環境に対して、係留要素が永久的 に油田に配置されて採油船に着脱されるように着脱自在の係留システムが開発さ れた。危険な天候条件が予測される場合、採油船は係留システムから離脱されて 、嵐または流氷が止むまで安全な港湾に退避する。係留システムはその定位置に とどまる。嵐の天候条件が過ぎ去った時、採油船が油田に戻って係留システムを 再び連結し、採油が再開される。このようなシステムは米国特許第4,650, 431号に説明されている。
この特許は、1980年、9月15日付CIP特願から、1987年3月17日 に発行された。二のケントラシュ特許は採油船に対して回転自在に塔載されたタ レットを記載している。このタレットの底部に対して係留ブイが着脱される。係 留ブイは、懸垂チェーンによって係留要素に連結された複数アンカーによって海 底に固定される。
海底の油井から単数または複数のライザーが係留ブイまで走り、そこでタレット 中の導管に接続され、最後に油井から船倉に達する導管に接続される。採油船は 、風、波および潮流によってこのタレット回りに船舶を回転させるようにタレッ トを支持する軸受を含む。
ケントラシュ特許に記載の係留システムは、タレットに対して機械的に連結され るブイによって支持される。
このようなブイの浮力レベルと、懸垂チェーンおよびその他のシステムの重量お よび設計は、採油船がブイから切り離された時に浮遊ブイがチェーンの重量によ り沈むように調整されている。ブイの沈下に伴ってチェーンが海底に横たわるに 従って、ブイが深く沈むほどブイに加えられる下向き力が小さくなる。ブイの浮 力による上向き力がチェーンによる下向き力と吊りあったところで平衡点が得ら れる。平均海面の少なくとも5メートル下方の平衡深さがアイスパックによる損 傷を防止しまた波の作用を減少させると記載されている。マーカブイが係留ブイ までラインによって連結される。
オートロフの米国特許第4,604.961号によれば、採油船の船首と船尾の 間にウェルまたはムーンブールが備えられる。このウェルの中に、採油船の船底 位置にタレットが回転自在に固着される。このタレットに対して係留システムが 着脱される。係留システムがタレットに対して連結されると、採油船は、海底に 固定されたアンカーおよび懸垂チェーンによってタレットを中心として自由に回 転する。採油船が係留要素から切り離された時、係留システムを支持するブイは 海面の下方に貯蔵される。ケントラシュシステムと同様に、オートロフ支持ブイ の浮力は、係留要素の沈下に伴う懸垂チェーンの下向き力の減少に対して平衡点 に達するように設計されている。
G、オナイオンの1990年5月7−10日、22nd AnnualOrl’ 5hore Technology Conference、論文0TC625 1、Innovative Disconnectable Mooring  System for FloatIng Production 5yste +g orHz−21−10il Field at Huiyhon、 5o uth China Sea は、タンカーの浮遊採油システムを係留するため の着脱自在のタレット係留システムを記載している。
前記のシステムは、タンカーの浮遊採油システムの船首構造の中に配置されたタ レットを含む。8本の等間隔に配置された懸垂アンカーレグが水中ブイによって タレットに連結される。このブイはコレット型構造のコネクタによってタレット 構造に連結される。タレットに対するブイの連結操作に際して、ブイに連結され たワイヤローブが採油船の甲板に配置されたドラムウィンチ上に巻き取られる。
オナイオン・システムのタレットは、採油船のキール構造のすぐ上の3レースこ ろ軸受によって採油船に対して支持される。このような軸受はブイ/懸垂ライン /アンカーシステムによって海底に固定されたタレットを中心として採油船を回 転させる事ができる。
採油船とブイ/タレットの間の係留荷重が前記の3レースころ軸受を介して伝達 される。前記の軸受がタレットを係留ブイに連結するコネクタから軸方向に離間 されているので、タレットに対して曲げモーメント荷重が生じる。
オナイオン・システムは、ブイの軸方向通路から下方にぶら下がった再連結ワイ ヤローブを含む。海面からブイの前記再連結ワイヤの上端まで浮遊係留ラインが 延在する。採油船の甲板のウィンチによって係留ラインを引き上げる事によって 採油船を係留ブイまで引張るために前記の合成浮遊係留ラインが使用される。再 連結ワイヤローブが、ブイの軸方向通路を通してタレットの中までゆっくりと引 き込まれて係留ブイの下方から引き上げられる。この再連結ワイヤローブを引き 上げる事によってブイの引き上げが実施される。
タレットの底部に向かって下向きに配置された案内ピンによって、ブイがタレッ トと整列するように案内される。ブイがワイヤローブの上向き引張り力によって 採油船の下方に強く保持されいる状態で、ブイとタレットのそれぞれのライザー 管が整列させられるまでタレットが採油船に対して回転される。整列すると、ダ イパーが直接見る事により、または間接的にビデオ装置によって見る事により、 案内ピンがブイの上板の孔の中に下ろされる。次にタレットとブイの間のコネク タが係合される。
次にブイまで延在するライザーがタレットのライザーに連結される。
オナイオン・システムは、先行の着脱自在係留システムに対して多くの利点をも つが、その設計自体に多くの欠点がある。
第1にタレット底部において油圧コネクタの近くでタレットを支持する単一の軸 受が浸水するので海水に対して防護されなければならず、また比較的大きな動モ ーメント荷重、軸方向荷重および放射方向荷重を受ける。
第2にタレット底部とブイ上部との油圧連結装置は、実際上の理由から取り付け られる係留ブイとアンカーレグシステムの重量に対して比較的小さなサイズを有 しなければならない。従って連結部の成分は荒天条件でコネクタに直接作用する 動モーメント荷重の故に比較的大きな応力変動と応力反転を受ける。このような 応力変動と反転は連結部の疲労破壊の可能性を増大する。油圧連結は、タレット の油圧コネクタとブイ頂点のコネクタハブとの間に予荷重引張り力を生じる機能 を有するとは思われない。さらに油圧コネクタがコネクタハブに連結される時に タレットとブイとの自動整列を生じる手段が存在しないと思われる。
第3にオナイオン・システムにおいては、連結操作生得る事が困難と思われる。
引き上げ操作中の最終段階においてタレットとブイとの間の回転運動に際して比 較的高い摩擦抵抗がある。ブイの回転運動に対するアンカーチェーンの反力は非 常に従順であるので、最終調整を所要の公差以内に実施する事ができない。さら にオナイオン会システムにおいては、タレット上のピンとブイ頂点の孔との整列 状態を直接に見る必要がある。
第4に、オナイオン・システムは、採油船と係留システムを海中に展開する前に タレットと底部とブイ頂部との係合連結状態をテストする方法がないと思われる 。
またオナイオン争システムは、タレットから係留ブイを離脱する際に、ブイ係留 リンクに連結された柔らかなメツセンジャーラインを貯蔵しまたもつれないよう に展開する構造を有していない。
3、本発明の目的 前記のオナイオン・システムおよびその他の先行技術のシステムの欠点が本発明 の着脱自在係留システムを促進した。本発明の主旨を下記に列挙する。
1、 スパイダーブイのコレットフランジハブとタレット底部の油圧式コネクタ との間に予荷重引張り力を生じるコネクタ装置を提供する。このような予荷重を 生じれば、コネクタ組立体中の応力反転を防止して、その成分中の疲労破壊の危 険を減少させる。
2、 係留要素をタレットに連結したまま、タレット底部においてコネクタを離 脱しその検査と保守のために採油船の上甲板まで上昇させる装置を提供する。
3、コネクタ中の予荷重引張り力のレベルを遠隔検出する装置を提供する。
4、スパイダーブイとタレットとの間の小さな不整列を補正するように、コレッ トコネクタがタレット底部に対する自己整列支持体を有する構造を提供する。
5、 満載状態での海水の浸水を防止するレベルにおいてタレット上部と採油船 のウェルの内部支持リングとの間にスラスト軸受を備えて、タレットの上部軸方 向支持を生じ、またタレットの下方放射方向支持を生じる。
6、スラスト軸受と支持リングとの間に自己整列シーテイング構造を備えて、モ ーメント荷重を減少させまた軸受の内側面と支持リングとの製造公差を補償する 。
7、タレットから除去する事なくスラスト軸受を検査し、修理しまたは交換する ための支持構造を提供する。
8、コネクタ装置中の曲げモーメントを実質的に減少させるようにタレットと係 留要素との間の連結構造を提供する。
9、 タレット軸線が放射方向支持体の軸線と正確に平行でない場合、およびタ レットの外側軸受面が真円でない場合に、タレットジャーナルと自己整列する下 方放射方向支持軸受組立体を提供する。
10、スパイダーブイをタレットに連結する際にタレットとスパイダーブイとを 見ないで整列させるために、タレット底部の整列ビンとスパイダーブイ頂部の整 列スロットを備える。
11、 連結操作中にタレットを回転させてタレットと係留スパイダーとを整列 させるため、タレットの下端から係留スパイダーの上端を分離する油圧式緩衝器 (スペーサバンパ)を備える。
12、タレットの上部と中央部と下部とを別々に製造し、上部と下部の表面を機 械加工した後に接合するためのタレット構造を提供する。
13、 採油船と係留ブイを海中に展開する前に、係留要素の上端とタレットの 下端とを連結させてテストする製造方法を提供する。
14、スパイダーブイがタレットから切り離されている時に浮遊型メツセンジャ ーラインを船内に貯蔵しまた海中にもつれないように展開する手段を備える。
概 要 前記の本発明の目的およびその他の利点および特徴は、採油船がタレットを塔載 する構造を含み、このタレットが着脱自在のスパイダーブイによって海底に固定 された時に採油船が前記タレットを中心として自由に転勤する事のできる型の着 脱自在の船舶係留システムの改良において具体化される。このようなスパイダー ブイ(または「係留要素」)は浮遊性であって、懸垂ラインによって海底に固着 され固定される型のものである。スパイダーブイがタレットから切り離されると 、懸垂ラインの重量がブイを下方に押し下げ、このラインが海底に横たわるに従 ってラインの押し下げ力が減少する。スパイダーブイの浮力がチェーンの重量に 対応する平衡位置に達する。
このような係留システムは、タレット底部をスパイダーブイの頂部に連結する連 結装置を含む。
1つの改良点は、コレットフランジハブがスパイダーブイの頂部に取り付けられ 、油圧式コレットコネクタがタレットの底部に取り付けられる型の連結装置に関 するものである。改良点は、コレットフランジハブとコレットコネクタとの連結 部に予荷重引張り力を生じる事によって、スパイダーブイをタレット底部と堅く 接触するように引きつけ、連結部の応力反転を防止しながら高い剛性と強度を生 じる装置を提供するにある。
他の改良点は、スパイダーブイをタレットに連結した時にコネクタがタレットに 対して自己整列するようにコレットコネクタをタレット底部に対して取り付ける 装置に関するものである。このような特徴はブイとタレットとの間の小さな軸方 向不整列(例えば係合面において海面上昇によって生じる不整列)を補償し、ま たタレット底部をタレットの中央部および上部と連結する前に、タレット底部と スパイダーブイとの連結状態をテストする事ができる。
他の改良点は、採油中に船舶が係留システムに連結されている間にコレットコネ クタをタレット頂部まで上昇させる装置に関するものである。この装置は、コレ ットコネクタをタレットの支持リングに固着する着脱自在のキーと、コレットコ ネクタをタレット内部においてつり上げる装置とを含む。
他の改良点は、コネクタ組立体中の予荷重引張り力のレベルを遠隔検出する装置 に関するものである。このような装置は、コネクタ中の予荷重引張り力を検出す るためピストン/シリンダ組立体の壁体の中に配置されたひずみ計と、採油船の 船の操作室のモニターに接続された導線とを含む。
他の改良点は、採油船の満載状態において海水の上昇する高さより上方のレベル において、タレットを軸方向および回転方向に低摩擦軸支するにある。軸方向取 り付けは、3列ころ軸受と採油船に取り付けられた支持リングとの間の弾性リン グ組立体を含む。このような弾性リングは、軸受に対するモーメント荷重を低下 させまた機械加工面に見られる製造公差を補償する。
他の改良点はタレットを軸受に連結する連結構造に関するものであって、この連 結構造は、タレットが採油船のウェルの中にある時に解除され、軸受要素を検査 、洗浄などのために取り外す事ができる。
本発明の他の特徴は、タレットが採油船のウェルの上部において軸方向に支持さ れまたウェルの下部において放射方向に支持される。放射方向に支持されるよう にした着脱自在係留システムを提供するにある。
本発明の他の改良点は、タレット底部から下向きに延在する整列ピンとスパイダ ーブイの上部の整列みぞ穴とを備えて、最終連結前に、タレットが回転方向にお いて整列されるようにするにある。このようなピンとみぞ穴は、もしタレットが 所定の回転角度以下の回転によって整列していなければ、少なくとも1つのビン がみぞ穴によって受けられるように配置される。この場合、タレットを採油船に 対して回転させる事により、タレットをスパイダーブイと完全に回転方向に整列 させる。この時点において他の整列ビンが他の整列みぞ穴の中に挿入される。
本発明の他の改良点は、タレットがスパイダーブイと正確に回転方向整列するた めに回転されている時、スパイダーブイをタレット底部から短距離押し戻す被駆 動バンパーを備えるにある。タレット底部とスパイダーブイ頂部との間のこのよ うな短距離の間隙により、タレットの回転方向整列中の回転を容易にする事がで きる。
本発明の他の特色は、採油船のウェルの下端に放射方向軸受構造を備えるにある 。このような構造は、ウェルに固着された支持リングの回りに固着された複数の 放射方向軸受組立体を含む。各軸受組立体は支持リングに対してその配向を自動 的に調節する軸受を含み、タレット軸線が支持リング軸線に対して平行でない場 合およびタレットの外側面が真円でない場合に、タレットに対してブシュの実質 的定常係合を保持する。
本発明の他の特色は、支持リング回りの各軸受組立体の放射方向配置を調節する 手段を含み、タレットがこの支持リングの中に配置された後に軸受ブシュのぴっ たりした係合が達成される。
本発明の他の特色は、タレットの下部が中央部分および上部とは別個に製造され 、またこの下部の底部に油圧コネクターが設置されるタレットシステムの製造法 を提供するにある。タレット下部が採油船に搭載される前に、係留要素がタレッ トの下部の底部に係合され、タレットの油圧コネクターが係留ブイのコレットフ ランジハブに連結される。このようなテスト段階が本発明の製造法の一部をなす 。
本発明の他の特色は、スパイダーブイがタレットから切り放された時に浮遊メツ センジャーラインを展開するため、このメツセンジャーラインを貯蔵し、もつれ ないように展開する構造を含む。このようなメツセンジャーラインの一端が、チ ェーンロッカー中に貯蔵されたチェーンに連結される。
図面の簡単な説明 以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明するが本発明はこれに限定 されるものではない。
第1図は、採油船と、この採油船の回転中心となるタレットと、海底に対してア ンカーレグおよびパイルまたはドラッグ埋設アンカーによって固着された着脱自 在のスパイダーブイとを含む本発明のシステムの**図、第2図は採油船のウェ ルまたはタレット挿入管の中に支持されたタレットおよびこのタレットに連結さ れた着脱自在スパイダーブイを示す採油船断面図、第3図は第2図の3−3線に 沿った横断面図、第4図は本発明のテンションコネクターの横断面図、第5図は タレットをその上部において回転自在にまた放射方向に支持する上方軸受組立体 および水平軸受組立体の断面図、 第5A図と第5B図はタレット上部を採油船に取付けるための上方軸受組立体の 他の構造の横断面および平面図、 第6図乃至第11図は連結中にタレットとスパイダーブイを軸方向および回転方 向に整列させる機構の作動段階を示す図、 第6A図と第6B図はタレットと採油船の他の底部プロフィルとこれに対応する 係留ブイ頂部のプロフィルを示す断面図、 第12図はタレットおよび下方軸受組立体の横断面図、第13図は第12図の1 3−13線に沿った放射方向軸受組立体の断面図、 第14図は第13図の放射方向軸受組立体の平面図、第15A図、第15B図お よび第15C図は本発明のタレットの別個の3部分の製造を示す断面図、第16 図はタレットを採油船上に搭載する前にタレットの底部をスパイダーブイの頂部 に係合するテストを実施するテストスタンドの側面図、 第17A図乃至第17I図は海中の採油船に対して係留システムを連結し次に離 脱する段階を示す略図、また第18図は、採油船がスパイダーブイから離脱され た時に浮遊メツセンジャーラインを自動展開するように貯蔵する構造を示す断面 図である。
本発明の好ましい実施態様の説明 第1図は回転自在タレット10を搭載された船舶5を含む着脱自在の係留システ ム1を示す。着脱自在のスパイダーブイ20(「係留要素」または「係留ブイ」 とも呼ぶ)が、船舶上に搭載されたタレットに対して回転自在に連結されている 。スパイダーブイ20がアンカー28(例えば、パイルまたはドラグ埋設アンカ ー)に達するアンカーレグ22によって海底9に連結されていると、タレット1 0は回転する事ができず、船舶5はタレット10を中心として回転する可能性が ある。スパイダーブイ20がタレット10から離脱されていれば、このようなタ レット10は後述の油圧駆動モータ/歯車機構によって船舶5に対して回転させ られる。
海底油井に達するラインから、単数または複数の可撓性ライザー24が例えば係 留ブイ20まで延在する。このライザーはブイ20を通り抜けて上方に延在し、 タレット10の中の対応の配管に接続し、この配管は、船舶5の船倉に続くスイ ベルおよび配管に接続する。
改良型着脱自在係留システムの概観 第2図と第3図は本発明による着脱自在係留システムの縦断面図である。各種の 構造およびシステムの詳細については、さらに詳細に図面について説明する。
タレット10は、上方タレット支持組立体56および下方タレット支持体52に よってウェル(またはタレット挿入管として公知のもの)50の中に支持されて いる。
上方軸受組立体58がタレット10を船舶5に対して上方タレット支持組立体5 6から回転自在に担持している。下方軸受組立体54がタレット10を下方支持 組立体52から船舶5に対して放射方向に支持している。
タレット10の下端32において、タレット支持組立体52からテンションコネ クタ30が取り付けられる。
このようなコネクタ30は、スパイダーブイ20の上面に取り付けられたコレッ トフランジと選択的に連結される。整列機構66はタレット10の下端から出た 油圧式ビンを含み、これらのピンは、スパイダーブイ20をタレット10に連結 する際に回転整列を支援するためスパイダーブイの上面のみぞ穴の中に配置され る。
第2図に図示のように、スパイダーブイ20はブイの中に軸方向に配置されたチ ェーンロッカー23を含む。
係留チェーン25は使用されない時にロッカー23の中に貯蔵され、スパイダー ブイ20をタレット10の下端32に当接するように引張る。
ウエール50の底部の凹部の中に取り付けられたバンパ組立体51がブイ20を タレットに連結する際に急停止操作が実施される際にスパイダーブイ20とタレ ット10との間に生じる衝撃を吸収するのに役立つ。
第3図において最もよく見られるように、タレット駆動組立体59は、スパイダ ーブイ20をコネクタ30によってタレット10に連結する前にタレット10を 船舶5に対して回転させるのに役立つ。
また第3図に図示のように、タレット10がスパイダーブイ20に連結される時 に、タレット10のライザ案内管11がブイ20の管12と回転自在に整列され るので、可撓性ライザ24を管11と12の中に挿通してタレット管系統(第3 図の左側)に連結する事ができる。
第3図の右側において、前記の可撓性ライザ24をタレット案内管11まで上昇 させるために、ライザ組立体14が管12の中に図示されている。可撓性ライザ 24をタレット管系統13′ (第3図の右側)の連結部まで上昇させるため、 ライザ連結ウィンチ15とランニングツールが使用される。
下記において詳細に述べるように船舶5がブイ20に連結されたままの状態でも テンションコネクタ30をスパイダーブイ20から離脱する事ができる。この特 徴により、コネクタ30は満載喫水線7上方の作業甲板53まで上昇させる事が できるので、このコネクタを検査しテストし修理などする事ができる。これはレ ベルウィンド組立体83とチェーンジヤツキ組立体84とを通して作用する係留 ウィンチ組立体82をもって係留チェーン25を引張る事により、ブイ20をタ レット10の底部に引き付ける事によって実施される。テンションコネクタ30 は、コネクタ30とウィンチ67の上に取り付けられた綱車を介してローブ64 とウィンチ67によって上昇させられる。コネクタ30はコネクタレール62( 第2図)に沿って上下の位置間を案内される。
第2図に図示のように、テンションコネクター30、整列機構66、タレット駆 動組立体59(第3図)および油圧を必要とするその他の装置に対して、導管6 9と油圧管68を通して油圧液を選択的に供給するために油圧ユニット90が使 用される。電気導線も前記の導管69と油圧管68を通して供給される。
テンションコネクタ30の説明(第4図)第4図はコレットフランジハブ203 に拘留されたテンションコネクタ30を示す。このコネクタ30はコレットコネ クタ209を含み、このコレットコネクタは油圧駆動コレットシリンダ211を 含み、このシリンダがリング210を上下させる事により支持ロック213をフ ランジハブ213と係合させまたは離脱させる。このようなコレットコネクタ2 09とフランジハブ203は例えばテキサス、ハウストンのカメロン・アイアン ワークから市販されている。改良型テンションコネクタ30はピストン227を 含み、このピストンはネジ山229によってコネクタ本体202に連結される。
ピストン227はピストンヘッド233を有し、このピストンヘッドは油圧シリ ンダ215の環状キャビティ234の中に嵌合する。ピストンヘッド233は下 端ショルダ235を有する。油圧は油圧管68゛からシリンダ215のポート2 36を通してピストンヘッド・233の下に選択的に送られる。
油圧シリンダ215はタレット10の下端から、リング320に連結された支持 装置を介して支持される。リング320は下方タレット組立体52の一部であっ て、第2図、第3図および第6図において最もよく見られる。
このような支持装置はタレット支持リング217と、シリンダ支持リング220 とを含み、これらのリングが相互に協働して自己整列支持体219を成している 。タレット支持リング217は内側に向いた球形環状シート237を含む。シリ ンダ支持リング220は環状ボール239を含み、このボールの球形面241が 前記のシート237のシート面243上に当接する。
シリンダ支持リング220は油圧シリンダ215に対して、着脱自在セグメント リングキー221によって固着され、このリングキー221はリング220に対 して着脱自在に固着され、シリンダ215の外壁のグループ222の中に配置さ れる。リングキー221がグループ220から除去されまたコレットコネクタ2 09のロック213がコレットフランジハブ203から離脱されていると、コレ ットコネクタ209、ピストン227、シリンダ215などのテンションコネク タ30の組立体全部をウィンチ67およびチークル(綱車およびワイヤローブ6 4を含む)によってコネクタレール62(第2図)に沿って上昇させる事ができ る。
ネジ山231によってピストン227に連結されたナツト225は、下向きショ ルダ245を有し、このショルダ245はシリンダ215の上向きショルダ24 7に対向している。油圧モータ243はギヤ249を有するシリンダ軸を備え、 ナツト231を選択的に回転させてこのナツトをネジ山231に沿ってピストン 227に対して下向きに移動させる。コネクターカバー251は、その内部スペ ースに海水が入る事を防止するため海水シール223を含み、モータ251およ びナツト25などの汚染を防止する。
スパイダーブイチェーン案内部材201がテンションチェーン案内部材202と 協働して、軸方向通路253を形成し、この通路を通して係留チェーン25が、 係留ブイチェーンロッカー23の底部との連結要素から、係留ウィンチ組立体8 2(jiI3図)まで延在する。
スパイダーブイ20の上側面から上方に延在する案内リング207は、連結操作 中に係留ブイ20をタレット10の底面に対して軸方向に整列させるのに役立つ のみならず、支持リング320に固着された海水シール205に対して圧着され る。ブイがタレットに対して連結された後に、前記の案内リング207と海水シ ール205が協働して、コレットコネクタ209の内部に海水の入る事を実質的 に防止する。
コレットコネクタ209がコレットフランジハブ203に連結された後に、油圧 ライン68′を通して、ピストンショルダ235の下方の環状スペースに対して 油圧が加えられる。その結果、ピストン225とコレットコネクタ209はブイ 206と共に上方に押される。
同時に油圧シリンダ215が自己整列支持体219を介して下方に押されて支持 リング320に当接する。その結果、コレットコネクタ209とコレットフラン シバ1203との間に引張り力が生じる。もちろんこのような引張り力は、支持 リング320に対する油圧シリンダ215の圧縮力によって相殺される。ねじ込 みナツト225の下向きショルダ245がシリンダ215の上向きショルダ24 7によって停止されるまで油圧モータ243を作動する事により、ピストン22 7の予荷重引張り力が前記のねじ込みナツト225によって下向きにロックされ る。このような係合の後に、ナツト225はネジ山231によって軸方向運動を 防止され、また油圧モータ243から油圧を除去される。次に油圧ライン68′ を通して油圧が除去されて、ピストン227を軸方向上方にシリンダ215に対 して駆動する外部力を緩める。しかしその結果、シリンダ215が支持体219 を介してナツト225とリング320との間に捕捉される。またピストン227 がナツト225と油圧シリンダ215によって、下方に緩む事を防止される。従 って、ピストン227、コレットコネクタ209およびコレットフランジハブ2 03に対して加えられる引張り力が実質的に保持され、または「ロックイン」さ れ、その結果、コネクタの各成分中の所望の予荷重引張り力と、スライダブイと タレットの下端との間の接触面における所望の予荷重圧縮力を生じる。
ピストン227は、これに加えられる引張り力のロックインの結果、短距離延長 または延伸される。言い替えれば、ピストン227は機械的ひずみを受ける。引 張り力を受けるピストン227の壁体に配置された歪計261が導線263を通 して、船の上甲板の制御装置の中に配置された歪計モニタ(図示されず)に接続 されている。このような歪計はテンションコネクタ30に加えられる予荷重引張 り力のレベルをモニタする。
自己整列支持体219は先行技術の係留システムにおいて達成されなかった利点 を示す。この支持体のボールおよび球形シート設計により、スパイダーブイ20 はタレット10に対してわずかに不整列となる事がある。船の帰還前にスパイダ ーブイが離脱されて海中に残された後にこのスパイダーブイの上面に形成される 海水層の故にこのような不整列が生じる。スパイダーブイ20を自己整列支持体 219とテンションコネクタ30を介してタレット10に連結する事により、ブ イ20は実質的に自己整列支持体219の中を「転勤」する事ができ、ブイ20 とタレット10との間に小さな軸方向および角度不整列が可能であるが、同時に テンションコネクタ30によってスパイダーブイ20とタレット10との間に強 固な連結を生じる。
スパイダーブイ20がタレット10に連結され、また船舶5がしばらく操作した 後に、テンションコネクタ30を検査し、修理しまたはテストする事が望ましい 場合がある。そのため、係留ウィンチ82とチェーンジヤツキ組立体84とによ って係留チェーン25を軸方向通路253(第4図)を通してチェーンロッカー 23から上方に引き上げる(第2図および第3図)。その結果スパイダーブイ2 0はタレット10の底部に対して衝突させられる。次にコレットコネクタ209 を解除させる。
その時、ウィンチ67(第2図)を始動して、ワイヤローブ64とコネクタレー ル62上の綱車とによってテンションコネクタ30を上昇させる。第3図に図示 のように、コネクタ30′は上方位置にあり、この位置において、タレット10 の内部に固着された作業甲板リング53から作業員がテンションコネクタを検査 し修理する事ができる。
上方軸受体の説明 第5図は第2図に図示の上方軸受組立体58および水平軸受組立体60の細部を 示す。船舶のウェルまたはタレット挿入管50の内周面に対して、上方タレット 支持組立体またはリング56が固着されている。前記リング56の上に上方軸受 リング582がエラストマーバッド584によって支持され、このパッドは好ま しくはゴムなどのエラストマー材料の適当に補強された複数の等間隔に配置され たブロックから成る。
上方軸受リング582は、水平軸受組立体60によって水平方向または放射方向 に支持され、この水平軸受組立体60は好ましくは第5図に図示のように複数の 等間隔に配置された組立体から成る。各水平軸受組立体60は、第1支持構造6 05によってウェル50から支持された内側に向いたボール601と、リング5 82から第2支持構造607によって支持された外向き球形シート603とを含 む。このようなボールとシートから成る構造により、タレット10とウェル50 が相対的に回転する際にタレット10の上部が相対的に支持される。このような ボール601とシート603とから成る放射方向支持体は、各水平支持組立体6 0においてタレット10の上部とウェル間の放射方向インバランスが生じた時に ボール601がシート603上を小角度滑動するように構成される。各水平軸受 組立体60は、609で示されるような船舶5中の追加放射方向支持体を含む。
上方軸受支持リング582に対して上方レース586が固着されている。この外 側レース586の内部に内側軸受レース580が支持されている。軸受組立体5 98は好ましくは3列ころ軸受である。このような軸受598が上方軸受保持器 リング590に対して固着される。タレット10の上部は機械加工された面10 2を含み、この面102は下向き環状ショルダ106を含む。
このショルダ106と上方軸受保持器リング590との間にセグメント状シャー リング596が配置されている。
従ってタレット10全体は船舶5とそのウェル50に対して上方軸受598によ って軸方向および回転方向に支持されている。このような軸受は船舶の満載喫水 線7(第2図)の上方に配置されて、海水がこのような軸受に入る事を防止する 。
第5図はタレット油圧駆動モータ592を示し、このモータは、スパイダーブイ に連結される前にタレット10をウェル50に対して回転させる。
好ましくは2つの駆動モータ592がタレット10に対して180°の間隔で配 置される。各モータは、上方軸受保持器リング590から支持構造597によっ てタレット10に固着される。モータ592の出力軸はセグメントタレットプル ギア599を介してウェル50に対して連結される。セグメントカバー594が モータ592を保護する。
タレット10が他の手段(例えば係留ウィンチ組立体82から懸垂されたチェー ン/添ローブ組立体)によって垂直に吊り下げられている時にセグメントシャー リング596除去する事ができる。シャーリング596を除去すると、スラスト 軸受598を修理しまたは交換し、その後、再びタレットを新しく設置されたシ ャーリング596を介してスラスト軸受558の上に垂直に支持する事ができる 。
上方軸受エラストマーバッド584はタレット10と船舶5との間の垂直衝撃を 吸収するのに役立つ。またこれらのパッドはタレット10と船舶5との間のモー メント荷重インバランスを低減させ、また上方軸受支持体の製造公差を補償する 機能を有する。
上方軸受の他の実施態様 第5A図と第5B図は第5図の上方軸受の他の実施態様を示す。第5A図は、ウ ェル50とタレット10との間のアナラスの中に配置された複数の要素から成る 軸受を示す船舶の一部の断面図である。油圧式タレット駆動組立体592(立面 で示す)がタレット10に固着され、セグメントカバー594によって保護され ている。タレット10の回りに180°間隔で好ましくは2つの油圧式タレット 駆動組立体が配置される。このようなタレット駆動組立体は、スラスト軸受59 8の外側上方軸受レース586に固着されたセグメントプルギア599°を駆動 する。
内側軸受レース580は、内側軸受レース580と保持碁リング794との間に セグメントシャーリング596′を挟持するスタッド795によってタレット1 0に固着されている。セグメントシャーリング596゛はタレット10の面10 2゛のグループ593の中に配置される。従ってタレット10が回転する際に、 リング596゛ と内側軸受レース580が外側軸受レース586に対して回転 する。
スラスト軸受598はスタッド796およびナツト774を介して支持リング7 97によって担持されまたこの支持リングに固着されている。支持リング797 は例えば溶接によって支持ブラケット773に対して固着されている。軸受マウ ント構造788が上方軸受支持構造56に対して固着される。支持ブラケット7 73と軸受マウント構造との間に下方バネスタック791が配置される。従って スラスト軸受組立体の外側部分全体はウェル50とタレット10の間のアナラス に沿って配置された下方バネスタック791によってウェル50に対して弾性的 に塔載される。下方バネスタック791は好ましくは、支持ブラケット773と マウント構造778との間の弾性支持を成すためにディスクバネまたはベルビル ワッシャを含む。支持ブラケット773はスタッド775およびナツト777に 対して一定限度内の放射方向運動を成す事ができる。これらのスタッドおよびナ ツトは上方バネスタック793、支持ブラケット773、下方バネスタック79 1およびマウント構造788を相互に固着している。上方バネスタック793、 下方バネスタック791およびスタッド775の間のスペースに案内部材776 が配置される。
支持ブラケット773は、タレット10をウェル50の中に設置する際に、ベー スプレート799の中にねじ込まれた調節スタッド770によって放射方向内側 に押される。この調節スタッド770は、ベースプレート799によって担持さ れた整列プレート798の外側に係合するが、スタッド778がベースプレート 779の中にネジ孔によってこのベースプレートに対して堅く固着されていない 時には放射方向に移動する事ができる。
整列プレート798の内側面は支持ブラケット773に係合する。従って支持ブ ラケット773は、ウェル50とタレット10の間のアナラスに沿って支持プレ ート772によって取り付けられた複数の整列プレート798によって放射方向 に支持される。
第5A図および第5B図の構造は、タレット10の表面102′を完全に丸い外 側面を有するように機械加工する必要がない点が有利である。タレット面102 °は真円から少し離脱してもよく、スラスト軸受598、支持リング797、支 持ブラケット773、バネスタック793および791、および軸受マウント構 造788およびウェル50によって垂直に支持する事ができる。このタレットの 設置に際して、各整列プレートをウェル50とタレット10の間のアナラスに沿 って放射方向に調整して、ウェル50の中を回転するタレット10を上方バネス タック793と共に放射方向に緩く支持する事ができる。このような調節はスタ ッド770と内側ナツト771′を除去し、調節スタッド770によって整列プ レート798を放射方向に移動させ、スタッド770゜をベースプレートの中に 強くねじ込み、ナツト771゛と771がベースプレート79つに軽く当接する まで回転する事によって実施される。
連結中のタレットと係留ブイの軸方向および回転方向整列機構 第6図乃至第11図は、タレット10と係留ブイ20の軸方向および回転方向整 列機構を示す。またこれらの図は連結を実施するためにこれらの機構を使用する 段階を示す。
第6図は、係留チェーン25が係留ウィンチ組立体82によって持ち上げられ、 最後の引き上げがチェーンジヤツキ組立体84(第3図)によって実施されてい る段階を示す。
スパイダーブイ20は上縁補強リング204を含む。
浮力は、フオームまたは類似材料のドーナツ型部材201によって与えられる。
またブイ20はコンクリートバラスト202、アンカーチェーン22に連結され た複数の支持体21とを含む。ブイ20の上側面に第1および第2みぞ穴710 ,712が配置される。これらのみぞ穴は、スパイダーブイ20とタレット10 との軸方向整列が得られた後にその回転方向整列を成す段階において、タレット 10の下端32に備えられたMlおよび第2ピン706.708と協働する。ス パイダーブイ20の上側面のこれらのみぞ穴710.712の配置角度は第10 A図および第10B図に図示されている。
タレットの下端部32は下方タレット支持組立体52に取り付けられた第1およ び第2整列ピン706.708を含む。これらのピン第10A図と第10B図に 図示のように相互に180°離間している。油圧アクチュエータ707.709 がこれらのビン706.708を、第6図に示す連結操作中の後退位置から、そ れぞれみぞ穴710.712の中に突入した位置まで選択的に往復運動させる。
ウェル50の下端は、船舶5の船底凹部721の中に等間隔で配置された複数の 、好ましくは12の固定バンパー700を含む。このような固定バンパー700 の下側面は船舶5の底面と近似的に整列する。また好ましくはウェル50の底面 に複数の作動バンパー702が配置される。好ましくは、このシステムは少なく とも4つの等間隔に配置されたバンパーを含み、これらのバンバ−は、ウェル5 0に取付けられた油圧式バンパーアクチュエータ704によって選択的に作動さ れる。これらのバンパーは、ブイ20がタレット10と軸方向に整列された後に 回転方向整列を支援する。
スパイダーブイの上側面は案内リング207を含み、この案内リングは、下方構 造リング35とコレットコネクター210との間の環状スペース33の中に嵌合 する。
操作に際して、第6図はバンパー700に接触する前のスパイダーブイを示し、 例えばスパイダーブイ20はタレット10の中心線に対して軸方向に不整列であ る。
第7図は、係留チェーン25に上方引張り力を加える事によってスパイダーブイ 20がバンパー700と部分的に係合した状態を示す。ブイの上縁補強リング2 04は固定バンパー700と係合し、ブイの案内リング207がタレット10の 底面の環状スペース33の中に入っている。作動バンパー702はまだ作動され ておらず、また整列ピン706.708もまだ作動されていない。
第8図はタレット10と軸方向に整列したスパイダーブイ20を示す。案内リン グ207゛はスペース33の中にある。軸方向整列は成されているが、回転整列 を達成しなければならない。第9図、第10A図および第10B図は回転整列を 示す。
連結操作の終了前に、タレット10はタレット油圧モータ592(第5図)によ ってウェル50(船舶5)に対して回転させられる。タレット上端のマークがコ ンパスヘディングと予め整列された回転整列を示すものとする。従って、船上の 操作員がタレットをスパイダーブイに連結される前に回転させて、回転整列を得 るように予め特定されたコンパスヘディングにタレット上のマークを整列させる 。このような操作回転は実際の回転整列の一定の角度範囲内にあると仮定される 。
第10A図と第10B図に図示のように、みぞ穴710.712は放射方向幅W と角度長りとを有する。
この角度長しは、前記の特定の回転整列角度と近似的に同一となるように設計さ れる。この角度は好ましくは約7−172度とする。これらのみぞ穴710.7 12はビン706.708の放射方向位置に放射方向に対応するように配置され る。タレットは操作上、士回転角度長しまで回転されるのであるから、いずれか 一方のビン706または708が対応のみぞ穴と回転方向において整列される。
第10A図は、ビン706のみがその対応のみぞ穴710の中に嵌合できる場合 を示す。この時点において、第9図に図示のように、アクチュエータ707がビ ン706を下方にみぞ穴710の中に押し込む。ビン708が下方の抵抗に会え ば、作業員は、第10A図に図示のように回転が実施されてタレットを時計方向 に回転させてビン706をみぞ穴710中において最も逆時計方向位置に配置し 、またビン708をみぞ穴712中において最も時計方向位置に入れなければな らない事を知る。もちろんビン708が最初にみぞ穴712の中に入りビン70 6がみぞ穴の中に入らなければ回転方向は逆になる。
軸方向整列後にこのような回転整列を実施するため、第9図に図示のように、作 動バンパー702が油圧によって下方に駆動され、スパイダーブイ20の上側面 とタレット10およびウェル50の底面の間に小間隙が生じる。従ってタレット 10をタレット駆動モータ592によって、最小限摩擦抗力をもって、ウェル5 0に対して回転させる事ができる。
例えばビン708がみぞ穴712の中に入った後に、タレットの回転が停止し、 バンパー702が後退させられ、テンションコネクターが作動されて予荷重引張 り力をコレットコネクター209に加える。
第11図に図示のように軸方向および回転方向整列が達成され、またタレット1 0とスパイダーブイ20との間の油圧コネクター30の中に予荷重引張り力が形 成されると、ランニングツールをタレット案内管11(第3図)の中に入れて、 可撓性ライザー24をつかみ、これを船舶の上部位置に持ち上げて、単数または 複数のスイベルを含む生産物スイベル組立体に達するフローラインに接続する事 ができる。
連結を容易にするための係留ブイとタレット底部の構造の他の実施態様 第6A図と第6B図はタレット10および船舶5の底部プロフィルの他の実施態 様と、係留ブイ20′の対応の上部プロフィルとを示す。受動バンパー組立体7 00゛がウェル50の開口に沿って船舶5上に設置されている。
第6B図に図示のように、タレット底部はタレットチェーン案内部材950を有 し、このチェーン案内部材のオス突起951が下方に向けられている。
係留ブイ20′の上端はブイチェーン案内部分952を有し、その環状メスグル ープ953が前記タレット油圧コネクターのチェーン案内部分950のオス突起 951を受けるように成されている。油圧コネクター組立体のベアクロー213 が係留ブイ20°のチェーン案内部分952とタレットのチェーン案内部分95 0とを一緒にロックする。
第6A図はチェーンプラグ954を示し、このプラグの上側面中心にチャンネル 25が固着されている。このプラグ954は、係留ブイが引張られてタレット1 0の底部に係合する際に、チェーンロッカー23′の中を上方に引張られてブイ チェーン案内部分952゛の開口の中に拘束されるように設計されている。係留 ブイ20゜がタレット10に連結された後に、チェーン25の上方引張りが停止 し、チェーン25が緩徐されてプラグ954と共にチャンネルロッカー23°の 底部23″まで落下する。
タレット10の底部とブイ20′のプロフィル、およびプラグ954とその中心 におけるチェーン25の取付けは、例えば第6図の実施態様の場合よりも大きな 引張り角度が得られるので有利である。
また第6図は、係留ブイ20′の上端の単一の整列穴710゛の中に嵌合する単 一の被駆動整列ピン707′を有する実施態様を示す。
連結操作に際して、タレット10が回転方向に係留ブイ20°の上側面と整列し て整列ピン707゛が整列穴710゛の中に嵌合するまで、タレット10が船舶 5に対して回転させられる。
下方軸受組立体 第12図、第13図および第14図は本発明による下方軸受組立体54を示す。
この軸受組立体54は、スパイダーブイ20とタレット10およびコネクター3 0の間の曲げモーメントを最小限になすように、テンションコネクター30の近 似的に軸方向位置に配置されている(例えば第2図および第3図を参照)。下方 軸受組立体54は複数の(好ましくは図示にように16の)放射方向軸受組立体 540を含み、各軸受組立体540がタレット10の外側面に当接する。
第12図の13−13線に沿った横断面を第13図に示し、またこの放射方向軸 受組立体540の平面図を第14図に示す。
タレット10は下方タレット部分の機械加工面110を有し、この加工面は耐食 特性を有する外周面112を有する。タレットのこの面112に対する放射方向 支持はブシュセグメント514によってなされ、このブシュセグメント514の 湾曲内側面はタレットの下方機械加工面110の湾曲外側面と近似的に合致する 。ブシュセグメント514は、支持ブロック544から転勤自在に支持されたブ シュブロック547によって担持されている。この支持ブロック544は、下方 タレット支持組立体またはリング52に固着された支持部材543によって支持 されている。
各ブシュ514はタレット10が下方軸受組立体54の内部に挿着された状態で 放射状にタレット10の外周面を支持するように調整される。このような調整は 、くさび553と協働するシム551によって達成される。
くさび保持部材555とロックナツト557は、ロックナツト557を締め付け ることによってくさび553を下方に押す。くさび553はシム551と支持ブ ロック554を内側に押してブシュブロック547とブシュセグメント514を 下方タレット部分の機械加工面110に押しつける。下方軸受組立体54の外周 面もむろん同様の構造で調整することができる。
第14図に見られるように、ブシュ514は担持プレート54つによって担持さ れ、この担持プレート549はブシュブロック547の上側面に固着されて支持 部材543の外側アームから枢転自在に支持されている。タレット加工面110 の軸線前記が下方軸受組立体の軸線前記に対して正確に整列されていない場合、 またはタレット加工面110の外側面が正確に真円でない場合に、支持ブロック 544の内側に向いた円形断面のシート545とブシュブロック547の外側に 向いた円形断面部分561がブシュ514をその支持部材543に対して自己調 節させる。タレットの軸線が下方軸受組立体の軸線と平行でない場合、前記の球 形面561が支持ブロック544のシート545上を垂直方向に少し枢転する事 ができる。下方タレット部分110の面112が真円でなくまたはわずかの間隙 が存在する場合、ブシュブロック547が支持ブロック544のシート545の 中をわずかに水平移動する事により、ブシュセグメント514が接触面の放射方 向変動に従う事ができる。このような構造の結果、回転式タレット10の下方軸 受組立体54の中において、各放射方向軸受組立体540の自動整列が達成され る。これらの自動整列は、タレット10の軸線がその軸受組立体の軸線と正確に 整列していない場合のみならず、タレットの外側面が真円でなくあるいは小間隙 を有する場合にも生じる。
タレットの製造 第15A図、第15B図および第15C図は船舶5上に塔載する前のタレット1 0の製造工程に関する本発明の重要な特徴を示す。第15図に図示のように、タ レット10は別個の3部分として製造される。下方部分10Aは別個に製造され 外側機械加工面110(第15B図および第13図参照)を含み、テンションコ ネクタ30の支持構造を含む。さらに第15A図にのみ示すように、タレット底 部の底面111を機械加工しなければならない。これらの面は例えば第6図、第 7図、第8図および第9図にさらに詳細に示されている。
中央部分10Bは全体として円筒形を成す。上方部分10Cは上方タレット部分 の機械加工面102を有する。
第15A図に図示のような短い長さの各部分の製造は、タレット全体を機械加工 する場合と比較して、大直径部分102.110の機械加工が容易になる。各製 造工程とテスト後に、各部分10A、IOB、IOCを例えば溶接などの方法に よって端一端接合する事ができる。
ブイとタレット底部との組立テスト 第16図はタレット10の下方部分10Aとブイ20の中央部分2OAとの係合 をテストする方法を示す。組立を容易にするため、タレットの下方部分10Aを 例えば構造802によって固定するためのテストスタンド800が設置される。
次にブイの中央部分2OAを上方に引き上げてタレット部分10Aと軸方向およ び回転方向に整列させる。このように係留ブイ部分2OAが下方タレット部分1 0Aの底部に近づくに従って、すべての係合要素の間の製造公差を観察し、測定 しまた必要があれば変更する。
このような海中での配置と連結前に実施されるテストにより、タレットとスパイ ダーブイが連結でき程度に相互に対応するサイズを有する事が確認される。さら に予荷重引張りコネクタ30の動作が海上ではなく製造工場において完全にテス トされる。
海上での連結−離脱操作 第17A図乃至第17G図は採油船5を海中のスパイダーブイ20に連結する操 作段階を示す。第17H図と第171図は、離脱段階を示す。
第17A図はスパイダーブイ20が海中で平衡状態になった状態を示す。このよ うな平衡深さは例えば海面7の下方、約100フイートとする事ができる。回収 チェーン25に固着されたコネクタ30(第3図)の上に取り付けられた漏斗型 構造907の中に貯蔵された強力な、水より軽いメツセンジャーライン900の 一端が海上に浮遊し、他端がブイ20のチェーンロッカーの中に貯蔵された回収 チェーン25に対して固着されている。
第17B図はスパイダーブイ20の位置に到達した採油船5を示す。採油船5の タレット10から海中に回収ワイヤ902が降ろされ、この回収ワイヤ902の 一端を船上に取り上げる。この回収ワイヤ902の一端は次にメツセンジャーラ イン900に連結するために固定される。
第17C図においては、作業船上の捕捉装置を使用してメツセンジャーライン9 00を回収し、同時にスパイダーブイ20のチェーンロッカーから係留チェーン 25を引き出す。このチェーン組立体の末端をつかんで甲板3のチェーンストッ パーによって固定し、回収ワイヤ902の末端を回収チェーン25の末端に連結 し、メツセンジャーライン900を離脱させる。
第17D図に示すように、ソフトラインと甲板のキャップスタン/ウィンチを使 用して回収ライン組立体を水中に降ろし、同時に、余分の緩みを防止するために 回収ウィンチでたぐる。ソフトラインが緩むと、甲板上のその一端を解除し、回 収ライン組立体の開放取り付は部材を通して引張ってライン組立体を解除する。
第17E図は回収ウィンチによってブイ20をゆっくりと回収する状態を示し、 スパイダーブイが船舶から数ヤード以内になった時に荷重が増大する。
第17F図は、タレットシャフト中のチェーンジヤツキに係合されて、このチェ ーンジヤツキがブイ20を連結位置まで引き上げ始めた状態を示す。このような チェーンジヤツキは好ましくは450トン以上の引張り能力ををする(もちろん このような引張り能力は小船舶および穏やかな海上の条件の場合には小さくなる )。タレット10とスパイダーブイが所定角度(例えば±7.5°)に整列され るまで、油圧駆動モータを使用してタレットシャフトを採油船5に対して回転さ せる。
第17G図は連結操作を示す。ブイ20とタレット10が±7.5°の範囲内で 整列すると、一方の整列ピンがスパイダーブイ整列みぞ穴の一方の中に挿入され る。
挿入されたピンが確認されて、船舶に対するタレットの必要な回転方向が確認さ れる。油圧駆動モータを使用してタレットを適正な回転整列位置まで回転させる と、両方のピンがブイの上面の両方のみぞ穴の中に挿入される。
スパイダーブイが下方にある時にタレットの回転を容易するため、作動バンパー を使用する事ができる。
第17図H図は下記の動作のとられる状態を示す。テンションコネクタがスパイ ダーブイに対して係合され、予荷重が加えられる。回収チェーンがスパイダーブ イのチェーンロッカーの中に降ろされる。タレット内部の海水をポンプで排水し 、回収ワイヤを回収チェーンから離脱してウィンチの上に巻き付ける。適当な操 作ギヤと連結工具を使用して、ライザー組立体を持ち上げ、主甲板レベルのタレ ット内部の管系統に接続する。
第17I図は離脱段階を示す。まず、主甲板においてタレット内部のライザーか ら管系統を離脱する。次にスパイダーブイ20上のその支持体まで降ろす。次に テンションコネクタの油圧駆動によってブイを離脱する。
メツセンジャーライン貯蔵 第18図はスパイダーブイ20をタレット10から離脱させる前にメツセンジャ ーライン900を貯蔵する貯蔵装置を示す。コネクタ30の上端に漏斗型構造9 05が固着されている。メツセンジャーライン900を漏斗90’5の中に配置 し、このメツセンジャーラインの下端を回収チェーン組立体25の上端に、取り 付は部材901において、連結リンク903によって連結する。
漏斗構造905内部のメツセンジャーライン900の配置は、第18図に図示の ように折り畳まれた層状を成し、あるいは漏斗905の内側面に沿ったコイル状 とする事ができる。固定ネット907が漏斗905の上端を覆う。
操作に際してコネクタ30の作動によってスパイダーブイ20からタレット10 を切り放すと、スパイダが海中に沈んで、メツセンジャーライン900を通路2 53を通して引張る。メツセンジャーライン全部が海中に展開した後に、その上 部が海面まで上昇する。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その主旨の範囲内において任 意に変更実施できる。
FIG、 6A FIG、 7 FIG、IOA FIG、70B FIG、1B 国際調査報告 Qjj/ll(02/n1llAltorrtu< Q7109 1!+ フロントページの続き (72)発明者 ペダーセン、クリステン アイ。
アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ヘンダーソンビル、マウンテン、スプリン グ、ドライブ、22 (72)発明者 ポランスキー、ピータ−エフ。
アメリカ合衆国テキサス用、ヒユーストン、シャドーゾール、2814

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.船体に回転自在に取り付けられた垂直整列タレットを有し前記船体とタレッ トは相互に回転する事ができ前記タレットの下端が海底に向かって下方に向けら れるように成された船舶と、浮遊係留要素および前記係留要素と海底との間に延 在し前記係留要素に連結された複数の係留ラインと、前記係留要素の上端に取り 付けられたコレットフランジハブおよび前記タレットの下端に取り付けられた油 圧作動式コレットコネクタを有する選択的作動式油圧コネクタ組立体とを含む改 良型着脱自在の船舶係留システムにおいて、 前記コネクタ組立体を前記タレットの下端に対して上方に選択的に押し上げる事 によって、前記コネクタ組立体の前記コレットフランジハブとコレットコネクタ との間に予荷重引張り力を生じる手段と、 前記コネクタ組立体がもはや選択的に上方に押し上げられなくなった時に前記コ ネクタ組立体中の予荷重引張り力を実質的に保持する手段とを含む改良型着脱自 在船舶係留システム。
  2. 2.前記コネクタ組立体を上方に選択的に押し上げる前記手段は、 油圧シリンダと、 前記油圧シリンダを前記タレットの下端に取り付ける手段と、 前記コレットコネクタに固着されて前記シリンダの内部を移動する環状ショルダ を有するピストン部材と、前記ピストンショルダの下方に圧液を加えて、前記取 り付け手段を介して前記油圧シリンダを前記タレットに対して下方に押しながら 、前記ピストンと前記コレットコネクタとを上方に押し上げる油圧手段とを含む 事を特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 3.前記取付け手段は、 前記タレットの底部に固着され、内側に向いた環状球形シートを有するタレット 支持リングと、前記油圧シリンダに連結され、外側に向いた球形環状ボール面を 有するシリンダ支持リングとを含み、前記シリンダ支持リングの前記外向き面が 前記タレット支持リングの前記内向き面によって担持されるように成されたこと を特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 4.前記の油圧シリンダは上方に向いた環状シリンダを含み、こここ、 前記引張り力を保持する手段は、 前記ピストンの回りに、前記油圧シリンダの上方にネジ込まれたナットであって 、前記ナットは前記油圧シリンダの前記上向き環状面と係合するように成された 下向き環状面を有するナットと、 前記ネジ込まれたナットを前記ピストン回りに下方に回転して前記シリンダに当 接させ、前記環状面を相互に係合させ、これにより前記ピストンを前記タレット 底部に対して実質的にロックし前記タレットに対する前記コネクター組立体の前 記予荷重引張り力を実質的に保持する手段とを含むことを特徴とする請求項2に 記載のシステム。
  5. 5.前記ナットを回転させる手段は前記シリンダに連結された油圧モータを含み 、前記モータは出力軸と、前記出力軸と前記ナットの間に連結されたギヤとを有 し、これにより前記モータの前記軸の回転が前記ナットを前記シリンダに対して 回転させることを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 6.前記コネクター組立体中の前記予荷重引張りカレベルを遠隔検出する手段を 含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  7. 7.前記ピストン部材の壁体中に配置された単数または複数のひずみ計と、 前記単数または複数のひずみ計に接続され前記船舶のモニタ部位に到達する導線 と、 前記のコレットコネクター中に残存する予荷重引張り力を表示するため前記導線 に接続された前記モニタ箇所の手段とを含むことを特徴とする請求項2に記載の システム。
  8. 8.海中に開いた垂直ウエルを有し、前記船舶が満載の時に海水が前記ウエル中 の量高レベルまで上昇し、前記タレットが前記ウエル中において前記船舶に対し て回転自在に固着されて前記船体と前記タレットが相互に回転するように成され た請求項1に記載の改良型着脱自在の船舶係留システムにおいて、 さらに、 前記ウエル中の海水の最高レベルの上方において前記ウエル中に、前記船舶に固 着された緩衝手段と、前記船体と前記タレットを相互に回転させながら前記タレ ットを前記船舶に対して軸方向に支持するため、前記援働手段によって支持され た軸受組立体手段とを含み、前記緩働手段は、前記タレットと前記船舶の間のモ ーメント荷重を低減させまた前記軸受組立体手段の成分の製造公差を補償するこ とを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. 9.前記タレットは、さらに 前記下方放射方向軸受と係合するように機械加工された外側外周面を有する厚い 壁体の環状区域を備える下方管状部分と、 前記上方放射方向軸受と係合するように機械加工された外側外周面を有する厚い 壁体の環状区域を備える上方管状部分と、 前記下方管状部分と前記上方環状部分との間に接合された中央管状部分とを有す ることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 10.海中に開いた垂直ウエルを有し、前記船舶が満載の時に海水が前記ウエル 中の鼓高レベルまで上昇するように成され、ここに、さらに 前記ウエル中に前記最高レベルの上方に搭載された上方タレット支持リングと、 前記タレットの上方部分と前記タレット支持リングとの間に配置され、前記垂直 に配置されたタレットを前記ウエルの中に回転自在に支持する軸受組立体と、前 記ウエルに固着された軸受搭載構造と、前記タレット支持りングと前記軸受搭載 構造との間に配置された弾性手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載のシ ステム。
  11. 11.前記タレットの前記上部を放射方向に支持する放射方向支持手段を含むこ とを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  12. 12.さらに前記放射方向支持手段の放射方向位置を調節する手段を含むことを 特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 13.船体に回転自在に取り付けられた垂直整列タレットを有し前記船体とタレ ットは相互に回転する事ができ前記タレットの下端が海底に向かって下方に向け られるように成された船舶と、浮遊係留要素および前記係留要素と海底との間に 延在し前記係留要素に連結された複数の係留ラインと、前記係留要素の上端に取 り付けられたコレットフランジハブおよび前記クレットの下端に取り付けられた 油圧作動式コレットコネクタを有する選択的作動式油圧コネクタ組立体とを含む 改良型着脱自在の船舶係留システムにおいて、 前記コレットコネクターを前記タレットの前記底部に自己整列的に取付ける自己 整列支持手段を含む事を特徴とする船舶係留システム。
  14. 14.前記自己整列支持手段は、 前記タレット底部に固着され、内向きの球形環状シートを有するタレット支持リ ングと、 前記コレットコネクターによって担持され、外向き球状環状面を有するコレット コネクター支持リングとを含み、前記コレットコネクター支持リングの前記外向 き面が前記タレット支持リングの前記内向き球形環状シートの中を揺動すること を特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 15.前記コネクター組立体の中に予荷重引張り力を発生する手段を含むことを 特徴とする請求項13に記載のシステム。
  16. 16.前記船舶が前記浮遊係留要素に連結されている間に前記コレットコネクタ ーを前記タレットの頂上まで上昇させる手段を含むことを特徴とする請求項15 に記載のシステム。
  17. 17.前記船舶の甲板上に配置されたウインチと、前記油圧コネクター組立体を 通して延在する通路と、前記浮遊係留要素の中心点から、前記油圧コネクター組 立体の前記通路を通して前記ウインチ手段に連結された索手段とを含むことを特 徴とする請求項13に記載のシステム。
  18. 18.前記索はチェーンであり、 前記浮遊係留要素はチェーンロッカーを含み、前記チェーンロッカーは上端にお いて狭窄された通路を含み、 前記チェーンロッカーはプラグを含み、このプラグの中心に対して前記チェーン の下端が連結され、従って前記係留要素が前記チェーンによってウインチで巻き 上げられる時に、前記プラグが前記チェーンロッカーの上端まで引張られ、この 際に前記チェーンが前記係留要素の中心において前記プラグの前記中心から引張 られ、また前記チェーンが前記ウインチ手段から解除された時に前記プラグが前 記チェーンと共に前記チェーンロッカーの底部まで落下してチェーンを貯蔵する ように成されたことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  19. 19.船舶に回転自在に固着された実質的に垂直に整列されたタレットを放射方 向に支持する放射方向軸受構造において、 前記船舶に固着されたタレット支持リングであって、前記リング中に配置される 前記タレットの外径を受けるサイズの内径を有しまたリング軸線を有するタレッ ト支持リングと、 前記タレットの回りに固着され前記タレットの外側面に係合する複数の放射方向 軸受組立体とを含み、前記の各放射方向軸受組立体は、前記タレット支持リング に固着された軸受手段を含み、前記軸受手段は内側に湾曲した内側面を有するブ シュを含みし、前記内側面は前記タレットの外向き円筒面の曲率半径と実質的に 同一の曲率半径を有し、また前記タレット軸線が前記リング軸線に対して平行で ない場合、および前記タレット円筒面が真円でなくあるいは小間隙を示す場合に 、前記タレットの前記円筒面に対する前記ブシュの内側面の実質的に一定な係合 を保持するように、前記軸受手段は前記タレット支持リングに対してその配向を 自動調節する事を特徴とする放射方向軸受構造。
  20. 20.前記の各軸受組立体はさらに、 前記タレットが前記タレット支持リングの中に配置された後に、前記ブシュの前 記内側面を前記タレットの前記円筒面の一部に対して緊密に係合させるために、 前記の各軸受手段を調節してその軸線を前記ブシュの中心と一致させる手段を含 むことを特徴とする請求項19に記載の構造。
  21. 21.前記の各軸受手段は、 前記タレット支持リングに固着され前記タレット支持リングの半径方向に配向さ れた支持部材と、前記支持部材によって担持され、前記タレット支持リングの中 心に向かって内向きの部分円形断面のシートを有する支持ブロックと、 前記ブシュの外端に連結されまた外向き部分円形断面のボール面を有するブシュ ブロックと、前記タレットの前記外側面と前記支持ブロックとの間において前記 ブシュブロックを担持する担持手段とを含み、前記ブシュが前記タレットの前記 外側面に係合する際に、前記ブシュブロックの外向きの部分的円形断面のボール 面が前記支持ブロックの内向きの部分的円形断面のシートに当接し、また 前記ブシュブロックの外向きの部分的円形断面のボール面が前記支持ブロックの 内向きの部分的円形断面のシート上を水平方向および垂直方向に限定量滑動する ことを特徴とする請求項19に記載の放射方向支持構造。
  22. 22.前記軸受手段は、 前記タレット支持リングに固着されこのタレット支持リングの半径方向に配向さ れた支持部材と、前記軸受手段が前記タレット支持リングの半径方向に放射方向 内側および外側に移動できるように、前記軸受手段を前記タレット支持部材を取 付ける構造手段と、前記軸受手段を前記タレット支持部材に対して放射方向内側 に押圧する調節手段とを含むことを特徴とする請求項20に記載の構造。
  23. 23.前記支持部材によって担持され、前記タレット支持リングの中心に向かっ て内向きの部分的円形断面シートを有する支持ブロックと、 前記ブシュの外端に連結されまた外向きの部分的円形断面のボール面を有するブ シュブロックと、前記タレットの前記外側面と前記支持ブロックとの間において 前記ブシュブロックを担持する担持手段とを含み、前記ブシュが前記タレットの 前記外側面に係合する際に、前記ブシュブロックの外向きの部分的円形断面のボ ール面が前記支持ブロックの内向きの部分的円形断面のシートに当接し、また 前記ブシュブロックの外向き部分的円形断面のボール面が前記支持ブロックの内 向きの部分的円形断面のシート上を水平方向および垂直方向に限定量滑動するこ とを特徴とする請求項22に記載の放射方向支持構造。
  24. 24.前記支持ブロツクは、 前記タレット支持リングの前記中心から外側に向く背面を含み、 前記調節手段は、前記支持ブロックの前記背面と前記支持部材の垂直延長との間 に配置されたシム手段を含むことを特徴とする請求項23に記載の構造。
  25. 25.前記背面は垂直軸線に対して傾斜し、また前記シム手段は、前記背面に隣 接配置された少なくとも1つのシム部材と、前記シム部材と前記支持部材の垂直 延長との間に配置されたクサビ部材とを含むことを特徴とする請求項24に記載 の構造。
  26. 26.相互に回転でいるように船体に回転自在に取り付けられた垂直整列タレッ トと、浮遊係留要素と、選択的作動式油圧コネクタ組立体とを含み、前記コネク ター組立体は、前記係留要素の上端に取り付けられたコレットフランジハブおよ び前記タレットの下端に取り付けられた油圧作動式コレットコネクタを有するよ うに成された着脱自在の船舶係留システムの製造法において、前記タレットの単 数または複数の上方部分とは別個に、下部を有するタレット下方部分を製造する 段階と、前記油圧コレットコネクターを前記タレットの前記下方部分の前記下端 に搭載する段階と、 前記タレットを前記船舶に連結する前に、前記コレットフランジを搭載された前 記係留要素の上端を、前記油圧コレットコネクターを搭載された前記タレット下 方部分の前記下端と係合させる段階とを含む着脱自在船舶係留システムの製造法 。
  27. 27.前記係合段階は、前記タレットの前記下方部分の前記下端の前記油圧コレ ットコネクターを前記係留要素の前記コレットフランジハブと連結するサブ段階 を含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 28.さらに、前記油圧コレットコネクターと前記コレットフランジハブとの連 結部分に予荷重引張り力を生じるサブ段階を含むことを特徴とする請求項27に 記載の方法。
  29. 29.さらに、前記油圧コレツトコネクターが前記係留要素の前記コレツトフラ ンジハブと自動的に軸方向整列するように前記コレツトコネクターを前記タレッ ト下方部分の前記下端に搭載するサブ段階を含むことを特徴とする請求項27に 記載の方法。
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