JPH0650046U - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0650046U
JPH0650046U JP9108892U JP9108892U JPH0650046U JP H0650046 U JPH0650046 U JP H0650046U JP 9108892 U JP9108892 U JP 9108892U JP 9108892 U JP9108892 U JP 9108892U JP H0650046 U JPH0650046 U JP H0650046U
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JP
Japan
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camera body
camera
strobe
mounting board
window
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JP9108892U
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English (en)
Inventor
周司 飯島
宏志 照沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラ本体内で上端側とその下側に配設され
る実装基板間での接続を行なうリード線の引き回しを、
効率よく無駄のない状態で行なう。 【構成】 カメラ本体2の前面側上端部分にそれぞれの
窓部11,14が並設されるAF装置、AE装置、スト
ロボ装置6、ファインダ装置5を、カメラ本体内に配設
する。このカメラ本体内で上端側部分に、各装置が接続
されるとともに各種撮影動作制御用回路を有する第1の
実装基板21を配設する。この第1の実装基板に対しカ
メラ本体内で下方に配設された第2の実装基板18を、
リード線19,19を介して接続する。これら両基板間
の接続用リード線を、カメラ本体上端部内側でいずれか
の装置間に形成される間隙空間を通って配置させる。そ
の間隙空間の両側に位置する装置の窓部11,14から
見えないように保護する隔壁20,20を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえばAF装置(オートフォーカス装置)、AE装置(自動露光 装置)等の微弱電流作動装置やファインダ装置、さらにはストロボ装置等の大電 流で駆動される撮影動作用装置を始めとするカメラの各種構成部品が混在して高 密度に組立てられるカメラに関し、特にこのカメラ内に組込まれて撮影動作制御 回路等を有する実装基板間を接続するリード線の組込み構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえばカメラにおいて、AF装置やAE装置は、非常に微弱な電流で駆動制 御される一方、ストロボ装置の発光部やフィルム給送用の電動モータ、あるいは 測距用の投光器のような撮影動作用装置は、大電流で駆動制御されるようになっ ている。
【0003】 そして、上述したようなストロボ装置等の撮影動作用装置に至るリード線は、 大電流を扱うために、電気的ノイズが発生し易いものであり、このようなリード 線をカメラ本体内に布設するにあたって、そのノイズの影響を受けて誤動作し易 い微弱電流作動装置から遠ざけて配置することが必要とされている。
【0004】 特に、この種のカメラは、近年小型化が求められるとともに、内部に組込み配 置する構成部品も増え、高密度な組込み状態を得ることが望まれる。
【0005】 このため、従来からこの種のカメラにあっては、ノイズ発生源となるリード線 を、カメラ本体内の前面側や背面側で微弱電流作動装置から離れた位置を引き回 して組込み配置させることが一般に行なわれていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したカメラにおいて最近は、カメラ本体の上端部分に、AF装 置、AE装置、ストロボ装置、ファインダ装置等が並設されるとともに、それぞ れの窓部が、カメラ本体の前面側に並んで開口しており、これらの窓部の存在に よって、前述したリード線の引き回しスペースが制限され、リード線の長さを長 くし、無駄な配線を行なうことが必要となるという不具合があった。
【0007】 特に、このような問題は、カメラ本体の小型化を図る程、著しいものであった 。すなわち、小型化されているカメラ本体では、上述した窓部間の間隔が小さく 、このためこのような窓部付近でリード線を通すと、このリード線が、窓部を介 してカメラ本体の外部から見えてしまうという問題を生じる。
【0008】 したがって、上述したリード線を引き回して配置させるにあたって従来は、上 述したカメラ本体前面側での各装置の窓部を避けているが、このようにすると、 リード線の引き回し長さが長くなり、無駄が多く、さらにこのようなリード線の 組込み作業も面倒となるもので、これらの問題点を一掃し得る何らかの対策を講 じることが望まれている。
【0009】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、カメラ本体内で上端部 分に、AF装置、AE装置、ストロボ装置、ファインダ装置が並設されるととも に、それぞれの窓部が、カメラ本体の前面側に並んで設けられている場合に、カ メラ本体内での実装基板間を接続するリード線を、無駄のない状態で組込み配置 させ、しかもカメラ本体外部から見えたりする等の問題もなく、リード線の組込 みスペースやその組込み作業等での問題も一掃することが可能となるカメラを得 ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような要請に応えるために本考案に係るカメラは、カメラ本体内に配設さ れその前面側上端部分にそれぞれの窓部が並設されるAF装置、AE装置、スト ロボ装置、ファインダ装置と、カメラ本体内で上端側部分に配設され各装置が接 続されるとともに各種の撮影動作制御用回路を有する第1の実装基板と、この第 1の実装基板に対しリード線を介して接続されるカメラ本体内で下方に配設され た第2の実装基板を備え、これら両実装基板間を接続するリード線を、カメラ本 体の上端部内側でいずれかの装置間に形成される間隙空間を通って配置させると ともに、その間隙空間の両側に位置する装置の窓部から見えないように保護する 隔壁を設けたものである。
【0011】
【作用】
本考案によれば、第1および第2の実装基板間を接続するリード線を、無駄な 引き回しを行なわない状態で、カメラ本体内で上端側部分に配列されるAF装置 、AE装置、ストロボ装置、ファインダ装置のいずれかの装置間に形成される間 隙空間を通って配置させるとともに、この間隙空間の両側に設けた隔壁によって 、前記リード線を、両側に位置する窓部から見えない状態で通すことが可能で、 しかも隔壁の存在によって、ストロボ装置で発光した光が、ファインダ装置、A E装置等に影響しないようにすることも可能となる。
【0012】
【実施例】
図1ないし図3は本考案に係るカメラの一実施例を示し、これらの図において 、まず、本考案を適用して好適なカメラ1の概略構成を、図3を用いて簡単に説 明する。 すなわち、図3中符号2はカメラ本体、3は撮影レンズ系3aを保持しカメラ 本体2の前面部中央に突設されるレンズ鏡筒である。
【0013】 また、図中4a,4bはカメラ本体2前面部でレンズ鏡筒2の上方位置に設け られAF装置(オートフォーカス装置)を構成する発光、受光用のAF測距窓、 5はファインダ窓11を有するファインダ装置、6はストロボ窓14を有し電子 閃光装置としてのストロボ発光部であり、さらに7はAE装置(自動露光装置) 用の測光窓、8は発光源であるLEDの光を外部に照射するLED窓である。
【0014】 ここで、これら各装置の窓部、すなわちAF装置のAF測距窓4a,4b、フ ァインダ装置5のファインダ窓11、ストロボ発光部6のストロボ窓14、AE 装置の測光窓7、LED窓8は、カメラ本体2の前面側上端部に並設され、かつ これに対応して各装置が、カメラ本体2内の上端側部分に配設されている。 なお、図中9はレリーズ釦であり、さらに上述した以外のカメラ1構造は周知 の通りで、その詳細な説明は省略する。
【0015】 10は前記ファインダ窓11の内側に配設されてファインダ装置5を構成する ファインダレンズ(図1および図2参照)である。 また、12はストロボ発光部6を構成する発光管(キセノン管)、13は反射 鏡で、前記ストロボ窓14と共に、ストロボ発光部6を構成している。
【0016】 21はカメラ本体2の上端側で内壁面に沿って略水平状態で配設されたリジッ ト基板による第1の実装基板で、この実装基板21の上面側には、カメラ各部の 撮影動作制御を行なう制御回路部を構成するCPUや配線回路(図示せず)が形 成されるとともに、その下面側には、前記AF装置、AE装置等が実装されてい る。
【0017】 そして、上述した第1の実装基板21に形成されている配線回路のランド部( 図示せず)には、カメラ本体2において前面側下方に垂直状態で配設され撮影動 作制御を行なう駆動回路等が設けられる第2の実装基板18から引き出したリー ド線19,19が、半田付け等で接続されている。
【0018】 さて、本考案によれば、カメラ本体2内の上端側部分に配設され各種の撮影動 作制御用回路を有する第1の実装基板21と、カメラ本体2内で下方(本実施例 ではカメラ本体2の前面部内側)に配設され駆動回路等が設けられる第2の実装 基板18間を接続するリード線19,19を、カメラ本体2の上端部内側でファ インダ装置5とストロボ発光部6との間に形成される間隙空間を通って配置させ るとともに、その間隙空間の両側に位置する装置の窓部(ファインダ窓11とス トロボ窓14)から見えないように保護する隔壁20,20を設けたところに特 徴を有している。
【0019】 ここで、上述した隔壁20,20としては、カメラ本体2内で少なくとも前面 部裏面に近接して設けられ、隣接しているファインダ窓11やストロボ窓14か ら、リード線19,19が見えないように設けるとよい。
【0020】 このような構成によれば、第1および第2の実装基板21,18間を接続する リード線19,19を、カメラ本体2内で上端側部分に配列されるAF装置(4 a,4b)、AE装置(7,8)、ストロボ発光部6、ファインダ装置5のいず れかの装置間(ファインダ装置5とストロボ発光部6との間)に形成される間隙 空間を通って配置させ得ることから、カメラ本体2内での必要以上の引き回しを なくし、無駄を省いた布設状態で、カメラ本体2内に組込み配置させることが可 能となる。
【0021】 さらに、上述した間隙空間の両側に設けた隔壁20,20によって前記リード 線19,19を挾んで通すことにより、その両側に位置するファインダ窓11や ストロボ窓14からは見えない状態とすることが可能で、これら隔壁20,20 の存在によってカメラ1の正面からリード線19,19を見えないようにするこ とができる。
【0022】 また、これらの隔壁20,20によれば、上述したストロボ発光部6で発光し た光の漏れを防ぎ、ファインダ装置5、AE装置(7,8)等に影響を及ぼさな いようにすることも可能となる。
【0023】 さらに、上述した隔壁20,20によれば、リード線19,19の引き回しの 際のガイドとしての機能をも有し、リード線19,19のための特別なガイドを 不要とし、コスト低減化が図れるという利点もある。
【0024】 勿論、上述した構成によれば、リード線19からの電気的ノイズの影響が、微 弱電流作動装置に及ばない位置で、リード線19を引き回すにあたっての自由度 が大きく、設計上や組込み作業性の面でも優れているという利点を奏する。
【0025】 図4および図5は本考案に係るカメラの他の実施例を示し、これらの図におい て、この実施例では、LED(この実施例では符号8を付す)からの光を照射す るLED窓24と、AE装置(この実施例では符号7を付す)に測光用の光を入 力する測光窓23との間の間隔空間に、隔壁20,20を介在させて設け、その 間にリード線19,19を通すようにした場合を示している。
【0026】 そして、このような構成によっても、前述した実施例と略同様の作用効果が得 られるもので、またLED8からの光が、隔壁20,20の存在によって、AE 装置7側に影響を及ぼすこともなく、実用上での利点は大きい。
【0027】 なお、本考案は上述した実施例構造には限定されず、カメラ1各部の形状、構 造等を適宜変形、変更し得るものであり、種々の変形例が考えられよう。 たとえば上述した実施例では、カメラ本体2内で上端側部分に配設される第1 の実装基板21に対し、リード線19,19を介して接続される第2の実装基板 18を、カメラ本体2の前面側に配置させた場合を説明したが、本考案はこれに 限定されないことは言うまでもない。 さらに、本考案を適用するカメラとしても、上述した実施例構造によるものに 限定されず、種々の構造を有するカメラに適用して効果を発揮し得る。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るカメラによれば、カメラ本体内に配設されそ の前面側上端部分にそれぞれの窓部が並設されるAF装置、AE装置、ストロボ 装置、ファインダ装置と、カメラ本体内で上端側部分に配設され各装置が実装さ れるとともに各種の撮影動作制御用回路を有する第1の実装基板と、この第1の 実装基板に対しリード線を介して接続されるカメラ本体内で下方に配設された第 2の実装基板とを備え、これら両実装基板間を接続するリード線を、カメラ本体 の上端部内側でいずれかの装置間に形成される間隙空間を通って配置させるとと もに、その間隙空間の両側に位置する装置の窓部から見えないように保護する隔 壁を設けるようにしたので、簡単な構造にもかかわらず、以下に列挙する実用上 種々優れた効果を奏する。
【0029】 隔壁を設けることによって、ファインダ装置やAE装置の近くに、リード線を 引き回すことが可能となり、リード線を無駄のない状態で効率よく組込み配置す ることができる。
【0030】 隔壁の存在によって、リード線がカメラ外部からは見えない状態で布設するこ とができる。
【0031】 隔壁の存在によって、ストロボ装置や発光源からの光が、他の装置に影響を及 ぼすことがなく、各装置の作動を所要の状態で行なえる。
【0032】 各リード線の引き回し時のガイドとして、隔壁を利用でき、所要の状態での布 設を、ガイド等を特別に設けることなく行なえ、コスト低減化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカメラの一実施例を示し、カメラ
本体を正面から見た概略縦断面図である。
【図2】図1においてカメラ本体を上方から見た要部を
拡大した横断面図である。
【図3】本考案を適用して好適なカメラの一実施例を示
す概略斜視図である。
【図4】本考案に係るカメラの他の実施例を示し、カメ
ラ本体を正面から見た概略縦断面図である。
【図5】図4においてカメラ本体を上方から見た要部を
拡大した横断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 カメラ本体 4a AF測距窓(AF装置) 4b AF測距窓(AF装置) 5 ファインダ装置 6 ストロボ発光部(ストロボ装置) 7 測光窓(AF装置) 8 LED窓(LED) 10 ファインダレンズ 11 ファインダ窓 12 発光管 13 反射鏡 14 ストロボ窓 18 第2の実装基板 19 リード線 20 隔壁 21 第1の実装基板 23 測光窓 24 LED窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体の前面側上端部分にそれぞれ
    の窓部が並設されるAF装置、AE装置、ストロボ装
    置、ファインダ装置を、カメラ本体内に配設するととも
    に、各種の撮影動作制御用回路を有し前記AF装置、A
    E装置、ストロボ装置が接続される第1の実装基板を、
    カメラ本体内でその上端側部分に設け、かつこの第1の
    実装基板に対し、カメラ本体内で下方に配設した第2の
    実装基板を、リード線を介して接続するように構成され
    ているカメラにおいて、 前記カメラ本体の上端部内側で前記いずれかの装置間に
    形成される間隙空間を通って配置されるリード線を、そ
    の間隙空間の両側に位置する装置の窓部から見えないよ
    うに保護する隔壁を設けたことをことを特徴とするカメ
    ラ。
JP9108892U 1992-12-15 1992-12-15 カメラ Pending JPH0650046U (ja)

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JP9108892U JPH0650046U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 カメラ

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