JP3361225B2 - 測距装置 - Google Patents

測距装置

Info

Publication number
JP3361225B2
JP3361225B2 JP3401496A JP3401496A JP3361225B2 JP 3361225 B2 JP3361225 B2 JP 3361225B2 JP 3401496 A JP3401496 A JP 3401496A JP 3401496 A JP3401496 A JP 3401496A JP 3361225 B2 JP3361225 B2 JP 3361225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
light
light receiving
control board
receiving element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3401496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09229679A (ja
Inventor
智樹 千々岩
裕人 露木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Precision Inc filed Critical Seiko Precision Inc
Priority to JP3401496A priority Critical patent/JP3361225B2/ja
Publication of JPH09229679A publication Critical patent/JPH09229679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3361225B2 publication Critical patent/JP3361225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Focusing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の技術分野】本発明は、自動焦点カメラ等に使用
される光学的三角測量方式の測距装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、測距装置には種々の方式のものが
あるが、このうち光束を投光素子から投光レンズを通し
て被写体に向けて射出し、被写体からの反射光を受光レ
ンズを通して受光素子で受光して、被写体までの距離の
変化による受光素子上の結像位置の変化を演算し三角測
量方式によって被写体までの距離を測定する光学的三角
測量方式の測距装置がある。 【0003】このような従来の光学的三角測量方式の測
距装置として、実開平4−61013号公報の第2図に
記載されている測距装置がある。この実開平4−610
13号公報記載の測距装置では、AFホルダ1の発光側
11には発光(投光)素子が設けられ、受光側12には
受光素子が設けられているが、受光素子2はAFホルダ
1から分離して形成された剛性のプリント板(基板)5
に固定されている。そして、プリント板5に半田付けに
より接続されたリード線6により図示されていない制御
基板との導通をとるようにしている。また、プリント板
5のAFホルダ1への取り付け及び位置調整のための構
成として、プリント板5に水平方向と平行な長穴5a,
5b、止ネジ3が挿通する挿通穴5c、偏心ピン4の頭
部4aが嵌合する嵌合溝5dを形成してある。そして、
プリント板5の長穴5a,5bにAFホルダ1のガイド
ピン1a,1bを嵌合させ、止ネジ3をAFホルダ1の
ネジ穴1cに締め付けることにより、プリント板5をA
Fホルダ1に取り付けると共に、偏心ピン4のピン部4
bをAFホルダ1の圧入穴1dに圧入してその頭部4a
を嵌合溝5d内で回動させることにより、プリント板5
とAFホルダ1との相対的位置関係を調整して、受光素
子と図示しない受光レンズ間の位置合わせを行なうよう
にしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の測距装置では、リード線によって受光素子のプリン
ト板と制御基板を接続しているためにスペース効率が悪
く、コスト高になるという問題点があった。また、プリ
ント板とAFホルダとの位置関係の調整においても上記
したようにプリント板やAFホルダに長穴、ガイドピン
を設ける必要があり、かつ偏心ピン等を使用しているの
で、コスト高であるという問題点があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する手
段として、本発明はより簡易な機構で低コストの測距装
置を提供するために、投光素子または受光素子を搭載し
た回路基板と制御基板を直接接続することとし、この接
続に当っては制御基板に回路基板が嵌合かつスライド可
能な長孔を設けている。これにより、前記の長孔に嵌合
された回路基板をスライドさせることにより、回路基板
と制御基板の相対的位置関係を調整して、レンズと投光
素子または受光素子の位置合わせを容易に行なうことが
できる。そして回路基板と制御基板を半田付け等により
直接に接続かつ固定して導通をとることができる。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明は、投光レンズを通して光
束を被写体に向けて射出するための投光素子と、被写体
からの反射光を受光レンズを通して受光する受光素子
と、投光素子および受光素子を設けたホルダ部と、制御
基板とを備えた三角測距方式の測距装置である。そし
て、投光素子と受光素子の少なくともいずれか一方を搭
載した回路基板を有し、制御基板には回路基板が嵌合可
能な長孔が形成してある。長孔は嵌合された回路基板を
スライドさせることによって制御基板と回路基板の相対
位置を調節可能な長さに形成してある。制御基板には接
続パターンが設けてあり、回路基板には接続パターンと
導通可能でかつ半田ブリッジにより固着可能な配線パタ
ーンが設けてある。そして接続パターンと配線パターン
とは、制御基板と回路基板の相対位置の変化によっても
導通可能なようにそのいずれか一方を他方より幅広に形
成してある。 【0007】三角測距方式の測距装置では、受光側の受
光レンズと受光素子の位置合わせが重要であるので、少
なくとも受光素子を回路基板に搭載して、制御基板には
受光側の回路基板が嵌合可能な長孔を形成するのが望ま
しい。そして、回路基板の設置方向は、回路基板の面方
向が投光素子または受光素子の光の照射または反射方向
の中心線に直交する方向となるように設置するのが好ま
しく、これに対応して制御基板の設置方向はその面方向
が上記中心線に平行な方向となるようにに設置するのが
好ましい。したがって、回路基板は制御基板に形成され
た長孔内を上下左右のいずれの方向にもスライド可能
で、レンズと投光素子または受光素子の位置合わせが可
能となる。 【0008】また、制御基板と回路基板に導電パターン
として形成された接続パターンと配線パターンとは、回
路基板を制御基板の上記長孔に嵌合したときに互いに対
向する位置に形成する。そして接続パターンと配線パタ
ーンとのいずれか一方を他方より幅広に形成しておけ
ば、回路基板の位置決めの際に回路基板を長孔内でスラ
イドさせたときにも導通をとることが可能となる。そし
て導電パターンの幅は長孔の長さに応じて導通に十分な
幅に設定すればよい。さらに、接続パターンと配線パタ
ーンとを半田ブリッジにより固着すれば、回路基板はこ
の装置に固定されることになる。 【0009】 【実施例】以下、図1ないし図3を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明の一実施例に係る測距
装置の全体構成を示している。この測距装置の制御基板
1の下側にはホルダ部2が固着されている。ホルダ部2
の投光側21には、図示しない投光素子(IRED)と
投光レンズが内蔵され、ホルダ部2の受光側22には図
2に示す受光素子(PSD)5と受光レンズ6が内蔵さ
れている。この光学的三角測量方式の測距装置は、投光
側21の投光素子(IRED)より投光レンズを通して
被測定物である物体へ向けて赤外光を照射し、物体から
の反射光を受光レンズ6を通して受光素子(PSD)5
上に結像させ、物体までの距離の変化による受光素子5
上の結像位置の変化を、受光素子5から出力される電流
にもとづいて演算し、三角測量方式によって物体までの
距離を測定するものである。 【0010】ホルダ部2の背面側には、投光素子をその
内側に固着した回路基板3と受光素子5をその内側に固
着した回路基板4がそれぞれ設けてある。制御基板1に
は、回路基板3と回路基板4がそれぞれ嵌合する長孔1
a,1aが形成してある。回路基板3と回路基板4のそ
れぞれは、後述するように制御基板1に半田付けで固着
されている。 【0011】図2は、測距装置の受光側の構成を示すも
ので、ホルダ部2の背面側に取り付けられる回路基板4
には受光素子5が設けてある。受光素子5の端子ピン5
aは回路基板4を貫通して背面側に突出し、半田5bに
より固着されている。ホルダ部2の前面側には図示しな
い窓部内に受光レンズ6が設けてある。回路基板4は制
御基板1の長孔1a内に嵌合される。この長孔1aは図
3に示すように回路基板4の横幅よりも長く形成されて
おり、回路基板4を上下左右にスライドさせることによ
って制御基板1との相対的位置関係を調整可能になって
いる。 【0012】また、制御基板1の裏面には長孔1aに臨
んで制御回路(図示せず。)に接続された接続パターン
1bが設けてある。回路基板4にはこの接続パターン1
bと導通可能な配線パターン4aが設けてあり、端子5
aと半田5bにより導通可能に接続されている。接続パ
ターン1bと配線パターン4aとは後述のように半田ブ
リッジにより接続される。そして、配線パターン4aに
は接続パターン1bの横幅よりも広く形成された幅広部
が形成されている。したがって、回路基板4を長孔1a
内でスライドさせて回路基板1の位置をずらして取り付
ける場合でも、配線パターン4aと接続パターン1bと
の間で十分な導通面が確保されるようになっている。 【0013】このように構成された測距装置において、
回路基板4を制御基板1及びホルダ部2に取り付ける方
法について説明する。図2(a)は回路基板4を制御基
板1及びホルダ部2に取り付けて位置調整をする前の状
態を示したもので、回路基板4を長孔1aに裏面側より
嵌入する。そして、図2(b)に示すように上下方向の
位置を調整すると共に、左右方向にも位置を調整して、
受光素子6と受光レンズ6の中心線Sが一致するように
位置合わせをする。しかる後に図3に示す接続パターン
1bと配線パターン4aとを図2(b)の半田ブリッジ
7で接続する。これにより回路基板4は制御基板1に固
着される。なお、上記ではこの装置の受光側22の構成
と受光側回路基板4の取付け方法を説明したが、投光側
21の構成及び投光側基板4の取付けまたは位置決めも
基本的に同じである。 【0014】 【発明の効果】以上に述べたように、本発明の測距装置
は、制御基板に回路基板が嵌合かつスライド可能な長孔
と、どちらかの基板に幅広部のある配線パターンを設け
て、投光素子または受光素子を搭載した回路基板と制御
基板を直接接続し、また長孔に嵌合された回路基板をス
ライドさせることで回路基板と制御基板の相対的位置関
係を調整して、レンズと投光素子または受光素子の位置
合わせをするようにしているので、従来のようにリード
線やケーブル等が不要であり、また位置決めの機構も簡
易であるため、スペース効率がよく低コストで組立も容
易である。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例の測距装置の背面側斜視図である。 【図2】図1の受光側の拡大断面図であり、(a)は回
路基板の位置決め調整前の状態を示し、(b)は位置決
め調整後の状態を示すものである。 【図3】実施例の測距装置の背面拡大斜視図である。 【符号の説明】 1 制御基板 1a 長孔 1b 接続パターン 2 ホルダ部 3 投光側回路基板 4 受光側回路基板 4a 配線パターン 5 受光素子 6 受光レンズ 7 半田ブリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−59607(JP,A) 特開 平8−14888(JP,A) 特開 平3−197896(JP,A) 特開 平5−63330(JP,A) 実開 平2−29561(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 3/06 G02B 7/32 G03B 13/36

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 投光レンズを通して光束を被写体に向け
    て射出するための投光素子と、被写体からの反射光を受
    光レンズを通して受光する受光素子と、上記投光素子お
    よび上記受光素子を設けたホルダ部と、制御基板とを備
    えた三角測距方式の測距装置において、 上記投光素子と上記受光素子の少なくともいずれか一方
    を搭載した回路基板を有し、 上記制御基板には、上記回路基板が嵌合可能な長孔が形
    成してあり、 上記長孔は、嵌合された上記回路基板をスライドさせる
    ことによって上記制御基板と上記回路基板の相対位置を
    調節可能な長さに形成してあり、 上記制御基板には、接続パターンが設けてあり、 上記回路基板には上記接続パターンと導通可能でかつ半
    田ブリッジにより固着可能な配線パターンが設けてあ
    り、 上記接続パターンと上記配線パターンとは、上記制御基
    板と上記回路基板の相対位置の変化によっても導通可能
    なようにそのいずれか一方を他方より幅広に形成してあ
    ることを特徴とする測距装置。
JP3401496A 1996-02-21 1996-02-21 測距装置 Expired - Fee Related JP3361225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3401496A JP3361225B2 (ja) 1996-02-21 1996-02-21 測距装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3401496A JP3361225B2 (ja) 1996-02-21 1996-02-21 測距装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09229679A JPH09229679A (ja) 1997-09-05
JP3361225B2 true JP3361225B2 (ja) 2003-01-07

Family

ID=12402556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3401496A Expired - Fee Related JP3361225B2 (ja) 1996-02-21 1996-02-21 測距装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3361225B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101387513B (zh) 2008-08-28 2010-06-23 上海科勒电子科技有限公司 距离检测感应装置
CN101393262B (zh) 2008-11-05 2011-04-27 上海科勒电子科技有限公司 距离检测感应装置及其近距离检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09229679A (ja) 1997-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7633543B2 (en) Solid state imaging apparatus
US5812893A (en) Range finder
CA2618147A1 (en) Electrooptical distance measuring device
JP4562820B2 (ja) 固体撮像素子の取付方法
JP3361225B2 (ja) 測距装置
JPH07273365A (ja) 光センサ及びその光センサの組立方法
US20060055812A1 (en) Optical equipment having image pickup element
US5956534A (en) Range finder for camera
JP2007228463A (ja) カメラモジュール
JPH04191998A (ja) 分離型減光式煙感知装置
JP3605942B2 (ja) 光学式変位測定装置
US5021814A (en) Single-lens reflex camera with strobe incorporated therein
CN220933191U (zh) 一种用于相机的测距结构及相机
JP2775114B2 (ja) オートフォーカス装置
JP2004053305A (ja) 光学式測距装置
JP2001337382A (ja) カメラ
JP2000314836A (ja) 光学式測距装置及びその組立方法
JPH05188424A (ja) カメラの受光装置
JP3018574B2 (ja) 半導体レーザ光軸調整実装装置
JP3220774B2 (ja) カメラ用シャッタ装置
JP2003195154A (ja) 光学式測距装置
JPH07295046A (ja) カメラの電気回路装置
CN116320702A (zh) Tof摄像模组及电子装置
JPH08264086A (ja) 反射形光電センサ
JP2002148512A (ja) 測距装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees