JPH06500243A - 履物用のレバー締め付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 履物用のレバー締め付は装置 本発明は履物用のレバー締め付は装置に関するものである。

Ｈ’ｊｈ用のレバー締め付は装置は既知である。特に、一端を履物の爪革（ｖａ ｍｐ）の−側に固定し、その他端を他側に定着可能となした締め付は装置は既知 である。レバーがストランプに張力を付加し、かくして履物を締め付けるように なす。

使用中に履物が偶発的に開放するのを防止するために、張力付加レバーはロック 部材と協働し、このロック部材を故意に釈放しなければ、ロック部材の操作が阻 止されるようになされている。

このロック部材は最大張力が生じる死点位置をかなり越えてセットされることに 因って作動することができる。しかし、この死点をかなり越えるという事実は一 方では張力がもはや最大ではないこと、他方では履物の締め付けを解除するため にはかなり大きな力を加えなければならないことを意味する。

更に、ロック部材は死点をかなり越えてセットしなければならないという事実は 爪革の垂直方向でロック部材が非常に嵩張り、かくして締め付は装置を一般に軽 い原物（ジョギング、トラック競技、体操、モトクロス、クロス−カントリー等 用のもの）に使用するのは不適当とされる。

更に、ロック可能のレバーをもつ既知の締め付は装置は一般に、爪革の両側に定 着される２つの部分を完全に分離させることができない、このことはしばしば履 物の完全な開放を妨げる。

ＥＰ−Ａ−００９３４５８号は爪革の両側に固定された基板に連結されたレバー と、基板に対するレバーの関節連結用ビンとは異なる横断ビンによってこのレバ ーに連結された牽引素子を開示している。この牽引素子は爪革の他側と着脱自在 に掛合する。これは唯１つの部片から構成される伝統的なレバーである。

かかる伝統的なレバーの欠点を除去するために、２つの素子が完全に分離される ようになった締め付は装置が提案された。

しかしこの場合にはレバーを締め付は状態にロックするための手段は備えていな い。

本発明の目的は、締め付は位置にロックすることができるレバーを備えた一般の 履物用の締め付は装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、全寸法の小さい締め付は装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、爪革の両側に定着された２つの部分が互いに完全に分離さ れ得る締め付は装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、極めて気持ちの良いかつ簡単なレバー操作によって締め付 は解除ができる締め付は装置を提供することにある。

以下の説明から明らかになる上記及び他の目的は請求項１に一般的に規定した履 物用のレバー締め付は装置によって本発明により達成することができる。

以下、本発明を図示の実施例につき詳述する。

第１図は定着部材に掛合しているが、まだ締め付は状態にないレバーを示してい る本発明の装置の縦断面図である。

第２図はレバーを締め付は状態で示した、第１図と同様の図である。

第３図は第２図と同様の図で、変更実施例を示す図である。

第４図は第２図のＩＶ−ＩＶ力方向示した平面図である。

第５図は第２実施例を示す第１図と同様の図である。

第６図は第５図に示す実施例の平面図である。

第１〜４図に示すように、本発明装置は履物の爪革の２つの側面に定着される２ つの分離した部分から実質上なる。第１の部分は一端を自由とし、他端を張力付 加レバー２にヒンジ連結したストラップ１からなる。前記自由端は横断歯をもち 、この歯によってストラップは図示してない爪革の１側面に固定された適当な保 持部材に掛合する。前記他端で、ストラップ１はフォーク形をなし、両フォーク 歯４を介してほぼ中心部分にある横断ピン５上で張力付加レバー２にヒンジ連結 される。

ストラップ１から離れる方向に前記ピン５から延びるレバー２の部分は掴み部６ からなるが、その反対側の部分はフォーク形をなし、フォーク歯７はストラップ １のフォーク歯４の間にある横断ピン８によって連結されている。このフォーク 部材の端部、即ちフォーク歯７の基部には、止め歯９があり、この止め歯の作用 面ｌＯはピン５の軸線と実賞上同平面にありかつレバー２の外側に向いている。

本発明装置の第２の部分は、レバーと着脱自在に掛合できるようになして、爪革 の他側面にレバー２を定着するための部材１１からなる０部材１１は実質上下部 プレート１２と、ブロック１４からなり、前記下部プレートは前記爪革の下側面 に固定するためのリベットを通過させるための孔１３をもち、前記ブロックは前 記プレートから出ており、かつレバー２の横断ビン８に掛合するための鉤形部分 １５を一端に備える。これについては後述する。

ブロック１４の横壁から外方に突出するのは２つの短いピン３であり、このピン は前記ブロック１４上を長手方向に可動のスライダ１６を案内するために適用さ れる。歯１７は歯９の作用面１０と協働する作用面と、レバーの外面に向いた傾 斜した導入面１８をもつ。

コイル圧縮ばね１９がブロック１４とスライダ１６の間に挿入されて、作用位置 にある歯１７を弾性的に保持する。

更に（第３図参照）、下部プレート１２は垂直突起２０を備え、この突起はレバ ーが締め付は状態にあるとき、レバー２の内側に設けた対応する凹所２１内に収 容される。

本発明の装置は下記の通りに作用する：履物が締め付は解除状態にあるとき、ス トラップ１が爪革の１側面に結合され、その歯は所望の締め付は効果を得られる ような位置に宜かれる。前記ストラップは定着部材１１から完全に分離され、爪 革の両側面が完全に引き離されるようになす。

履物を締め付けるため、先ずレバーの横断ビン８は定着部材１１の鉤部分１５に 掛合する。このことは履物が非締め付は状態にあるときに可能である。というの は、レバー２とストラップ１間がヒンジ連結されているからである０次いで、レ バー２は第１図の矢印２２の方向に回転させられて、ストラップ１に張力付加し 、それ故、履物を締め付ける。この回転はレバーに備えた歯９がスライダ１６の 歯１７に掛合したときに終了する。

この掛合は傾斜面１８が歯１７上にあるために可能であり、前記傾斜面に沿って 歯９は摺動し、スライダ１６をばね１９の弾性撓みに抗して長手方向に移動させ る。

歯９と１７間に掛合が生じた後には、レバー２の反対方向の回転が防止されるた め、もはや履物が自発的に締め付は解除されることはできない。

更に、凹所２１内への突起２０の掛合は前記レバーとプレート間の長手方向の相 対的摺動を防止する。

履物を締め付は解除させるため、レバー２を回転させるために歯１７を歯９から 離脱させる必要がある限りでは、スライダ１６をブロック１４に沿って摺動させ る必要があるだけであり、レバーは回転後、鉤部分１５からのピン８の離脱によ って定着部材１１から完全に分離される。

もし定着部材１１からレバー２が完全に分離することが望ましくないならば、丸 い鋼棒２３を使用することができる。前記鋼棒の一端はスライダ１６中に埋め込 まれ、他端はピン８を抱きしめ、部分的に開口をもつように曲げられ、この開口 を通してこのピンは鉤部分１５中の座部に入る。この場合鉤部分１５中の座部中 のレバー２のピン８に掛合すること、及びそれをそれから離脱させるために、丸 棒２３の湾曲端を引っ込ませてピン８をその座部内に（又は座部から）入れ（出 し）させるために、スライダ１６はロックされたレバーを離脱させるのと同じ手 法で予め作動されなければならない、明らかなように、スライダ１６が釈放され たとき、そレバーが位置へ弾性的に戻ることによって、棒２３の端部が再びピン ８を抱きしめるようになり、たとえ履物が締め付は解除されても、定着部材１１ からのレバー２の完全分離が防止される。

上記説明より明らかなように、本発明の締め付は装置は類似の装置よりもかなり 有利であり、全寸法が非常に小さいため軽い履物に適用でき、更に、同じ使用目 的をもつ現在の装置とは異なって、レバーを履物締め付は位！にロックさせるこ とができる。

第５．６図に示す実施例では、ストラップｌはレバー２のフォーク歯間に挿入さ れた付属部２４を備え、横断ピン５′上でそれに接合される。

ストラップ１から離れる方向でピン５′から延びるレバー２の部分は実質上掴み 部６′からなり、この掴み部は止め歯９′を備え、その作用面は実質上ピン５′ の軸線と同一平面に配列し、レバー２の外側を向いている。

付属部２４の前端は短い２つのピン３′を備え、このピンはスライダ１６′を案 内するために外方に突出し、前記スライダは長手方向に可動であり、レバー２の 歯９′と協働する歯１７′を備える。

コイル圧縮ばね１９′は付属部２４とスライダ１６’の間に挿入され、歯１７′ をその作用位置に弾性的に維持する。

下部プレート１２はスライダ１６′に設けた対応する歯２６に掛合するための（ レバー２の閉鎖状態で）歯２５を備える。

該装置の作用は下記の通りである： 履物を締め付けるため、先ず横断ピン５′がルック位置に掛合させられる０次い で、レバー２が回転させられてストラップ１に張力を加え、従って履物を締め付 ける。この回転は歯２６が部材１１の歯２５に掛合し、レバー２の歯９′がスラ イダ１６′の歯１７′に掛合したときに終了する。

更に、歯２６と歯２５との掛合はレバーとストラップが上昇しないようになす。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．爪革の１側面に固定された張力付加部材（１）を備えたレバー（２）と、爪 革の反対側に固定されかつ前記レバーに掛合可能の定着部材（１１）を含む、一 般の履物用のレバー締め付け装置において、レバー（２）は張力付加部材（１） にヒンジ連結されかつ前記定着部材（１１）の対応する鉤部分（１５）に着脱自 在に掛合し得る横断ピン（８，５′）を備え、更に、長手方向に可動のスライダ （１６）を有し、前記スライダは、前記レバー（２）が締め付け位置にあるとき にこのレバーをロックする位置に、弾性的に保持されることを特徴とするレバー 締め付け装置。 ２．レバー（２）はその中間点で張力付加部材（１）にヒンジ連結され、スライ ダ（１６）は定着部材（１１）に取付けられることを特徴とする請求項１に記載 の装置。 ３．レバー（２）にヒンジ連結された張力付加部材（１）の端部はフォーク形を なし、前記張力付加部材（１）に近いレバー部分もフォーク形をなしていて、そ のフォーク歯（７）が張力付加部材のフォーク歯（４）の内側にありかつ横断ピ ン（８）によって互いに連結されていることを特徴とする請求項１に記載の装置 。 ４．レバー（２）はそのフォーク部分の基部に、スライダ（１６）上に備えた歯 （１７〕と協働する歯（９）を備えたことを特徴とする請求項３に記載の装置。 ５．定着部材（１１）はスライダ（１６）に掛合しそしてそれを案内するための 部分（１４）を備えたことを特徴とする請求項１に記載の装置。 ６．スライダ（１６）は１対の互いに掛合するピン（３）とスロットによって部 分（１４）に定着されることを特徴とする請求項５に記載の装置。 ７．ばね（１９）は定着部材（１１）の部分（１４）とスライダ（１６）の間に 挿入されることを特徴とする請求項５に記載の装置。 ８．スライダ（１６）の歯（１７）は傾斜面（１８）を含み、この傾斜面に沿っ てレバー（２）の歯（９）が締め付け段階中に摺動ずることを特徴とする請求項 ４に記載の装置。 ９．部材（２３）は定着部材（１１）の鉤部分（１５）内のその座部（１６）に 横断ピン（８）を保持するためにスライダ（１６）に取付けられたことを特徴と する請求項１に記載の装置。 １０．保持部材（２３）は所定形状をなす丸棒からなり、前記丸棒はスライダ（ １６）がその休止位置にあるときには定着部材（１１）の鉤部分（１５）から横 断ピン（８）が出ることを防止するが、前記スライダ（１６）が反対の端位置に あるときには前記横断ピンは出ることができることを特徴とする請求項１に記載 の装置。 １１．レバー（２）が締め付け位置にあるときこのレバーと定着部材（１１）の 間の相対的長手方向移動を防止する手段を備えたことを特徴とする請求項１に記 載の装置。 １２．前記手段は定着部材（１１）に固定されかつレバー（２）に備えた対応す る凹所に掛合する垂直突起（２０）からなることを特徴とする請求項１１に記載 の装置。 １３．レバー（２）は一端をピン（５′）上の張力付加部材（１）にヒンジ連結 され、スライダ（１６′）はこの張力付加部材（１）に取付けられたことを特徴 とする請求項１に記載の装置。 １４．張力付加部材（１）の端部（２４）はスライダ（１６′）用の案内素子を 構成することを特徴とする請求項１３に記載の装置。