JPH0394702A - スポーツシューズ用の調節可能な締付装置及び該装置を用いたスポーツシューズ - Google Patents
スポーツシューズ用の調節可能な締付装置及び該装置を用いたスポーツシューズInfo
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- JPH0394702A JPH0394702A JP2129338A JP12933890A JPH0394702A JP H0394702 A JPH0394702 A JP H0394702A JP 2129338 A JP2129338 A JP 2129338A JP 12933890 A JP12933890 A JP 12933890A JP H0394702 A JPH0394702 A JP H0394702A
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/14—Shoes for cyclists
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
- A43C11/14—Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
- A43C11/1406—Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
- A43C11/146—Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the strap, e.g. ratchet strap
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
っ張り、もってサイクリストの足をシューズ内にしっか
りと固定させるサイクリスト用シューズへの応用に適し
ている。
りと固定させるサイクリスト用シューズへの応用に適し
ている。
そのようなシューズにおいては、引張力を加えられた場
合(例えば、ペダルの上昇行程の間にもサイクリストが
ペダルをで引っ張る場合)の締付装置の強度と、締付張
力を片手で容易に調節することができることとが、主要
なファクターである。
合(例えば、ペダルの上昇行程の間にもサイクリストが
ペダルをで引っ張る場合)の締付装置の強度と、締付張
力を片手で容易に調節することができることとが、主要
なファクターである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題コラック
・ピニオン機構を有する、上述した種類の締付装置は、
1972年5月16日にイボール・ジー・オールソップ
に特許された米国特許第3,662,435号に開示さ
れている。その締付装置は、本来スキーブーツ用として
設計されている。
・ピニオン機構を有する、上述した種類の締付装置は、
1972年5月16日にイボール・ジー・オールソップ
に特許された米国特許第3,662,435号に開示さ
れている。その締付装置は、本来スキーブーツ用として
設計されている。
この従来の締付装置は、特にラック・ビニオン機構に泥
や埃が付着した場合に動かなくなりがちであるところの
、かなり複雑な構造を有している。
や埃が付着した場合に動かなくなりがちであるところの
、かなり複雑な構造を有している。
別の締付装置が、1989年3月17日に本出願人によ
って出願されたイタリア国特許出頭第41553−A/
89号に開示されている。
って出願されたイタリア国特許出頭第41553−A/
89号に開示されている。
この後者の締付装置は、モーターサイクリスト用ブーツ
への適用を意図しており、このため、締付装置の大きさ
は全く問題にならない。実際、その締付装置の場合、ラ
ック機構の歯の部分は、十分な強度及び硬度を持ってい
なければならない。
への適用を意図しており、このため、締付装置の大きさ
は全く問題にならない。実際、その締付装置の場合、ラ
ック機構の歯の部分は、十分な強度及び硬度を持ってい
なければならない。
何故ならば、その機構におけるレバーの運動経路のため
に、レバーに対する作用面であって歯によって与えられ
るものが、小さくなりがちであるからである。歯の部分
が金属材料で好適に作られるのは、この理由からである
。
に、レバーに対する作用面であって歯によって与えられ
るものが、小さくなりがちであるからである。歯の部分
が金属材料で好適に作られるのは、この理由からである
。
本発明の目的は、従来技術が有していた問題点を解決す
るような構造及び性能を有する締付装置を提供すること
である。
るような構造及び性能を有する締付装置を提供すること
である。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本発明によれば、スポーツシ
ューズ用の調節可能な締付装置であって、シューズの2
つの甲革を一方が他方の上になるようにして引っ張る、
ホルダーを含むラック機構と、該ホルダー内に案内され
る歯付き要素であって摺動運動するものと、該歯付き要
素を該ホルダーに2つの摺動方向の内の一方の摺動方向
に固定する一方向保持手段と、該ホルダー上で回動させ
られる操作部を有するレバーであって、該歯付き要素と
係合すべく且つ他方の摺動方向にそれを駆動すべくなさ
れているものとを具備する締付装置が提供され、該締付
装置は、上記レバーが、作動部であって、上記操作部に
摺動可能に嵌合し且つそこから離隔する方向に弾性的に
押圧されるものを有していることを特徴としている。
ューズ用の調節可能な締付装置であって、シューズの2
つの甲革を一方が他方の上になるようにして引っ張る、
ホルダーを含むラック機構と、該ホルダー内に案内され
る歯付き要素であって摺動運動するものと、該歯付き要
素を該ホルダーに2つの摺動方向の内の一方の摺動方向
に固定する一方向保持手段と、該ホルダー上で回動させ
られる操作部を有するレバーであって、該歯付き要素と
係合すべく且つ他方の摺動方向にそれを駆動すべくなさ
れているものとを具備する締付装置が提供され、該締付
装置は、上記レバーが、作動部であって、上記操作部に
摺動可能に嵌合し且つそこから離隔する方向に弾性的に
押圧されるものを有していることを特徴としている。
[実 施 例]
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
する。
■面を参照するに、サイクリスト用のシューズが参照符
号50で示されており、このシューズは、甲部即ちべろ
52を含む甲革51と靴底53とがら構戊されている。
号50で示されており、このシューズは、甲部即ちべろ
52を含む甲革51と靴底53とがら構戊されている。
それぞれ参照符号54及び55で示されている第工及び
第2締付装置であって、シューズ5oを使用者の足に締
め付けるものが、べろ52と甲革51との間に設けられ
ている。
第2締付装置であって、シューズ5oを使用者の足に締
め付けるものが、べろ52と甲革51との間に設けられ
ている。
第2締付装置55は、それ自体公知である引張りファス
ナーからなっており、この引張りファスナーは、r V
ELCRO (商標)」の名称で知られている材料でで
きているストリップ56aを含んでおり、そして、この
ストリップは、べろ52に固着されているスロット56
bを通され、次いで、それ自身の上に折り曲げられる。
ナーからなっており、この引張りファスナーは、r V
ELCRO (商標)」の名称で知られている材料でで
きているストリップ56aを含んでおり、そして、この
ストリップは、べろ52に固着されているスロット56
bを通され、次いで、それ自身の上に折り曲げられる。
第1締付装置54は、参照符号60.61でそれぞれ示
されている第1及び第2締付要素を有するラック機構か
らなっており、この第1締付要素60は甲部即ちべろ5
2に装着され、第2締付要素61は甲革の対応する側部
に装着されている。
されている第1及び第2締付要素を有するラック機構か
らなっており、この第1締付要素60は甲部即ちべろ5
2に装着され、第2締付要素61は甲革の対応する側部
に装着されている。
第1締付要素60は、ストラップ62を有しており、こ
のストラップは、主要部としての鋸歯状面63と、実質
的に平坦な裏面とを形威されている。
のストラップは、主要部としての鋸歯状面63と、実質
的に平坦な裏面とを形威されている。
ストラップ62の一方の縦方向端部であって、鋸歯状部
とは反対側の部分には、鋸歯状而63の面から上方に突
出する幅広のヘッド部64が形成されている。
とは反対側の部分には、鋸歯状而63の面から上方に突
出する幅広のヘッド部64が形成されている。
鋸歯状面63の鋸歯状部には、所謂鋸の歯の輪郭形状に
刻設されている(即ち、鋸歯状面63を含む平面に対し
て実質的に直角な面66とランプ状の斜めのフランク6
7とを有する)、複数の歯65が形威されている。
刻設されている(即ち、鋸歯状面63を含む平面に対し
て実質的に直角な面66とランプ状の斜めのフランク6
7とを有する)、複数の歯65が形威されている。
一連の歯の両側部には、実質的に平坦なそれぞれの直線
状のトラック68が形戊されている。
状のトラック68が形戊されている。
第{締付要素60は、べろ52に沿う調節可能な位置に
、ストラップ62用のアンカー要素70を更に備えてい
る。
、ストラップ62用のアンカー要素70を更に備えてい
る。
アンカー要素70はストリップ71からなっており、こ
のストリップは、接着及び/又は縫付けによってべろ5
2に固着されており、そして、このストリップは、締付
張力をべろ全体に広く分散させるべく、且つ、ストラッ
プ62がべろ及び甲革上を引っ張られた際、それによっ
て印加される圧力を分散させるべく、設計されている。
のストリップは、接着及び/又は縫付けによってべろ5
2に固着されており、そして、このストリップは、締付
張力をべろ全体に広く分散させるべく、且つ、ストラッ
プ62がべろ及び甲革上を引っ張られた際、それによっ
て印加される圧力を分散させるべく、設計されている。
ストリップ71の中間部には、1つ以上の開口73を有
する橋状部72が形成されており、(ポート74を通っ
て橋状部から出てくる)ストラッブ62は、その又はそ
れらの開口を通過させられ得る。
する橋状部72が形成されており、(ポート74を通っ
て橋状部から出てくる)ストラッブ62は、その又はそ
れらの開口を通過させられ得る。
ストラップ62が通過させられる開口73を変えること
により、橋状部72から延出するストラップ62の作動
長が変化させられ得る。ストラップがアンカー要素70
と係合させられると、ヘッド部64は、対応する開口7
3内に受容されて橋状部72の外面と実質的に同じ高さ
になる。
により、橋状部72から延出するストラップ62の作動
長が変化させられ得る。ストラップがアンカー要素70
と係合させられると、ヘッド部64は、対応する開口7
3内に受容されて橋状部72の外面と実質的に同じ高さ
になる。
第2締付要素61は、単一の長穴76が形成されている
ホルダー75を備えており、この長穴は、ホルダーが甲
革51の所定の位置に取り付けられ得且つ交換のために
容易に取り外され得るよう、(図示しないねじ又はリベ
ットのいずれかにより)ホルダーを甲革51に取着する
ためのものである。
ホルダー75を備えており、この長穴は、ホルダーが甲
革51の所定の位置に取り付けられ得且つ交換のために
容易に取り外され得るよう、(図示しないねじ又はリベ
ットのいずれかにより)ホルダーを甲革51に取着する
ためのものである。
ホルダー75には、互いに面している2つの対向した肩
部76a,76bと、ストラップ62の対応するトラッ
ク部68を収容すべ《なされている2つの案内溝77と
が形戊されている。
部76a,76bと、ストラップ62の対応するトラッ
ク部68を収容すべ《なされている2つの案内溝77と
が形戊されている。
肩部76a,76bの間のビボットピン8工に回動可能
に取着されている爪80からなる一方向保持装置が設け
られており、この一方向保持装置は、ストラップ62が
第2図中の矢印Fの方向に第2締付要素を通って摺動す
るのを可能にすると共に、それが反対方向に摺動ずるの
を禁止する。
に取着されている爪80からなる一方向保持装置が設け
られており、この一方向保持装置は、ストラップ62が
第2図中の矢印Fの方向に第2締付要素を通って摺動す
るのを可能にすると共に、それが反対方向に摺動ずるの
を禁止する。
爪80は、ストラップ62上の歯65と噛合すべく、ば
ね81゛によって偏倚させられている。
ね81゛によって偏倚させられている。
操作部83と作動部84とを有するレバー82が、肩部
76a,76bの間でピン85の周囲に設けられており
、これにより、本発明に係る締付装置のラック機構か完
戊する。
76a,76bの間でピン85の周囲に設けられており
、これにより、本発明に係る締付装置のラック機構か完
戊する。
操作部83は、サイクリストによる把持を容易にするた
めの平坦な拡幅部を備えており、この拡幅部からは2つ
の平行なプロング83a,83bが延出している。ブロ
ング83a,83bの間の拡幅部には、コイルばね87
用のソケットを提供する盲穴86が形戊されている。
めの平坦な拡幅部を備えており、この拡幅部からは2つ
の平行なプロング83a,83bが延出している。ブロ
ング83a,83bの間の拡幅部には、コイルばね87
用のソケットを提供する盲穴86が形戊されている。
各ブロングには、ビン85を通すための第1の穴88と
、第2のビン90を緩く通すための第2の長穴89とが
形威されており、このピン90は、作動部84における
対応する穴91内に挿入される。作動部84は、ブロン
グ83a,83bの間に摺動可能に受容且つ案内されて
いると共に、この作動部は、穴91の反対側に歯部92
と、ピン85が緩く受容される長穴94とを有している
。
、第2のビン90を緩く通すための第2の長穴89とが
形威されており、このピン90は、作動部84における
対応する穴91内に挿入される。作動部84は、ブロン
グ83a,83bの間に摺動可能に受容且つ案内されて
いると共に、この作動部は、穴91の反対側に歯部92
と、ピン85が緩く受容される長穴94とを有している
。
作動部84は、コイルばね87によって操作部83から
離隔するように押圧されているということが、注意され
るべきである。
離隔するように押圧されているということが、注意され
るべきである。
各肩部76a,76bには、2つのブロング83a,8
3bに対して一方の側部に、カム部96がその上に横た
わっているソケット95が形戊されている。ブロング8
3a,83bから突出しているビン90の対応する端部
は、第5図に示されている非作動位置におけるレバーに
より、ソケット95にスナップ嵌合させられる。
3bに対して一方の側部に、カム部96がその上に横た
わっているソケット95が形戊されている。ブロング8
3a,83bから突出しているビン90の対応する端部
は、第5図に示されている非作動位置におけるレバーに
より、ソケット95にスナップ嵌合させられる。
カム部96は、第4図に示されている位置から第5図に
示されている位置への遷移の間、作動部84をレバー8
2の操作部83に向けて押圧すべく、ビン90の上記端
部に作用する。
示されている位置への遷移の間、作動部84をレバー8
2の操作部83に向けて押圧すべく、ビン90の上記端
部に作用する。
これは、レバー82を非作動位置に保持するのに有効で
ある。
ある。
第2締付要素の一方の側には先細形状のフェアリング9
7がシューズ50に好適に取着されており、このフェア
リングは、シューズを流線形にするのに有効であると共
に、不測の衝撃から第2締付要素を保護するのに有効で
ある。
7がシューズ50に好適に取着されており、このフェア
リングは、シューズを流線形にするのに有効であると共
に、不測の衝撃から第2締付要素を保護するのに有効で
ある。
シューズ50を締め付けるには、先ず、第2締付装置5
5か手で引っ張られ、次いで、鋸歯状面63がポート7
4を通って出てくるようにしてストラップ62を一方の
開口73を通過させることにより、第工締付装置が、締
付けに向けてセットされる。
5か手で引っ張られ、次いで、鋸歯状面63がポート7
4を通って出てくるようにしてストラップ62を一方の
開口73を通過させることにより、第工締付装置が、締
付けに向けてセットされる。
その後、アンカー要素70から突出しているストラップ
62の端部が、第2締付要素61のホルダー75と爪8
0との間の間隙を、第2図に示されている矢印Fの方向
に通過させられる。
62の端部が、第2締付要素61のホルダー75と爪8
0との間の間隙を、第2図に示されている矢印Fの方向
に通過させられる。
ストラップ62の走行運動は、溝77によって案内され
る。歯65のフランク67は、ばね81に抗して爪80
を揺動させるべく押圧し、これにより、ストラップ62
は、第2締付要素61を通って移動することを許容され
る。
る。歯65のフランク67は、ばね81に抗して爪80
を揺動させるべく押圧し、これにより、ストラップ62
は、第2締付要素61を通って移動することを許容され
る。
この段階では、レバー82は、第5図に示されている非
作動位置に保持されている。
作動位置に保持されている。
次に、レバー82が、操作部83を介して把持され、第
3図に示されている矢印の方向に持ち上げられる。ビン
90の端部は、それぞれのソケット95を離れてカム部
96の輪郭と係合する際、コイルばね87の偏倚力に抗
して、レバーの作動部84を、ブロング83a,83b
の間の間隙内へ後方に押圧する。このことは、非作動位
置におけるレバー82の上述した保持機能に加えて、爪
80に近接して保持されるレバーを提供する。何故なら
ば、爪との干渉が存在し得る場合、作動部84は、レバ
ー操作の初期段階の間、操作部に向かって引っ張られる
からである。これにより、第2締付要素61は、非常に
コシバクトに作られ得る。
3図に示されている矢印の方向に持ち上げられる。ビン
90の端部は、それぞれのソケット95を離れてカム部
96の輪郭と係合する際、コイルばね87の偏倚力に抗
して、レバーの作動部84を、ブロング83a,83b
の間の間隙内へ後方に押圧する。このことは、非作動位
置におけるレバー82の上述した保持機能に加えて、爪
80に近接して保持されるレバーを提供する。何故なら
ば、爪との干渉が存在し得る場合、作動部84は、レバ
ー操作の初期段階の間、操作部に向かって引っ張られる
からである。これにより、第2締付要素61は、非常に
コシバクトに作られ得る。
レバー82が第3図に示されている位置に到達すると、
レバーはストラップ62の歯65と係合する。
レバーはストラップ62の歯65と係合する。
レバー82の作動部84は、操作部83上を伸縮し、且
つ歯65に向けて弾性的に押圧されるので、レバーが第
3図に示されている位置から第4図に示されている位置
へと回動させられるにつれ、レバーの回動軸(ピン85
)から歯部92と係合している歯65までの距離の減少
に応じて、作動部84は、プロング83a,83bの間
を途中まで後退させられる。
つ歯65に向けて弾性的に押圧されるので、レバーが第
3図に示されている位置から第4図に示されている位置
へと回動させられるにつれ、レバーの回動軸(ピン85
)から歯部92と係合している歯65までの距離の減少
に応じて、作動部84は、プロング83a,83bの間
を途中まで後退させられる。
これは、先ず第1に、ストラップ62を傷つけることを
回避し、そして、第2に、歯部92によって加えられる
圧力が、係合した歯65の面66全体に分配されること
を引き起こす。
回避し、そして、第2に、歯部92によって加えられる
圧力が、係合した歯65の面66全体に分配されること
を引き起こす。
第4図に示されている矢印の方向にレバーを回動ずると
、歯部92は、歯65の背部即ちフランク67上を摺動
し、はね返される形でブロング83a,83bの間に後
退する。
、歯部92は、歯65の背部即ちフランク67上を摺動
し、はね返される形でブロング83a,83bの間に後
退する。
上記操作は、要求されている締付張力が得られるまで繰
り返される。
り返される。
他方、シューズの締付張力を緩める時には、ばね81′
に抗してその爪を軸の周りに揺動させ、そして、ストラ
ップ62が第2図に示されている矢印Fと反対の方向に
移動させられるよう、そのストラップを解放すべく、僅
かな圧力が、爪80のローレフト部に加えられる。
に抗してその爪を軸の周りに揺動させ、そして、ストラ
ップ62が第2図に示されている矢印Fと反対の方向に
移動させられるよう、そのストラップを解放すべく、僅
かな圧力が、爪80のローレフト部に加えられる。
ストラップ62をホルダー75上に案内すると共に、爪
80から、ホルダーへのストラップの導入方向に対して
下流に延びる溝77により、ストラップ62は横方向に
拘束されているので、ストラップ62の鋸歯状部は、ホ
ルダー内で持ち上げられることから防止され得、その結
果、締付装置の解放を妨害しがちな爪80の作動端部に
おける歯65の引っ掛かりを引き起こすことから防止さ
れ得る。
80から、ホルダーへのストラップの導入方向に対して
下流に延びる溝77により、ストラップ62は横方向に
拘束されているので、ストラップ62の鋸歯状部は、ホ
ルダー内で持ち上げられることから防止され得、その結
果、締付装置の解放を妨害しがちな爪80の作動端部に
おける歯65の引っ掛かりを引き起こすことから防止さ
れ得る。
本発明に係る締付装置は、サイクリスト用シューズの締
付張力を、片手で、しかも足をペダルから離すことなく
調節し得るという実用的な価値を示した。
付張力を、片手で、しかも足をペダルから離すことなく
調節し得るという実用的な価値を示した。
しかしながら、本発明に係る締付装置は、本質的な変更
をすることなく、他の種類のスポーツシューズにも適用
され得るというこうは、言うまでもない。
をすることなく、他の種類のスポーツシューズにも適用
され得るというこうは、言うまでもない。
本発明によってもたらされるいくつかの利点として、そ
の構造が、簡単であり、信頼性があり、未経験者でさえ
操作するのが容易であるということが挙げられる。更に
、レバー82の特別な構造は、ストラップ62の鋸歯状
部の損傷又は磨耗を防止する。このため、ストラップは
、比較的柔らかい材料、例えば、かなりの可撓性を有す
る在来のプラスチックで形成され得る。
の構造が、簡単であり、信頼性があり、未経験者でさえ
操作するのが容易であるということが挙げられる。更に
、レバー82の特別な構造は、ストラップ62の鋸歯状
部の損傷又は磨耗を防止する。このため、ストラップは
、比較的柔らかい材料、例えば、かなりの可撓性を有す
る在来のプラスチックで形成され得る。
更に、本発明に係る締付装置は、損傷した場合には容易
に交換され得ると共に、ストラップに加えられる引張り
方向に自己整合する。
に交換され得ると共に、ストラップに加えられる引張り
方向に自己整合する。
第1図は、本発明を具体化しているサイクリスト用シュ
ーズの側面図、 第2図は、第1図に図示されているシューズに装着され
る、本発明に係る締付装置の一実施例の分解斜視図、及
び 第3図〜第5図は、異なる操作段階において示されてい
る、第2図に図示されている締付装置の部分断面図であ
る。 1・・・甲革 5・・・第2締付装置 1・・・第2締付要素 3・・・鋸歯状面 5・・・歯 7・・・フランク O・・・アンカー要素 2・・・橋状部 4・・・ボート 6・・・長大 6a 76b・・・肩部 7・・・溝 2・・・レバー 3a 83b・・・ブロング 4・・・作動部 9・・・長大 5・・・ソケット 7・・・フェアリング 4・・・第1締付装置 O・・・第1締付要素 2・・・ストラップ 4・・・ヘッド部 6・・・而 8・・・トラック 1・・・ストリップ 3・・・開口 5・・・ホルダー 80・・・爪 83・・・操作部 86・・・盲穴 92・・・歯部 96・・・カム部
ーズの側面図、 第2図は、第1図に図示されているシューズに装着され
る、本発明に係る締付装置の一実施例の分解斜視図、及
び 第3図〜第5図は、異なる操作段階において示されてい
る、第2図に図示されている締付装置の部分断面図であ
る。 1・・・甲革 5・・・第2締付装置 1・・・第2締付要素 3・・・鋸歯状面 5・・・歯 7・・・フランク O・・・アンカー要素 2・・・橋状部 4・・・ボート 6・・・長大 6a 76b・・・肩部 7・・・溝 2・・・レバー 3a 83b・・・ブロング 4・・・作動部 9・・・長大 5・・・ソケット 7・・・フェアリング 4・・・第1締付装置 O・・・第1締付要素 2・・・ストラップ 4・・・ヘッド部 6・・・而 8・・・トラック 1・・・ストリップ 3・・・開口 5・・・ホルダー 80・・・爪 83・・・操作部 86・・・盲穴 92・・・歯部 96・・・カム部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スポーツシューズ用の調節可能な締付装置であって
、シューズの2つの甲革を一方が他方の上になるように
して引っ張る、ホルダー(75)を含むラック機構と、
該ホルダー(75)内に案内される歯付き要素(62)
であって摺動運動するものと、該歯付き要素(62)を
該ホルダー(75)に2つの摺動方向の内の一方の摺動
方向に固定する一方向保持手段(80)と、該ホルダー
(75)上で回動させられる操作部(83)を有するレ
バー(82)であって、該歯付き要素(62)と係合す
べく且つ他方の摺動方向にそれを駆動すべくなされてい
るものとを具備するものにおいて、 上記レバー(82)が、作動部(84)であって、上記
操作部(83)に摺動可能に嵌合し且つそこから離隔す
る方向に弾性的に押圧されるものを有していることを特
徴とする締付装置。 2、前記一方向保持手段が、爪(80)であって、前記
ホルダー(75)に装着され且つ前記歯付き要素(62
)と係合するように弾性的に偏倚させられているものを
具備する請求項1記載の締付装置。 3、前記歯付き要素(62)が、鋸歯状部(63)を具
備する請求項1又は2記載の締付装置。 4、前記歯付き要素(62)が、弾性材料である請求項
1〜3のいずれか一項に記載の締付装置。 5、前記歯付き要素(62)が、ストラップの形状であ
ると共に前記甲革の内の一方の甲革に取外し可能に取着
され、そして、前記ホルダー(75)が、他方の甲革に
装着される請求項1〜4のいずれか一項に記載の締付装
置。 6、前記歯付き要素(62)用のアンカー要素(70)
であって、少なくとも1つの開口(73)を有する橋状
部(72)を含むものを具備し、前記ストラップ(62
)が、前記甲革上に固定されるべく、該開口に取外し可
能に嵌装される請求項5記載の締付装置。 7、前記歯付き要素(62)が、一方の端部に、幅広の
ヘッド部(64)であって、前記少なくとも1つの開口
(73)内に実質的に隠れてしまうようになされている
ものを有する請求項6記載の締付装置。 8、前記アンカー要素(70)が、前記甲革の全体に締
付張力を分配するのに有効なストリップ(71)を具備
する請求項6又は7記載の締付装置。 9、前記操作部(83)が、それらの間で前記レバー(
82)が前記ホルダー(75)上で回動させられるとこ
ろの2つのプロング(83a、83b)を有しており、
前記作動部(84)が、該プロングの間に摺動可能に案
内される請求項1〜8のいずれか一項に記載の締付装置
。 10、前記レバー(82)が、非作動位置において、前
記ホルダー(75)上にスナップ作用によって解放可能
にロックされるべくなされている請求項1〜9のいずれ
か一項に記載の締付装置。 11、前記レバー(82)をその非作動位置に解放可能
にロックすべく、少なくとも1つのラグ(90)が、該
レバー(82)から延出して前記ホルダー(75)内の
対応するソケット(95)内にスナップ嵌合するように
配設されており、該ラグを、該ソケット(95)内へ及
び該ソケット外へ駆動するためのカム手段(96)が、
該ホルダー上に設けられている請求項10記載の締付装
置。 12、前記ラグ(90)が、前記レバーの前記作動部(
84)に固着されている請求項11記載の締付装置。 13、前記作動部(84)を前記操作部(83)上に摺
動可能に支持するためのピボットピン(90)であって
、前記レバー(82)の前記作動部(84)に嵌装され
、且つ前記操作部(83)の長穴(89)を貫通させら
れる自由端を有するものを具備し、該ピボットピン(9
0)の該自由端が、前記ラグを形成する請求項12記載
の締付装置。 14、前記歯付き要素(62)が、少なくとも前記爪(
80)の位置に前記ホルダー上を案内されて保持される
請求項2記載の締付装置。 15、請求項1〜14のいずれか一項に記載の締付装置
を少なくとも1つ備えている、スポーツシューズ。 16、前記締付装置の内の少なくとも1つの締付装置近
傍の前記甲革に取着されるフェアリング(97)を具備
する請求項15記載の締付装置。
Applications Claiming Priority (2)
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