JPH10155503A - 歯付きストラップを締めるための装置 - Google Patents

歯付きストラップを締めるための装置

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JPH10155503A
JPH10155503A JP9197501A JP19750197A JPH10155503A JP H10155503 A JPH10155503 A JP H10155503A JP 9197501 A JP9197501 A JP 9197501A JP 19750197 A JP19750197 A JP 19750197A JP H10155503 A JPH10155503 A JP H10155503A
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JP
Japan
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lever
pawl
strap
base
pin
Prior art date
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Application number
JP9197501A
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English (en)
Inventor
Nicoletti Graziano
グラツィアーノ・ニコレッティー
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BAUER IT SpA
Bauer Italia SpA
Original Assignee
BAUER IT SpA
Bauer Italia SpA
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/14Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
    • A43C11/1406Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
    • A43C11/146Fastenings with toggle levers with adjustment means provided for on the strap, e.g. ratchet strap
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/14Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
    • A43C11/1406Fastenings with toggle levers; Equipment therefor
    • A43C11/1413Equipment for fastening toggle lever fastenings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/21Strap tighteners
    • Y10T24/2143Strap-attached folding lever
    • Y10T24/216Ski boot and garment fasteners
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/21Strap tighteners
    • Y10T24/2183Ski, boot, and shoe fasteners

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】締め操作が簡単であって且つ所望の引っ張り強
さでの締め付けを保証することが可能な装置を提供す
る。 【解決手段】ベース(3)と、停止ラチェット機構とを
備え、スポーツ用履き物の締め具の歯付きストラップ
(2)を締めるための装置であって、この装置は、ベー
スに関節で連結されていると共に、ストラップを停止さ
せるようにこのストラップの複数の歯に係合可能なつめ
片(12)と、ベースに関節で連結されていると共に、
ストラップの複数の歯に係合する位置から離間或いは接
近させるように、つめ片を動作させる二次レバー(7)
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、スキ
ーブーツ,スノーボードブーツ,スケート靴及び他のス
ポーツの履き物における寸法調整の為ばかりでなく、ス
ノーボードの履き物の為のビンディングにおける寸法調
整の為にも特に設計された締め具に関係している。
【0002】
【従来の技術】特に、この発明は、上述したような形式
の締め具の歯付きストラップを挟持する為の装置であっ
て、基礎及び歯付きストラップの為の停止ラチェット機
構を備えていて、停止ラチェット機構は、基礎に対して
第1の軸の回りにおいて関節で連結即ち関節接合され、
基礎とともに歯付きストラップの為の通路を規定してい
るつめ片を含んでおり、このつめ片は、歯付きストラッ
プを一方向に拘束するよう歯付きストラップの歯に係合
することが出来る少なくとも1つの歯と、基礎に対して
第2の軸の回りに関節で連結即ち関節接合され、上記つ
め片を歯付きストラップの歯との係合位置から遠ざけた
り上記係合位置に向かわせたりする為につめ片に作用す
るレバーと、を有している、ものに関係している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、履
き物の上に小さな空間しか必要とせず、使用者にとって
特に締め付けの解除中における操作が容易であり、そし
て、負荷の下でもまた、歯付きストラップの挟持におけ
る高い信頼度を保証し、これにより所望の引っ張り強さ
での締め付けを保証することが出来る歯付きストラップ
を挟持する為の装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の主題は、上に
規定した如き型式の装置であって、レバーが2段階のレ
バー即ち二次レバーであることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の種々の実施の形
態を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0006】図1〜図4に示すように、一般的にプラス
チックで成形された上面を有する型式のスキーブーツや
スケート靴や同様のスポーツ用履き物の締め付けの為の
歯付きストラップ2又はラックを挟持する為の装置の第
1の実施の形態の全体が、参照符号1により指摘されて
いる。この装置1は、スノーボードブーツの為のビンデ
ィングに設けられた締め具に設ける為にも適している。
【0007】装置1は、反対側に肩4及び肩5を備えた
ベース3を備えており、例えばベース3中に形成された
孔3aに係合する1又はそれ以上のリベットの如き固定
手段により図示しない上面のフラップに固定される。
【0008】第1のピン6が肩4及び肩5に固定されて
いて、レバー7の一端7aが第1のピン6に関節で連結
即ち関節接合されており、レバー7は他端において操作
摘み8を保持している。相互に同じで平行な2つの付属
肢9a及び9bが、レバー7から同じ方向に延出してお
り、孔10が、これら2つの付属肢9a及び9bの両者
を貫通して伸びている。孔10は、半径方向の隙間を伴
って第2のピン11を格納しており、第2のピン11に
は、つめ片12が関節接合されている。
【0009】レバー7とつめ片12は、それ故にピン6
の中心線と操作摘み8との間に配置された1つの関節接
合軸としてのピン11により相互に関節運動され、その
結果として、レバー7は、2段目のレバー即ち二次レバ
ーのようにつめ片12に作用する。
【0010】ピン11は、ベース3の対向している肩4
及び肩5の夫々に形成された第1のスロット即ち第1の
細長孔13a,13b中に摺動可能に係合されている。
【0011】これら第1の細長孔13a,13bは、夫
々、互いに連続して延出している第1及び第2の部分1
4,15を備えている。第1の部分14は実質的に真っ
直ぐであるか、或いは、湾曲されているが、いかなる場
合でもレバー7が第1のピン6の中心軸の回りに自由に
枢動することを許容する。
【0012】第2の部分15は、第1のピン6から離間
する方向に形成されており、以下に説明するように、第
2のピン11を格納する為の一種の凹所を形成する。
【0013】つめ片12は、第1のピン6に対して第2
のピン11の反対側に配置された第3のピン16によっ
てベース3に関節接合されている。第3のピン16は肩
4及び肩5の夫々に形成された第2のスロット即ち第2
の細長孔17a及び17b中に格納されていて摺動及び
回転が可能である。
【0014】このような係合によれば、つめ片12は、
可動支点(第3のピン16と第2の細長孔17a及び1
7b)を伴ってベース3上で旋回可能である。
【0015】つめ片12とベース3との間に、歯付きス
トラップ2用の通路Pが規定されている。
【0016】つめ片12は、ベース3に対向した壁部
に、一対の歯19を有しており、これら一対の歯19
は、歯付きストラップ2の対応た形状の歯に係合して歯
付きストラップ2の為の停止ラチェットを構成する。
【0017】レバー7とつめ片12は、後述するよう
に、歯付きストラップ2用の「停止ラチェット機構」を
構成する。
【0018】つめ片12には、第1のピン6に巻装され
た弾性手段即ちばね20が作用するようになっており、
このばね20は、その一端が2つの肩4及び肩5の一方
に拘束され、その他端がつめ片12の表面21に対向し
て支持されている。このようにつめ片12及びレバー7
が相互に関節接合されているため、ばね20は、つめ片
12を介してレバー7に作用する。
【0019】次に、装置1の動作を説明する。装置1の
最初の状態(図3参照)では、歯付きストラップ2が、
レバー7とベース3と2つの肩4及び肩5とにより規定
される通路P中に挿入される。
【0020】歯付きストラップ2が通路P中を通過する
際、つめ片12が歯付きストラップ2の歯と衝突するに
もかかわらず、歯付きストラップ2の前進運動は、つめ
片12によって阻止されることはない。実際、つめ片1
2は、第1のピン6の回りを自由に回動(時計回りに)
するので、停止ラチェット機構のつめ片12の歯19
は、歯付きストラップ2の前進運動が続く限り、即ちベ
ース3に対する歯付きストラップ2の所望の前進移動が
達成されるまで、歯付きストラップ2の歯の上で「跳び
跳ねる」。
【0021】歯付きストラップ2がベース3を通過する
と、歯付きストラップ2は所望の程度の引っ張りが達成
されるまで、使用者により手動で引っ張られるか、また
は適切な従来の引っ張り装置により引っ張られる。
【0022】この引っ張りが達成されると、停止ラチェ
ット機構のつめ片12の歯19は、歯付きストラップ2
中の対応する歯に自発的に係合し、歯付きストラップ2
を達成された引っ張り位置に挟持する(図4参照)。
【0023】歯付きストラップ2が挟持されている図4
の引っ張り位置においては、引っ張り力の下で歯付きス
トラップ2によってつめ片12の歯19に負荷された力
に起因して、つめ片12は(図4において)右方に向か
い移動され、第3のピン16が第2の細長孔17a及び
17bの対応する端に当接される。第2のピン11は結
果として第1の細長孔13a及び13bの第2の部分1
5の凹所に格納され、従って第3のピン16の中心線の
回りのつめ片12の枢動が阻止され、歯付きストラップ
2の歯からのつめ片12の歯19の係合解除も阻止され
る。
【0024】装置1を開放するには、レバー7を第1の
ピン6の回りで回動させて停止ラチェット機構のつめ片
12をベース3から遠ざければ、歯付きストラップ2を
通路Pから引き抜くことができ、これにより履き物を
「締め付けられていない状態」にすることができる。
【0025】レバー7の第1の操作(図4における反時
計回り方向の回動)により、第2のピン11及び第3の
ピン16は第1の細長孔13a及び13bの第2の部分
15及び第2の細長孔17a及び17bによる回転変換
通路に沿い案内される。第1の細長孔13a及び13b
の第1及び第2の部分14,15の間の連結点を越える
際に、第2のピン11は、第1の部分14により案内さ
れ、この結果、レバー7は、第1のピン6の中心線の回
りに(反時計回り方向に)旋回し、そして、つめ片12
は、第3のピン16の中心線の回りに(時計回り方向
に)旋回する。
【0026】第3のピン16は、細長孔13a,13b
に近い側の細長孔17a,17bの端部(左側の支点)
に当接した状態に保持される。そして、レバー7および
つめ片12の回動によって、歯19は、ストラップ2の
歯との係合が完全に解放される。
【0027】なお、孔10とピン11との間の径方向の
隙間により、このピンはレバー7の手段によって細長孔
13a,13bに沿って、レバーの関節の軸に対する回
転−並進経路上をベースに対して移動可能である(図
3)。
【0028】さらに、細長孔13a,13bおよび17
a,17bの形状および配置は、少なくともレバー7の
一部の回動により、つめ片12が完全な回動経路上を案
内されるように設定されており、これにより摩擦力、特
にこの装置の正確な作動を妨げるような泥や土が付着し
ている際の摩擦力を効果的に軽減する。
【0029】また、図7〜図12には、本発明の締め具
の歯付きストラップ2をクランプする第2の実施形態の
機構を符号100で示す。なお、前記の実施形態と同様
な部分には同じ符号を付してその説明は省略する。この
機構100はベース3を備えており、このベースは、そ
の両側に肩部4,5を有し、また一方のフラップまたは
取り付けるべき部分に、図示はしないが、たとえばベー
ス3に形成された孔3aに嵌合する1または複数のリベ
ット等によって取付けられるように構成されている。
【0030】そして、上記の肩部4,5には第1のピン
6が取付けられ、操作付属肢108をその反対側の端部
で支持するレバー107の第1の端部107aがこのピ
ンに連結されている。
【0031】互いに同一で並列した付属肢109a,1
09bは、レバー107から同じ方向に延長されてお
り、また、各付属肢を通過する方向に延長された第3の
細長孔110がそれぞれ形成されている。
【0032】これらの細長孔110は、図8に示すよう
な軸Xを中心とする円弧B状に延長されている。
【0033】また、細長孔110は、好ましくは上記の
円弧Bの接線方向に延長された直線状のものでもよい。
【0034】また、細長孔110には、ピン11が摺動
自在に収容されており、つめ片112が、ピン11に連
結されている。
【0035】さらに特定すれば、この第2のピン11
は、つめ片112を通り、細長孔110の縦方向軸と交
差する軸線に沿って延長された第4の細長孔112a内
に収容されている(図8)。
【0036】したがって、上記のレバー107とつめ片
112は、ピン11により互いに連結されており、この
連結軸線は、軸Xと操作付属肢108との間に位置され
ており、レバー107は、つめ片上において二次的なレ
バーと同様に作動する。
【0037】また、ピン11は、ベース3の対向してい
る肩部4,5にそれぞれ形成された第5の細長孔113
a,113bに摺動自在に嵌合している。
【0038】また、つめ片112には、第3のピン11
6等の手段によってベース3に連結されており、このピ
ンの軸Yは、ピン16に対してピン11の反対側に配置
されている。
【0039】また、第4の細長孔112aが、軸Yに対
して径方向に延長して形成され、また第5の細長孔11
3a,113bが、第3の細長孔110の方向と同じ方
向に延長して形成されている。
【0040】また、ベース3とつめ片112との間に
は、歯付きストラップ2が通過する通路Pが形成されて
いる。
【0041】つめ片112には、一対の歯119が形成
され、これらの壁面はストラップ2の歯に均一に係合す
るようにベース3に対向しており、レバー107と協働
してストラップの「停止ラチエット機構」を構成してい
る。
【0042】このレバー107は、スプリング120a
により作動されるように構成されており、このスプリン
グは第1のピン6に巻回され、その一端部は、肩部4,
5の一方に保持され、また、他端部は、レバー107に
保持されている。また、このレバー107とつめ片11
2は、互いに連結されているので、このスプリング12
0aは、このレバーの手段によりつめ片に作用する。
【0043】上述の機構100は、以下のように作動す
る。この機構の最初の状態(図8)では、歯付きストラ
ップ2は通路P内に挿通されている。このストラップ2
がこの通路内を移動する場合に、つめ片112は、この
ストラップの前方への移動は妨げないが、このつめ片1
12は、ストラップ2の歯と干渉する。そして、このつ
め片112は、ピン16回りに自由に回動(図8におい
て時計方向に回動)するので、ストップ歯119は、ス
トラップが前方に移動する際に歯から歯に「スキップ」
し、このストラップがベース3に対して任意の位置まで
移動することができる。
【0044】そして、このベース3に挿通されているス
トラップ2は、使用者の手により所定の張力が与えられ
るまで引かれる。
【0045】そして、所定の張力に達すると、ストップ
歯がストラップ2の歯に確実に係合し、図8に示すよう
にこのストラップをその位置に係止する。
【0046】この状態では、スロット即ち細長孔11
0,112aは、図8に示すように、互いに垂直に配置
されている。この状態において、上記のストラップ2は
係止され、このストラップの張力による荷重を歯119
が支承し、つめ片112が右方(図8において)に押圧
されて対応するピン16に当接する一方で、細長孔11
2aの配置によって、第2のピン11がベース3方向に
つめ片112を押圧し、このベースの細長孔113a,
113bの対応する端部に当接し、これによってつめ片
112のピン16回りの回動が阻止され、歯119がス
トラップ2から解放されることを防止する。
【0047】更に、このような係止状態においては、細
長孔112aの配置によって、レバー107には、張力
の荷重による歪みが第2のピン11を介して作用するこ
とはない。
【0048】ストラップを通路Pを介して引き抜き自在
としてこの靴等を「非係止」状態とするには、レバー1
07を第1のピン6回りに回動させ、つめ片112をベ
ース3から離す方向に移動させる。
【0049】このレバー107の第1の回動作動(図9
において反時計方向の回動作動)により、第3の細長孔
110がピン11に対して摺動し、図9に示すようにピ
ン11が細長孔110の対応する端部に当接するまで
は、このピンはレバー107によっては作動されない。
この状態を過ぎてレバーがさらに回動(図9において反
時計方向に回動)されると、細長孔110および112
aの配置により、ピン11が細長孔113a,113b
により所定の経路に案内され、第1のピン6の軸Xおよ
び第3のピン16の軸Yまわりの回転−並進経路に沿っ
て移動し、つめ片112をピン16まわりに回動(図9
において時計方向)する。そして、第2のピン11は、
細長孔113a,113bのベース3から離れた側の端
部に当接して保持され、これらのレバーやつめ片の回動
により、つめ片119がストラップ2の歯から完全に解
放される(図10)。
【0050】細長孔110と113aと113bの形状
と配置は、レバー107の回転動作が細長孔110と1
13aと113bの長さによって許される回転動作の合
計にほぼ等しくなるようになっている。
【0051】つめがストラップに圧締されている図8の
位置から部分的に回転した図9の位置への回転動作の
間、レバー107は、つめ片とストラップの間に与えら
れる圧締力による作用を受けない。その結果、つめ片
は、レバーの回転動作によってストラップから完全に外
れ、その回転動作の少なくとも一部は、レバー107自
体を持ち上げるのに必要な分を除けば、使用者による努
力を必要としない。
【0052】図13〜図16に示されるように、前述の
実施の形態の圧締装置100は、通路Pを通るストラッ
プ2を前進させる第2のレバー132を有している圧締
具130としてもよい。
【0053】圧締装置の説明において、前述の実施の形
態を参照するため、この実施の形態に関連する部材は同
一の参照符号で示してある。
【0054】第2のレバー132は、レバー107の関
節の軸Xの周りの第一のピン6を軸にして回転するよう
に、レバー132の一方の端の近くに延びている細長孔
133によってベース3に設けられている。第2のレバ
ー132の他端は、ベース3の外側に延出しており、レ
バーの操作端即ちグリップ134を構成している。
【0055】グリップ134の反対端において、レバー
132は、ストラップ2の歯に係合しうる3つの歯13
6aと136bと136cを持つ一体的なつめ片135
を有している。
【0056】第1のピン6に巻かれたスプリング137
は、その一端がレバー107のアーム107aと107
bの一方に引っかけられ、他端はつめ片135の歯13
6cを構成している突起の下に係合している。
【0057】第2のレバー132とそれぞれの第2のつ
め片135は、ストラップ2を前進させるラチェット機
構を構成しており、これは以下の説明から明瞭になるで
あろう。
【0058】操作の際、前述の実施の形態で説明したよ
うに、ストラップ2が通路Pに挿入される。
【0059】ベース3を越えたところで、ストラップは
使用者の手でつかまれ、いわゆる粗引張を行なうため、
可能な限り「引かれ」る。この時点で、使用者は、第2
のレバー132の操作により、引張や荷重を所望の程度
に合わせる細かい調整を行なうことができる。この目的
のため、第2のレバー132がピン6を軸にして(図4
では時計回りに)回転され、まず、第2のつめ135が
ストラップ2の歯の間に係合し(図16)、その後、前
述の回転動作の完了により通路Pを通るストラップを前
進させる。上述したように、この前方への動作は、停止
ラチェット機構によって妨害されず、ラチェット機構の
歯119は、この前方への動作が続く限り、つまり、レ
バー132の最大回転動作が完了する(図16)まで、
次々に歯を越える。
【0060】可能な最大の回転動作が行なわれた後、レ
バー132は(図16では反時計回りに)下げられ、つ
め片135と同じ方向に延びた細長孔133のおかげ
で、この細長孔133の長さによって許されるピン6と
レバー132の間の相対移動の結果、つめ片135の歯
136aと136bと136cは、ストラップから外れ
る。レバー132のこの回転動作の間、停止ラチェット
機構はストラップ2の歯に係合し、ラチェットされた位
置に圧締する。
【0061】上述したレバー132の回転動作を何回も
繰り返すことにより所望の程度の引張が得られる。圧締
が完了したとき、レバー132は、スプリング137に
よって、ピン6がつめ片135に最も近い溝の端に向か
って付勢されている図14に示される位置に付勢され
る。
【0062】圧締具130を開くには、前述の実施の形
態で詳しく述べたように、レバー107をベース上のそ
の支点を軸として回転させるだけで十分である。
【0063】図17〜図20において、圧締具140
は、前述の実施の形態で説明したものと構造的および機
能的に等価な装置である。圧締具140は、レバー13
2が一組のリンク143aと143bによってベース3
に関節でつながれている点において、前述の実施の形態
の圧締具とは異なっている。より詳しくは、第2のレバ
ー132は、ピン142によってリンク143aと14
3bの対応端に関節でつながれ、リンクの他端は、ピン
16の軸Yの周りに関節でつながれている。
【0064】ピン142に巻かれたスプリング144
は、リンク143aと143bの各々とレバー132の
間に作用する。
【0065】第2のレバー132には貫通孔145が形
成されており、これはレバー132の突起146のため
のものである。
【0066】停止ラチェット機構のレバー107の操作
突起108は、孔145を通ってそこから突出して突起
146の上方に延びており、第2のつめ片135をスト
ラップ2から外す方向へ第2のレバー132を軸的に動
作させた際には突起146と干渉する(図20)。
【0067】動作において、引張の程度は、レバー13
2を図19の矢印Fで示される方向に回転させ、つめ片
135をストラップ2の歯に係合させると共にストラッ
プを通路Pの中を前進させることで調整される。所望の
程度の引張に達した際、レバー132は、図18の位置
に下げられ、その位置では、停止歯119がストラップ
2の歯に係合し、ストラップをその位置に圧締される。
圧締具140を開くためには、レバー132は、例えば
レバー132のグリップ134の自由端部に加えられた
押圧力によって、図20の矢印Dで示される方向に回転
されて、ストラップ2から離れる。この回転の結果とし
て、突起146とレバー107の操作突起108の間の
干渉のおかげで、レバー107がピン6を中心として
(図20に示されるように反時計回りに)回転され、こ
れと同時につめ片112が(時計回りに)回転され、ス
トラップ2の歯から外れる。
【0068】本発明は、発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、様々な変形や変更が可能である。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、履き物の上に小さな空
間しか必要とせず、使用者にとって特に締め付けの解除
中における操作が容易であり、そして、負荷の下でもま
た、歯付きストラップの挟持における高い信頼度を保証
し、これにより所望の引っ張り強さでの締め付けを保証
することが出来る歯付きストラップを挟持する為の装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る歯付きストラ
ップを締めるための装置の側面図。
【図2】図1の装置の平面図。
【図3】図1の装置の一操作状態を示す縦断面図。
【図4】図1の装置の他の操作状態を示す縦断面図。
【図5】レバーの構成を示す図。
【図6】つめ片の構成を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る装置の平面
図。
【図8】図7の装置の一操作状態を示す縦断面図。
【図9】図7の装置の他の操作状態を示す縦断面図。
【図10】図7の装置の更に他の操作状態を示す縦断面
図。
【図11】図8のXI−XI線に沿う断面図。
【図12】図8のXII−XII線に沿う断面図。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る装置の平面
図。
【図14】図13の装置の一操作状態を示す縦断面図。
【図15】図13の装置の他の操作状態を示す縦断面
図。
【図16】図13の装置の更に他の操作状態を示す縦断
面図。
【図17】本発明の第4の実施の形態に係る装置の一部
を断面した平面図。
【図18】図17の装置の一操作状態を示す縦断面図。
【図19】図17の装置の他の操作状態を示す縦断面
図。
【図20】図17の装置の更に他の操作状態を示す縦断
面図。
【符号の説明】
2 ストラップ 3 ベース 7 二次レバー 12 つめ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A63C 9/02 A63C 9/02

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース(3)及び停止ラチェット機構
    (7,12,107,112)を備え、スポーツ用履き
    物の締め具の歯付きストラップ(2)を締めるための装
    置であって、 第1の軸の回りにおいてベース(3)に対して関節接合
    されていると共に、前記ストラップ用通路を規定するつ
    め片(12,112)と、 第2の軸の回りにおいてベース(3)に対して関節接合
    されていると共に、前記ストラップの複数の歯に係合す
    る位置から離間或いは接近させるように、つめ片(1
    2,112)を動作させるレバー(7,107)とを備
    えており、 つめ片(12,112)は、一方向にストラップ(2)
    を拘束するように、ストラップ(2)の複数の歯に係合
    可能な少なくとも1つの歯(19,119)を有してお
    り、 レバー(7,107)は、二次レバーであることを特徴
    とする装置。
  2. 【請求項2】 レバー(7,107)及びつめ片(1
    2,112)は、互いに関節接合されている請求項1に
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 ストラップ(2)の複数の歯に係合する
    位置方向に前記つめ片を押圧するように、つめ片(1
    2)とベース(3)との間に作用するように設けられた
    弾性手段(20)を備えている請求項1又は2に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 つめ片(12)に作用する弾性手段(2
    0)がレバー(7)にも作用するように、レバー(7)
    は、つめ片(12)上に拘束されている請求項3に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 相対的な回転運動及び並進運動が一定の
    制限内で許容された状態で、レバー(7)は、つめ片
    (12)に関節接合されている請求項2に記載の装置。
  6. 【請求項6】 ラジアル隙間を有して、レバー(7)
    は、つめ片(12)に関節接合されている請求項5に記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 相対的な回転運動及び並進運動が可能と
    なるように、つめ片(12)は、ベース(3)に関節接
    合されている請求項1〜6のいずれか1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 停止ラチェット機構(7,12)は、レ
    バー(7)をベース(3)に関節接合させる第1のピン
    (6)と、つめ片(12)をレバー(7)に関節接合さ
    せる第2のピン(11)を収容するための第1のスロッ
    ト(13a,13b)と、つめ片(12)をベース
    (3)の一方の端部に関節接合させる第3のピン(1
    6)を収容するための第2のスロット(17a,17
    b)とを備えている請求項1〜7のいずれか1に記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 第1のスロット(13a,13b)は、
    第1及び第2の部分(14,15)を備えており、第1
    の部分(14)は、第1のピン(6)の回りにレバー
    (7)が旋回している間、第2のピン(11)の進路に
    沿って延出しており、一方、第2の部分(15)は、前
    記停止ラチェット機構が負荷状態にあるとき、第1のピ
    ン(6)の回りに旋回するレバー(7)に対向するよう
    に第2のピン(11)を収容するための凹所を規定する
    ように延出している請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 第1のスロット(13a,13b)の
    第2の部分(15)は、第1のピン(6)から離間して
    行く方向に延出している請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ベース上における前記レバーの支
    点と前記レバーの操作付属肢との間の位置において、つ
    め片(12)は、レバー(7)に関節接合されている請
    求項1〜10のいずれか1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ベース上における前記つめ片の支
    点と前記ストラップ用の停止ラチェットを構成する前記
    つめ片の一端との間の位置において、レバー(7)は、
    つめ片(12)に関節接合されている請求項1〜11の
    いずれか1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 二次レバー(107)は、前記第2の
    軸上に支点を有していると共に少なくとも1つの第3の
    スロット(110)及びこのスロットを通って延出して
    いるピン(11)によって、前記両軸の間の位置におけ
    るつめ片(112)上に拘束されており、スロット(1
    10)は、レバー(107)及びつめ片(112)のい
    ずれか一方に形成されていると共に、レバー(107)
    の支点を中心とした円弧と同一方向に延出している請求
    項1又は2に記載の装置。
  14. 【請求項14】 レバー(107)及びつめ片(11
    2)のいずれか一方には、第4のスロット(112a)
    が形成されており、この第4のスロットは、第3のスロ
    ット(110)を横断する軸に沿って延出しおり、ま
    た、ピン(11)は、第3及び第4のスロット(11
    0,112a)を通って延出している請求項13に記載
    の装置。
  15. 【請求項15】 ベース(3)は、少なくとも1つの第
    5のスロット(113a,113b)を備えており、こ
    の第5のスロットを通ってピン(11)が延出してお
    り、また、この第5のスロットは、第3のスロット(1
    10)と同一方向に延出している請求項13又は14に
    記載の装置。
  16. 【請求項16】 レバー(107)とベース(3)との
    間に作用する弾性手段(120a)が設けられている請
    求項1〜15のいずれか1に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ベース(3)上に旋回可能に接続され
    た第2のレバー(132)を備えており、この第2のレ
    バーは、ストラップ(2)の複数の歯に係合可能な少な
    くとも1つの第2のつめ片(135)を軸支しており、
    第2のレバー(132)を旋回することによって前記ス
    トラップを進ませるように構成されている請求項1〜1
    6のいずれか1に記載の装置。
  18. 【請求項18】 第2のレバー(132)は、第2の軸
    の回りにおいてベース(3)に関節接合されている請求
    項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 第2のレバー(132)は、第2のつ
    め片(135)と同一方向に延出したスロット(13
    3)によって、ベース(3)に関節接合されている請求
    項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 第2のつめ片(135)は、第2のレ
    バー(132)と一体的に構成されている請求項18に
    記載の装置。
  21. 【請求項21】 第2のレバー(132)は、一対のリ
    ンク(143a,143b)の対応する一端に関節接合
    されており、その対向端は、第1の軸の回りにおいてベ
    ース(3)に関節接合されている請求項17に記載の装
    置。
  22. 【請求項22】 第2のレバー(132)とリンク(1
    43a,143b)との間に作用するように、第2の弾
    性手段(144)が設けられている請求項21に記載の
    装置。
  23. 【請求項23】 ストラップ(2)から第2のつめ片
    (135)を解放する方向に第2のレバー(132)を
    旋回することによって、つめ片(112)を解放させる
    ように、第2のレバー(132)は、前記停止ラチェッ
    ト機構のレバー(107)に作用する付属肢(146)
    を備えている請求項21又は22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 第2のレバー(132)には、付属肢
    (146)が少なくとも部分的に作用するホール(14
    5)が形成されており、前記ストラップから第2のつめ
    片(135)を解放する方向に第2のレバー(132)
    を旋回した際に付属肢(146)が干渉するように、停
    止ラチェット機構のレバー(107)は、ホール(14
    5)を通って延出している請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 歯付きストラップと、このストラップ
    を締めるための装置とを備えた請求項1〜24のいずれ
    か1に記載のスキーブーツ及び同様のスポーツ用履き物
    用締め具。
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