JPH06500202A - シート巻コイル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シート巻コイル 技術分野 変圧器にはしばしば、シート巻コイルか設けられる。

その場合、誘導機器コアのコイルは、順次積み重ねられた２巻以上の分割コイル から成り立ち得るか、それらは何等かの方法で一緒に接合されなければならない 。本発明には、これを達成する方法が含まれている。

背景技術 シート巻コイルは、しばしば低圧コイルとして用いられ、従って比較的に強い電 流を伝える。それ故、出力導線はそれに応じて寸法を定めなければならない。

２組のシート巻コイルがそｉらの間に若干の軸線方向間隔を置いて共通の変圧器 コアの回りに積み重ねられる場合、２組のシート巻きコイルは同一である。但し それらは、巻き方向の観点から、互いに向かい合う″如き様態で積み重ねられ、 接合される。従ってこれは、一方のコイルの内層からその外側コイルへ電流が一 瞬間流れた場合、他方のコイルの外層からの電流が第二コイルの内層へ存続する ことを意味する。

従って接合されるのはコイルの外側シート層、即ちコイルの外部である。これは 、外側゛コイルへの主チャネルの寸法を電気的に定める場合に間隔を必要とする 。従って、接合部か半径方向に極力わずかな間隔しか必要としないことは極めて 重要なことである。

コイルは予め銅バーを用い、最終ターンに接合されている。シートおよびバーの 面積が同じ、例えばシートの寸法か０．５Ｘ１０００ｍｍ、バーの幅が８０ｍｍ 、ならばバーの厚さは６．２５ｍｍとなる。

発明の要約 本発明によれば、積み重ねられたコイルに端子を設けることを要せずに、それら の接続が可能となる。各コイルは、上述の如く、在来のバー接続において必要と されるよりも約手ターン多く巻かれている。コイルは、技術の現状に応じ巻き方 向を考慮して積み重ねられるべきであり、且つまたそれらの外側末端がコイルと ほぼ共通の母線上に位置する如く半径方向に配置されるべきである。

本発明には、導電性材料の薄いストリップをコイルの回りに巻くことと、これを 何れか適宜の方法でコイルのほとんどｌターンに沿い、コイルの外層に取り付け ることとが含まれる。薄いストリップで接合されないコイルの周囲の同等に大き い部分は、コイル層の短絡を防止するために必要である。コイルの末端と合致す る上述の母線は、接合されない部分のほぼ中央に位置する如く配置される。

２組のコイルの外層をこのように接合する薄いストリップは、言うまでもなく、 これと外側コイル層との間の充分に大きな接触面積と、電流耐久度が少なくとも シー１・巻コイルの残部に対すると同様であることとを保証すべ（寸法２定めら れなければならない。薄い周囲のストリップの厚さは０．１〜０．５ｍｍであり 、従って技術の現状に比し、可成りＣ）同前の節約が示されている。

前述の如く、積み重ねられたコ、イルは軸線方向へ、互いにある距離だけ隔置さ れなければならない。コイルの回りに巻かれた薄いストリップはまた、コイル間 に形成された溝をベルトのように覆う。このベルトはこうして、この溝に面ｒる コイルのコーナを電気的に遮へいし且つ防護する。薄いストリップの上述の接合 されない部分におけるコーｔの部分をも防護するため、このストリップが延ばさ れてオーバラップする。しかしオーバラップ部分を下方の層から絶縁することに より、ベルトがコイルの閉ターンを形成することか防止される。

ここて、上記の如き変圧器コアに最も近く位置するコイルが二次巻線の一部分を 構成する場合には、−次巻線の対応的な部分がこれらの外側に位置する。上記の 一次巻線もまた、シート巻コイルとして構成することができる。外部ベルトを充 分に利用するため、ベルトの外側のシート巻コイル用内側ベルトとして、ベルト の概念を利用することもできるはずである。

内側ベルトは、外側コイル層について説明したと同じ方法で、その内側のコイル へ接合することができる。上記と同様の理由で、内側ベルトにもオーバラップお よび絶縁中間部分か設けられるはずである。

前述の方法により、可成りの間隔の節約ならびに、シート巻コイルを接合する既 往の手順の場合よりも高い性能および効率が得られる。

好適な実施例の説明 添付図面は本発明の好適な実施例を示し、積み后ねられた２組のコイル１，２を 、ベルト３を用い、いかにして−緒に適切に接合し得るかを例示している。また 既述の如く、コイルｌの最外側の末端が４で終わること、即ち巻き方向が時計回 りであること、およびコイル２が５で終わり、巻き方向が逆時計回りであること もわかる。

コイルｌはその内側端子としてバー６を有し、コイル２の対応的な内側端子はバ ー７である。

上述の如く、ベルト３は薄いストリップ、望ましくはシート巻導電性材料と同じ 材料から成っている。ベルトおよび外側コイル層は、超音波で、または点もしく はシーム溶接を用いるなど、種々の数多くの方法で生成することができる。接合 部は、図面にＸＸＸで表示されている。外側コイル層に対するベルトの溶接され た面積は、充分に低い境界抵抗の要件を満たすに充分でなければならない。

明らかなように、ベルトもまた互いに面するコイルのエツジの電気的スクリーン を形成する。全円周の回りの完全な防護を達成するためには、ベルトの円周方向 の若干のオーバラップが必要である。このオーバラップがベルトに閉じたベルト ・ターンを形成させないようにするため、オーバラップ部分は電気的に絶縁され ていなければならない。これは、ベルトのオーバラップ部分間に絶縁ストリップ ８を置くことにより、都合良く達成される。

この絶縁ストリップは、外側コイル層に接合されないベルトの部分を十二分に覆 う円周方向延長部を備えるへきである。

さきに説明した内側ベルトは外側ベルトと同じ様にして用いられ、ベルトは、シ ート巻コイルの内側コイル層に対するオーバラップにより、且つまたオーバラッ プにおける絶縁ストリップにより接合される。その場合、これらの外側コイルの 外部端子は、外側で終わるコイル端部へ接続されたバーを包含することもできる 。これらの外側端子に対しては通常、常に充分な間隔か存在してい国際調査報告 国際調査報告 ＰＣＴ／ＳＥ　９１１００４７１

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．誘導機器コアの回りに順次積み重ねられたシート巻コイル（１）、（２）の 末端を、それらの間に若干の軸線方向間隔を置いて接合する場合の方法において 、コイルの隣接部分に接続され且つコイルのほとんど１ターンに沿ってコイルに 接合された薄いリーダ・ストリップから成るベルト（３）を用いて接合部が生成 されることを特徴とする方法。
2. ２．請求の範囲第１項に記載のシート巻コイルの末端を接合する方法において、 コイルの外層の回りの外部ベルトとして接合部が生成されることを特徴とする方 法。
3. ３．請求の範囲第１項に記載のシート巻コイルの末端を接合する方法において、 コイルの内層に接続された内部ベルトとして接合部が生成されることを特徴とす る方法。
4. ４．請求の範囲第１項に記載のシート巻コイルの末端を接合する方法において、 薄いリーダ・ストリップが、シート巻コイルと同じ導電性材料から成ることを特 徴とする方法。
5. ５．請求の範囲第１項に記載のシート巻コイルの末端を接合する方法において、 ベルトを構成する薄いストリップが、ストリップの先端と末端とがオーバラップ するような長さであることを特徴とする方法。
6. ６．請求の範囲第１項に記載のシート巻コイルの末端を接合する方法において、 薄いストリップの先端と末端との間に絶縁ストリップ（８）が挿入されることを 特徴とする方法。
7. ７．請求の範囲第１項に記載のシート巻コイルの末端を接合する方法において、 コイル・シートおよびベルトが超音波溶接により接合されることを特徴とする方 法。