JPH0650019Y2 - ジョイスティックコントローラ - Google Patents
ジョイスティックコントローラInfo
- Publication number
- JPH0650019Y2 JPH0650019Y2 JP189693U JP189693U JPH0650019Y2 JP H0650019 Y2 JPH0650019 Y2 JP H0650019Y2 JP 189693 U JP189693 U JP 189693U JP 189693 U JP189693 U JP 189693U JP H0650019 Y2 JPH0650019 Y2 JP H0650019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joystick controller
- operating shaft
- shaft
- sounding
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はジョイスティックコント
ローラに関し、特にその操作軸の破損防止構造に係るも
のである。
ローラに関し、特にその操作軸の破損防止構造に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図3においてジョイスティックコ
ントローラの一般的構造を説明する。図において1はジ
ョイスティックコントローラを全体として示し、2はそ
の筐体で、この筐体2の中央部に設けられた保持部3に
球体4が転動自在に保持されており、この球体4に操作
軸5が貫通固定されている。尚この操作軸5の上端部に
は摘子5aが取り付けられている。
ントローラの一般的構造を説明する。図において1はジ
ョイスティックコントローラを全体として示し、2はそ
の筐体で、この筐体2の中央部に設けられた保持部3に
球体4が転動自在に保持されており、この球体4に操作
軸5が貫通固定されている。尚この操作軸5の上端部に
は摘子5aが取り付けられている。
【0003】筐体2の内部においては半円弧状の揺動ア
ーム6がその両端部に連結された軸7,8を介して揺動
可能に支持されており、この揺動アーム6に上記操作軸
5の下端部が係合連結されている。筐体2の側部には回
転型ポテンショメータ(可変抵抗器)9が固定されてお
り、このポテンショメータ9の回転軸は上記揺動アーム
6を支持する一方の軸8と連結されている。
ーム6がその両端部に連結された軸7,8を介して揺動
可能に支持されており、この揺動アーム6に上記操作軸
5の下端部が係合連結されている。筐体2の側部には回
転型ポテンショメータ(可変抵抗器)9が固定されてお
り、このポテンショメータ9の回転軸は上記揺動アーム
6を支持する一方の軸8と連結されている。
【0004】そしてこのように構成されるジョイスティ
ックコントローラ1において操作軸5を球体4を支点と
して傾倒操作することによって揺動アーム6が揺動し、
これと一体的にポテンショメータ9の回転軸が回転され
ることにより、ポテンショメータ9の出力端子から操作
軸5の傾斜量に応じた電気抵抗出力が得られる。
ックコントローラ1において操作軸5を球体4を支点と
して傾倒操作することによって揺動アーム6が揺動し、
これと一体的にポテンショメータ9の回転軸が回転され
ることにより、ポテンショメータ9の出力端子から操作
軸5の傾斜量に応じた電気抵抗出力が得られる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上の如きジョイステ
ィックコントローラ1においては、操作軸5は保持部3
の上側開口部の傾斜面3aに当接して止まり、それ以上
の傾倒を規制されるが、このとき強い力で急激に操作軸
5が傾斜面3aに当たると、この当接部分に破損が生じ
るおそれがあった。本考案はこのような問題点を解消す
ることを目的としてなされたものである。
ィックコントローラ1においては、操作軸5は保持部3
の上側開口部の傾斜面3aに当接して止まり、それ以上
の傾倒を規制されるが、このとき強い力で急激に操作軸
5が傾斜面3aに当たると、この当接部分に破損が生じ
るおそれがあった。本考案はこのような問題点を解消す
ることを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案は、操作軸を傾倒操作してそれに応じた可変抵
抗出力を得るジョイスティックコントローラにおいて、
操作軸のストッパ部に、操作軸が当接した際に警報音を
発する発音部材を設けてなるものである。
め本考案は、操作軸を傾倒操作してそれに応じた可変抵
抗出力を得るジョイスティックコントローラにおいて、
操作軸のストッパ部に、操作軸が当接した際に警報音を
発する発音部材を設けてなるものである。
【0007】
【作用】上記の如く構成される本考案のジョイスティッ
クコントローラにおいては、操作軸を急激に操作したと
きには操作軸が発音部材に当たってこの発音部材から大
きな警報音が発せられることにより、操作者に注意を促
すことができ、このため操作軸の急激な操作による破損
を未然に防ぐことが可能となる。
クコントローラにおいては、操作軸を急激に操作したと
きには操作軸が発音部材に当たってこの発音部材から大
きな警報音が発せられることにより、操作者に注意を促
すことができ、このため操作軸の急激な操作による破損
を未然に防ぐことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら本考案の
実施例について説明する。図1は本考案によるジョイス
ティックコントローラの一部断面にした側面図、図2は
上面図(平面図)である。このジョイスティックコント
ローラの構造は前述した図3のジョイスティックコント
ローラと基本的に同じであり、共通の部分には同一符号
を付してある。
実施例について説明する。図1は本考案によるジョイス
ティックコントローラの一部断面にした側面図、図2は
上面図(平面図)である。このジョイスティックコント
ローラの構造は前述した図3のジョイスティックコント
ローラと基本的に同じであり、共通の部分には同一符号
を付してある。
【0009】本例のジョイスティックコントローラ1に
おいては、筐体2の上面に操作軸ガイド板10が取付用
螺子12によって固定されており、このガイド板10の
中央部に形成された直線状のガイド溝11に操作軸5が
挿通され、即ちこのガイド溝11に沿って操作軸5を左
右に傾倒操作することによりポテンショメータ9の出力
端子9aから操作軸5の傾斜量に応じた電気抵抗出力が
得られるものである。
おいては、筐体2の上面に操作軸ガイド板10が取付用
螺子12によって固定されており、このガイド板10の
中央部に形成された直線状のガイド溝11に操作軸5が
挿通され、即ちこのガイド溝11に沿って操作軸5を左
右に傾倒操作することによりポテンショメータ9の出力
端子9aから操作軸5の傾斜量に応じた電気抵抗出力が
得られるものである。
【0010】操作軸ガイド板10の左右両側には傾斜板
部10a,10b対称的に延設されており、この傾斜板
部の内側には夫々操作軸5と対向するように発音部材1
3が取り付けられている。
部10a,10b対称的に延設されており、この傾斜板
部の内側には夫々操作軸5と対向するように発音部材1
3が取り付けられている。
【0011】この発音部材13は、操作軸5が傾倒した
ときに当接される緩衝部材14と、この緩衝部材14が
圧縮されたときに音を発する発音器15とによりなる。
ときに当接される緩衝部材14と、この緩衝部材14が
圧縮されたときに音を発する発音器15とによりなる。
【0012】緩衝部材14は、力を加えた場合に内部の
空気の流出で縮み、力を取り去ると自らの弾性復元力に
よって再び内部に空気が入って膨らむものであれば図に
示すようなベローズタイプやゴム質の袋状のものでもよ
く、また内部に復元力を補助するためのスプリング等を
内蔵したものでもよい。
空気の流出で縮み、力を取り去ると自らの弾性復元力に
よって再び内部に空気が入って膨らむものであれば図に
示すようなベローズタイプやゴム質の袋状のものでもよ
く、また内部に復元力を補助するためのスプリング等を
内蔵したものでもよい。
【0013】この緩衝部材14は、ガイド板10の傾斜
板部10a,10bに夫々取付用螺子16によって固着
される基板17に取り付けられており、操作軸5と対向
する先端面(操作軸当接面)には受け板18を備えてい
る。
板部10a,10bに夫々取付用螺子16によって固着
される基板17に取り付けられており、操作軸5と対向
する先端面(操作軸当接面)には受け板18を備えてい
る。
【0014】一方、発音器15は上記緩衝部材14の空
気の出入口に取付けられるもので、本例では緩衝部材1
4からの空気の流出によって音を発生する笛のようなも
のが使用されている。尚、この発音器15の取付位置
は、図に示した位置(傾斜板部側)に限ることなく、操
作軸の当たる側でもよい。
気の出入口に取付けられるもので、本例では緩衝部材1
4からの空気の流出によって音を発生する笛のようなも
のが使用されている。尚、この発音器15の取付位置
は、図に示した位置(傾斜板部側)に限ることなく、操
作軸の当たる側でもよい。
【0015】以上のような構成によって明らかな如く、
本例のジョイスティックコントローラにおいて操作軸5
を傾倒操作すると、操作軸5が緩衝部材14に当たり、
これを圧縮して止まる。このとき、操作軸5が急激に傾
倒操作された場合には、緩衝部材14が強く圧縮される
のでその内部から空気が勢いよく流出し、このため発音
器15から大きな音が発せられることになる。
本例のジョイスティックコントローラにおいて操作軸5
を傾倒操作すると、操作軸5が緩衝部材14に当たり、
これを圧縮して止まる。このとき、操作軸5が急激に傾
倒操作された場合には、緩衝部材14が強く圧縮される
のでその内部から空気が勢いよく流出し、このため発音
器15から大きな音が発せられることになる。
【0016】このように操作軸5を急激に操作したとき
には発音器15から大きな音が発せられることにより、
これが警報音となり、操作者はこの警報音を聞くことに
より急激な操作を感知することができ、即ち操作者に注
意を促すことができるので、操作軸5の急激な操作によ
る破損を未然に防ぐことができる。
には発音器15から大きな音が発せられることにより、
これが警報音となり、操作者はこの警報音を聞くことに
より急激な操作を感知することができ、即ち操作者に注
意を促すことができるので、操作軸5の急激な操作によ
る破損を未然に防ぐことができる。
【0017】尚、発音部材としては本例に示した構成に
限ることなく他にも種々の構成が考えられ、また電気的
な発音手段も可能である。さらにその他の構成において
も本例が本考案を特定するものではなく種々の変化変更
が可能であることは勿論である。
限ることなく他にも種々の構成が考えられ、また電気的
な発音手段も可能である。さらにその他の構成において
も本例が本考案を特定するものではなく種々の変化変更
が可能であることは勿論である。
【0018】
【考案の効果】以上に説明した如く本考案のジョイステ
ィックコントローラは、操作軸が当接した際に警報音を
発する発音部材を設けたので、この警報音によって操作
者に注意を促すことができ、このため操作軸の破損を未
然に防ぐことが可能となり、特に操作軸の急激な操作の
場合は大きな音を発することにより破損を効果的に防止
することができる。
ィックコントローラは、操作軸が当接した際に警報音を
発する発音部材を設けたので、この警報音によって操作
者に注意を促すことができ、このため操作軸の破損を未
然に防ぐことが可能となり、特に操作軸の急激な操作の
場合は大きな音を発することにより破損を効果的に防止
することができる。
【図1】実施例のジョイスティックコントローラの一部
断面にした側面図である。
断面にした側面図である。
【図2】実施例のジョイスティックコントローラの上面
図(平面図)である。
図(平面図)である。
【図3】従来例のジョイスティックコントローラの縦断
側面図である。
側面図である。
1 ジョイスティックコントローラ 5 操作軸 13 発音部材 14 緩衝部材 15 発音器
Claims (1)
- 【請求項1】 操作軸を傾倒操作してそれに応じた可変
抵抗出力を得るジョイスティックコントローラにおい
て、上記操作軸のストッパ部に、上記操作軸が当接した
際に警報音を発する発音部材を設けてなるジョイスティ
ックコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP189693U JPH0650019Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ジョイスティックコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP189693U JPH0650019Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ジョイスティックコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659916U JPH0659916U (ja) | 1994-08-19 |
JPH0650019Y2 true JPH0650019Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=11514353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP189693U Expired - Lifetime JPH0650019Y2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ジョイスティックコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650019Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP189693U patent/JPH0650019Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0659916U (ja) | 1994-08-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |