JPH0650009U - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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JPH0650009U
JPH0650009U JP9147292U JP9147292U JPH0650009U JP H0650009 U JPH0650009 U JP H0650009U JP 9147292 U JP9147292 U JP 9147292U JP 9147292 U JP9147292 U JP 9147292U JP H0650009 U JPH0650009 U JP H0650009U
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JP
Japan
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optical fiber
groove
core wire
cable
fiber core
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Pending
Application number
JP9147292U
Other languages
English (en)
Inventor
伸 斉藤
弘幸 沢野
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋内配線・引落し線・少心加入者線路などに
用いる、主として4〜8心程度の、製造し易い、安価
である、細くて軽い、機械的強度が大きい、布設
しやすい、口出しが容易、ステップルで止められ
る、などの性質を持つ、光ファイバケーブルを提供す
る。 【構成】 円形断面のスロット32の任意の一つの直径
34に対して対称位置に、テンションメンバ36を設け
る。また、前記直径34に沿って溝40を設けてその溝
内に光ファイバ心線42を収める。この光ファイバ心線
42が光ファイバケーブル30の曲げ剛性における中立
軸に位置するような構造にする。このようにすると、こ
のケーブルを曲げたとき、歪が光ファイバに残らない。
また、スロット溝をらせん状にする必要がないから、ス
ロットの製造と、光ファイバ心線の集合が容易になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、光通信線路の中の、屋内配線や引落し線や少心加入者線路などに 用いる、主として4〜8心程度の、少心の光ファイバケーブルに関するものである 。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
上記の屋内配線や引落し線や少心加入者線路などの光ケーブルに必要な性質と して、製造し易い、安価である、細くて軽い、機械的強度が大きい、 布設しやすい、口出しが容易、ステップルで止められる、などを挙げること ができる。
【0003】 しかし、このような性質を持つ光ケーブルは、現在のところ、発表されていな いようである。 図3に、従来発表されている8心ケーブルの一例を示す。 12はテンションメンバ、14はスペーサ、16は溝、18は光ファイバ心線 である。20は押え巻、22はシースである。
【0004】 この構造は、より多心の光ファイバケーブルの構造を適用したものである。 溝16は、らせん状にする必要があるので、スペーサ14の製造およびファイ バ心線の集合が難しく、そのため高価であった。
【0005】 図4にも、従来発表されている8心ケーブルの他の例を示した。 テンションメンバ12の周りに、光ファイバ心線18と介在心24を撚り合わ せ集合し、その上に、緩衝層26、押え巻20、シース22を設けた構造である 。
【0006】 これも、従来からあった多心(たとえば40心や100心)のケーブル構造で作ら れている。そのため、上記と同じ点が問題となる。さらにステップル止めしたと き、力が光ファイバに力が加わり、マイクロベンドを起こし易い。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1の光ファイバケーブル30のように、 円形断面のスロット32の任意の一つの直径34に対して対称の位置に、テン ションメンバ36を設け、また、前記直径34に沿って溝40を設けてその溝内 に光ファイバ心線42を収納し、その外方にシース46を設けたるとともに、 前記光ファイバ心線42が当該光ファイバケーブル30の曲げ剛性における中立 軸またはその近傍に位置するような構造にする。
【0008】 スロット32は、HDPEやLDPEなどのポリオレフィン系樹脂で作る。 その断面形状は円形である。ただし、四角など平面のある構造でも特性的には 問題ない。 テンションメンバ36は、鋼線、ポリアミド繊維、やFRPなどの抗張力の大 きな材料で作る。これは、たとえばスロット32の任意の直径34に直交する直 径38上に設ける。 溝40は、らせん状にする必要はなく、直線状でよい(スロット32の一つの 母線に沿う状態)。溝40の底400は、上記の直径38を通り越して、その僅 かに下方まで達している。 光ファイバ心線42としては、主として2,4,8,12,16心などのテープ心線を用 いる。 その上に、押え巻44(吸水テープ、マイラテープなど)を施す。 シース46は、PEやPVCなどからなる。
【0009】 この考案で大切なことは、上記のように、光ファイバ心線42を光ファイバケ ーブル30の曲げ剛性における中立軸上に配置することである。
【数1】
【0010】 図2に、この光ファイバケーブル30を、構造物48に、ステップル50で止 めた状態を示す。 なお、ステップル止めするときは、溝40が真横を向かない(構造物48に対 して平行にならない)ようにした方がよい。 また、リールなどにこのケーブルを巻くときは、溝44の底が内側になる方が よい。したがって、シース46の表面に溝44の底400の下側位置が分かるよ うに適当な目印を付けることが望ましい。
【0011】
【考案の作用効果】
(1)光ファイバ心線が、光ファイバケーブルの曲げ剛性における中立軸に位置 するようになっているので、このケーブルを曲げたとき、歪が光ファイバに残ら ない。 (2)そのため、スロット溝をらせん状にする必要がない。したがって、スロッ トの製造と、光ファイバ心線の集合が容易になる。 (3)光ファイバ心線の集合とシース作業をタンデムにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の説明図。
【図2】この考案の光ケーブルの使用状態の説明図。
【図3】従来技術の一例の説明図。
【図4】従来技術の別例の説明図。
【符号の説明】 12,36 テンションメンバ 14 スペーサ 16 溝 18,42 光ファイバ心線 20,44 押え巻 22,46 シース 24 介在心 26 緩衝層 30 光ケーブル 32 スロット 34,38 直径 40 溝 48 屋内構造物 50 ステップル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形断面のスロット内の、当該スロット
    の任意の一つの直径に対して対称位置にテンションメン
    バが設けてあり、前記直径に沿って溝が設けられてその
    溝内に光ファイバ心線を収納され、その外方にシースが
    設けられた光ファイバケーブルであって、 かつ前記光ファイバ心線が当該光ファイバケーブルの曲
    げ剛性における中立軸またはその近傍に位置するように
    なっているもの。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009110178A1 (en) * 2008-03-07 2009-09-11 Fujikura Ltd. Optical fiber cable
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