JPH0649973U - 焦電型赤外線検出器 - Google Patents
焦電型赤外線検出器Info
- Publication number
- JPH0649973U JPH0649973U JP6586292U JP6586292U JPH0649973U JP H0649973 U JPH0649973 U JP H0649973U JP 6586292 U JP6586292 U JP 6586292U JP 6586292 U JP6586292 U JP 6586292U JP H0649973 U JPH0649973 U JP H0649973U
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- JP
- Japan
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- detector
- pyroelectric
- electromagnetic waves
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- Pending
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】焦電型赤外線検出器パッケージ内部に光学系を
設置し、発熱又は発光素子２，３が発する電磁波を焦電
素子１に集光して検出器の自己診断を行なう。 【効果】発熱又は発光素子２，３が発する電磁波の散乱
減衰を抑制できるので、該素子２，３の印加電圧が低下
でき検出器の消費電力が減少する。デュアル素子タイプ
或いは温度補償用電極付きシングル素子タイプの一方の
極性の素子電極１０又は１１へ電磁波を集光でき検出器
出力のキャンセル効果を抑制できるので、検出器の消費
電力が減少する。
設置し、発熱又は発光素子２，３が発する電磁波を焦電
素子１に集光して検出器の自己診断を行なう。 【効果】発熱又は発光素子２，３が発する電磁波の散乱
減衰を抑制できるので、該素子２，３の印加電圧が低下
でき検出器の消費電力が減少する。デュアル素子タイプ
或いは温度補償用電極付きシングル素子タイプの一方の
極性の素子電極１０又は１１へ電磁波を集光でき検出器
出力のキャンセル効果を抑制できるので、検出器の消費
電力が減少する。
Description
【０００１】
本考案は、防犯用人体検知に用いられる焦電型赤外線検出器に関する。
【０００２】
使用状態の焦電型赤外線検出器が正常に動作していることを任意に確認するた めの防犯用赤外線検知システムにおいて、従来は、図２，図３に示すように、検 出器の近傍に発熱又は発光素子２，３を設置し、該素子２，３に電圧印加を行な った際発生する電磁波の放射又はそれによる検出器構成部品のふく射を焦電素子 １に感知させることで検出器の断線、破壊等の不具合を判定していた。 近年防犯用赤外線検知システムでは、これに係わる装置類を電池駆動としてメ ンテナンスフリーとする指向が強く、検出器自体の省電力化も精力的に行なわれ ている。しかしながら、自己診断機能を有する従来の赤外線検知システムでは、 発熱、発光素子２，３に電力が浪費され電池駆動等省電力化が困難であった。こ れを改善する方法として実願昭５８−１９４８０１の如く検出器パッケージ内部 に発熱又は発光素子２，３を設け自己診断を行なう方法がある。図４に示すこの 方法を用いると、消費電力は図２，３の方法に比べて減少させることが可能であ るが、発熱又は発光素子２，３より発生する電磁波の散乱、減衰は必然として多 く、効果的に電力を使用できていなかった。焦電素子１に平衡差動型のデュアル 素子タイプ或いは温度補償電極付きのシグナル素子タイプが使用されている場合 、一方極性の素子電極１０或いは１１にのみ電磁波を放射することが難しく、あ る程度の出力キャンセルが行なわれた状態で自己診断出力を得なければならず、 この点でも余分な電力を使用していることは否めなかった。
【０００３】
本考案は、従来の自己診断機能付きの焦電型赤外線検出器の消費電力を軽減す ることを目的とする。
【０００４】
本考案は、以上の問題点を解決するため、焦電型赤外線検出器パッケージ内部 に自己診断用発熱又は発光素子より発生する電磁波を焦電素子上に集光させる光 学系を設けたことを特徴とする。
【０００５】
検出器内部に設置された光学系により発熱又は発光素子より発生する電磁波を 焦電素子上に集光させ、必要最小限の電力で検出器の自己診断機構を構成できる 。
【０００６】
以下、実施例とともに、本考案を詳細に説明する。 図１の実施例では、デュアル素子タイプの検出器パッケージ内部に凹面鏡１２ を設け、発熱又は発光素子２，３より発生する電磁波を焦電素子１へ集光させて いる。 現在の防犯用の焦電型赤外線検出器に用いられる焦電素子１は、大半が平衡差 動型デュアル素子タイプか、温度補償素子付きシングル素子タイプであり、発熱 又は発光素子２，３より発生する電磁波を選択的に一方の極性の素子１０又は１ １に集光させることで、焦電素子１の温度ドリフト出力のキャンセル効果を抑制 できる。図１において、工学系に凹面鏡１２を用いているがレンズを用いてもよ く、これらの光学系を複数個用いてもよい。
【０００７】
以上述べたように本考案では、本来発熱又は発光に電力が浪費されがちであっ た自己診断機能付きの焦電型赤外線検出器に、専用の工学系を内蔵させることで 必要最小限の電力で自己診断を行なうことができるので、防犯システムの省電力 化にとっての価値は大きい。
【０００８】
【図１】本考案による焦電型赤外線検出器の縦断面図。
【図２】検出器外部に自己診断用発熱素子を設置した、
従来の検出器の縦断面図。
従来の検出器の縦断面図。
【図３】検出器外部に自己診断用発光素子を設置した、
従来の検出器の縦断面図。
従来の検出器の縦断面図。
【図４】検出器内部に自己診断用発熱素子或いは発光素
子を設置した、従来の検出器の縦断面図。
子を設置した、従来の検出器の縦断面図。
【０００９】
１．焦電素子 ２．発熱素子 ３．発光素子 ４．光学フィルタ ５．キャン ６．ベース ７．焦電素子支持台 ８．配線基板 ９．入出力端子 １０．受光電極 １１．１０と逆極性の受光電極 １２．凹面鏡 １３．電磁波の光路 １４．電子部品
Claims (1)
- 【請求項１】 赤外線透過フィルタを装着した受光窓を
有するパッケージ内に、少なくとも焦電素子と、発熱素
子又は発光素子とそれらの発する電磁波を焦電素子へ照
射させる光学系とを具備したことを特徴とする焦電型赤
外線検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6586292U JPH0649973U (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 焦電型赤外線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6586292U JPH0649973U (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 焦電型赤外線検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649973U true JPH0649973U (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=13299247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6586292U Pending JPH0649973U (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 焦電型赤外線検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649973U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005098872A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Nissan Motor Co Ltd | 赤外線検出器 |
| JP2019095443A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-20 | メレクシス・テクノロジーズ・ナムローゼフェンノートシャップ | 低ドリフト赤外線検出器 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP6586292U patent/JPH0649973U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005098872A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Nissan Motor Co Ltd | 赤外線検出器 |
| JP2019095443A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-20 | メレクシス・テクノロジーズ・ナムローゼフェンノートシャップ | 低ドリフト赤外線検出器 |
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