JPH064979A - バッテリにより駆動されるデータ機器のディスク記憶装置の 節電力駆動制御方法 - Google Patents
バッテリにより駆動されるデータ機器のディスク記憶装置の 節電力駆動制御方法Info
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- JPH064979A JPH064979A JP18435992A JP18435992A JPH064979A JP H064979 A JPH064979 A JP H064979A JP 18435992 A JP18435992 A JP 18435992A JP 18435992 A JP18435992 A JP 18435992A JP H064979 A JPH064979 A JP H064979A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスク記憶装置を備えたバッテリにより駆
動されるデ−タ機器において、従来技術に比べてさらに
一層電力の節減が可能なディスク記憶装置の節電力駆動
制御方法を提供すること。 【構成】 ディスク記憶装置を備えたバッテリにより駆
動されるデ−タ機器において、ディスク記憶装置に対す
るアクセスがないとき、ハ−ドディスクは、その時点の
バッテリの残量が予め決めた量よりも多ければ、ディス
クの回転速度を読出し書込みのための所定の回転速度よ
りも低速にし、バッテリの残量が予め決めた量以下のと
きは、ディスクの回転駆動を停止する。またフロッピ−
ディスクは、その時点のバッテリの残量が予め決めた量
よりも多いときはディスクの回転駆動を停止し、バッテ
リの残量が予め決めた量以下のときはそのディスク装置
への給電を停止する。
動されるデ−タ機器において、従来技術に比べてさらに
一層電力の節減が可能なディスク記憶装置の節電力駆動
制御方法を提供すること。 【構成】 ディスク記憶装置を備えたバッテリにより駆
動されるデ−タ機器において、ディスク記憶装置に対す
るアクセスがないとき、ハ−ドディスクは、その時点の
バッテリの残量が予め決めた量よりも多ければ、ディス
クの回転速度を読出し書込みのための所定の回転速度よ
りも低速にし、バッテリの残量が予め決めた量以下のと
きは、ディスクの回転駆動を停止する。またフロッピ−
ディスクは、その時点のバッテリの残量が予め決めた量
よりも多いときはディスクの回転駆動を停止し、バッテ
リの残量が予め決めた量以下のときはそのディスク装置
への給電を停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデ−タ機器、特に携帯型
のコンピュ−タやワ−プロ等のバッテリにより駆動され
るデ−タ機器のディスク記憶装置の節電力駆動制御方法
に関する。
のコンピュ−タやワ−プロ等のバッテリにより駆動され
るデ−タ機器のディスク記憶装置の節電力駆動制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリにより駆動される携帯型のコン
ピュ−タ等の電子機器では、従来、ディスク記憶装置の
駆動のための電力消費を少なくするために、ディスク記
憶装置に対する読出しまたは書込みアクセスがないとき
ディスクの回転速度を低速に切り替えることが行なわれ
ていた。しかしながらこの方法は、バッテリの残量が多
いときも少ないときも同じように回転速度を低速に切り
替えるだけであり、バッテリの残量が少ないときに、作
業の途中で機器が停止するのを防止するため、さらに一
層電力を節減して残りの電気をできるだけ有効に利用す
るという考え方は存在しなかった。また複数のディスク
記憶装置を備えたデ−タ機器のディスク記憶装置におい
て、ディスク記憶装置のどれかに対して読出しまたは書
込みアクセスが行われているとき、アクセスされていな
いディスク記憶装置を節電モ−ドにして電力を節約する
ことは、従来行われていなかった。
ピュ−タ等の電子機器では、従来、ディスク記憶装置の
駆動のための電力消費を少なくするために、ディスク記
憶装置に対する読出しまたは書込みアクセスがないとき
ディスクの回転速度を低速に切り替えることが行なわれ
ていた。しかしながらこの方法は、バッテリの残量が多
いときも少ないときも同じように回転速度を低速に切り
替えるだけであり、バッテリの残量が少ないときに、作
業の途中で機器が停止するのを防止するため、さらに一
層電力を節減して残りの電気をできるだけ有効に利用す
るという考え方は存在しなかった。また複数のディスク
記憶装置を備えたデ−タ機器のディスク記憶装置におい
て、ディスク記憶装置のどれかに対して読出しまたは書
込みアクセスが行われているとき、アクセスされていな
いディスク記憶装置を節電モ−ドにして電力を節約する
ことは、従来行われていなかった。
【0003】
【発明の目的】本発明は上記のような従来技術に対し
て、さらに一層電力の節減を図ること、特にバッテリの
残量が少ないときに、作業の途中でデ−タ機器の動作が
停止することがないように、バッテリの残存電気ででき
るだけ長く動作させることができるディスク記憶装置の
節電力駆動制御方法を提供することを目的とする。
て、さらに一層電力の節減を図ること、特にバッテリの
残量が少ないときに、作業の途中でデ−タ機器の動作が
停止することがないように、バッテリの残存電気ででき
るだけ長く動作させることができるディスク記憶装置の
節電力駆動制御方法を提供することを目的とする。
【0004】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明の第1
の節電力駆動制御方法は、ディスク記憶装置を備えたバ
ッテリにより駆動されるデ−タ機器において、ディスク
記憶装置に対する読出しまたは書込みアクセスがないと
き、所定の条件に従ってディスク記憶装置を電力消費の
少ない節電モ−ドとし、該節電モ−ドにおいて、ハ−ド
ディスク記憶装置(以下ハ−ドディスクと略称する)
は、その時点のバッテリの残量が予め決めた量よりも多
ければ、ディスクの回転速度を読出し書込みのための所
定の回転速度よりも低速にし、バッテリの残量が予め決
めた量以下のときは、ディスクの回転駆動を停止し、ロ
ッピ−ディスク記憶装置(以下フロッピ−ディスクと略
称する)は、その時点のバッテリの残量が予め決めた量
よりも多いときはディスクの回転駆動を停止し、バッテ
リの残量が予め決めた量以下のときはそのディスク装置
への給電を停止する。
の節電力駆動制御方法は、ディスク記憶装置を備えたバ
ッテリにより駆動されるデ−タ機器において、ディスク
記憶装置に対する読出しまたは書込みアクセスがないと
き、所定の条件に従ってディスク記憶装置を電力消費の
少ない節電モ−ドとし、該節電モ−ドにおいて、ハ−ド
ディスク記憶装置(以下ハ−ドディスクと略称する)
は、その時点のバッテリの残量が予め決めた量よりも多
ければ、ディスクの回転速度を読出し書込みのための所
定の回転速度よりも低速にし、バッテリの残量が予め決
めた量以下のときは、ディスクの回転駆動を停止し、ロ
ッピ−ディスク記憶装置(以下フロッピ−ディスクと略
称する)は、その時点のバッテリの残量が予め決めた量
よりも多いときはディスクの回転駆動を停止し、バッテ
リの残量が予め決めた量以下のときはそのディスク装置
への給電を停止する。
【0005】また本発明の第2の節電力駆動制御方法
は、複数のディスク記憶装置を備えたデ−タ機器におい
て、ディスク記憶装置のどれかに対して読出しまたは書
込みのアクセスが行われているとき、アクセスされてい
ないハ−ドディスクは、ディスクの回転速度を読出し書
込みための所定の回転速度よりも低速にし、アクセスさ
れていないフロッピ−ディスクは給電を停止する。
は、複数のディスク記憶装置を備えたデ−タ機器におい
て、ディスク記憶装置のどれかに対して読出しまたは書
込みのアクセスが行われているとき、アクセスされてい
ないハ−ドディスクは、ディスクの回転速度を読出し書
込みための所定の回転速度よりも低速にし、アクセスさ
れていないフロッピ−ディスクは給電を停止する。
【0006】さらに本発明の第3の節電力駆動制御方法
は、ディスク記憶装置を備えたバッテリにより駆動され
るデ−タ機器において、アクセスされたディスク記憶装
置のディスクの回転が停止しているとき、その時点のバ
ッテリの残量が予め決めた量よりも多ければ、ディスク
の回転速度を急速に読出し書込みのための所定の速度ま
で立ち上げ、残量が予め決めた量以下であれば、ディス
クの回転速度を前記所定の速度まで立ち上げる。
は、ディスク記憶装置を備えたバッテリにより駆動され
るデ−タ機器において、アクセスされたディスク記憶装
置のディスクの回転が停止しているとき、その時点のバ
ッテリの残量が予め決めた量よりも多ければ、ディスク
の回転速度を急速に読出し書込みのための所定の速度ま
で立ち上げ、残量が予め決めた量以下であれば、ディス
クの回転速度を前記所定の速度まで立ち上げる。
【0007】
【実施例】次に本発明のディスク装置の節電力駆動制御
方法の実施例について、図を用いて説明する。図1は、
ハ−ドディスクとフロッピ−ディスクを1台ずつ備え
た、バッテリ駆動の携帯型デ−タ機器において、本発明
の第1の節電力駆動制御方法を実現するための構成の1
例を示すブロック線図である。図において、符号1はハ
−ドディスク、2はフロッピ−ディスク、3は回転速度
制御回路、4は制御装置である。制御装置4は、ディス
ク記憶装置を制御するための専用のデバイスでもよい
し、機器のCPUでもよい。5はバッテリ残量検出回
路、6はバッテリである。回転速度制御回路3は、ハ−
ドディスク1のスピンドルモ−タ(ディスク駆動モ−
タ)の回転速度を、読出し書込み速度、それよりも低速
の節電のための速度、及び停止の3つに切り替える機能
を持つ。制御装置4は、内蔵プログラムに従って、ディ
スク記憶装置1及び2の駆動を制御する。
方法の実施例について、図を用いて説明する。図1は、
ハ−ドディスクとフロッピ−ディスクを1台ずつ備え
た、バッテリ駆動の携帯型デ−タ機器において、本発明
の第1の節電力駆動制御方法を実現するための構成の1
例を示すブロック線図である。図において、符号1はハ
−ドディスク、2はフロッピ−ディスク、3は回転速度
制御回路、4は制御装置である。制御装置4は、ディス
ク記憶装置を制御するための専用のデバイスでもよい
し、機器のCPUでもよい。5はバッテリ残量検出回
路、6はバッテリである。回転速度制御回路3は、ハ−
ドディスク1のスピンドルモ−タ(ディスク駆動モ−
タ)の回転速度を、読出し書込み速度、それよりも低速
の節電のための速度、及び停止の3つに切り替える機能
を持つ。制御装置4は、内蔵プログラムに従って、ディ
スク記憶装置1及び2の駆動を制御する。
【0008】この構成において、コンピュ−タの電源を
入れてから所定時間ディスク記憶装置に対する読出しま
たは書込みアクセスがなければ、図2に示す制御プログ
ラムに入る。制御プログラムは、まずバッテリ残量検出
回路5からバッテリの残量を読み込む。バッテリ6の残
量が予め決めた量、例えば、満充電量の80%よりも多
いときは、ハ−ドディスク1のスピンドルモータを減速
し、かつフロッピ−ディスク2のスピンドルモ−タの駆
動を停止する。またバッテリ6の残量が予め決めた量以
下のときは、ハ−ドディスク1のスピンドルモータの駆
動を停止し、フロッピ−ディスク2への給電を停止す
る。
入れてから所定時間ディスク記憶装置に対する読出しま
たは書込みアクセスがなければ、図2に示す制御プログ
ラムに入る。制御プログラムは、まずバッテリ残量検出
回路5からバッテリの残量を読み込む。バッテリ6の残
量が予め決めた量、例えば、満充電量の80%よりも多
いときは、ハ−ドディスク1のスピンドルモータを減速
し、かつフロッピ−ディスク2のスピンドルモ−タの駆
動を停止する。またバッテリ6の残量が予め決めた量以
下のときは、ハ−ドディスク1のスピンドルモータの駆
動を停止し、フロッピ−ディスク2への給電を停止す
る。
【0009】ディスク記憶装置1及び2がこの節電モー
ドにあるときディスク記憶装置に対するアクセスがあっ
た場合には、既知の方法または後述する本発明の第3の
節電力駆動制御方法により、両方のディスク記憶装置ま
たはアクセスのあったディスク記憶装置だけを通常モ−
ド(読出し及び書込みのための所定の回転速度)に戻
す。アクセスの終了後所定時間ディスク記憶装置に対す
るアクセスがないときは、再び上記の制御プログラムに
入る。なお本実施例では、コンピュ−タの電源を入れて
からまたは直前のアクセスが終了してから予め決めた時
間ディスク記憶装置に対するアクセスがなかったとき節
電モ−ドに入るようにしているが、節電モ−ドに入る条
件はこれに限らず適宜に設定できる。
ドにあるときディスク記憶装置に対するアクセスがあっ
た場合には、既知の方法または後述する本発明の第3の
節電力駆動制御方法により、両方のディスク記憶装置ま
たはアクセスのあったディスク記憶装置だけを通常モ−
ド(読出し及び書込みのための所定の回転速度)に戻
す。アクセスの終了後所定時間ディスク記憶装置に対す
るアクセスがないときは、再び上記の制御プログラムに
入る。なお本実施例では、コンピュ−タの電源を入れて
からまたは直前のアクセスが終了してから予め決めた時
間ディスク記憶装置に対するアクセスがなかったとき節
電モ−ドに入るようにしているが、節電モ−ドに入る条
件はこれに限らず適宜に設定できる。
【0010】図3は、本発明の第2の節電力駆動制御方
法を実現するための構成の1例を示す説明図である。符
号1及び2は、図1と同様に、ハ−ドディスク及びフロ
ッピ−ディスク、7はフロッピ−ディスクコントロ−ラ
である。8は、ゲ−トGがハイのとき、フロッピィディ
スクコントロ−ラ7からフロッピィディスク2への電流
を不可にするバッファである。9は、フロッピ−ディス
ク2への給電回路の途中に挿入され、フロッピィディス
ク2への給電をオン・オフするトランジスタである。ト
ランジスタ9のベ−ス端子には、ハ−ドディスク1から
のアクティブ信号端子HDDA(ハ−ドディスクがアク
セスされているときハイになる出力信号)が接続されて
いる。ハ−ドディスク1のアクティブ信号端子HDDA
は、また、バッファ8のゲ−ト端子Gに接続されてい
る。さらにフロッピ−ディスク2のアクティブ信号端子
FDDA(フロッピ−ディスクがアクセスされていると
きハイとなる出力信号)がハ−ドディスク1の節電モ−
ド端子SP(この端子への入力信号がハイのときハ−ド
ディスクが節電モ−ドになる)に入力されている。
法を実現するための構成の1例を示す説明図である。符
号1及び2は、図1と同様に、ハ−ドディスク及びフロ
ッピ−ディスク、7はフロッピ−ディスクコントロ−ラ
である。8は、ゲ−トGがハイのとき、フロッピィディ
スクコントロ−ラ7からフロッピィディスク2への電流
を不可にするバッファである。9は、フロッピ−ディス
ク2への給電回路の途中に挿入され、フロッピィディス
ク2への給電をオン・オフするトランジスタである。ト
ランジスタ9のベ−ス端子には、ハ−ドディスク1から
のアクティブ信号端子HDDA(ハ−ドディスクがアク
セスされているときハイになる出力信号)が接続されて
いる。ハ−ドディスク1のアクティブ信号端子HDDA
は、また、バッファ8のゲ−ト端子Gに接続されてい
る。さらにフロッピ−ディスク2のアクティブ信号端子
FDDA(フロッピ−ディスクがアクセスされていると
きハイとなる出力信号)がハ−ドディスク1の節電モ−
ド端子SP(この端子への入力信号がハイのときハ−ド
ディスクが節電モ−ドになる)に入力されている。
【0011】この構成において、ハ−ドディスク1がア
クセスされているときはアクティブ信号HDDAがハイ
になり、トランジスタ9のベ−ス端子がハイになる。そ
の結果トランジスタ9が非導通になり、フロッピ−ディ
スク2への給電が遮断される。またバッファ8のゲ−ト
端子Gがハイになり、フロッピ−ディスクコントロ−ラ
7からフロッピ−ディスク2への電流の流入が阻止され
る。
クセスされているときはアクティブ信号HDDAがハイ
になり、トランジスタ9のベ−ス端子がハイになる。そ
の結果トランジスタ9が非導通になり、フロッピ−ディ
スク2への給電が遮断される。またバッファ8のゲ−ト
端子Gがハイになり、フロッピ−ディスクコントロ−ラ
7からフロッピ−ディスク2への電流の流入が阻止され
る。
【0012】ハ−ドディスク1がアクセスされていない
ときは、アクティブ信号HDDAがロウになり、トラン
ジスタ9が導通してフロッピィディスク2に電力が供給
される。またバッファ8を通してフロッピィディスクコ
ントロ−ラとフロッピィディスクの間に電流が流れる。
この状態においてフロッピィディスク2がアクセスされ
ると、アクティブ信号FDDAがハイになる。その結
果、ハ−ドディスク1の節電モ−ド端子SPへの入力信
号がハイなり、ハ−ドディスク1が節電モ−ドになっ
て、スピンドルモ−タが低速になる。なおハ−ドディス
ク1の節電モ−ドにおいて、上記の第1の節電力駆動制
御方法により、バッテリの残量が予め決めた量よりも多
いときはスピンドルモ−タを低速に切り替え、バッテリ
の残量が予め決めた量よりも少ないときはスピンドルモ
−タの駆動を停止するようにしてもよい。またフロッピ
ィディスク2は、この実施例では給電を停止するように
しているが、スピンドルモ−タの駆動を停止するように
してもよい。
ときは、アクティブ信号HDDAがロウになり、トラン
ジスタ9が導通してフロッピィディスク2に電力が供給
される。またバッファ8を通してフロッピィディスクコ
ントロ−ラとフロッピィディスクの間に電流が流れる。
この状態においてフロッピィディスク2がアクセスされ
ると、アクティブ信号FDDAがハイになる。その結
果、ハ−ドディスク1の節電モ−ド端子SPへの入力信
号がハイなり、ハ−ドディスク1が節電モ−ドになっ
て、スピンドルモ−タが低速になる。なおハ−ドディス
ク1の節電モ−ドにおいて、上記の第1の節電力駆動制
御方法により、バッテリの残量が予め決めた量よりも多
いときはスピンドルモ−タを低速に切り替え、バッテリ
の残量が予め決めた量よりも少ないときはスピンドルモ
−タの駆動を停止するようにしてもよい。またフロッピ
ィディスク2は、この実施例では給電を停止するように
しているが、スピンドルモ−タの駆動を停止するように
してもよい。
【0013】図4は、本発明の第3の節電力駆動制御方
法を実現するための構成の1例を示すブロック線図であ
る。図1と同様に、1はハ−ドディスク、2はフロッピ
−ディスク、4は制御装置、5はバッテリ残量検出回
路、6はバッテリである。10は回転速度制御回路で、
ハ−ドディスク1及びフロッピィディスク2を第1の節
電力駆動制御方法で制御する機能に加えて、スピンドル
モ−タが停止している場合に、モ−タの起動時の加速を
後述のごとく制御する機能を備えている。また本発明の
第2の節電力駆動制御方法で制御する機能も備えていて
もよい。
法を実現するための構成の1例を示すブロック線図であ
る。図1と同様に、1はハ−ドディスク、2はフロッピ
−ディスク、4は制御装置、5はバッテリ残量検出回
路、6はバッテリである。10は回転速度制御回路で、
ハ−ドディスク1及びフロッピィディスク2を第1の節
電力駆動制御方法で制御する機能に加えて、スピンドル
モ−タが停止している場合に、モ−タの起動時の加速を
後述のごとく制御する機能を備えている。また本発明の
第2の節電力駆動制御方法で制御する機能も備えていて
もよい。
【0014】この構成において、ハ−ドディスク1また
はフロッピィディスク2へのアクセスがあったとき、ア
クセスされたディスク記憶装置が節電モ−ドになってい
てスピンドルモ−タが停止している場合には、図5の制
御プログラムに入る。このプログラムでは、まず、バッ
テリ残量検出回路5からバッテリの残量を読み込む。バ
ッテリの残量が予め決めた量、例えば満充電量の80
%、よりも多いときは、モ−タの回転速度を読出し書込
みのための所定の速度まで急速に立ち上げる。またバッ
テリの残量が予め決めた量以下のときは、モ−タの回転
速度を所定の速度まで緩やかに立ち上げる。図6に示す
ように、モ−タを急速に立ち上げるときは非常に大きな
ピ−ク電流が流れるが、緩やかに立ち上げることにより
ピ−ク電流を大幅に減少させることができる。バッテリ
により駆動されるディスク記憶装置を備えたデ−タ機器
には、携帯型のパ−ソナルコンピュ−タ、ワ−ドプロセ
ッサ、複写機等がある。
はフロッピィディスク2へのアクセスがあったとき、ア
クセスされたディスク記憶装置が節電モ−ドになってい
てスピンドルモ−タが停止している場合には、図5の制
御プログラムに入る。このプログラムでは、まず、バッ
テリ残量検出回路5からバッテリの残量を読み込む。バ
ッテリの残量が予め決めた量、例えば満充電量の80
%、よりも多いときは、モ−タの回転速度を読出し書込
みのための所定の速度まで急速に立ち上げる。またバッ
テリの残量が予め決めた量以下のときは、モ−タの回転
速度を所定の速度まで緩やかに立ち上げる。図6に示す
ように、モ−タを急速に立ち上げるときは非常に大きな
ピ−ク電流が流れるが、緩やかに立ち上げることにより
ピ−ク電流を大幅に減少させることができる。バッテリ
により駆動されるディスク記憶装置を備えたデ−タ機器
には、携帯型のパ−ソナルコンピュ−タ、ワ−ドプロセ
ッサ、複写機等がある。
【0015】なお本発明の第2の方法は、商用交流電源
で駆動されるデ−タ機器にも広く適用できる。また上記
の実施例では、ディスク記憶装置はハ−ドディスク1台
とフロッピィディスク1台であるが、フロッピィディス
ク2台、ハ−ドディスク1台とフロッピィディスク2
台、またはその他の組み合わせでもよい。さらに本発明
の第1及び第3の方法に対しては、フロッピィディスク
1台でもよい。
で駆動されるデ−タ機器にも広く適用できる。また上記
の実施例では、ディスク記憶装置はハ−ドディスク1台
とフロッピィディスク1台であるが、フロッピィディス
ク2台、ハ−ドディスク1台とフロッピィディスク2
台、またはその他の組み合わせでもよい。さらに本発明
の第1及び第3の方法に対しては、フロッピィディスク
1台でもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の第1のディスク記憶装置の節電
力駆動制御方法によれば、バッテリの残量が多いときは
節電効果は比較的小さいがアクセスに対する速応性の高
い方法で電力を節減することができ、バッテリの残量が
少ないときはアクセスに対する速応性は低いが節電効果
の大きい方法で電力を節減することができる。そのた
め、バッテリの残量が少ないとき残りの電気でより長い
時間機器を使用することができ、作業の途中で動作が停
止するのを防止することができる。
力駆動制御方法によれば、バッテリの残量が多いときは
節電効果は比較的小さいがアクセスに対する速応性の高
い方法で電力を節減することができ、バッテリの残量が
少ないときはアクセスに対する速応性は低いが節電効果
の大きい方法で電力を節減することができる。そのた
め、バッテリの残量が少ないとき残りの電気でより長い
時間機器を使用することができ、作業の途中で動作が停
止するのを防止することができる。
【0017】また本発明の第2のディスク記憶装置の節
電力駆動制御方法によれば、ディスク記憶装置のどれか
に対して読出しまたは書込みアクセスが行われていると
き、アクセスされていないディスク記憶装置を節電モ−
ドにして電力を節減することができるので、従来の節電
方法に比べてさらに一層の電力の節減が可能になる。さ
らに本発明の第3のディスク記憶装置の節電力駆動制御
方法によれば、停止しているスピンドルモ−タの起動時
の電流のピ−ク値を下げることができる。そのためバッ
テリの消耗時に、モ−タ起動時のピ−ク電流により、バ
ッテリの電圧が低下し、機器の動作が停止するのを防止
することができる。この方法は、本発明の第2及び第3
の方法と組み合わせて使用することき、大きな効果を奏
する。
電力駆動制御方法によれば、ディスク記憶装置のどれか
に対して読出しまたは書込みアクセスが行われていると
き、アクセスされていないディスク記憶装置を節電モ−
ドにして電力を節減することができるので、従来の節電
方法に比べてさらに一層の電力の節減が可能になる。さ
らに本発明の第3のディスク記憶装置の節電力駆動制御
方法によれば、停止しているスピンドルモ−タの起動時
の電流のピ−ク値を下げることができる。そのためバッ
テリの消耗時に、モ−タ起動時のピ−ク電流により、バ
ッテリの電圧が低下し、機器の動作が停止するのを防止
することができる。この方法は、本発明の第2及び第3
の方法と組み合わせて使用することき、大きな効果を奏
する。
【図1】ハ−ドディスクとフロッピ−ディスクを1つづ
つ備えたバッテリ駆動のデ−タ機器において、本発明の
第1の節電力駆動制御方法を実現するための構成の1例
を示すブロック線図である。
つ備えたバッテリ駆動のデ−タ機器において、本発明の
第1の節電力駆動制御方法を実現するための構成の1例
を示すブロック線図である。
【図2】第1の節電力駆動制御方法を実現する制御プロ
グラムを示すフローチャート図である。
グラムを示すフローチャート図である。
【図3】本発明の第2の節電力駆動制御方法を実現する
ための構成の1例を示す説明図である。
ための構成の1例を示す説明図である。
【図4】本発明の第3の節電力駆動制御方法を実現する
ための構成の1例を示すブロック線図である。
ための構成の1例を示すブロック線図である。
【図5】本発明の第3の節電力駆動制御方法を実現する
ための制御プログラムのフローチャート図である。
ための制御プログラムのフローチャート図である。
【図6】モ−タ起動時のピ−ク電流を示す説明図であ
る。
る。
1・・・ハ−ドディスク 2・・・フロッピィ
ディスク 3・・・回転速度制御回路 4・・・CPU 5・・・バッテリ残量検出回路 6・・・バッテリ 10・・回転速度制御回路
ディスク 3・・・回転速度制御回路 4・・・CPU 5・・・バッテリ残量検出回路 6・・・バッテリ 10・・回転速度制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 ディスク記憶装置を備えたバッテリによ
り駆動されるデ−タ機器において、ディスク記憶装置に
対する読出しまたは書込みアクセスがないとき所定の条
件に従ってディスク記憶装置を電力消費の少ない節電モ
−ドとするディスク記憶装置の節電力駆動制御方法であ
って、 該節電モ−ドにおいて、ハ−ドディスク記憶装置は、そ
の時点のバッテリの残量が予め決めた量よりも多ければ
ディスクの回転速度を読出し書込みのための所定の回転
速度よりも低速にし、バッテリの残量が予め決めた量以
下のときはディスクの回転駆動を停止し、 フロッピ−ディスク記憶装置は、その時点のバッテリの
残量が予め決めた量よりも多いときはディスクの回転駆
動を停止し、バッテリの残量が予め決めた量以下のとき
は当該装置への給電を停止することを特徴とするディス
ク記憶装置の節電力駆動制御方法。 - 【請求項2】 複数のディスク記憶装置を備えたデ−タ
機器のディスク記憶装置の節電力駆動制御方法であっ
て、ディスク記憶装置のいずれかに対して読出しまたは
書込みのアクセスが行われているとき、アクセスされて
いないハ−ドディスク記憶装置は節電モ−ドとし、アク
セスされていないフロッピ−ディスク記憶装置は給電を
停止することを特徴とするディスク記憶装置の節電力駆
動制御方法。 - 【請求項3】 ディスク記憶装置を備えたバッテリによ
り駆動されるデ−タ機器において、アクセスされたディ
スク記憶装置が節電モ−ドにありディスクの回転が節電
モ−ドで停止しているとき、その時点のバッテリの残量
が予め決めた量よりも多ければディスクの回転速度を急
速に読出し書込みのための所定の速度まで立ち上げ、残
量が予め決めた量以下であればディスクの回転速度を緩
やかに前記所定の速度まで立ち上げることを特徴とする
ディスク記憶装置の節電力駆動制御方法。 - 【請求項4】 請求項1または3のいずれかのディスク
記憶装置の節電力駆動制御方法であって、前記バッテリ
の残量の予め決めた量が満充電量の80%であることを
特徴とするディスク記憶装置の節電力駆動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18435992A JPH064979A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | バッテリにより駆動されるデータ機器のディスク記憶装置の 節電力駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18435992A JPH064979A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | バッテリにより駆動されるデータ機器のディスク記憶装置の 節電力駆動制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064979A true JPH064979A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=16151863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18435992A Pending JPH064979A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | バッテリにより駆動されるデータ機器のディスク記憶装置の 節電力駆動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064979A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-06-18 JP JP18435992A patent/JPH064979A/ja active Pending
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