JP2003308138A - 電子機器および電子機器の駆動制御方法 - Google Patents

電子機器および電子機器の駆動制御方法

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JP2003308138A
JP2003308138A JP2002115687A JP2002115687A JP2003308138A JP 2003308138 A JP2003308138 A JP 2003308138A JP 2002115687 A JP2002115687 A JP 2002115687A JP 2002115687 A JP2002115687 A JP 2002115687A JP 2003308138 A JP2003308138 A JP 2003308138A
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clock
power supply
drive
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JP2002115687A
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English (en)
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Motoaki Ando
元昭 安藤
Naoki Fujiwara
直樹 藤原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリの駆動電力を、パーソナルコンピュー
タの利用形態に応じて適宜制御して、消費電力低減を実
現する。 【解決手段】 電源検出回路6は、パーソナルコンピュ
ータ1がバッテリ2で駆動されているか、またAC電源
3を接続して駆動されているかを検出し、その駆動状態
をクロック切換回路7に送信する。クロック切換回路7
は、電源検出回路6からの電源切換通知に基づいて、バ
ッテリ駆動からAC電源駆動に切り替わったことが通知
された場合には、クロックジェネレータ5に対して、ク
ロック周波数を高速→低速に下げるよう指示を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主記憶として用い
られるメモリの駆動制御に関し、特にバッテリ駆動可能
なパーソナルコンピュータ等の電子機器に用いられるメ
モリの駆動制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の電子
機器は、内蔵するハードディスクの記憶容量の増大、D
VDドライブの装備などにより、映像コンテンツを扱う
ことが可能となってきた。このような映像コンテンツ
は、MPEG2等の方式によりデジタル符号化され圧縮
エンコードされて記録されており、パーソナルコンピュ
ータでの再生時にデコードして、元の映像データを復元
し、映像表示している。デコード処理は、現在プロセッ
サの高性能化に伴い、アプリケーションソフトウェアを
用いたソフトデコード処理により実現することが多く、
CPUがデコード演算処理をするためのワークメモリと
しての主記憶装置もその記憶容量が増大する傾向にあ
る。そして、メモリ容量の増大化に伴って、データ転送
速度も高速化する必要があることから、近年のメモリの
動作周波数も、どんどん高速化し、例えば、SDR−D
RAMを例にあげると、66mhzから、100mh
z、133mhz、166mhzと遷移している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
の駆動動作周波数が上がるに従って、メモリで必要され
る駆動電力も増加し、システム全体の消費電力への影響
も大きくなってきた。
【0004】特にノートパソコンなどの携帯機器におい
ては、バッテリ動作可能時間がシステム性能の大きな要
素をなっており、バッテリ動作駆動時間を延ばすことが
重要である。そこで、従来では、メインプロセッサであ
るCPUの駆動電力については、各種の省電力対策のた
めの技術が適用されていたが、メモリの駆動電力につい
ては、今までそれほど影響を受けなかったために、省電
力の対策を施すことが実施されていなかった。
【0005】そこで、本発明は、上述した課題を解決す
るため、メモリの駆動電力を、パーソナルコンピュータ
等の電子機器の利用形態に応じて適宜制御して、消費電
力低減を実現することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するため、バッテリ及びAC電源にて駆動可能な
電子機器において、クロック動作に基づいて駆動する主
メモリと、 バッテリ駆動であるか、AC電源駆動であ
るかを検出する電源種別検出回路と、前記電源種別検出
回路が、AC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わった
ことを検出した場合、前記主メモリに供給するクロック
を低速の周波数に切り換えるクロック切り換え回路とを
具備したものである。
【0007】また、本発明は上述した課題を解決するた
め、前記主メモリに対し、バッテリ駆動時に供給する第
1の周波数のクロックまたは、前記AC電源駆動に時に
供給する第2の周波数のクロックを発生するクロック発
生回路を具備し、前記クロック切り換え回路は、前記電
源種別検出回路の検出結果に基づいて、前記クロック発
生回路に対し、第1の周波数もしくは第2の周波数のク
ロックを切り換えるものである。
【0008】また本発明は上述した課題を解決するた
め、バッテリ及びAC電源にて駆動可能な電子機器にお
いて、前記バッテリ駆動しているか、またはAC電源で
駆動しているか駆動電源の切り替わりを検出する電源コ
ントローラと、クロック動作に基づいて駆動する主メモ
リと、前記主メモリに対して異なる複数の周波数のクロ
ックを選択的に供給可能なクロック発生回路と、システ
ム制御プログラムを格納したBIOS−ROMと、前記
BIOS−ROMに格納されたBIOSプログラムを実
行し、キャッシュメモリを内蔵したCPUとを具備し、
前記電源コントローラが駆動電源の切り替わったことを
検出した場合、前記キャッシュメモリの内容を消去した
あと、前記クロック発生回路から前記主メモリに供給す
るクロック周波数を切り換えるものである。
【0009】また本発明は上述した課題を解決するた
め、前記主メモリへのアクセス制御および前記主メモリ
に対して、記憶保持動作のためリフレッシュ動作を実施
するメモリコントローラを具備し、前前記キャッシュメ
モリの内容が消去され、前記リフレッシュ動作をメモリ
コントローラからの動作から、前記主メモリ自身でのリ
フレッシュ動作に切り換えられたあとに、前記主メモリ
に供給するクロック周波数を切り換えるものである。
【0010】また本発明は上述した課題を解決するた
め、前記電源コントローラが駆動電源の切り替わったこ
とを検出した場合、前記CPUが前記BIOSプログラ
ムを、前記主メモリにロードされたBIOSプログラム
の実行から、前記BIOS−ROMに格納されたBIO
Sプログラムの実行に移行したあとに、前記主メモリに
供給するクロック周波数を切り換えるものである。また
本発明は、バッテリ及びAC電源により駆動し、この駆
動電源によるクロック動作に基づいて動作する主メモリ
を有する電子機器の駆動制御方法において、バッテリ駆
動であるか、AC電源駆動であるかを検出し、AC電源
駆動からバッテリ駆動に切り替わったことを検出した場
合、前記主メモリに供給するクロックを低速の周波数に
切り換えることを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、バッテリ及びAC電源によ
り駆動し、この駆動電源によるクロック動作に基づいて
動作する主メモリを有する電子機器の駆動制御方法にお
いて、前記バッテリ駆動しているか、またはAC電源で
駆動しているか駆動電源の切り替わりを検出し、駆動電
源の切り替わったことを検出した場合、CPUに内蔵さ
れたキャッシュメモリの内容を消去し、システムプログ
ラムの実行を、前記主メモリに格納されたシステムプロ
グラムから、BIOS−ROMに格納されたシステムプ
ログラムでの実行に切り換え、前記主メモリの記憶保持
のためのリフレッシュ動作を、メモリコントローラによ
るリフレッシュ動作から、前記主メモリ自体でのリフレ
ッシュ動作に切り換え、前記主メモリに供給するクロッ
ク周波数を切り換えるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施形態を説明する。
【0013】図1は、本実施形態の基本的な動作を説明
するためのシステム構成図である。本実施形態に示すパ
ーソナルコンピュータ1は、具体的には、ノートパソコ
ンなどの携帯型パーソナルコンピュータを想定してお
り、バッテリ2及び、AC電源3による商用電源の双方
で駆動動作可能な情報処理装置である。そして、パーソ
ナルコンピュータ1には、主メモリ4としてのDDR−
DRAM(DoubleData Rate Dyna
mic Randam Access Memory)
が設けられている。
【0014】DDR−DRAMは、従来のSD−RAM
などと比較して、高速なデータ転送が可能なメモリで、
近年パーソナルコンピュータのメモリとして普及してき
ている。主メモリ4(DDR−DRAM4)は、クロッ
クに同期してデータの書込、読み出しを行うが、クロッ
クの立ち上がり、立ち下がりの双方で書込、読み出しを
行うため、従来のメモリと比較して、2倍の転送速度を
実現している。
【0015】クロックジェネレータ5は、主メモリ4が
データの書込、読み出しをする際のクロックを生成、供
給するもので、本実施形態においては、その駆動形態に
応じて2種類の速度のクロック(200Mhz、266
Mhz)を生成することができる。
【0016】電源検出回路6は、パーソナルコンピュー
タがバッテリ3で駆動されているか、またAC電源を接
続して駆動されているかを検出し、その駆動状態をクロ
ック切換回路7に送信する。クロック切換回路7は、電
源検出回路6からの電源切換通知に基づいて、バッテリ
駆動からAC電源駆動に切り替わったことが通知された
場合には、クロックジェネレータに対して、クロック周
波数を高速→低速、具体的には266mhz→200M
hzに下げるよう指示を出す。逆に、AC電源駆動から
バッテリ駆動に切り替わった場合には、クロック周波数
を低速→高速(200Mhz→266Mhz)に切り換
えるよう指示を出す。このクロック切換回路7からの指
示に基づいて、クロックジェネレータ5は主メモリ4に
供給するクロックを切り換えて、主メモリ4では切り換
えられたクロックに基づいて、データの書込、読み出
し、転送を実行するものである。このように、パーソナ
ルコンピュータ1の駆動電源の種別に基づいて、主メモ
リ4に与えるクロックを切り換えることで、バッテリ駆
動の際にはパーソナルコンピュータ1の駆動時間を延ば
すことができ、AC電源による駆動の場合には、高速処
理を可能とするものである。
【0017】次に、図1に示した本実施形態の動作/構
成についての詳細を図2乃至図4を用いて説明する。
【0018】図2は本実施形態に示すパーソナルコンピ
ュータ1の詳細構成図、図2は、AC電源駆動からバッ
テリ駆動に切り替わった際の主メモリ4に供給されるク
ロックの切換動作を示すフローチャート、図3は、バッ
テリ駆動からAC電源駆動に切り替わった際の主メモリ
4に供給されるクロックの切換動作を示すフローチャー
トである。尚図1で説明したものと同様の構成について
は同一符号を用いて説明する。
【0019】図2に示すように、パーソンナルコンピュ
ータ1には、図示のように、バッテリ2、AC電源3、
主メモリ4、クロックジェネレータ5、CPU8、メモ
リコントローラ9、ブリッジ10、BIOS−ROM1
1、電源コントローラ12が設けられ、CPU8とメモ
リコントローラ9を接続するCPUバス13、メモリコ
ントローラ9と主メモリ4を接続するメモリバス14、
メモリコントローラ9とブリッジ10を接続するPCI
バス15、ブリッジ10と、BIOS−ROM11、電
源コントローラ12等を接続するISAバス16、ブリ
ッジ10とクロックジェネレータ5を接続するシリアル
バス(SMバス)17が設けられ、各構成要素を接続し
ている。
【0020】CPU8は、本システム全体の動作を制御
するものであり、BIOS−ROM11に格納されたプ
ログラムの実行および、主メモリ4にロードされたプロ
グラムの実行を行い、またオペレーティングシステムや
各種アプリケーションプログラムを実行する。CPU8
内には、キャッシュメモリ8aが内蔵されており、プロ
グラムの一部をメモリに格納にプログラムの実行を高速
化している。このキャッシュメモリ8aは、本実施形態
において、主メモリのクロック切換をする際に一端フラ
ッシュ(メモリ内のデータを全消去)される。
【0021】メモリコントローラ9は、図示しないホス
ト/PCIブリッジに含まれるコントローラであり、主
メモリ4をCPU8からの指示によりアクセス制御する
ための制御回路である。
【0022】メモリコントローラ9による主メモリ4へ
のアクセスは、メモリバス14を介して行われ、主メモ
リ4に供給されるクロック周波数に対応してメモリアク
セス制御動作が切り換えられる。
【0023】主メモリ4は、パーソナルコンピュータ上
に実装される複数のDDR−DRAMから構成されてお
り、DIMMと称する小型の基板に半導体チップが搭載
されているものである。このDDR−DRAMは、記憶
保持動作が必要であり、メモリコントローラ9からの記
憶保持動作モード(ノーマルリフレッシュモード)と、
主メモリ4(DDR−RAM)自体の内部回路を用いて
記憶保持動作をするモード(セルフリフレッシュモー
ド)の何れかにより周期的に記憶保持動作を行う。記憶
保持動作モードとして、どちらのモードを選択するかに
ついては、BIOS−ROM11からの指示に従う。具
体的に本実施形態では、パーソナルコンピュータ1の通
常動作状態においてはノーマルリフレッシュモードで記
憶保持動作を実施し、主メモリ4のクロック切換時に
は、セルフリフレッシュモードに切り換えられ、主メモ
リ自身で記憶保持動作を実行する。
【0024】ブリッジ10は、ISAバス16を介して
送信される電源コントローラ12やBIOS−ROM1
1からの指示を受け、メモリコントローラ9を含むホス
ト/PCIブリッジや、クロックジェネレータ5にデー
タの転送を行う。
【0025】クロックジェネレータ5は、ブリッジ10
からのデータに基づき、主メモリ4に供給するクロック
の周波数を切り換える。具体的には、電源コントローラ
12がバッテリ駆動からAC電源切り替わった場合、低
速から高速へ、その逆の場合には高速から低速へ切換制
御する。
【0026】BIOS−ROM11は、ISAバス16
に接続されパーソナルコンピュータ1の基本的な入出力
制御を司るプログラムが格納されたフラッシュメモリ
で、初期化制御やシステムセットアップ/設定切換制御
などを実行する。通常動作状態ではBIOS−ROM1
1のプログラムは、主メモリ4にロードされCPU8が
実行するが、本実施形態における主メモリのクロック切
換の際にはBIOS−ROM11自身からCPU8がプ
ログラムを実行することに切り換えられる。
【0027】電源コントローラ12は、パーソナルコン
ピュータ1の駆動電源を監視、制御するものであり、バ
ッテリ2またはAC電源3の何れの電源を用いてパーソ
ナルコンピュータ1が動作しているかを検出して、CP
U8またはBIOS−ROM11に通知する。更には、
バッテリ2でパーソナルコンピュータを駆動中に、バッ
テリの残容量が少なくなってきたことを検出し、CPU
8またはBIOS−ROM11に通知する。
【0028】以上のような構成による本実施形態のパー
ソナルコンピュータにおける主メモリの供給クロック切
換の動作について、図3及び図4を用いて説明する。
【0029】尚、以下の動作は、パーソナルコンピュー
タ1の電源を切断せずに、駆動した状態のままでバッテ
リ/AC電源を切り換えたとしても、動的に主メモリ4
へ供給する動作クロックを切り換えることができる切り
換え制御を説明するものである。
【0030】(1)AC電源からバッテリ駆動に切り替
わった場合の動作(図3参照)
【0031】まずパーソナルコンピュータ1をAC電源
により駆動している時には、クロックジェネレータ5で
は、周波数266Mhzのクロックを主メモリ4に供給
し、主メモリではこのクロックに基づいて、データの書
込、読み出し、転送を実行している。そして、駆動電源
が、AC電源3からバッテリ2に切り替わった場合、電
源コントローラ12がそれを検出し、BIOSに通知さ
れる(ステップS1)。具体的には、主メモリ4上にロ
ードされCPU8により実行されているBIOSプログ
ラムが検出する。そして、BIOSは、この通知に基づ
いて、CPU8に内蔵されているキャッシュメモリ8a
を強制的にキャッシュフラッシュ(メモリ内のデータを
消去し空にする)する(ステップS2)。キャッシュメ
モリ8aのキャッシュフラッシュ完了後BIOSは、通
常動作にて主メモリ4上でロードされていたプログラム
によるBIOS実行動作を、BIOS−ROM11から
の動作に切換る(ステップS3)。このようにBIOS
が自身の実行のために主メモリ4の利用を停止し、BI
OS−ROM11からの動作に切り替わったら、次に、
主メモリ4のリフレッシュモードを通常のノーマルリフ
レッシュモードから、セルフリフレッシュモードに切り
換える(ステップS4)。具体的には、記憶保持動作
を、メモリコントローラ9による実行から、主メモリ4
自身の実行に切り換える。この状態にて主メモリはBI
OS及びメモリコントローラ9の動作状態から切り離さ
れたので、BIOSは、クロックジェネレータ5に供給
クロックの変更を指示し、クロックジェネレータ5は、
主メモリに供給する動作周波数を133Mhzから10
0Mhzに切り換える(ステップS5)。そして周波数
が切り替わったと同時にメモリコントローラ9のメモリ
制御をDDR266対応から、DDR200対応に切り
換える(ステップS6)。具体的には、クロック周波数
100Mhzの場合、DDR−DRAMは、クロックの
立ち上がりと立ち下がりの双方でデータの書込、読み出
しを行うので、実質周波数200mhzと同等の動作を
する。そこで、この周波数に対応したメモリ制御ルーチ
ンに切換えて適用するものである。
【0032】これまでで、一連の主メモリ動作周波数の
切り換えが完了したので、通常動作に戻すために、まず
主メモリ4のリフレッシュモードを、セルフリフレッシ
ュモードからノーマルリフレッシュモードに戻し(ステ
ップS7)、BIOSの動作をBIOS−ROM11自
身からの動作から、主メモリ4での動作に戻すため、B
IOS−ROM11に格納された制御プログラムを主メ
モリ4にロードする(ステップS8)。以上でパーソナ
ルコンピュータ1が通常の動作状態に戻り、バッテリ2
での動作を継続実行する。
【0033】(2)バッテリからAC電源への駆動に切
り替わった場合の動作(図4参照)
【0034】まずパーソナルコンピュータ1をバッテリ
2により駆動している時には、クロックジェネレータ5
では、周波数200Mhzのクロックを主メモリ4に供
給し、主メモリではこのクロックに基づいて、データの
書込、読み出し、転送を実行している。そして、駆動電
源が、バッテリ2からAC電源3に切り替わった場合、
電源コントローラ12がそれを検出し、BIOSに通知
される(ステップS9)。具体的には、主メモリ4上に
ロードされCPU8により実行されているBIOSプロ
グラムが検出する。そして、BIOSは、この通知に基
づいて、CPU8に内蔵されているキャッシュメモリ8
aを強制的にキャッシュフラッシュ(メモリ内のデータ
を消去し空にする)する(ステップS10)。キャッシ
ュメモリ8aのキャッシュフラッシュ完了後BIOS
は、通常動作にて主メモリ4上でロードされていたプロ
グラムによるBIOS実行動作を、BIOS−ROM1
1からの動作に切換る(ステップS11)。このように
BIOSが自身の実行のために主メモリ4の利用を停止
し、BIOS−ROM11からの動作に切り替わった
ら、次に、主メモリ4のリフレッシュモードを通常のノ
ーマルリフレッシュモードから、セルフリフレッシュモ
ードに切り換える(ステップS12)。具体的には、記
憶保持動作を、メモリコントローラ9による実行から、
主メモリ4自身の実行に切り換える。この状態にて主メ
モリはBIOS及びメモリコントローラ9の動作状態か
ら切り離されたので、BIOSは、クロックジェネレー
タ5に供給クロックの変更を指示し、クロックジェネレ
ータ5は、主メモリに供給する動作周波数を100Mh
zから133Mhzに切り換える(ステップS13)。
そして周波数が切り替わったと同時にメモリコントロー
ラ9のメモリ制御をDDR200対応から、DDR26
6対応に切り換える(ステップS14)。具体的には、
クロック周波数133Mhzの場合、DDR−DRAM
は、クロックの立ち上がりと立ち下がりの双方でデータ
の書込、読み出しを行うので、実質周波数266mhz
と同等の動作をする。そこで、この周波数に対応したメ
モリ制御ルーチンに切換えて適用するものである。
【0035】ここまでで、一連の主メモリ動作周波数の
切り換えが完了したので、通常動作に戻すために、まず
主メモリ4のリフレッシュモードを、セルフリフレッシ
ュモードからノーマルリフレッシュモードに戻し(ステ
ップS15)、BIOSの動作をBIOS−ROM11
自身からの動作から、主メモリ4での動作に戻すため、
BIOS−ROM11に格納された制御プログラムを主
メモリ4にロードする(ステップS16)。以上でパー
ソナルコンピュータ1が通常の動作状態に戻り、バッテ
リ2での動作を継続実行する。
【0036】上述したような動作に基づいて、パーソナ
ルコンピュータ1が動作中であっても、メモリの動作ク
ロックを切り換えることができるものである。
【0037】具体的には、主メモリ4(DDR−DRA
M)を133Mhzの動作クロックを用いるDDR22
6の駆動モードでは、1チップ当たり110mAの動作
電流が必要だが、100Mhzの動作クロックを用いる
DDR200の駆動モードでは100mAの動作電流に
低減することができるものである。
【0038】また、上述した実施形態では、クロック周
波数の切り換えタイミングとして、電源種別(バッテリ
またはAC)の切り換え時点を検出していたが、バッテ
リ駆動時のバッテリ残量に応じてクロック周波数を切り
換えることも可能である。この場合、バッテリ残量が多
い状態の時には高速クロックで主メモリを動作させ、バ
ッテリ残量が減少したことを電源コントローラが検出し
た場合に、動作クロックを低下させることによりバッテ
リでの駆動時間を延ばすことができるものである。
【0039】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、パーソナルコンピュータの駆動状態に応じて、主メ
モリに供給する動作クロックを切り換えることができる
ので、システムとしての消費電力を低減でき、バッテリ
駆動の際の駆動時間を延ばすことができる。
【0040】
【発明の効果】パーソナルコンピュータの駆動状態に応
じて、主メモリに供給する動作クロックを切り換えるこ
とができるので、システムとしての消費電力を低減で
き、バッテリ駆動の際の駆動時間を延ばすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を概念的に説明するため
の基本構成を示すシステム構成図である。
【図2】 同実施形態の詳細動作を説明するたのシステ
ム構成図である。
【図3】 同実施形態における、AC電源からバッテリ
駆動に切り替わった場合の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 同実施形態におれる、バッテリ駆動からAC
電源に切り替わった場合の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…パーソナルコンピュータ、2…バッテリ、3…AC
電源、4…主メモリ4…クロックジェネレータ、6…電
源状態検出回路、7…クロック切換回路、8…CPU、
9…メモリコントローラ、10…ブリッジ、11…BI
OS−ROM、12…電源コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA02 EA04 EB01 GG10 LL08 LL13 5B079 AA07 BA01 BB01 BB04 BC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリ及びAC電源にて駆動可能な電子
    機器において、 クロック動作に基づいて駆動する主メモリと、 バッテリ駆動であるか、AC電源駆動であるかを検出す
    る電源種別検出回路と、 前記電源種別検出回路が、AC電源駆動からバッテリ駆
    動に切り替わったことを検出した場合、前記主メモリに
    供給するクロックを低速の周波数に切り換えるクロック
    切り換え回路と、を具備したことを特徴とする電子機
    器。
  2. 【請求項2】 前記主メモリに対し、バッテリ駆動時に
    供給する第1の周波数のクロックまたは、前記AC電源
    駆動に時に供給する第2の周波数のクロックを発生する
    クロック発生回路を具備し、 前記クロック切り換え回路は、前記電源種別検出回路の
    検出結果に基づいて、前記クロック発生回路に対し、第
    1の周波数もしくは第2の周波数のクロックを切り換え
    る指示をすることを特徴とする請求項1記載の電子機
    器。
  3. 【請求項3】 バッテリ及びAC電源にて駆動可能な電
    子機器において、前記バッテリ駆動しているか、または
    AC電源で駆動しているか駆動電源の切り替わりを検出
    する電源コントローラと、クロック動作に基づいて駆動
    する主メモリと、前記主メモリに対して異なる複数の周
    波数のクロックを選択的に供給可能なクロック発生回路
    と、システム制御プログラムを格納したBIOS−RO
    Mと、前記BIOS−ROMに格納されたBIOSプロ
    グラムを実行し、キャッシュメモリを内蔵したCPUと
    を具備し、前記電源コントローラが駆動電源の切り替わ
    ったことを検出した場合、前記キャッシュメモリの内容
    を消去したあと、前記クロック発生回路から前記主メモ
    リに供給するクロック周波数を切り換えることを特徴と
    する電子機器。
  4. 【請求項4】 前記主メモリへのアクセス制御および前
    記主メモリに対して、記憶保持動作のためリフレッシュ
    動作を実施するメモリコントローラを具備し、前前記キ
    ャッシュメモリの内容が消去され、前記リフレッシュ動
    作をメモリコントローラからの動作から、前記主メモリ
    自身でのリフレッシュ動作に切り換えられたあとに、前
    記主メモリに供給するクロック周波数を切り換えること
    を特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記電源コントローラが駆動電源の切り
    替わったことを検出した場合、前記CPUが前記BIO
    Sプログラムを、前記主メモリにロードされたBIOS
    プログラムの実行から、前記BIOS−ROMに格納さ
    れたBIOSプログラムの実行に移行したあとに、前記
    主メモリに供給するクロック周波数を切り換えることを
    特徴とする請求項4記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 バッテリ及びAC電源により駆動し、こ
    の駆動電源によるクロック動作に基づいて動作する主メ
    モリを有する電子機器の駆動制御方法において、バッテ
    リ駆動であるか、AC電源駆動であるかを検出し、 AC電源駆動からバッテリ駆動に切り替わったことを検
    出した場合、前記主メモリに供給するクロックを低速の
    周波数に切り換えることを特徴とする駆動制御方法。
  7. 【請求項7】 バッテリ及びAC電源により駆動し、こ
    の駆動電源によるクロック動作に基づいて動作する主メ
    モリを有する電子機器の駆動制御方法において、前記バ
    ッテリ駆動しているか、またはAC電源で駆動している
    か駆動電源の切り替わりを検出し、駆動電源の切り替わ
    ったことを検出した場合、CPUに内蔵されたキャッシ
    ュメモリの内容を消去し、システムプログラムの実行
    を、前記主メモリに格納されたシステムプログラムか
    ら、BIOS−ROMに格納されたシステムプログラム
    での実行に切り換え、前記主メモリの記憶保持のための
    リフレッシュ動作を、メモリコントローラによるリフレ
    ッシュ動作から、前記主メモリ自体でのリフレッシュ動
    作に切り換え、前記主メモリに供給するクロック周波数
    を切り換えることを特徴とする駆動制御方法。
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