JPH0649689A - Ti−Al系耐熱・耐酸化性金属間化合物材料 - Google Patents

Ti−Al系耐熱・耐酸化性金属間化合物材料

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JPH0649689A
JPH0649689A JP20653692A JP20653692A JPH0649689A JP H0649689 A JPH0649689 A JP H0649689A JP 20653692 A JP20653692 A JP 20653692A JP 20653692 A JP20653692 A JP 20653692A JP H0649689 A JPH0649689 A JP H0649689A
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intermetallic compound
film
oxidation
compound material
high temperature
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JP20653692A
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Masashi Mehata
将志 目秦
Takamasa Yokote
隆昌 横手
Tadashi Kubota
正 窪田
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Toyo Aluminum KK
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Toyo Aluminum KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】Ti−Al系金属間化合物材料の有する軽量性
および優れた高温強度という特性を損なうことなく、耐
高温酸化性をより一層向上させ、以てその実用性を高め
ることを主な目的とする。 【構成】 1.表面に厚さ0.1μm以上の陽極酸化皮膜を設けた
Ti−Al系耐熱・耐酸化性金属間化合物材料。 2.Al25〜75原子%および残余が実質的にTiか
らなる上記項1に記載のTi−Al系耐熱・耐酸化性金
属間化合物材料。 3.20原子%を超えない範囲でさらにMn、Cr、
V、Mo、Si、W、Nb、C、NおよびBの少なくと
も1種を含有する上記項2に記載のTi−Al系耐熱・
耐酸化性金属間化合物材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Ti−Al系金属間化
合物材料に関する。
【0002】本明細書において、単に“%”とあるの
は、“重量%”を意味する。
【0003】
【従来技術とその問題点】従来から、Ti−Al系金属
間化合物材料は、軽量耐熱合金として注目されており、
その主な特徴には、下記の様なものがある。
【0004】(1)軽量である(比重3.8)。
【0005】(2)耐高温酸化性に優れている。
【0006】(3)高温強度が高い。
【0007】(4)高温クリープ特性に優れている。
【0008】しかしながら、この様なTi−Al系金属
間化合物材料は、高温耐熱材料として用いられているN
i基合金、Ti基合金、耐熱銅などに比して常温延性が
乏しいので、塑性加工が困難であるという問題点があ
る。Ti−Al系金属間化合物材料の延性改善のために
は、種々の方法が提案されている。例えば、Mnを添加
する方法(特開昭61−41740号公報)、Vを添加
する方法(米国特許第4,294,615号明細書)、
Bを添加する方法(特開昭63−125634号公
報)、Moを添加する方法(特開昭63−129642
号公報)などがある。また、Ti−Al系金属間化合物
材料は、高温耐酸化性に優れているとはいっても、90
0℃を上回る条件では、酸化量が多くなり、スケールが
発生してくる。このため、高温耐酸化性をより一層改善
する方法が提案されている。例えば、Siを添加する方
法(特開昭63−111152号公報)、Crを添加す
る方法(特開平1−259139号公報)、Nbを添加
する方法(特開平1−287243号公報、特開平2−
118043号公報)、SiおよびNbを添加する方法
(特開平3−79735号公報)、P、As、Sb、S
e、Teなどを添加する方法(特開平3−197634
号公報)、Yを添加する方法(特開平3−219034
号公報)などがある。さらに、この様な元素の添加と同
時に組織の微細化と現出相の割合の制御により、耐酸化
性を改善することも提案されている(例えば、特開平3
−249147号公報、特開平3−277736号公報
など)。
【0009】しかしながら、延性と耐高温酸化性とは、
元来異なる性質であるから、これら両特性を改善したT
i−Al系金属間化合物材料を得ることは極めて難し
く、どの方法においても、達成されていない。
【0010】一方、表面処理を行なうことにより、Ti
−Al系金属間化合物材料の耐高温酸化性を改善するこ
とも、提案されている。例えば、耐酸化性に優れたAl
リッチなAl−Ti層をTi−Al系金属間化合物材料
の表面に被覆する方法(特開平1−111858号公
報、特開平2−11753号公報)、SiをTi−Al
系金属間化合物材料の表面に拡散させる方法(特開平1
−246330号公報)、Ti−Al系金属間化合物材
料の表面に加熱処理によりAl2 3 皮膜を生成させる
方法(特開昭2−294458号公報)、Ti−Al系
金属間化合物材料の表面をNo基合金、Co基合金、窒
化チタン、炭化チタン、酸化アルミニウム、炭化タング
ステン、炭化クロムなどにより被覆する方法(特開昭3
−75385号公報)などがある。しかしながら、この
方法においては、基板であるTi−Al系金属間化合物
材料と被覆層との密着強度が十分ではないという問題点
がある。また、この様な被覆層を形成した材料が600
℃以上の高温に長時間曝されると、被覆材料成分の拡散
が進行して、基板に近い被覆材料の組成が変化して、耐
酸化性が低下する危険性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、T
i−Al系金属間化合物材料の有する軽量性および優れ
た高温強度という特性を損なうことなく、耐高温酸化性
をより一層向上させ、以てその実用性を高めることを主
な目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記の如き
技術の現状に鑑みて研究を進めた結果、Ti−Al系金
属間化合物材料を陽極酸化処理に供して、その表面に厚
さ0.1μm以上の陽極酸化皮膜を形成させる場合に
は、その耐高温酸化性が著しく改善されること、基板と
してのTi−Al系金属間化合物材料と陽極酸化皮膜と
の密着性も良好となることなどを見出した。本発明は、
この様な新しい知見に基いて完成されたものであり、下
記の材料を提供するものである。
【0013】1.表面に厚さ0.1μm以上の陽極酸化
皮膜を設けたTi−Al系耐熱・耐酸化性金属間化合物
材料。
【0014】2.Al25〜75原子%および残余が実
質的にTiからなる上記項1に記載のTi−Al系耐熱
・耐酸化性金属間化合物材料。
【0015】3.20原子%を超えない範囲でさらにM
n、Cr、V、Mo、Si、W、Nb、C、NおよびB
の少なくとも1種を含有する上記項2に記載のTi−A
l系耐熱・耐酸化性金属間化合物材料。
【0016】本発明において使用するTi−Al系金属
間化合物は、特に限定されるものではないが、Alが2
5〜75原子%を占め、残余が実質的にTiからなるも
のが挙げられる。或いはさらに、この様なTi−Al系
金属間化合物は、20原子%を超えない範囲でAlの一
部に代替してMn、Cr、V、Mo、Si、W、Nb、
C、NおよびBの少なくとも1種を含有していても良
い。この様な第3成分としての添加元素の配合は、本来
金属間化合物の機械的強度を向上させる効果を発揮する
ものであるが、陽極酸化皮膜の形成能、基板としてのT
i−Al系金属間化合物材料と陽極酸化皮膜との密着性
などに悪影響を与えないことが判明した。電解液として
は、無機酸の水溶液および非水溶液、有機酸の水溶液お
よび非水溶液、溶融塩のいずれでも良い。無機酸として
は、ホウ酸、リン酸、硫酸、クロム酸などが例示され、
これらの1種または2種以上を使用する。有機酸として
は、蟻酸、酢酸、蓚酸などのカルボン酸類が例示され、
これらの1種または2種以上を使用する。非水系溶媒と
しては、メタノール、エタノール、エチレングリコー
ル、エチレングリコールモノエチルエーテルなどが例示
される。また、電解液としての溶融塩としては、硝酸ナ
トリウムなどが例示される。電解条件は、特に限定され
るものではないが、通常電流密度1〜1000mA/c
2 (直流電圧)で所定の電圧20〜500Vになるま
で電圧を上昇させ、次いで定電圧電解を行なう。
【0017】金属チタンとは異なって、陽極酸化中に生
成した皮膜は、電子電導性が低く、イオン電導性が高い
ので、陽極酸化中の酸素イオンの移動が容易であり、効
率良く酸化皮膜が形成される。例えば、200ボルトの
耐圧皮膜を形成する場合の電解効率は、チタンアルミで
は87%であるのに対し、金属チタンの場合には、35
%であった。特に、定電圧で陽極酸化する場合の電流の
大きさ(漏洩電流)は、金属チタンの数十分の1であ
り、生成した皮膜のバリアー性に非常に優れている。
【0018】酸化皮膜の厚さは、バリアータイプの皮膜
で最大1μm程度まで、多孔質タイプの皮膜で最大50
μm程度まで形成可能である。
【0019】陽極酸化皮膜の厚さは、所望の効果を達成
するために、0.1μm以上とすることが必要であり、
1μm以上とする場合には、耐高温酸化性、耐摩耗性、
耐蝕性などがさらに飛躍的に向上する。陽極酸化皮膜の
厚さが0.1μm未満の場合には、干渉性の薄膜とな
り、鮮やかな干渉色を示すので、それ自体有用なもので
ある(本出願人による特願平4−124901号公報参
照)が、耐高温酸化性、耐摩耗性、耐蝕性などの向上が
十分に行なわれない。
【0020】また、上記の陽極酸化処理を終えた金属間
化合物をさらに300℃以上、より好ましくは400℃
以上で熱処理することにより、皮膜の耐蝕性がさらに一
層改善される。
【0021】本発明において形成される陽極酸化皮膜
は、X線回折による分析の結果、主としてAl2 3
らなっていることが明かとなった。
【0022】本発明によるTi−Al系金属間化合物材
料は、軽量で、耐熱性、耐酸化性、耐摩耗性などに優れ
ているので、ガスタービン部品、自動車部品(エンジン
のバルブ、ピストンなど)、高温用軸受け部品、航空機
およびスペースプレーン用の部材などとして有用であ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、下記の様な顕著な効果
が発揮される。
【0024】(1)700ボルトまで(1μm程度ま
で)は、比較的容易に浴電圧を上昇させることができ、
バリアー型の緻密で均一な酸化皮膜を形成することがで
きる。この無孔性膜は、後処理を必要としない。
【0025】(2)多孔質膜であれば、50μm程度ま
での厚い膜を形成することも可能である。
【0026】(3)火花放電は起こらず、容易に電圧が
上昇するので、電解(皮膜生成)効率は非常に良好であ
る。
【0027】(4)電圧を調整することにより、膜厚を
コントロールし易い。
【0028】(5)酸化性の電解液であれば、いずれの
液を使用しても、厚い膜を生成することができる。
【0029】(6)多元系の電解浴を必要としないの
で、浴管理が容易である。
【0030】(7)皮膜は、電解液から皮膜中への酸素
の拡散により成長するので、基板としてのTi−Al系
金属間化合物材料との整合性が良好で、巨視的な欠陥も
少なく、基板との密着性に優れている。
【0031】(8)短時間の処理で厚い陽極酸化皮膜を
形成することができ、めっき、蒸着、スパッタリングな
どの皮膜形成方法に比して、効率的である。
【0032】(9)形成される皮膜は硬くて耐磨耗性に
優れている。さらに、皮膜のポアー中に耐磨耗性に優れ
た金属元素(例えば、P、Sn、Cuなどなど)、セラ
ミックス(例えば、TiB2 、窒化ケイ素、アルミナ、
チタニアなど)を封入することにより、さらにその耐磨
耗性を改善することができる。封入は、金属元素の場合
には、メッキ法、スパッター法などにより行なわれ、セ
ラミックスの場合には、ゾル−ゲル法、スパッター法な
どにより行なわれる。
【0033】(10)陽極酸化皮膜の存在により、Ti−
Al系金属間化合物の耐高温酸化性も、著しく改善され
る。
【0034】(11)陽極酸化皮膜の存在により、Ti−
Al系金属間化合物の耐蝕性乃至耐薬品性も、著しく改
善される。
【0035】(12)例えば、Mnなどを添加して常温延
性を改善した材料の場合にも、陽極酸化皮膜の存在によ
り、耐高温酸化性などの特性が著しく改善される。
【0036】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明の特徴とすると
ころをより一層明確にする。
【0037】実施例1 10%ホウ酸水溶液を電解酸化液(浴温70℃)として
Ti55Al45を陽極電解酸化処理に供した。処理に際し
ては、10mA/cm2 の定電流密度で300Vまで浴
電圧を上昇させた後、定電圧(300V)で3分間保持
した。
【0038】次いで、得られた約0.45μmの陽極酸
化皮膜を有する試料を空気中1000℃で24時間放置
する高温酸化試験に供し、その重量変化を測定した。結
果を表1に示す。
【0039】実施例2 0.1%リン酸水溶液を電解酸化液として使用する以外
は実施例1と同様にしてTi55Al45を陽極酸化処理
し、次いで高温酸化試験に供した。結果を表1に示す。
【0040】比較例1 陽極酸化処理を行なわないTi55Al45を実施例1と同
様にして高温酸化試験に供した。結果を表1に示す。
【0041】 表 1 試 料 重量変化(g/m 2 実施例1 50.3 実施例2 37.2 比較例1 303.0 表1に示す結果から明らかな様に、Al−Ti金属間化
合物に陽極酸化を施すことにより、耐高温酸化性が著し
く改善されている。特に、リン酸水溶液を電解液として
使用する場合には、耐高温酸化性の改善が著しい。
【0042】実施例3 10%ホウ酸水溶液(浴温70℃)を電解酸化液とし
て、Ti55Al45を陽極電解酸化処理に供した。処理に
際しては、20mA/cm2 の定電流密度で200Vま
で浴電圧を上昇させた後、定電圧(200V)で5分間
保持した。
【0043】次いで、得られた約0.3μmの陽極酸化
皮膜を有する試料を使用して、皮膜の摺動摩擦性をチッ
プオンディスク方式により測定した。測定時の条件は、
以下の通りである。潤滑には、ロータリポンプ用オイル
を使用した。
【0044】 荷重:15kg/cm2 相手材:SUJ 速度:30cm/秒 摩耗距離:1080m 結果を表2に示す。
【0045】実施例4 20mA/cm2 の定電流密度で500Vまで浴電圧を
上昇させた後、定電圧(500V)で5分間保持する以
外は実施例3と同様にしてTi55Al45を陽極電解酸化
処理に供した後、得られた約0.75μmの陽極酸化皮
膜を有する試料を使用して実施例3と同様にして皮膜の
摺動摩擦性を測定した。
【0046】実施例5 0.5%リン酸水溶液(浴温70℃)を電解酸化液とし
て使用する以外は実施例3と同様にしてTi55Al45
陽極電解酸化処理に供した後、得られた約0.3μmの
陽極酸化皮膜を有する試料を使用して実施例3と同様に
して皮膜の摺動摩擦性を測定した。
【0047】実施例6 20mA/cm2 の定電流密度で500Vまで浴電圧を
上昇させた後、定電圧(500V)で5分間保持する以
外は実施例5と同様にしてTi55Al45を陽極電解酸化
処理に供した後、得られた約0.75μmの陽極酸化皮
膜を有する試料を使用して実施例3と同様にして皮膜の
摺動摩擦性を測定した。
【0048】 表 2 試 料 摩耗量(g/cm 2 陽極酸化なし 0.023 実施例3 0.001 実施例4 0.000 実施例5 0.003 実施例6 0.000 表2に示す様に、本発明により陽極酸化皮膜を形成した
Ti−Al系金属間化合物は、優れた耐摩耗性を発揮す
る。
【0049】実施例7 実施例2と同様にしてTi55Al45を陽極酸化処理して
得た試料を2%HF+3%HNO3 の混合水溶液に浸漬
し、ガス発生までの時間を測定して、耐蝕性を評価し
た。
【0050】結果を表3に示す。
【0051】実施例8 実施例2と同様にしてTi55Al45を陽極酸化処理し、
さらに空気中で600℃で24時間熱処理して得た試料
を2%HF+3%HNO3 の混合水溶液に浸漬し、ガス
発生までの時間を測定して、耐蝕性を評価した。
【0052】 表 3試 料 ガス発生までの時間 陽極酸化なし 3秒 実施例7 1分08秒 実施例8 1分45秒 表3に示す結果から明らかな様に、陽極酸化皮膜を形成
することにより、皮膜が溶解してTi55Al45基板が浸
蝕されるまでの誘導期間が長くなり、耐蝕性が著しく向
上している。
【0053】実施例9 Ti−Al系金属間化合物としてTi50Al50を使用す
る以外は実施例2と同様にして、陽極酸化処理を行な
い、次いで高温酸化試験を行なった。結果を表4に示
す。
【0054】比較例2 陽極酸化処理を行なわないTi50Al50を実施例9と同
様にして高温酸化試験に供した。結果を表4に示す。
【0055】実施例10 Ti−Al系金属間化合物としてTi45Al55を使用す
る以外は実施例2と同様にして、陽極酸化処理を行な
い、次いで高温酸化試験を行なった。結果を表4に示
す。
【0056】比較例3 陽極酸化処理を行なわないTi45Al55を実施例2と同
様にして高温酸化試験に供した。結果を表4に示す。
【0057】 表 4試 料 重量変化(g/m 2 実施例9 30.3 比較例2 255.0 実施例10 22.7 比較例3 163.0 実施例11 Ti−Al系金属間化合物としてTi50Al47Mn3
使用する以外は実施例2と同様にして、陽極酸化処理を
行ない、次いで高温酸化試験を行なった。結果を表5に
示す。
【0058】また、表5には、参考のため、引張伸び特
性を併せて示すとともに、比較例2で使用したTi50
50についての結果をも示す。
【0059】比較例4 陽極酸化処理を行なわないTi50Al47Mn3 を実施例
2と同様にして高温酸化試験に供した。結果を表5に示
す。
【0060】 表 5 試 料 重量変化(g/m 2 引張伸び(%) 実施例11 32.9 1.2 比較例4 316.0 1.2 比較例2 225.0 0.5

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に厚さ0.1μm以上の陽極酸化皮膜
    を設けたTi−Al系耐熱・耐酸化性金属間化合物材
    料。
  2. 【請求項2】Al25〜75原子%および残余が実質的
    にTiからなる請求項1に記載のTi−Al系耐熱・耐
    酸化性金属間化合物材料。
  3. 【請求項3】20原子%を超えない範囲でさらにMn、
    Cr、V、Mo、Si、W、Nb、C、NおよびBの少
    なくとも1種を含有する請求項2に記載のTi−Al系
    耐熱・耐酸化性金属間化合物材料。
JP20653692A 1992-08-03 1992-08-03 Ti−Al系耐熱・耐酸化性金属間化合物材料 Pending JPH0649689A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100946638B1 (ko) * 2002-12-26 2010-03-09 재단법인 포항산업과학연구원 고온구조용 금속간합금 및 그 제조방법
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CN112048638A (zh) * 2020-07-29 2020-12-08 北京科技大学 钛基合金粉末及制备方法、钛基合金制件的制备方法

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