JPH064967Y2 - ロールのチヨツク着脱装置 - Google Patents

ロールのチヨツク着脱装置

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JPH064967Y2
JPH064967Y2 JP1987132926U JP13292687U JPH064967Y2 JP H064967 Y2 JPH064967 Y2 JP H064967Y2 JP 1987132926 U JP1987132926 U JP 1987132926U JP 13292687 U JP13292687 U JP 13292687U JP H064967 Y2 JPH064967 Y2 JP H064967Y2
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JP
Japan
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chock
roll
cradle
rolls
view
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JP1987132926U
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JPS6438107U (ja
Inventor
博之 兼本
秀恭 村岡
昌平 小野
太 村上
Original Assignee
日本鋼管株式会社
福山共同機工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、圧延ロールのチョック着脱装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
圧延ロールは、その摩耗、肌あれ等が直接製品に影響を
与えるため、一定期間使用された後、圧延機から取り外
し、グラインダーによって研削が施される。
圧延ロールの研削には、チョックをつけたままロールを
グラインダーへ載せて研削するチョック付き研削の場合
と、チョックをロールから取り外して研削する場合とが
ある。
特に、冷間圧延ロールにおいては、チョック付き研削で
は研削精度が悪いことから、チョック付き研削は不適当
であり、その研削は、チョックをロールから取り外して
行われる。
このように、チョックをロールから取り外すために、従
来から、チョック着脱装置が使用されている。
第7図乃至第9図に示すように、従来のロールのチョッ
ク着脱装置は、所定間隔をあけて直線状に整列して設け
られた、ロールを互いに平行に、且つ、水平に載置する
ための複数のロール置台14を挾んで、その両側に対向
して配置された、ロール置台14に載置されたロールの
軸線と直交する方向に走行自在の2台の台車15と、台
車15の各々に搭載された、ロール置台14に載置され
たロール13の両端部に嵌挿されているチョック9を、
支持し且つ引き抜くための、ロール13の軸線方向に移
動自在、且つ、昇降自在のチョック受台16とからなっ
ている。
17,17は、台車15,15の走行用のレールであ
る。
台車15の各々には、油圧ユニット18が搭載されてお
り、台車15の各々の走行は油圧モータ(図示せず)に
より、チョック受台16の移動および昇降は、油圧シリ
ンダ(図示せず)によりそれぞれ行なわれる。
ロール置台14の上端のロール載置部14aは、載置され
たロール13が脱落しないように、第9図に示すよう
に、その両側から中央に向けて緩い下り傾斜を有してい
る。
各々の台車15の1ピッチごとの走行および停止、チョ
ック受台16,16の移動、昇降および定圧接触等は、
自動的に行なわれる。
ロールのチョック着脱作業は、次のようにして行なわれ
る。
ロール置台14の上方に設置された天井クレーン(図示
せず)を使用して、ロール置台14の各々に、両端にチ
ョックが嵌挿された状態の旧ロールと新ロール(チョッ
クなし)とを1本づつ交互に順番に載置する。旧ロール
のチョック単部に装着されている、チョックの固定のた
めの半割カップリング(図示せず)を手作業によって取
り外す。
次いで、チョック9が嵌挿された旧ロール13の両端部
の下方に台車15の各々を移動し、チョック受台16を
チョック9の下方に位置させ、次いで、上昇させること
により、チョック9の下部をチョック受台16によって
支持する。
次いで、チョック受台16をチョック9とともに旧ロー
ル13の軸線の延長線方向に向けて移動させ、これによ
りチョック9を旧ロール13から抜き取る。
次いで、チョック受台16上にチョック9が保持された
台車15の各々を1ピッチ移動して、新ロール13の軸
線の延長線上にチョック受台16を位置させ、そして、
新ロール13の両端部に向けて移動させることにより、
チョック9を新ロール13に嵌挿する。
以上の作業を、最端のロール置台14から順番に各ピッ
チごとに行う。
チョックが取り外された旧ロールは研削のためにグライ
ンダーに、一方、チョックが嵌挿された新ロールに圧延
機に、それぞれ天井クレーンによって搬送される。
以上述べた、ロールのチョック着脱作業工程において、
チョック受台によってチョックをロールに嵌挿し、また
は、取り外す場合に、ロールとチョックとの正確な芯合
せが必要である。
第10図は従来のロールのチョック着脱装置の1例を示
すチョック受台の部分側面図である。
第10図に示すように、チョック9は、チョック受台1
6の下部支持台21上にガイドローラ20を介して設け
られた支持台22上にスプリング19を介して載置され
ている。19′は、支持台22と下部支持台21との間
に設けられたスプリングである。
従来の芯合せは、上述したスプリング19,19′によ
って行なわれる。
即ち、例えば、チョック9をロール置台14上に載置さ
れたロール13に嵌挿する際に、チョック9がロール1
3の周囲を摺動するにつれて、チョック9の内周面とロ
ール13の外周面とが摺接し、ロール13の形状になら
ってチョック9が、チョック受台16とともにスプリン
グ19,19′によって上下および左右に振れ、これに
より芯合せが行なわれていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のチョック着脱装置には、次述する
問題がある。
第10図に示すように、上下方向および左右方向にそ
れぞれスプリング19,19′を配置しなければなら
ず、しかも摺動部にガイドローラ20を必要とするた
め、その構造が複雑となり、スペスをとる問題がある。
スプリング19,19′の弾性には限度があるにもか
かわらず、チョック受台16に支持されるチョック9の
重量は一定でないため、チョック9の重量によってはス
プリング19,19′の弾性が及ばない場合がある。
チョック9の重心位置によっては、第11図に示すよ
うにチョック9が大きく前または後に傾斜し、これによ
りチョック9の着脱ができない場合がある。
以上,の問題により、チョック9の重量および重心
位置に大きな制約を受ける。
また、チョック9の重量に応じてスプリング19,1
9′自体の変更またはそのバネ定数を変更することは、
困難性が伴い不適当である。
従って、この考案の目的は、チョックの重量および重心
位置に応じて、弾性を変化させることにより、あらゆる
チョックの芯合せに適用することができるチョック受台
を有する、ロールのチョック着脱装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、所定間隔をあけて直線状に整列して設けら
れた、ロールを互いに並列に且つ水平に載置するための
複数のロール置台を挾んで、その両側に対向して配置さ
れた、前記ロール置台に載置されたロールの軸線と直交
する方向に走行自在の2台の台車と、前記2台の台車の
各々に搭載された、前記ロール置台に載置されるロール
の両端部に嵌挿されているチョックを、支持し且つ引き
抜くための、前記ロール置台に載置されるロールの軸線
方向に移動自在、且つ、昇降自在のチョック受台とから
なるロールのチョック着脱装置において、 前記チョック受台の下部に、前記チョック受台の芯合わ
せのための、圧力調整機能を有するエヤバネが4個以上
設けられていることに特徴を有するものである。
次に、この考案を図面を参照しながら説明する。第1図
はこの考案のロールのチョック着脱装置の一実施態様を
示すチョック受台の側面図、第2図は平面図、第3図は
この考案のロールのチョック着脱装置の一実施態様を示
す平面図、第4図は側面図、第5図は正面図である。
第1図乃至第5図に示すように、チョック受台1は、チ
ョック支持台2と、下部支持板3と、チョック支持台2
と下部支持板3との間に取り付けられた4個のエヤバネ
4と、チョック支持台2と下部支持板3とを摺動自在に
連結する案内板5と、チョック受台1の移動機構6およ
び昇降機構7とからなっている。図面において、14は
ロール置台、15は台車、17は台車走行用のレールで
ある。
4個のエヤバネ4は、チョック受台1の4箇所の角部に
取り付けられている。
チョック支持台2は、その上面のチョック受け面によっ
てチョック9の下部を支持し、摩擦抵抗によりチョック
9を移動させる。8はこの移動を確実にするための、チ
ョック支持台2の上面の前後に取り付けられたストッパ
である。
下部支持板3は、移動機構6および昇降機構7によって
移動および昇降し、この動作は、エヤバネ4の各々およ
び案内板5によってチョック支持台2に伝えられる。
ただし、下部支持板3の前後方向の動きはチョック支持
台2に漏れなく伝わるが、上下方向および左右方向の動
きは、チョック9とチョック受台1の下部支持板3との
なじみのために、多少スライドできる構造となってい
る。
第6図は、エヤバネ4の原理を示す図である。第6図に
示すように、エヤバネ4は、電磁弁10および減圧弁1
1によって、その圧力を調整することができる。12は
エヤ源である。
チョック受台1は、各々のエヤバネ4の弾性によって、
ロール13とチョック9との芯ずれをロール13に合わ
せて修正する。
また、チョック受台1は、各々のエヤバネ4の圧力を調
整することにより、チョック9の重量に対応することが
できる。
さらに、チョック受台1は、チョック9の重心位置の変
化に対応して、各々のエヤバネ4の圧力を調整し、チョ
ック9を水平に支持することができる。
エヤバネ4の弾性は、エヤ圧用の圧力計(図示せず)に
より容易に目視で判断でき、その調整が容易且つ正確に
行え、しかも、減圧弁等により遠隔操作が可能である。
エヤバネ4は、従来の機械式バネに無かった横方向(水
平方向)の復元力があるため、第10図に示すようなガ
イドローラ20が不用であり、その構造が簡単である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、ロールとチョ
ックとの芯合せが容易に迅速且つ正確に行なわれ、しか
も、その構造が簡単である等、ロールのチョック着脱作
業の能率向上に寄与する産業上有用な効果がもたらされ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のロールのチョック着脱装置の一実施
態様を示すチョック受台の側面図、第2図は平面図、第
3図はこの考案のロールのチョック着脱装置の一実施態
様を示す平面図、第4図は側面図、第5図は正面図、第
6図はエヤバネの原理を示す図、第7図は従来のロール
のチョック着脱装置の一例を示す平面図、第8図は側面
図、第9図は正面図、第10図および第11図はチョッ
ク受台の部分側面図である。図面において、 1……チョック受台、2……チョック支持台、 3……下部支持板、4……エヤバネ、 5……案内板、6……移動機構、 7……昇降機構、8……ストッパ、 9……チョック、10……電磁弁、 11……減圧弁、12……エヤ源、 13……ロール、14……ロール置台、 15……台車、16……チョック受台、 17……レール、18……油圧ユニット、 19,19′……スプリング、20……ガイドローラ、 21……下部支持台、22……支持台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小野 昌平 広島県福山市鋼管町1番地 福山共同機工 株式会社内 (72)考案者 村上 太 広島県福山市鋼管町1番地 福山共同機工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−138534(JP,A) 実開 昭58−192740(JP,U) 実公 昭36−2918(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔をあけて直線状に整列して設けら
    れた、ロールを互いに並列に且つ水平に載置するための
    複数のロール置台を挟んで、その両側に対向して配置さ
    れた、前記ロール置台に載置されたロールの軸線と直交
    する方向に走行自在の2台の台車と、前記2台の台車の
    各々に搭載された、前記ロール置台に載置されるロール
    の両端部に嵌挿されているチョックを、支持し且つ引き
    抜くための、前記ロール置台に載置されるロールの軸線
    方向に移動自在、且つ、昇降自在のチョック受台とから
    なるロールのチョック着脱装置において、 前記チョック受台の下部に、前記チョック受台の芯合わ
    せのための、圧力調整機能を有するエヤバネが4個以上
    設けられていることを特徴とする、ロールのチョック着
    脱装置。
JP1987132926U 1987-08-31 1987-08-31 ロールのチヨツク着脱装置 Expired - Lifetime JPH064967Y2 (ja)

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JPS6438107U JPS6438107U (ja) 1989-03-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5633568A (en) * 1979-08-29 1981-04-04 Toshiba Corp Tester for circuit
JPS5834201A (ja) * 1981-08-21 1983-02-28 Ube Ind Ltd アキユムレ−タの充填制御方法

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JPS6438107U (ja) 1989-03-07

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