JP2502641Y2 - レベラのロ―ル交換装置 - Google Patents

レベラのロ―ル交換装置

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JP2502641Y2
JP2502641Y2 JP10656990U JP10656990U JP2502641Y2 JP 2502641 Y2 JP2502641 Y2 JP 2502641Y2 JP 10656990 U JP10656990 U JP 10656990U JP 10656990 U JP10656990 U JP 10656990U JP 2502641 Y2 JP2502641 Y2 JP 2502641Y2
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roll frame
roll
frame
upper roll
support
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JP10656990U
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善博 牛神
浩之 冨永
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 通行する板材の上下にレベリングロールを千鳥状に配
し、板材に繰り返し曲げを与えるレベラ、特にテンショ
ンレベラのロール交換装置に関するものである。特に下
ロールフレームに設けた支持体によって上ロールフレー
ムを支持しながら上・下のールフレームをレベリングロ
ールのロール軸方向に走行させて上・下ロールフレーム
をレベラフレーム外に移動させたのちにロール交換を行
うレベラのロール交換装置に関するものである。
(従来技術) 上ロールフレームを支承する支承台を下ロールフレー
ム上に設け、支承台を介して上ロールフレームをウォー
ムジャッキにより昇降させる方法や、ブロックを上下フ
レームの間に外側から設置してこれにより上下ロールフ
レームの隙間を補う方法がある。しかしこれらの方法は
構成的に複雑であり、その改良がのぞまれていた。
(考案が解決しようとする課題) 従来技術の問題に鑑み、移動する上・下ロールフレー
ム上に支持装置昇降用の駆動源を具備せず、更にこれを
駆動する電線やホースの接続・切離し等の手動操作をし
ないでロール交換が可能なロール交換装置を提供するこ
とを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上下ロールフレームをロール軸方向に移動してロール
交換可能にしたものに於て、下ロールフレームのロール
軸方向の両端にウエッジを介して昇降支持可能な上ロー
ルフレーム支持体を設け、この上ロールフレーム支持体
に対向して上ロールフレーム支持受が上ロールフレーム
のロール軸方向の両端に下に向けて突設されており、レ
ベラフレームにはそのロールフレーム引出し側面にウエ
ッジ押しシリンダを左右に対向して設けると共に、車輪
を介して上ロールフレームを移動支持するレールが上ロ
ールフレームのロール軸方向に沿って配設されており、
前記両ウエッジ押しシリンダは下ロールフレームの両端
に設置したウエッジに対して両側から押し作用するよう
にした。
又上下ロールフレームをロール軸方向に移動してロー
ル交換可能にしたものに於て、下ロールフレームのロー
ル軸方向両端の内、ロールフレーム引出側端にパスライ
ン方向に摺動可能な上ロールフレーム支持体を、ロール
フレーム引込側端にウエッジを介して昇降支持可能な上
ロールフレーム支持体をそれぞれ設け、この上ロールフ
レーム支持体に対面して上ロールフレーム支持受が上ロ
ールフレームのロール軸方向両端に下に向けて突設さ
れ、レベラフレームにはそのロールフレーム引出側面に
シリンダを左右に対向して設けると共に、車輪を介して
上ロールフレームを移動支持するレールがロールフレー
ムのロール軸方向に沿って配設されており、前記両シリ
ンダは下ロールフレームの両端に配置したウエッジ及び
上ロールフレーム支持体に対し両側から押し作用するよ
うにした。
(実施例) 図に基いて説明する。1は下ロールフレーム、2は上
ロールフレームである。3は下レールでこの上を下ロー
ルフレームの車輪5が転動する。4は上レールで、この
上を上ロールフレームの車輪6が転動する。7はレベラ
フレームで、この中に前記下ロールフレーム1及び上ロ
ールフレーム2の車輪5,6が転動する下レール3及び上
レール4が取付けられている。
9は上ロールフレーム引上げ装置で上ロールフレーム
2の上面に形成された溝9′に係脱するようになってい
る。10は上ロールフレーム用引上げシリンダで、この引
上げシリンダ10の作動により上ロールフレーム引上装置
9を介し、上ロールフレーム2を上方に引上げることが
できる。
11はシリンダで、このシリンダ11の作動によって下ロ
ールフレーム1をレベラフレーム7の内より外に押出す
ことができ、又下ロールフレーム1をレベラフレーム7
の外部より内部に引込むことができるようになってい
る。
12はレベラフレーム7の外側に配設されたレールで、
前記下レール3に連続して側方に延びている。
13は上ロールフレーム支持受で、支持体フレーム15に
支持された上ロールフレーム支持体14と対をなしてい
る。16はウエッジで上ロールフレーム支持体14がウエッ
ジ16により上下動可能に支持されている。ウエッジ16は
該ウエッジ16を挟んで対向配置したウエッジ押シリンダ
17と18で左右に可動である。
下ロールフレーム1の上面の引込み側(第2図の右
側)と引出側(第2図の左側)に上ロールフレーム支持
体14,14′が設置されており、該支持体14,14′は昇降の
み可能となる様支持体フレーム15によって上下にガイド
され、ウエッジ16により上昇された後上ロールフレーム
が支持される。レベラフレーム7には下ロールフレーム
1の引出し側(第2図の左側)に、ウエッジ押シリンダ
17,18が設置されており、ウエッジ押シリンダ17を突出
させると(第1図)、ウエッジ16は第1図で左に移動
し、上ロールフレーム支持体14′は上昇する。そしてウ
エッジ16の頂部で支持された上ロールフレーム支持体1
4′が上ロールフレーム支持受13と接して、上ロールフ
レーム2を支持する。
逆に第1図でウエッジ押シリンダ18を突出させると、
ウエッジ16は右に移動し、上ロールフレーム支持体14′
は自重で下降し、上ロールフレーム2の支持は解除され
る。なお上ロールフレーム支持体14,14′とウエッジ16
とを溝カムで常時係合させておいてもよく、この場合に
はウエッジ16の左右移動で上ロールフレーム支持体14,1
4′が昇降する。
上ロールフレーム支持体14,14′と上ロールフレーム
支持受13の接触面は、少なくとも引出し側は上下方向に
於て嵌め合せになる様構成されており、下ロールフレー
ム1の走行力で上ロールフレーム2を曳行させる様にな
っている。
(作動) 以上のような構成で、下ロールフレーム1は、レール
3によって支持された状態でシリンダ11の作動により押
されると、下ロールフレーム1はレベラフレーム7の外
方に移動し、フレーム外でレベラロールの交換が可能と
なる。又上ロールフレーム2は車輪6によって上レール
4上に支持されている。レベリング作業時、上ロールフ
レーム2は上ロールフレーム引上げ装置9(第2図)に
よってレベラフレーム7の天井壁に引付けられている。
下ロールフレーム1は図示されていないシリンダにより
上ロールフレーム2に向って上昇セットされ、上下ロー
ルフレーム(2,1)の対向面に設けられているレベリン
グロールで板材8にくり返し曲げを与える。
ロール交換に際しては、第2図の如く下ロールフレー
ム1はレール3上に降され車輪5で支承される。この時
矯正される板材8は上下ロールフレーム(2,1)のレベ
リングロールの間に存在しており、上・下ロールフレー
ム(2,1)がレベリングロールのロール軸方向に走行す
る時には、パスラインに設置されている板材8と干渉し
ないことが必要となる。
上ロールフレーム2をフレーム外に押し出すには、ウ
エッジ押シリンダ17のピストンロッドを突出してウエッ
ジ16を移動させ、上ロールフレーム支持体14′を上昇さ
せる。これにより上ロールフレーム2の引出側を支持す
る。ウエッジ押シリンダ17はウエッジ押動後ピストンロ
ッドを引込める。
下ロールフレーム1の引込み側(第2図の右側)の上
ロールフレーム支持体14については前回の引込操作の時
にウエッジ16が移動され、上ロールフレーム支持体14を
下降させて下ロールフレーム1の走行時に板材8に干渉
しない様にしている。シリンダ11で下ロールフレーム1
を図示左方に移動させると上レール4に車輪6を介して
支持されている上ロールフレーム2は下ロールフレーム
1に引張られて引出側に移動する。
下ロールフレーム1の引出側への移動によって上ロー
ルフレーム2の引込み側(第1図の右側)の上ロールフ
レーム支持体14がレベラフレーム7に取付けられたウエ
ッジ押シリンダ17,18と同位置に達したならば下ロール
フレーム1の走行を停止し、ウエッジ押シリンダ17でウ
エッジ16を押し、上ロールフレーム支持体14を上方に突
出させ、上ロールフレーム2の引込み側を支持する。下
ロールフレーム1を引出し側に更に走行させると、上下
ロールフレーム(2,1)はレベラフレーム7外に完全に
移動し、ロール交換可能な状態となる。
ロール交換が終り、上ロールフレーム2と下ロールフ
レーム1をレベラフレーム7内に引込むには次の順序で
行う。即ちレール12上のロール交換位置では、上ロール
フレームは引出し側及び引込み側共に上ロール支持体1
4′,14にて支持されている。これをレベラフレーム7内
に戻すには、下ロールフレーム1の引込み側への移動に
よって上ロールフレーム2の引込み側の上ロールフレー
ム支持体がレベラフレーム7に取付けられたウエッジ押
シリンダ17,18と同位置に達し上ロールフレーム2の引
込側端が車輪6を介して上レール4上に支持されたなら
ば、下ロールフレーム1の走行を停止し、ウエッジ押シ
リンダ18でウエッジ16を押し、上ロールフレーム支持体
14を下降させて板材8と干渉しないようにする。ウエッ
ジ押シリンダ18はウエッジ押動後ピストンロッドを引込
める。
この状態で下ロールフレーム1を引込側へ移動させ、
上ロールフレーム支持体14′がレベラフレーム7に取付
けられたウエッジ押しシリンダ17,18と同位置に来た
ら、ウエッジ押シリンダ18を押して上ロールフレーム支
持体14′を下降させる。
なお第4図の如く下ロールフレーム1の引出側に設け
られた上ロールフレーム支持体14′Aは板材8を横切る
必要がないのでウエッジ16によって持ち上げられる上ロ
ールフレーム支持体14′の代りに横動のみする上ロール
フレーム支持体14′Aでもよい。すなわちパスライン方
向で上ロールフレーム支持受13を支えない位置にスライ
ドさせるものであればよい。
(効果) 以上のようなロール交換装置としたので、移動する上
・下ロールフレーム(2,1)上には、これらを支持する
ための支持装置昇降用の駆動源が不要となり、電線やホ
ース等をフレームに取付ける必要がない。又接続・切離
しの手動操作をしないでロール交換が可能となり、引出
したフレームの取扱いが極めて容易でかつ簡単になっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るロール交換装置の正面図。 第2図は第1図のII矢視断面図。 第3図は第2図のIII矢視図でウエッジを作動させて上
ロールフレーム支持体を上昇させた状態を示す。 第4図は上ロールフレーム支持体をスライド方式にした
別の例を示す。 第5図は第1図の右側面図。 図において; 1……下ロールフレーム、2……上ロールフレーム 3……下レール、4……上レール 5……車輪、6……車輪 7……レベラフレーム、8……板材 9……上ロールフレーム引上げ装置 10……引上げシリンダ、11……シリンダ 12……レール 13……上ロールフレーム支持受 14,14′14′A……上ロールフレーム支持体 15……支持体フレーム、16……ウエッジ 17,18……ウエッジ押シリンダ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下ロールフレームをロール軸方向に移動
    してロール交換可能にしたものに於て、下ロールフレー
    ムのロール軸方向の両端にウエッジを介して昇降支持可
    能な上ロールフレーム支持体を設け、この上ロールフレ
    ーム支持体に対向して上ロールフレーム支持受が上ロー
    ルフレームのロール軸方向の両端に下に向けて突設され
    ており、レベラフレームにはそのロールフレーム引出し
    側面にウエッジ押しシリンダを左右に対向して設けると
    共に、車輪を介して上ロールフレームを移動支持するレ
    ールが上ロールフレームのロール軸方向に沿って配設さ
    れており、前記両ウエッジ押しシリンダは下ロールフレ
    ームの両端に設置したウエッジに対して両側から押し作
    用するようにしたことを特徴とするレベラのロール交換
    装置。
  2. 【請求項2】上下ロールフレームをロール軸方向に移動
    してロール交換可能にしたものに於て、下ロールフレー
    ムのロール軸方向両端の内、ロールフレーム引出側端に
    パスライン方向に摺動可能な上ロールフレーム支持体
    を、ロールフレーム引込側端にウエッジを介して昇降支
    持可能な上ロールフレーム支持体をそれぞれ設け、この
    上ロールフレーム支持体に対面して上ロールフレーム支
    持受が上ロールフレームのロール軸方向両端に下に向け
    て突設され、レベラフレームにはそのロールフレーム引
    出側面にシリンダを左右に対向して設けると共に、車輪
    を介して上ロールフレームを移動支持するレールがロー
    ルフレームのロール軸方向に沿って配設されており、前
    記両シリンダは下ロールフレームの両端に配置したウエ
    ッジ及び上ロールフレーム支持体に対し両側から押し作
    用するようにしたことを特徴とするレベラのロール交換
    装置。
JP10656990U 1990-10-12 1990-10-12 レベラのロ―ル交換装置 Expired - Lifetime JP2502641Y2 (ja)

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JPH0464416U JPH0464416U (ja) 1992-06-02
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KR101309909B1 (ko) * 2011-12-22 2013-09-17 주식회사 포스코 레벨러의 롤하우징 셋팅장치

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