JPH0649660Y2 - コニカルビット - Google Patents

コニカルビット

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JPH0649660Y2
JPH0649660Y2 JP3415389U JP3415389U JPH0649660Y2 JP H0649660 Y2 JPH0649660 Y2 JP H0649660Y2 JP 3415389 U JP3415389 U JP 3415389U JP 3415389 U JP3415389 U JP 3415389U JP H0649660 Y2 JPH0649660 Y2 JP H0649660Y2
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JP
Japan
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tip
conical
bit
groove
conical bit
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Application number
JP3415389U
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JPH02125094U (ja
Inventor
好博 三井
Original Assignee
東芝タンガロイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、路面掘削機,坑道掘進機等に取付けられるコ
ニカルビットに関し、特に回転しやすく、しかもろう付
け性も安定するように形状を改善したものである。
(従来の技術) 従来、この種のコニカルビットとしては、例えば実開昭
59-135910号公報にみられるものが開示されている。そ
して、このコニカルビットは、堀削チップの円柱状軸部
に三角錐状の傾斜突条を形成しているものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述した公報にみられるコニカルビット
は、ビット本体の皿状凹部内に掘削チップをろう付けす
るものであるため、使用時にはろう付け層に掘削による
剪断力を受ける構成になっている。したがって、ろう付
け強度上、掘削チップの剥離が問題となっている。
このようなことから、本考案では、堀削チップのろう付
け性が安定し、かつ、自転しやすいような構成をとれる
ように改善したものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、円柱状をな
すビット本体の先端に設けられた取付け凹部内には、略
円錐状の尖端部を有する掘削チップがろう付けによって
固定されるコニカルビットを前提にして改善したもので
ある。
すなわち、前記取付け凹部は、前記凹欠溝を形成した掘
削削チップの横断面形状に適合するように溝部が設けら
れるようになっているものである。
また、前記掘削チップは、円錐状の尖端部を残して、そ
の周側部の軸方向には、凹欠溝が形成され、しかも取付
け凹部にろう付けされたときには、掘削チップの凹欠溝
の軸方向長さの略半分がビット本体の溝部から露出する
ように構成されているものである。
(作用) 本考案のコニカルビットは、掘削機,掘進機などのカッ
ター本体が回転する際、カッター本体の取付け穴内で自
転するものである。そして、この場合、掘削チップの凹
欠溝が存在することから自転が円滑に促進されるもので
ある。
さらに、本考案のコニカルビットは、掘削チップの凹欠
溝および取付け凹部が形成されることにより、ろう付け
性が安定するとともに、ろう付け強度が高められるもの
である。
(実施例) 以下、本考案コニカルビットの一実施例について図を参
照しながら説明する。
第1図において、(1)は、掘削機などのカッター本体
(2)に例えば溶接などによって取付けられるサポート
ブロックであり、このサポートブロック(1)の取付け
穴(3)内には、コニカルビット(4)が回転可能に取
付けられる。
このコニカルビット(4)は、第2図および第3図で明
示されるようにビット本体(4a)およびシャンク部分
(4b)からなり、その中央部位にテーパーフランジ
(5)およびくびれ部分(6)を形成している。この場
合、くびれ部分(6)は、コニカルビット(4)の取外
し具(図示せず)が係止されるものである。
また、このコニカルビット(4)は、そのシャンク部分
(4b)の周囲しスリーブ状のリテーナ(7)が介在する
ことにより、取付け穴(3)内で自転できるようになっ
ている。この場合のリテーナ(7)は、軸方向にすり割
部分(7a)を有するものが適用されている。
さらに、コニカルビット(4)のビット本体(4a)に
は、第4図および第5図で明示されているように、その
先端には、溝部(8a)を備えた取付け凹部(8)が形成
され、この取付け凹部(8)内に超硬合金からなる掘削
チップ(9)がろう付けされる。そして、この掘削チッ
プ(9)は、第6図および第7図で明示されているよう
に円錐状の尖端部(9a)を有するとともに、その周囲に
は、複数個図示の場合では4個の凹欠溝(9b)が形成さ
れるものである。したがって、前記取付け凹部(8)に
は、掘削チップ(9)の横断面形状に適合するように放
射状の溝部(8a)が形成される。
しかして、前記掘削チップ(9)は、その周囲に設けら
れた凹欠溝(9b)の軸方向長さの略半分がビット本体
(4a)の溝部(8a)から露出しコニカルビットの自転を
促進する。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように掘削チップ(9)の周囲
に複数個の凹欠溝(9b)が形成するとともに、この凹欠
溝(9b)を有する横断面形状に適合する溝部(8a)を備
えた取付け凹部(8)がビット本体(4a)に形成される
ようにしたものであるから、コニカルビット(4)の自
転が促進され、また、ろう付けの安定によるろう付け強
度の向上も得られるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案コニカルビットを掘削機のカッターに
取付けた状態を示す概念的な説明図、第2図は、本考案
コニカルビットの一実施例を示す正面図、第3図は、そ
の平面図、第4図は、ビット本体を示す正面図、第5図
は、その平面図、第6図は、掘削チップを示す正面図、
第7図は、その平面図である。 (1)…コニカルビット、(4a)…ビット本体、(4b)
…シャンク部分 (8)…取付け凹部、(8a)…溝部、(9)…掘削チッ
プ (9a)…尖端部、(9b)…凹欠溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱状をなすビット本体(4a)の先端に設
    けられた取付け凹部(8)内には、略円錐状の尖端部
    (9a)を有する掘削チップ(9)がろう付けによって固
    定されるコニカルビットにおいて、 前記取付け凹部(8)は、前記凹欠溝(9b)を形成した
    掘削チップ(9)の横断面形状に適合するように放射方
    向の溝部(8a)が設けられており、 前記掘削チップ(9)は、円錐状の尖端部(9a)を残し
    て、その周側部の軸方向には、凹欠溝(9b)が形成さ
    れ、しかも取付け凹部(8)内にろう付けされたときに
    は、凹欠溝(9b)の軸方向長さの略半分がビット本体
    (4a)の溝部(8a)から露出するようになっていること
    を特徴とするコニカルビット。
JP3415389U 1989-03-24 1989-03-24 コニカルビット Expired - Lifetime JPH0649660Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3415389U JPH0649660Y2 (ja) 1989-03-24 1989-03-24 コニカルビット

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JP3415389U JPH0649660Y2 (ja) 1989-03-24 1989-03-24 コニカルビット

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Publication Number Publication Date
JPH02125094U JPH02125094U (ja) 1990-10-15
JPH0649660Y2 true JPH0649660Y2 (ja) 1994-12-14

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ID=31538380

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JP3415389U Expired - Lifetime JPH0649660Y2 (ja) 1989-03-24 1989-03-24 コニカルビット

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JP5769150B2 (ja) * 2011-10-04 2015-08-26 大成建設株式会社 掘削機

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JPH02125094U (ja) 1990-10-15

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