JPH0649565U - 水流切り換え機構 - Google Patents

水流切り換え機構

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JPH0649565U
JPH0649565U JP8441992U JP8441992U JPH0649565U JP H0649565 U JPH0649565 U JP H0649565U JP 8441992 U JP8441992 U JP 8441992U JP 8441992 U JP8441992 U JP 8441992U JP H0649565 U JPH0649565 U JP H0649565U
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JP
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water flow
degrees
port
shower
straight
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Application number
JP8441992U
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English (en)
Inventor
力 山下
Original Assignee
ホット株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シャワー状の水流もしくはストレート状の水流
もしくは浄水器への水流等のように、二つ以上の異なる
状態に切り換えるための機構を提供すること。 【構成】シャワー側へ連通するシャワー口5と、ストレ
ート側へ連通するストレート口6と、浄水器側へ連通す
る浄水器口7とが120度づつずれて開口している。回
転板9には180度ずらした二つの孔91,92と、6
0度ずつの6個の歯が形成されたラチェット歯車94と
が形成されている。押し部11を押す毎に、爪12がラ
チュット歯車94を60度ずつ回転させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家庭における蛇口に設ける水流切り換え機構に関し、特には、シャ ワー状の水流もしくはストレート状の水流もしくは分岐への水流等のように、二 つ以上の異なる状態に切り換えるための機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蛇口からの水流をシャワー状態とストレート状態とに切り換える切 り換え機構は種々提案ならびに販売されている。 中でも、上述したような二回路切り換えの場合には、レバーを切り換え操作す ることによって、二つの状態に交互に切り換える機構があった。
【0003】 また、複数の孔を開けた回転版を回すことによって切り換えるように構成され た切り換え機構もあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来は、レバー式は操作感覚が好まれないという点と、二回路切り換えは実現 しやすいが、三回路の切り換えに用いると、中間位置の操作感覚が不安定である という問題があった。そこで、回転板を回すことによる切り換え機構の場合には 、確かに三回路でも四回路でも同様に切り換えることができるが、三回路の切り 換えの場合には、120度も回さなければならないので、操作性が悪いという問 題があった。
【0005】 また、ノブを押すことによって水流を二種類に切り換えるものは、操作性や優 れているが、三種類に切り換えることはできなかった。
【0006】 そこで、本考案においては、優れた操作性の切り換え機構で、三種類の切り換 えが可能な機構を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、蛇口等からの水流を、シャワー側とストレート側と分岐側 との三種類に切り換える水流切り換え機構の、蛇口からの水流を導入する導入口 が設けられたケースの内部に、シャワー側へ連通するシャワー口と、ストレート 側へ連通するストレート口と、分岐側へ連通する分岐口とを、同一平面上で且つ 120度づつずらして開口するように配設し、前記平面内で回転するよう軸支し た回転板に、その回転軸を中心に180度ずらした二つの孔と60度ずつ6個の 歯が形成されたラチェット歯車とを設け、一回押す毎に前記ラチェット歯車を6 0度ずつ回転させることによって前記回転板を回転させて水流を切り換える円板 回転機構を設けるという手段を講じた。
【0008】 また、蛇口等からの水流を、シャワー側とストレート側と分岐側との二種類に 切り換える水流切り換え機構において、蛇口からの水流を導入する導入口が設け られたケースの内部に、シャワー側へ連通するシャワー口と、ストレート側へ連 通するストレート口とを、同一平面上で且つ180度ずらして開口するように配 設し、前記平面内で回転するよう軸支した回転板に、その回転軸を中心に120 度づつずらして三つの孔と60度ずつ6個の歯が形成されたラチェット歯車とを 設け、一回押す毎に前記ラチェット歯車を60度ずつ回転させることによって前 記回転板を回転させて水流を切り換える円板回転機構を設けるという手段を講じ た。
【0009】 また、前記回転板の周面に、60度おきに切り換え状態を示す文字もしくは図 形等を表示し、前記ケースの側面において前記円板の周面が見えるように透明部 分を設けてもよい。
【0010】
【作用】
上記手段を講じた本考案によれば、蛇口等から供給される水流を、シャワー側 とストレート側と分岐側との三種類に切り換える水流切り換え機構において、蛇 口からの水流を導入する導入口が設けられたケースの内部に、シャワー側へ連通 するシャワー口と、ストレート側へ連通するストレート口と、分岐側へ連通する 分岐口とを、同一平面上で且つ120度づつずらして開口するように配設し、前 記平面内で回転するよう軸支した回転板に、その回転軸を中心に180度ずらし た二つの孔を設けたので、この回転板に設けたラチェット歯車を円板回転機構を 押すことによって回転させると、回転板の孔と位置が合ったときに、シャワー側 とストレート側と分岐側とに順次水流は切り換えられる。
【0011】 このとき、前記ラチェット歯車の歯は60度ずつ形成されているので、円板回 転機構を押す毎に、回転板は60度ずつ回転し、押す毎に、シャワー側とストレ ート側と分岐側とに順番に切り換えられるのである。 また、蛇口等からの水流を、シャワー側とストレート側と分岐側との二種類に 切り換える水流切り換え機構の場合には、回転板の方に三つの孔を設けると、上 記同様に、順次切り換えることができる。
【0012】 また、前記回転板の周面に、60度おきに切り換え状態を示す文字もしくは図 形等を表示し、前記ケースの側面において前記円板の周面が見えるように透明部 分を設けると、回転板が回転して切り換える毎に、表示も対応して切り換わるの で、視認しやすくなる。 なお、蛇口に限らず湯沸器等から供給される水流(温水も含む)を切り換える ことができる。また、分岐側には、浄水器や食器洗器等の他の機器を接続するこ とができる。
【0013】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は前記実施例の水流切り換え機構の側面断面図、図2は前記水流切り換え 機構の要部を説明する分解斜視図である。
【0014】 図1,図2において、 1は水道の蛇口、2は本考案による水流切り換え機構、3は浄水器へ接続される 分岐側配管である。 の浄水器である。 前記水流切り換え機構2には、蛇口1からの水流を導入する導入口4が形成さ れるとともに、シャワー側へ連通するシャワー口5と、ストレート側へ連通する ストレート口6と、分岐側配管3へ連通する分岐口7とが、ケース8の内部にお いて同一平面に120度づつずれて開口している。
【0015】 前記シャワー口5はケース8の内部空間を通って多数の孔51に通じている。 前記ストレート口6は流路62を通って太い一本の出口61に通じている。分岐 口7は流路71を通って分岐側配管3へ通じ、浄水器等に接続されている。
【0016】 前記シャワー口5とストレート口6と分岐口7の開口を塞ぐ位置に、回転板9 が軸支されている。この回転板9には、その回転軸を中心に180度ずらした二 つの孔91,92と、60度ずつの6個の歯が形成されたラチェット歯車94と が形成されている。 10は円板回転機構であり、押し部11の先に連接された金属板状の爪12と バネ13とを備えている。この押し部11を押す毎に、前記爪12が前記ラチュ ット歯車94の各歯を一つずつ押して、歯車を一山ずつ(60度ずつ)回転させ るのである。
【0017】 図2及び図3の〔A〕の状態においては、蛇口1からの水流は、回転板9の孔 92を通ってストレート口6に導入され、流路62を通って出口61から出され る。
【0018】 ここで、前記円板回転機構10を操作すると、ラチェット歯車94が60度回 転して、図3の〔B〕のような状態になる。すると、回転板9の孔92は塞がれ るが、孔91はストレート口5と一致し、蛇口1からの水流はストレート口5を 通って多数の孔51からシャワー状となって吹き出す。
【0019】 更に、前記円板回転機構10を操作すると、ラチェット歯車94が更に60度 回転して、図3の〔C〕のような状態になる。すると、回転板9の孔91は塞が れるが、孔92は分岐口7と一致し、蛇口1からの水流は分岐口7を通って分岐 側配管3を経由して浄水器等へ供給される。
【0020】 前記回転板9はバネによって下方へ押圧されて状態で回転する。 また、浄水器への流路71には、ボール式の逆止弁4が構成されているので、 浄水器内の抵抗が大きくなった場合には、前記逆止弁4が開き、水流をシャワー 用の孔51から排出する。
【0021】 前記回転板9の周囲の外周面の6ケ所に水流の状態を示すマークを表示をし、 この表示が視認できるように、ケース8の側面に透明窓81を設けたので、回転 板9を回転させる毎に、前記透明窓81に順次現れるマークによって、現在の水 流の状態を知ることができる。 図4に示した例のように、回転板9の外周面のAの位置にはストレート状態を 表示する絵文字、Bの位置にはシャワー状態を表示する絵文字、Cの位置には浄 水器作動状態を表示する絵文字等を表示するとよい。
【0022】 また、水流の切り換えが、シャワー側とストレート側との二種類の場合には、 ケース8’の内部に、シャワー口5’とストレート口6’とを同一平面上で且つ 180度ずらして開口するように配設し、回転板9’のほうに三つの孔を設ける とよい。この場合の側面断面図を図5に示す。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案の水流切り換え機構によれば、蛇口からの水流を、シャワ ー側とストレート側と分岐側配管3との三種類に切り換えるときは、回転板に二 つの孔を設けて、これを60度すつ回転させるので、シャワー側とストレート側 と分岐側配管3とに順次切り換えることができるので、優れた操作性が得られる 。前記回転板は、円板回転機構を押すだけで水流が順次切り換わるので、操作が 簡単であるという効果が得られる。
【0024】 また、蛇口からの水流を、シャワー側とストレート側との二種類に切り換える ときは、回転板に三つの孔を設けて、これを60度すつ回転させると同様に、簡 単な操作で切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水流切り換え機構の実施例の側面断面
図である。
【図2】本考案の水流切り換え機構の実施例の要部の分
解斜視図である。
【図3】本考案の水流切り換え機構の作用を説明する要
部の平面図である。
【図4】本考案の水流切り換え機構の回転板の表示例を
示す斜視図である。
【図5】本考案の水流切り換え機構の別実施例の側面断
面図である。
【符号の説明】
1 蛇口 2 水流切り換え機構 5 シャワー口,シャワー側 6 ストレート口,ストレート側 7 分岐口,分岐側 9 回転板 10 円板回転機構 91,92 二つの孔 94 ラチェット歯車

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛇口等から供給される水流を、シャワー側
    とストレート側と分岐側とに切り換える水流切り換え機
    構において、 蛇口からの水流を導入する導入口が設けられたケースの
    内部に、シャワー側へ連通するシャワー口と、ストレー
    ト側へ連通するストレート口と、分岐側へ連通する分岐
    口とを、同一平面上で且つ120度づつずらして開口す
    るように配設し、前記平面内で回転するよう軸支した回
    転板に、その回転軸を中心に180度ずらした二つの孔
    と60度ずつ6個の歯が形成されたラチェット歯車とを
    設け、一回押す毎に前記ラチェット歯車を60度ずつ回
    転させることによって前記回転板を回転させて水流を切
    り換える円板回転機構を設けたことを特徴とする水流切
    り換え機構。
  2. 【請求項2】蛇口等から供給される水流を、シャワー側
    とストレート側とに切り換える水流切り換え機構におい
    て、 蛇口からの水流を導入する導入口が設けられたケースの
    内部に、シャワー側へ連通するシャワー口と、ストレー
    ト側へ連通するストレート口とを、同一平面上で且つ1
    80度ずらして開口するように配設し、前記平面内で回
    転するよう軸支した回転板に、その回転軸を中心に12
    0度づつずらして三つの孔と60度ずつ6個の歯が形成
    されたラチェット歯車とを設け、一回押す毎に前記ラチ
    ェット歯車を60度ずつ回転させることによって前記回
    転板を回転させて水流を切り換える円板回転機構を設け
    たことを特徴とする水流切り換え機構。
  3. 【請求項3】前記回転板の周面に、60度おきに切り換
    え状態を示す文字もしくは図形等を表示し、前記ケース
    の側面において前記円板の周面の表示が見える位置に透
    明部分を設けたことを特徴とする請求項1若しくは請求
    項2の何れか一方に記載の水流切り換え機構。
JP8441992U 1992-12-08 1992-12-08 水流切り換え機構 Pending JPH0649565U (ja)

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JP8441992U JPH0649565U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 水流切り換え機構

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JP8441992U JPH0649565U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 水流切り換え機構

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JPH0649565U true JPH0649565U (ja) 1994-07-08

Family

ID=13830069

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JP8441992U Pending JPH0649565U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 水流切り換え機構

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JP (1) JPH0649565U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004250894A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Inax Corp 吐水装置
JP2020158957A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社アースアンドウォーター 流量調整機能付き節水装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004250894A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Inax Corp 吐水装置
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