JPH0649550B2 - レア−テ−ピング装置 - Google Patents

レア−テ−ピング装置

Info

Publication number
JPH0649550B2
JPH0649550B2 JP61068582A JP6858286A JPH0649550B2 JP H0649550 B2 JPH0649550 B2 JP H0649550B2 JP 61068582 A JP61068582 A JP 61068582A JP 6858286 A JP6858286 A JP 6858286A JP H0649550 B2 JPH0649550 B2 JP H0649550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
taping
electric wire
linear velocity
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61068582A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62230571A (ja
Inventor
光夫 夏目
Original Assignee
神鋼電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP61068582A priority Critical patent/JPH0649550B2/ja
Publication of JPS62230571A publication Critical patent/JPS62230571A/ja
Publication of JPH0649550B2 publication Critical patent/JPH0649550B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高圧回転電機のステータコイルのレアーテー
ピング装置に関し、特に、電線のレアーテーピングと巻
形への巻取とを一貫した工程で行うレアーテーピング装
置に関する。
〔従来の技術〕 電圧回転電機のステータコイルはテープを巻き付けて絶
縁を施す(以下、レアーテーピングという)必要ある
が、コイルの巻線は長楕円形で縦横比が大きいためこの
巻形を一定速度で回転させて電線を巻取るときは、巻形
の回転位置により電線の線速度は大きく変化するため、
従来からレアーテーピングと巻取作業は別個の工程で行
われてきた。このような不具合を改善するため、レアー
テーピングと巻取作業を一貫した工程で行うことができ
るようにした巻線機の駆動装置が特公昭57−8026
号公報に関示されている。この装置では、アンコイラと
巻線機との間にテーピング装置を設け、巻線機の本枠
(巻形)を駆動する装置として、本枠の回転位置と特別
の幾何学的関係に配置したシリンダ、ピストンロッド及
びクランクを設け木枠を回転駆動し電線を定張力でかつ
電線の送り速度に追従した回転になるようにしたもので
ある。
しかし、このような油圧、機械的駆動装置は、各構成部
品の幾何学的関係位置の調整が必要でかつ繁雑であり、
また制御の精度についても十分でないという欠点があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、制御が容易でかつその精度の高いレア
ーテーピングと巻取作業を一貫した工程でできるレアー
テーピング装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
アンコイラと巻線機との間にテーピング装置を有するレ
アーテーピング装置において、アンコイラとテーピング
装置との間に電線の線速度を検出する速度検出器を設
け、テーピング装置及び巻線機をそれぞれ誘導電動機に
より駆動し、速度検出器からの速度検出信号に応じてテ
ーピング制御信号及び巻線制御信号を発生する制御盤を
備え、制御盤からのテーピング制御信号及び巻線制御信
号によりテーピング装置及び巻線装置のそれぞれの駆動
用誘導電動機を加減速制御するテーピング制御装置及び
巻線制御装置を設ける。
〔作 用〕
速度検出器からの速度検出信号に基づいて制御盤は、電
線の線速度に応じたテーピング制御信号を発生し、また
検出された線速度と所定の基準線速度との差に応じた巻
線制御信号を発生し、巻線制御装置は制御盤からの巻線
制御信号により巻線駆動用誘導電動機を電線の線速度が
基準線速度になるように制御し、また、テーピング制御
装置は制御盤からのテーピング制御信号によりテーピン
グ駆動用誘導電動機を検出された線速度に同期した回転
速度になるように制御する。
〔実施例〕
図面は本発明によるレアーテーピング装置の実施例でこ
のうち、アンコイラ1、テーピング装置3、巻線機4及
び巻形5は、従来のレアーテーピング装置に用いられて
いるものと同じである。本発明においては、テーピング
装置3及び巻線機4をそれぞれ誘導電動機6及び7によ
り駆動する。アンコイラ1とテーピング装置3の間に電
線2の線速度を検出する速度検出器10が設けられ、こ
の検出器10はどのような形式のものでもよいが、この
実施例では電線を一対のゴムローラで挟み、その間を電
線が通過することによりゴムローラが回転し、一方のゴ
ムローラの軸に取り付けたエンコーダを回転させること
により電線の線速度をディジタル信号として出す。テー
ピング制御装置8及び巻線制御装置9は、それぞれ制御
盤からの制御信号に従って、駆動用誘導電動機の回転速
度をこれらに与えられる供給電源の周波数を変えること
により制御するもので、例えば、トランジスタインバー
タを含み、商用電源(図示なし)と、駆動用誘導電動機
6、7との間に接続され、与えられる制御信号に従って
可変周波数(及び可変電圧)の交流電力に変換するもの
でこれ自体は公知の装置である。
制御盤11は、速度検出器10からの検出線速度信号を
受け、テーピング制御装置8に対しては、ディジタル信
号である検出線速度をD/A変換器12によりアナログ
信号に変換し、検出された線速度に応じたテーピング制
御信号を供給する。また巻取制御装置9に対しては、ア
ンプ13において検出された線速度を所定の基準線速度
と比較し、その差に応じた巻線制御信号を供給する。
動作を説明すると、アンコイラ1の1つ又は複数の電線
ドラムから引き出された電線2は束ねられた状態でテー
ピング装置3に入りテープ状の絶縁物が巻かれ、いわゆ
るレアーテーピングが行われ、次に巻線機4において回
転する長楕円状の巻枠5に巻き取られる。
巻形5は長楕円形であるので、巻形5を一定速度で回転
させると電線の線速度は巻形5の回転角が90゜(水平
方向に対して)のとき最大となり、0゜及び180゜の
とき零になる。
従って、本発明においては線速度を所定の基準速度に近
づけるように制御する。アンコイラ1とテーピング装置
3との間に置かれた速度検出器10からのディジタルの
速度検出信号は制御盤11に入り、D/A変換器12に
よりアナログ信号に変換された後、分岐して一方はテー
ピング制御装置8へ他方はアンプ13に供給される。ア
ンプ13においては検出された線速度は所定の基準線速
度(任意に設定できる)と比較されその差の量が、巻線
制御信号、即ち、加速減速指令信号として巻線制御装置
9に送られる。この場合、トランジスタインバータを含
む巻線制御装置9においては、巻形5の回転角が0゜
(又は180゜)に近い所では設定された基準線速度に
対して検出された線速度が小さいので、トランジスタイ
ンバータからの出力周波数は、線速度を増速する方向に
増加し、駆動用誘導電動機7の回転速度を増加させる。
逆に巻形5の回転角が90゜に近い所では検出された線
速度が基準線速度より大きくなるので、トランジスタイ
ンバータからの出力周波数が減少し駆動用誘導電動機7
の回転速度を低下させ、このようにして電線の線速度は
設定された基準線速度に近づくように制御される。な
お、この場合の電線の張力は、アンコイラ装置1のブレ
ーキ装置(図示なし)により一定に保持される。
一方、テーピング装置3の駆動用誘導電動機6は、同様
にトランジスタインバータを含むテーピング制御装置8
に検出された線速度を表わす信号が制御信号として供給
され、線速度が増加するときにはトランジスタインバー
タからは、これに追従するように出力周青波数は増加
し、また線速度が低下するときはトランジスタインバー
タの出力周波数は減少し、このため線速度の変化に同期
し、かつそれに追従した回転速度でテープを電線に巻き
付けテーピングをする。このためテープの重なり量は常
に一定に保たれる。なお、この場合、上述のように巻線
制御装置9により電線の線速度は、設定された基準線速
度に近くなるように制御されているので、テーピングの
ための駆動用誘導電動機6の回転速度の変化量は余り大
きくならない。
上述の実施例では、回転電機のステータコイルの製作に
ついて説明したが、ステータコイルに限らず一般的に巻
形が円形でないため巻取時に電線の線速度が変化し、巻
取と同時にレアーテーピングを行うことが困難であった
コイルに広く適用できる。
〔発明の効果〕
巻線機の駆動用誘導電動機を検出した線速度と設定した
基準線速度との差により可変周波数制御し巻形が長楕円
形にも拘わらず一定速度に近くなるようにすると共にテ
ーピング装置の駆動用誘導電動機を検出した線速度に同
期するように可変周波数制御しテープの巻付回転を電線
の線速度に同期し追従するようにしているのでテープの
重ね量は極めて高い精度で予め設定した一定の量が得ら
れる。
レアー絶縁を必要とするコイル製作の場合のように、レ
アーテーピングと巻線作業を一貫して一工程で行う場
合、従来の巻取機における油圧、機械的駆動装置に較べ
て、繁雑な調整を必要とせず、また巻線機の駆動装置は
線速度を検出して閉回路制御を行っているので自動的に
容易に制御できかつ制御の精度も高くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明によるレアーテーピング装置の配置を示
す側面図で、制御回路はブロック図で示す。 図において、 1……アンコイラ、2……電線、 3……テーピング装置、4……巻線機、 5……巻形、 6、7……駆動用誘導電動機、 8……テーピング制御装置、 9……巻線制御装置、 10……速度検出器、 11……制御盤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ又は複数の電線ドラムから電線が引き
    出されるアンコイラと、電線を長楕円形の巻形に巻き取
    る巻線機との間にテーピング装置を備え、レアーテーピ
    ングと巻形への巻取とを一貫した工程で行うレアーテー
    ピング装置において、 上記アンコイラと上記テーピング装置との間に設けられ
    電線の線速度を検出する速度検出器と、 上記テーピング装置及び上記巻線機にそれぞれ設けられ
    たテーピング駆動用誘導電動機及び巻線駆動用誘導電動
    機と、 上記速度検出器からの速度検出信号を受け、検出された
    電線の線速度に応じたテーピング制御信号、及び検出さ
    れた線速度と所定の基準線速度との差に応じた巻線制御
    信号をそれぞれ発生する制御盤と、 上記制御盤から上記巻線制御信号を受け、上記電線の線
    速度が上記所定の基準線速度になるように上記巻線駆動
    用誘導電動機の回転速度を制御する巻線制御装置と、 上記制御盤から上記テーピング制御信号を受け上記テー
    ピング駆動用誘導電動機の回転速度を上記線速度の変化
    に同期して変化するように制御し電線に対するテープの
    重なり量を一定に保つテーピング制御装置とからなるこ
    とを特徴とするレアーテーピング装置。
JP61068582A 1986-03-28 1986-03-28 レア−テ−ピング装置 Expired - Lifetime JPH0649550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61068582A JPH0649550B2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28 レア−テ−ピング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61068582A JPH0649550B2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28 レア−テ−ピング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62230571A JPS62230571A (ja) 1987-10-09
JPH0649550B2 true JPH0649550B2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=13377918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61068582A Expired - Lifetime JPH0649550B2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28 レア−テ−ピング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0649550B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102354231B (zh) * 2011-08-05 2013-06-19 上海邮政科学研究院 一种混合型分拣机运行速度调控方法
CN107500001A (zh) * 2017-07-31 2017-12-22 镇江泰舸电池隔膜科技有限公司 一种自动化控制放卷进料装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510511A (en) * 1978-07-10 1980-01-25 Nippon Atomic Ind Group Co Method of solidfying radioactive waste with plastics
JPS5811814U (ja) * 1981-07-10 1983-01-25 昭和電線電纜株式会社 平角絶縁電線

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62230571A (ja) 1987-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE8003043L (sv) Anordning och forfarande for drivning av en vexelstromsmotor
CA2159405C (en) Procedure for starting an elevator
JPH0649550B2 (ja) レア−テ−ピング装置
US20040021435A1 (en) DC brushless motor control apparatus
JPH06509779A (ja) ケーブル巻取り装置
JPH0220545B2 (ja)
JP2660073B2 (ja) 回転電機の巻線装置
JP2567281B2 (ja) テープ走行制御装置
JP2723451B2 (ja) ワイヤ放電加工装置
JPH04308490A (ja) ホールディングトルクブレーキ付きモータの制御方法と装置
JP3419120B2 (ja) テープ巻取り装置の巻取り方式
JPS62240252A (ja) 巻取り機の速度制御装置
TW278271B (en) Electric motor
JPS6240931A (ja) 電動機の制御装置
JPH02204266A (ja) コイル巻戻し制御装置
JPS5815422Y2 (ja) 巻取機制御装置
JPH02117566A (ja) ケーブルの定速度移動制御装置
JPS63256316A (ja) ワイヤ放電加工装置
SU1541745A1 (ru) Способ торможени асинхронного электродвигател
JPS62262696A (ja) スリツタの巻取ロ−ル駆動方法
JPH01270779A (ja) 電動機の速度制御装置
JPS62189987A (ja) 回転機能を有する電磁制動機
JPH0192165A (ja) ペーパーガイドロールの電動機制御装置
JPH02159002A (ja) コイル巻線機
JPH07157196A (ja) 巻取制御装置