JPH0649407U - 苗箱用ローラコンベヤにおける送り装置 - Google Patents

苗箱用ローラコンベヤにおける送り装置

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JPH0649407U
JPH0649407U JP8745992U JP8745992U JPH0649407U JP H0649407 U JPH0649407 U JP H0649407U JP 8745992 U JP8745992 U JP 8745992U JP 8745992 U JP8745992 U JP 8745992U JP H0649407 U JPH0649407 U JP H0649407U
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JP
Japan
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seedling box
feeding device
rollers
conveyor
roller
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Pending
Application number
JP8745992U
Other languages
English (en)
Inventor
健治 吉田
Original Assignee
吉徳農機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送り出し作業における労力の削減を図る。 【構成】 遊転ローラ4を複数備えたコンベヤ本体1
に、送り装置6を連結する。この送り装置6には、苗箱
Aの幅寸法に対応して左右水平ローラ13,14を設ける。
これら水平ローラ13,14を回転駆動する駆動モータ28を
設ける。 【効果】 左右水平ローラ13,14により送り出された苗
箱Aが、遊転ローラ4上を滑動して移送される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、苗箱を移送する苗箱用ローラコンベヤにおける送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来苗箱の移送には、左右レール間に複数の遊転ローラを設けた苗箱用ローラ コンベヤが使用され、この苗箱用ローラコンベヤでは、作業者が苗箱を押し出す ようにして遊転ローラ上を滑動させ、その慣性力により苗箱を移送するようにし ており、例えば車両荷台からの苗箱の荷卸し、あるいはビニールハウスからの苗 箱の出入れなどに広く用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の苗箱用ローラコンベヤでは、作業者が苗箱を押し出し、その押し出 す力による慣性力によって苗箱を移送するものであるため、移送作業が煩雑にな るとともに作業者の労力負担が大きいという欠点があった。また、押出す際の力 加減によっては苗箱がコンベヤの途中で止まってしまい、後の移送作業の妨げに なる場合もあり、特に比較的長い距離を移送するために複数の苗箱用ローラコン ベヤを接続して使用する場合などでは、確実に苗箱をコンベヤの終端まで移送で きないという問題があった。
【0004】 そこで本考案は作業性に優れ、比較的長い距離の苗箱の移送に適した苗箱用ロ ーラコンベヤにおける送り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は複数の遊転ローラ上を苗箱が滑動する苗箱用ローラコンベヤにおける 送り装置において、前記苗箱の幅に対応して配設された左右一対の水平ローラと 、これら水平ローラの少なくとも一方を回転駆動する回転駆動装置とを具備する ものである。
【0006】
【作用】
上記構成により、左右の水平ローラにより送り出された苗箱が、遊転ローラ上 を滑動して移送される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図6は本考 案の一実施例を示し、同図において苗箱用ローラコンベヤ本体1(以下、コンベ ヤ本体と称す。)は、断面コ字型のレール2,2を左右間隔を置いて配設し、こ れら左右レール2,2の長手方向の両端側にそれぞれ脚部3,3を設け、前記左 右レール2,2間に複数の遊転ローラ4を軸5にて遊転自在に設けている。また 、この例では前記コンベヤ本体1は長さが略3500ミリで、前記遊転ローラ4 を11個等間隔に設け、その遊転ローラ4は直径が60ミリで比較的大径をなし ている。
【0008】 送り装置6の機枠7は、単寸の左右レール8,8の下部をベース板9により連 結し、その長さ方向の端部側にそれぞれ脚部10,10が設けられている。また、そ れら左右レール8,8間に軸11を介して遊転ローラ12が遊転自在に設けられ、前 記左右レール8,8の上部に位置して左右一対の水平ローラ13,14が、苗箱Aの 幅寸法と等しくあるいは僅かに狭い間隔を置いて配設され、それら水平ローラ13 ,14は外周に弾力性を有するゴム等がリング状に設けられている。前記左水平ロ ーラ13は、前記機枠7の一側外周に固定された固定軸受15に回転軸16を介して回 動自在に設けられ、その回転軸16の下端には左スプロケット17が設けられている 。また、この左スプロケット17と並んでテンション用スプロケット18が設けられ 、このテンション用スプロケット18は、前記機枠7のレール8に基端を枢着した 回動腕片19の先端下部に回動自在に設けられ、前記回動腕片19は、その先端側に 連結されたコイルスプリング20によって図3中反時計回り方向に回動付勢されて いる。前記機枠7の右側外周には、枢軸21を介してコ字枠状の回動枠体22の基端 が枢着され、この回動枠体22の略中央位置に設けた可動軸受23に、回転軸24を介 して前記右水平ローラ14が回動自在に設けられ、その回転軸24の下端に右スプロ ケット25が設けられている。また前記回動枠体22の先端下部には、一端を前記機 枠7側に連結したコイルスプリング26が連結され、その回動枠体22を図3中時計 回り方向に回動するよう付勢し、これにより左右水平ローラ13,14間が狭められ る方向に付勢されている。また、前記回動枠体22の先端が当接する間隔調整用ボ ルト27が、前記機枠7に螺合されており、その間隔調整ボルト27の螺合を調節、 すなわち該ボルト27の突出寸法を調整することにより、前記回動枠体22のコイル スプリング26の付勢による回動位置を規制し、左右水平ローラ13,14の間隔を調 整できるようになっている。28は回転駆動装置たる駆動モータであって、前記機 枠7の左側部から突出した取付板29の下部に固定され、その駆動モータ28の駆動 軸30の上端に駆動スプロケット31が設けられている。そして、図3に示すように 、前記駆動スプロケット31,左右スプロケット17,25及びテンション用スプロケ ット18にチェーン32を掛装し、前記左右水平ローラ13,14をそれぞれ逆向方向に 回動し、かつそのテンション用スプロケット18により前記チェーン32にテンショ ンを付与するように構成している。
【0009】 前記コンベヤ本体1の一端には断面コ字型をなす連結挿入部34が固着されてお り、この連結挿入部34は前記レール2の先端より一部を突出し、先端が開口した 水平切欠孔35が形成され、また、前記レール2内に位置して取付雄螺子部36が突 設されている。さらに、その水平切欠溝35に対応して送り装置6の機枠7には連 結雄螺子部37が突設されている。38は板状をなす連結部材であって、前記取付雄 螺子部36が挿通する透孔39が穿設されていると共に、その先端側には前記水平切 欠孔35に対応して下部が開口した垂直切欠孔40が形成されている。そして前記水 平切欠孔35を連結雄螺子部37にスライド挿入し、連結部材38の透孔39に取付雄螺 子部36を挿通してナット36Aを螺着し、さらに水平切欠孔35と垂直切欠孔40を挿 通した連結雄螺子部37に、ナット37Aを螺着することにより、前記コンベア本体 1と送り装置6とが連結される。また、図4に示すように送り装置6の機枠7の 他端にも、連結挿入部34が設けられており、この連結挿入部34を介して前記コン ベヤ本体1の他端と連結できるようになっている。さらにまた、連結挿入部34を 介してコンベヤ本体1相互も連結可能になっている。尚、図中41は水平ローラ13 ,14を覆うカバー、42は前記レール8上に設けられたカバーレールであり、水平 ローラ13,14の一部が表出する開口部43が形成されている そして駆動モータ28を電源に接続し、図示しないスイッチを入れると、左右の 水平ローラ13,14がそれぞれ逆方向に回転駆動し、図1中左から送り装置6に苗 箱Aを入れると、該苗箱Aが左右水平ローラ13,14に挟まれながら一定速度で送 り出され、その慣性力によりコンベヤ本体1の遊転ローラ4上を滑動して移送さ れる。この場合、間隔調整用ボルト27により左右水平ローラ13,14の間を苗箱A の幅寸法とほぼ等しくあるいはやや狭く設定しておくと、左右水平ローラ13,14 間への苗箱Aの送り込みによって、右水平ローラ14側の回動枠体22がコイルスプ リング26の付勢に抗して図3中反時計方向に僅かに回動し、左右水平ローラ13, 14の間隔が可変し、苗箱Aに無理な力が働くことがなく、かつ確実に挟みつけて 該苗箱Aを送り出す。
【0010】 また、送り装置6の使用例としては、図6に示すように複数のコンベヤ本体1 ,1,1を連結し、これらコンベヤ本体1,1の間に送り装置6を設ける。そし て作業者は、図6中左から苗箱Aを送り込むと、その苗箱Aはコンベヤ本体1, 1を滑動し、慣性力が弱まり停止する前に、再度送り装置6によって図示右側に 送り出され終端位置まで移送される。
【0011】 このように本実施例では、複数の遊転ローラ4上を苗箱Aが滑動する苗箱用ロ ーラコンベヤにおける送り装置において、苗箱Aの幅に対応して配設された左右 一対の水平ローラ13,14と、これら水平ローラ13,14の少なくとも一方を回転駆 動する回転駆動装置たる駆動モータ28とを具備するものであるから、左右の水平 ローラ13,14により送り出された苗箱Aは、遊転ローラ4上を滑動して移送され るため、作業者の労力が削減され、苗箱用ローラコンベヤにおける移送作業性の 向上を図ることができ、さらに、人力に比べて比較的長い距離苗箱Aを移送する ことができる。
【0012】 また実施例上の効果として、右水平ローラ14を回動枠体22を介して設け、かつ この回動枠体22をコイルスプリング26により回動付勢したことにより、苗箱Aを 送り込むと、この苗箱Aの大きさに対応して左右水平ローラ13,14の間隔が可変 し、苗箱Aに無理な力が働くことなく、かつ確実に挟みつけて該苗箱Aを送り出 すことができる。さらに、間隔調整用ボルト27により左右水平ローラ13,14の間 隔を調整可能に設けたことにより、異なる幅寸法の苗箱を移送することもできる 。さらにまた、送り装置6とコンベヤ本体1あるいはコンベヤ本体1相互は、連 結挿入部34等を介して連結自在であるから、使用場所あるいは使用目的によって コンベヤ本体1間に送り装置6を連結するなど種々の連結を行うことができ、コ ンベヤ本体1の間に送り装置6を連結した場合にあっては、人力による送り出し と送り装置6による送り出しを合わせて行うことができ、より長い距離の移送に 適したものとなる。しかも、コンベヤ本体1及び送り装置6においては、比較的 大径の遊転ローラ4,12を用いることにより、該遊転ローラ4,12の慣性力が大 となり、小さい力で長い距離、苗箱Aを移送することができる。
【0013】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能である。例えば実施例においてはチェーン32を介し て左右水平ローラを回転駆動するように構成したが、いずれか一方の水平ローラ を回転駆動し、他方の水平ローラを遊転可能に設けるようにしてもよい。また、 送り装置6の両端にコンベヤ本体1を連結し、他端側のコンベヤ本体の上部に播 種機を設け、この播種機により苗箱Aに種を播いた後、送り装置6により苗箱A を一端側のコンベヤ本体1へと送り出すようにするなど種々の使用方法に用いる こと可能である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は複数の遊転ローラ上を苗箱が滑動する苗箱用ローラコンベヤにおける 送り装置において、前記苗箱の幅に対応して配設された左右一対の水平ローラと 、これら水平ローラの少なくとも一方を回転駆動する回転駆動装置とを具備する ものであるから、作業性に優れ、比較的長い距離の苗箱の移送に適した苗箱用ロ ーラコンベヤにおける送り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を示す送り装置の底面図であ
る。
【図4】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す要部の分解斜視図であ
る。
【図6】本考案の一実施例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ本体 4 遊転ローラ 6 送り装置 12 遊転ローラ 13 左水平ローラ 14 右水平ローラ 28 駆動モータ(回転駆動装置)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊転ローラ上を苗箱が滑動する苗
    箱用ローラコンベヤにおける送り装置において、前記苗
    箱の幅に対応して配設された左右一対の水平ローラと、
    これら水平ローラの少なくとも一方を回転駆動する回転
    駆動装置とを具備することを特徴とする苗箱用ローラコ
    ンベヤにおける送り装置。
JP8745992U 1992-12-21 1992-12-21 苗箱用ローラコンベヤにおける送り装置 Pending JPH0649407U (ja)

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JPH0649407U true JPH0649407U (ja) 1994-07-08

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