JPH0649316Y2 - 競技用得点表示システム - Google Patents

競技用得点表示システム

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JPH0649316Y2
JPH0649316Y2 JP11235389U JP11235389U JPH0649316Y2 JP H0649316 Y2 JPH0649316 Y2 JP H0649316Y2 JP 11235389 U JP11235389 U JP 11235389U JP 11235389 U JP11235389 U JP 11235389U JP H0649316 Y2 JPH0649316 Y2 JP H0649316Y2
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裕明 室井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、バスケットボールやバレーボールなどの競技
で使用される競技用得点表示システムの改良に関する。
[従来の技術] 近時、バスケットボールやバレーボールなどの試合にお
いて、得点表示を行なうために、チームの名称や得点な
どの情報を得点操作盤から遠隔操作によって得点表示盤
に表示させるようにした競技用得点表示システムが開発
され使用されて来ている。
このような得点表示システムは、試合の開始前に、予め
2枚のチーム名書込カードにチームの名称を書き込み、
このカードをカードリーダに挿入してそのキャラクター
データを読取らせ、このキャラクターデータに従って得
点表示盤にチーム名を表示させるようになっている。
ところが、従来のこのようなシステムでは、試合前の短
時間で対戦する2つのチームの名称を読込ませる操作を
行なう必要があるため、1枚目のカードを入れたのか2
枚目のカードを入れたのかわからなくなって、再度同じ
カードを挿入したり、読込が終了していないにもかかわ
らずカードを引き抜いたりする操作ミスが多く、試合の
進行を円滑に行なうことができなかった。
また、一枚のチーム名書込カードに続けて2チームのチ
ーム名称を記入してカードリーダで読込むものもある
が、トーナメント形式の試合では、次々に対戦相手が変
わって行くために、その都度改めてチーム名書込カード
に記入する必要が有り、面倒であった。
[考案が解決しようとする課題] 上記事情に鑑みて提案される本考案は、チーム名書込カ
ードのキャラクターデータをカードリーダで読み取る場
合に、書込表示灯及び鳴動音によって操作を誘導するこ
とによって、操作ミスをなくし容易にチーム名の入力を
行なうことができる競技用得点表示システムを提供する
ことを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される請求項1に記載の
本考案は、少なくともチーム名表示部と得点表示部とを
含んで成る得点表示盤と、この得点表示盤に表示するデ
ータを入力するための得点操作盤と、2枚のチーム名書
込カードを順次挿入して各カードに書き込まれた対戦す
る2つのチームのチーム名のキャラクターデータを読み
取るとともに、各部の必要な信号処理を行なう信号処理
回路を有したカードリーダとを信号線で接続した構成の
競技用得点表示システムであって、上記カードリーダ
が、上記チーム名書込カードに書き込まれたキャラクタ
ーデータを上記信号処理回路において読込可能状態にす
る書込スイッチと、上記信号処理回路によって駆動され
て読込可能状態を表示する書込表示灯と、上記信号処理
回路によって駆動されてキャラクターデータを読込むデ
ータ読取手段と、上記信号処理回路によって駆動されて
上記チーム名書込カードの搬送を行なうカード搬送手段
と、上記チーム名書込カードの上記カード搬送手段によ
る搬送の開始および終了を検出するカード検出手段と、
上記信号処理回路の駆動信号に応じて鳴動音を出力する
鳴動手段とを備えており、上記書込スイッチが操作され
て1枚目の上記チーム名書込カードのキャラクターデー
タの書込可能状態になったときには、上記書込表示灯に
よって書込可能状態を表示し、1枚目の上記チーム名書
込カードが挿入されると上記カード検出手段で検出して
カード搬送手段によってカードの搬送を開始するととも
に、上記鳴動手段によって鳴動音を出力させ、該チーム
名書込カードに書き込まれたキャラクターデータを上記
データ読取手段で読み取って上記信号処理回路で必要な
信号処理を行い、この読込が終了したときには、上記書
込表示灯の表示を解除するとともに該チーム名書込カー
ドを送出させ、このカードの送出を上記カード検出手段
によって検出して上記鳴動手段を駆動して鳴動音を出力
し、この後に、上記信号処理回路によって2枚目の上記
チーム名書込カードの書込可能状態にして上記書込表示
灯で表示を行ない、2枚目の上記チーム名書込カードを
挿入することによって上記1枚目のカードと同様の動作
を繰り返して行なう構成とされている。
請求項2に記載の本考案は、上記カードリーダの書込表
示灯が、2枚のチーム名書込カードの読取可能状態を個
別に示す2つの書込表示灯で構成されている。
また、請求項3に記載の本考案は、上記カードリーダの
書込表示灯が、2枚のチーム名書込カードの読取可能状
態を示す1つの書込表示灯を設け、各々のカードの読み
込み可能状態において、その点灯態様を変化させる構成
としている。
[作用] 請求項1に記載の本考案では、カードリーダの書込スイ
ッチが操作されると1枚目のチーム名書込カードのキャ
ラクターデータの書込が可能な状態となり、書込表示灯
が書込可能状態を表示する。そして、1枚目の上記チー
ム名書込カードを挿入するとカード検出手段で検出して
カード搬送手段でカードの搬送を開始するとともに、鳴
動手段によって鳴動音を出力し、チーム名書込カードに
書き込まれたキャラクターデータがデータ読取手段で読
み取られて信号処理回路で必要な信号処理を行う。この
読込が終了したときには、書込表示灯の表示を解除して
チーム名書込カードをカード送出口から送出し、このカ
ードの送出をカード検出手段で検出して鳴動手段から鳴
動音を出力する。この後に、上記信号処理回路によって
2枚目の上記チーム名書込カードの書込可能状態すると
書込表示灯が書込可能状態を表示し、2枚目のチーム名
書込カードを挿入すると上記1枚目のカードと同様の動
作を繰り返してキャラクタデータの読込を行なう。
請求項2に記載の本考案では、カードリーダの書込スイ
ッチを操作すると、カードリーダに設けられた2つの書
込表示灯の一方が書込可能状態の表示を行なう。そし
て、一枚目のカードのキャラクタデータの読込が終了す
ると、他方の書込表示灯が代わって表示を行い、2枚目
のカードのキャラクタデータの読込が終了すると表示を
解除する。
請求項3に記載の本考案では、カードリーダの書込スイ
ッチを操作すると、カードリーダに設けられた書込表示
灯が点灯表示を行う。そして、一枚目のカードのキャラ
クタデータの読込が終了すると、書込表示灯の点灯態様
が変化して表示を行い、2枚目のカードのキャラクタデ
ータの読込が終了すると表示を解除する。
[実施例] 以下に、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案のシステムの基本構成を示したもの
で、図において、1は得点操作盤、2・・は得点表示
盤、3はファール操作盤、4はカードリーダであり、得
点表示盤2・・へは分電盤(不図示)を介して交流電源
が供給され、得点操作盤1へは、ジャンクションボック
スJのコネクタJ1に接続された電源線1のコネクタP1
を介して交流電源が供給されており、更に、得点操作盤
1で入力された表示データは、信号線l2、ジャンクショ
ンボックスJのコネクタJ2及び信号線l5を介して、各得
点表示盤2・・に伝送されて表示が行なわれる構成とさ
れており、得点操作盤1には、信号線l3を介してファー
ル操作盤3が接続され、信号線l4を介してチーム名のキ
ャラクターデータを読み取るカードリーダ4が接続され
た構成とされている。
第2図は、このシステムで使用される得点表示盤2の表
示パネル面を示したもので、21は16×64個のLEDをマト
リクス状に配したドットマトリクス表示体で形成された
チーム名表示部、22は磁気反転表示素子で形成された競
技時間表示部、23は磁気反転表示素子で形成された得点
表示部、24は16×32個のLEDをマトリクス状に配したド
ットマトリクス表示体で形成されたピリオド表示部、25
は14×14個のLEDで三角記号を表示するようにしたサー
ブ権表示部、26は磁気反転表示素子で形成されたセット
スコア表示部、28はタイムアウト表示部、29は7ファー
ル表示部であり、この得点表示盤2の両側には、磁気反
転表示素子で形成された得点結果表示部27aを有した得
点結果表示盤27が取り付けられた構成とされており、後
述する得点操作盤と信号線で接続されて、入力されたデ
ータの表示を行なうようにされている。
このような得点表示盤2に使用される磁気反転表示素子
200は、第2a図に示したように、回転軸202に固定された
表示板201に永久磁石205が取り付け固定されており、こ
の永久磁石205に対向させて鉄芯203にコイル204を巻い
て形成された電磁石を配し、このコイル204の通電電流
を逆極性に切り換えることによって表示板201を反転さ
せるもので、この表示板201の表裏を例えば黒色、白色
に塗装することにより、これらの磁気反転表示素子200
を多数マトリクス状に配することによって文字、符号な
どの表示を行なうようにしている。
尚、本考案の得点表示盤2の各表示部には、上述したよ
うなLEDで構成されたドットマトリクス表示体や磁気反
転表示素子の他に、プラズマディスプレイや液晶パネル
などを使用して構成することも可能である。
第3図は、得点操作盤1の操作パネル及び背面パネルを
示したもので、図において、1aは電源スイッチ、1bはピ
リオド表示を和文と英文とに切換設定するための和文/
英文切換スイッチ、1cは電源線l1のコネクタP1を接続し
て交流電源を供給する電源コネクタ、1dは信号線l2のコ
ネクタP2を接続して得点表示盤2に表示データを出力す
る信号コネクタ、1eは信号線l3のコネクタP3を接続して
ファール操作盤3からの信号を受けるファール操作盤接
続コネクタ、1fは信号線l4のコネクタP4を接続してカー
ドリーダ4からのキャラクターデータを入力するカード
リーダ接続コネクタである。
また、11は電源スイッチ1aの投入によって点灯表示する
電源表示灯11aを有した電源表示部、12は初期リセッ
ト、内蔵電池のチェック及び競技種目の設定を行なう初
期設定部、13はハーフタイムが経過したときの鳴動音な
どを設定するハーフタイム設定部、14はハーフタイムを
変更設定するためのハーフタイム可変設定部、15はファ
ールが発生したときに試合時間のカウントを中断あるい
は再開するためのスタート/ストップスイッチ15aとピ
リオドを設定入力する6個のピリオド設定スイッチ15b
・・と各々のモニタランプ15c・・とを備えたピリオド
設定部、16は各チームの得点、サーブ権などのデータを
入力するとともにモニタする得点入力部、17はセットカ
ウントスコアの設定、訂正を行なうセットカウントスコ
ア設定部を示している。
この得点操作盤1において、ピリオド設定部15は、ピリ
オドデータを入力する6個のピリオド設定スイッチ15a
が設けられ、これらのピリオド設定スイッチ15aは、初
期設定部12で設定された競技種目に応じて「1セッ
ト」,「2セット」・・・「5セット」および「休憩」
を入力するか、または「前半」,「休憩」,「後半」,
「休憩」,「延長」,「休憩」を入力するかを自動的に
選択設定される。また、これらの表示は上述した得点操
作盤1の和文/英文切換スイッチ1bを英文側に設定する
ことによって、「1SET」,「2SET」・・・「5SET」およ
び「INT」あるいは、「1ST」,「INT」,「2ND」,「IN
T」,「EXT」,「INT」に切換表示される構成となって
いる。
尚、得点操作盤の動作及び操作については、後述する動
作説明及び操作例で詳述する。
第4図は、ファール操作盤3の操作パネルを示したもの
で、図において、3aは信号線l3を介して得点操作盤1に
接続される接続コネクタ、30はファールをした選手の背
番号とファール回数の表示を兼ねた競技時間モニター、
31,32はファールをした選手の属するチーム(Aチーム
およびBチーム)を選択するためのチーム選択スイッ
チ、31a,32aはそのモニタランプ、33,34は各チームのト
ータルのファール回数モニター、35はファールをした選
手の背番号を入力するためのテンキー、35aは訂正時の
キャンセルキー、36は入力データを確定する場合の設定
スイッチ、37は得点表示盤2へ表示を行なうための表示
スイッチ、38は各選手毎のファール回数をチェックする
ための個人ファールチェックスイッチ、38aはそのモニ
タランプ、39は入力したファール回数を1づつ減少させ
る場合の訂正キー39aはそのモニタランプを示してい
る。
尚、このファール操作盤3の動作及び操作についても、
後述する動作説明及び操作例で詳述する。
第5図は、信号線l4を介して得点操作盤1に接続される
カードリーダ4の操作パネルを示したもので、図におい
て4aは後述するチーム名書込カードの挿入口、4bはチー
ム名書込カードの送出口、4cはチーム名書込カードに書
き込まれたキャラクターデータを読み込む信号処理回路
(不図示)を書込み可能状態にする書込設定スイッチ、
4d,4eは対戦する2つのチームのチーム名書込カードの
書込可能状態を表示する書込表示灯を示している(請求
項2に対応)。
また、このカードリーダ内部には、チーム名書込カード
に記入されたキャラクターデータおよびタイミングマー
クを読み込むために、17個の光学的な読込素子が設けら
れており、タイミングマークに従って記入されたキャラ
クターデータを読み込んで信号処理回路に伝送する。
第6図は、第5図に示したカードリーダ4に挿入して、
チーム名のキャラクターデータを書き込むためのチーム
名書込カード5を示している。このチーム名書込カード
5には、得点表示盤2のチーム名表示部21に表示される
チーム名を構成するマトリクス状に配された各表示素子
に対応させて予め縦に16個、横に16×4個に区切られた
方眼升目5bとタイミングマーク5aとが表示されており、
カードリーダ4では、このタイミングマークと、各列毎
の16個のキャラクタデータの合計17個のキャラクタデー
タを読込むための光学読取素子(本実施例では、反射型
のフォトカプラを使用)を一列に配して読取りを行なっ
ている。
従って、このようなチーム名書込カード5にチーム名を
記入する場合、記入は方眼升目5bを最小の単位として行
なうので、カードリーダの光学読取素子の読取動作が確
実に行える。
次に、このチーム名書込カード5に書き込んだキャラク
タデータをカードリーダ4で読み込む場合の動作を、第
7図のブロック図及び第8図のタイミングチャートを参
照して説明する。
カードリーダ4の書込スイッチ4cを操作すると、Aチ
ームの書込表示灯4dが点灯して書込み可能状態となる
(第8図(a),(b)参照)。
Aチームの名称を記入したチーム名書込カード5をカ
ード挿入口4aに挿入すると、カード検出手段4gで検出し
て鳴動手段4hから鳴動音を出力するとともに、カード搬
送手段4fによってカードが自動的に搬送されて、データ
読取手段によってキャラクターデータの読込が行なわ
れ、読み取られたキャラクターデータはI/Oポート4lを
通じてCPU4iによりRAM4jに記憶される(第8図(c),
(f)参照)。
キャラクタデータの読込が終了するとカード検出手段
4gで検出して鳴動手段4hで鳴動音を出力するとともに、
カード搬送手段4fによってチーム名書込カード5を送出
口4bから送出し、Aチームの書込表示灯4dが消灯してB
チームの書込表示灯が点灯する。そして、続いてBチー
ムの名称を記入したチーム名書込カード5を挿入すると
同様にして読込が行なわれて、読込が終了すると鳴動音
がする。そして、これらの読み込まれたキャラクタデー
タはI/Oポート4mを通じて信号線1に送出される(第
8図(d),(e),(f)参照)。
得点操作盤1は、信号線l4を通じて伝送されたキャラ
クタデータをI/Oポート1を介して受け、伝送ユニッ
ト1kを介して信号線l2(l−5)に送出する。
得点表示盤2は、信号線l2(l5)を通じて伝送された
キャラクタデータを伝送ユニット2aで受信し、チーム名
表示部21の表示ボード210のI/Oポート210aを介してCPU2
10bに伝送し、CPU210bでは、必要な信号処理を行なうと
ともに、キャラクタデータの内16×16ドット分のデータ
のみをI/Oポート210fを介してマトリクスドライバー210
gに伝送して、ドットマトリクス表示体210hを駆動して
表示を行なう。
次に、表示ボード210のCPU210bで受けたキャラクタデ
ータの内、16×16ドットのデータ以降のデータは、順次
表示ボード211,212,213に伝送されて、同様にしてドッ
トマトリクス表示体211g,212g,213gに各々16×16ドット
分のキャラクタデータを表示し、これら4つの表示ボー
ドで一つのチームの名称を表示する。
尚、上記チーム書込カード5は、16ドット×64ドットの
方眼升目が設けられたものであるが、このようなものに
限られず、カードリーダ4を25個の光学読取素子を配し
たものを使用するときには、例えば24ドット×96ドット
の方眼升目を表示し、その4ドット毎に第1の指標線、
その第1の指標線の6本毎に第2の指標線を設けたチー
ム書込カードとしたものとすることもできる。この場合
には、JISX9502で規定される24ドット表示装置用字形を
参照して容易に記入することが可能である。
また、上記チーム名表示部21は16×16ドットの表示を行
なう4個の表示ボード210〜213を連接した構成としてい
るが、16×64ドットの表示を行なう1つの表示ボードで
構成することも可能である。
次に、第9図はカードリーダ4に書込表示灯4d′を1つ
だけ設けたもので、2枚のチーム名書込カード5の読込
可能状態に応じてその表示色を変化させるようにしてい
る。従って、その表示色に応じてチーム名書込カード5
を挿入することにより、容易にカードの読込操作を行な
うことが可能である。尚、本実施例では、書込表示灯4
d′の表示色を変化させる構成としているが、例えば点
灯と点滅で区別させることも可能である(請求項3に対
応)。
最後に、上述した競技用得点表示システムで、一例とし
てバスケットボールの試合を行なうときの操作方法を以
下に順を追って説明する。
得点表示盤のチーム名表示切換・・・得点表示盤2内
のチーム名切換スイッチ(不図示)を、「A,B」または
「B,A」側に切換え設定する。(得点表示盤2がコート
に対して対向して設置されているときに、表示方向を合
わせるため。) 電源の通電・・・得点操作盤1の電源スイッチ1aを投
入。電源表示ランプ11aが点灯。得点操作盤1および得
点表示盤2の各表示部はすべてブランクを表示。
内蔵電池の電圧チェック・・・初期設定部12の電池チ
ェックスイッチ12eを操作してモニタランプ12fが点灯す
れば、内蔵電池の電圧正常。
初期設定・・・初期設定部12の表示クリアースイッチ
12aを2秒間以上操作。得点表示盤2の得点表示部23に
「0」が表示される。
競技種目の選択・・・初期設定部12の種目選択スイッ
チ12bを操作すると各種目のモニタランプ12cが順にフラ
ッシングするので、バスケット,ハンドボールのモニタ
ランプ12cをフラッシングさせてから、種目設定スイッ
チ12dを操作して、種目を設定する。モニタランプはフ
ラッシングから点灯に切り換わる。
チーム名の書込 a.チーム名書込カードの記入・・・2枚のチーム名書込
カード5の方眼升目5bに、「JISX9501」表示装置用16ド
ット字形などを参照して、対戦する2つのチームの名称
を別々に記入する。
b.カードリーダでの読込・・・カードリーダ4の書込ス
イッチ4cを操作してAチームの書込表示灯4dを点灯させ
てから、Aチームのチーム名書込カード5をカードリー
ダ4のカード挿入口4aに挿入する。チェック音が鳴動し
て、カードのキャラクターデータの読込が開始し、読込
が終了すると、カード送出口からチーム書込カード5が
送出され、再びチェック音が鳴動して、Aチームの書込
表示灯4dに代わってBチームの書込表示灯4eが点灯し、
同様にしてBチームのチーム名書込カード5のキャラク
ターデータの読込を行なう。2枚のチーム名書込カード
5のキャラクターデータをカードリーダ4で読み込む
と、得点表示盤2のチーム名表示部21,21に表示され
る。尚、表示されたチーム名がコートと逆のときには、
得点操作盤のチェンジコートスイッチ16hをして表示を
反転させる。
競技時間の設定 a.ブザーの設定・・・タイムアップ時のブザーの鳴動を
設定するために、ブザー選択スイッチ13aを操作して、
ブザー選択モニタランプ13bの「自動」,「OFF」,「手
動」のいずれかを選択。
b.競技時間設定・・・20分ハーフの試合では、「20分ハ
ーフ」スイッチ13fを操作してモニタランプ13gを点灯さ
せる。
c.ピリオド、時間表示・・・ピリオド設定部15のピリオ
ド設定スイッチ15bの「前半」を操作するとモニタラン
プ15cが点灯し、競技設定時間モニタ14aに「20」、競技
時間モニタ16cに「20」が表示され、得点表示盤2の時
間表示部22に「20.00」、ピリオド表示部に「前半」が
表示される。この表示は、ピリオド設定スイッチ15bを
順に操作することによって切り換えられる。
d.和文/英文切換・・・得点操作盤の和文/英文切換ス
イッチ1bを操作すると、得点表示盤2のピリオド表示部
24の表示を和文と英文とに切換わる。
e.「20分ハーフ」以外の試合・・・「20分ハーフ」スイ
ッチ13fを操作してモニタランプ13gを消灯させる。ハー
フ時間設定スイッチ14b,14cを操作して、競技設定時間
モニタ14aの表示を希望の時間に設定し、セット/リセ
ットスイッチ14dを2秒以上操作する。
競技時間のスタート/ストップ・・・競技時間のスタ
ート、ストップ・・・競技中にファールが発生したとき
などに、得点操作盤1のスタート/ストップスイッチ15
aを操作すると、モニタランプ15dが消灯して競技時間の
計測を停止する。再度このスタート/ストップスイッチ
15aを操作するとモニタランプ15dが点灯して、競技時間
の計測を再開する。
試合を中止する場合 a.「20分ハーフ」試合の場合・・・スタート/ストップ
スイッチ15aを操作して試合時間のカウントを停止し、
ピリオド設定部15のピリオド切換スイッチ15bの内、現
在モニタランプ15cの点灯中のスイッチを操作してモニ
タランプを消灯させる。これによって得点表示盤2の時
間表示部22とピリオド表示部24の表示が解除される。
b.「20分ハーフ」以外の試合の場合・・・スタート/ス
トップスイッチ15aを操作して試合時間のカウントを停
止し、ピリオド設定部15のピリオド切換スイッチ15bの
内、現在モニタランプ15cの点灯中のスイッチを操作し
てモニタランプを消灯させる。これによって得点表示盤
2の時間表示部22とピリオド表示部24の表示が解除さ
れ、その後にセット/リセットスイッチ14dを操作して
設定時間をクリアする。
計時方式・・・バスケットボールでは、計時方式は自
動的に残時間表示となり、計時方式選択スイッチ13dの
操作は作動しない。
「前半」の開始、終了・・・試合の開始と同時にスタ
ート/ストップスイッチ15aを操作するとモニタランプ1
5dが点灯し、時間表示は残時間を表示する。試合の中断
と同時にスタート/ストップスイッチ15aを操作すると
モニタランプが消灯して、計時がストップする。
得点の操作 a.得点の入力・・・得点したチームの得点スイッチ16a,
16bを操作する毎に、1点づつ加算され、得点表示盤2
と得点モニタ16d,16eに合計得点が表示される。
b.得点に訂正・・・得点を間違って入力したときには、
「−1」スイッチ16iを操作してモニタランプ16kを点灯
された後に、間違えたチームの得点スイッチ16a,16bを
操作すると、1点づつ減算される。訂正後に再度「−
1」スイッチ16iを操作してモニタランプ16kを消灯させ
る。
c.得点のリセット・・・得点リセットスイッチ16jを操
作すると、両チームの得点をリセットされて「0」にな
り、同時にチームファール数表示もリセットされてブラ
ンクになる。
尚、得点操作部16のタイムアウトスイッチ16l,16mはタ
イムアウトを取ったチーム側を操作することによって、
得点表示盤2のタイムアウト表示部28にタイムアウト表
示を行なうものである。また、サーブスイッチ16f,16g
はサーブ権を有するチームのスイッチを操作することに
よって、得点表示盤2のサーブ権表示部25に三角の表示
を行なうものであり、サーブoffスイッチ16pを操作する
とサーブ権の表示を解除される。
チームファールの操作(ファール操作盤が接続されて
いないときのみ操作可能) a.ファールをしたチームのチームファール数スイッチ16
nまたは16oを操作する。1回操作する毎に「1」づつ加
算され、得点表示盤2の「7ファール表示部」29と得点
操作盤1の「7ファールモニタ」16d,16eに合計ファー
ル数が表示され、ファールをしたチーム側のサーブ権表
示部25がフラッシングする。
b.ファールを間違えて入力したときには、「−1」スイ
ッチを操作してモニタランプを点灯させ、間違えたチー
ムのチームファール数スイッチ16nまたは16oを操作し
て、訂正する。訂正終了後は「−1」スイッチを操作し
てモニタランプを消灯させる。
c.得点リセットスイッチを操作すると、両チームのファ
ール数がリセットされて、ブランク表示となり、同時に
得点表示もリセットされて「0」となる。
d.7回目のファールは得点表示盤2の「7ファール表示
部」29が「7」を表示し、フラッシングして「7ファー
ル」を表示する(フラッシングは10回で止まる)。サー
ブ権表示部25もファール表示を点灯によって行なう。
尚、このような得点操作盤1によるファールの表示は、
ピリオド表示部24には行なわれない。また、ファール操
作盤3を接続しているときには、得点操作盤1のチーム
ファール数スイッチ16n,16oの操作が効かくなくなり、
以下に述べるように、ファール操作盤3によってファー
ルデータの入力操作が行なわれる。
ファール操作盤によるファール操作 a.ファールが発生したら、得点操作盤1のスタート/ス
トップスイッチ15aを操作して競技時間の計測を停止す
る(ファール操作盤は、時間の計測が停止しているとき
のみ操作可能)。このとき得点表示盤2の競技時間表示
部22及び得点操作盤1の時間モニタ部16cは残時間を表
示する。
b.ファールがあった側のチーム選択スイッチ31または32
を操作すると、モニタランプ31a(32a)が点灯し、ファ
ールをした側のファール表示モニタ33(34)がフラッシ
ングし、競技時間モニタ30に「 − 」が表示され
る。
c.テンキー35を操作して、ファールをした選手の背番号
を入力すると、競技時間モニタ30に「(背番号)−(前
回までのファール回数)」が自動的に表示される。ファ
ール表示モニタ33,34には各チームのこれまでのファー
ルのトータルが表示され、ファールをしたチーム側がフ
ラッシングする。
d.設定スイッチ36を操作すると、今回のファールが競技
時間モニタ30とファール表示モニタ33,34に加算され、
ファールしたチームのファール表示モニタがフラッシン
グする。
e.表示スイッチ37を操作するとモニタランプ37aが点灯
して、得点表示盤2のピリオド表示部24に、ファールし
た選手の背番号とファール回数とが表示されるととも
に、「7ファール表示部」29も1加算した数字を表示
し、ファールをしたチームのサーブ権表示部25がフラッ
シングする。ファール操作盤3のファール表示モニタ33
(34)のフラッシングは連続点灯に変わる。
尚、ファール操作盤3のテンキー35内に設けられたクリ
アキー35aは背番号の入力操作などを間違った場合の訂
正に使用され、また、「−1」スイッチ39(39aはモニ
タランプ)はファール回数の訂正に使用される。更に、
個人ファールチェックスイッチ38(38aはモニタラン
プ)は、個人のファール回数を個別に表示させたい場合
に使用するスイッチである。
[考案の効果] 請求項1に記載の本考案によれば、カードリーダでチー
ム名書込カードのキャラクタデータを読込む場合に、書
込表示灯と鳴動音によって誘導されるので、操作ミスが
なくなるとともに使い勝手を向上させた競技用得点表示
システムを提供できる。
請求項2に記載の本考案によれば、カードリーダの書込
表示灯を個別に設けた簡単な構成によっ、請求項1に記
載の効果と同様の効果を奏する競技用得点表示システム
を提供できる。
また、請求項3に記載の本考案によれば、カードリーダ
の1つの書込表示灯で2つのチームの書込可能状態を点
灯態様を変化させて行なうので、簡単な構成によって請
求項1に記載した効果と同様の効果を奏する競技用得点
表示システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシステムの基本構成図、第2図は得点
表示盤の表示面の説明図、第2a図は磁気反転表示素子の
原理説明図、第3図は得点操作盤の操作面及び接続コネ
クタ部分の説明図、第4図はファール操作盤の操作面及
び接続コネクタ部分の説明図、第5図はカードリーダの
説明図、第6図はチーム名書込カードの説明図、第7図
は本考案の要部構成を示したブロック図、第8図はカー
ドリーダの動作を説明するタイミングチャート、第9図
は1つの書込表示灯を設けた構成のカードリーダの説明
図である。 [符号の説明] 1……得点操作盤 2……得点表示盤 21……チーム名表示部 23……得点表示部 4……カードリーダ 4c……書込スイッチ 4d,4e,4d′……書込表示灯 4f……カード搬送手段 4g……カード検出手段 4h……鳴動手段 4i……信号処理回路(CPU) 4n……データ読取手段 5……チーム名書込カード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともチーム名表示部と得点表示部と
    を含んで成る得点表示盤と、 この得点表示盤に表示するデータを入力するための得点
    操作盤と、 2枚のチーム名書込カードを順次挿入して各カードに書
    き込まれた対戦する2つのチームのチーム名のキャラク
    ターデータを読み取るとともに、各部の必要な信号処理
    を行なう信号処理回路を有したカードリーダとを信号線
    で接続した構成の競技用得点表示システムであって、 上記カードリーダが、 上記チーム名書込カードに書き込まれたキャラクターデ
    ータを上記信号処理回路において読込可能状態にする書
    込スイッチと、 上記信号処理回路によって駆動されて読込可能状態を表
    示する書込表示灯と、 上記信号処理回路によって駆動されてキャラクターデー
    タを読込むデータ読取手段と、 上記信号処理回路によって駆動されて上記チーム名書込
    カードの搬送を行なうカード搬送手段と、 上記チーム名書込カードの上記カード搬送手段による搬
    送の開始および終了を検出するカード検出手段と、 上記信号処理回路の駆動信号に応じて鳴動音を出力する
    鳴動手段とを備えており、 上記書込スイッチが操作されて1枚目の上記チーム名書
    込カードのキャラクターデータの書込可能状態になった
    ときには、上記書込表示灯によって書込可能状態を表示
    し、1枚目の上記チーム名書込カードが挿入されると上
    記カード検出手段で検出してカード搬送手段によってカ
    ードの搬送を開始するとともに、上記鳴動手段によって
    鳴動音を出力させ、該チーム名書込カードに書き込まれ
    たキャラクターデータを上記データ読取手段で読み取っ
    て上記信号処理回路で必要な信号処理を行い、 この読込が終了したときには、上記書込表示灯の表示を
    解除するとともに該チーム名書込カードを送出させ、こ
    のカードの送出を上記カード検出手段によって検出して
    上記鳴動手段を駆動して鳴動音を出力し、この後に、上
    記信号処理回路によって2枚目の上記チーム名書込カー
    ドの書込可能状態にして上記書込表示灯で表示を行な
    い、2枚目の上記チーム名書込カードを挿入することに
    よって上記1枚目のカードと同様の動作を繰り返して行
    なうようにしたことを特徴とする競技用得点表示システ
    ム。
  2. 【請求項2】上記カードリーダの書込表示灯が、2枚の
    チーム名書込カードの読取可能状態を個別に示す2つの
    書込表示灯で構成されたことを特徴とする、請求項1に
    記載競技用得点表示システム。
  3. 【請求項3】上記カードリーダの書込表示灯が、2枚の
    チーム名書込カードの読取可能状態を示す1つの書込表
    示灯で構成されており、各々のカードの読み込み可能状
    態において、その点灯態様を変化させるようにしたこと
    を特徴とする、請求項1に記載の競技用得点表示システ
    ム。
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