JPH0649290B2 - スクリユ - Google Patents
スクリユInfo
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- JPH0649290B2 JPH0649290B2 JP60220236A JP22023685A JPH0649290B2 JP H0649290 B2 JPH0649290 B2 JP H0649290B2 JP 60220236 A JP60220236 A JP 60220236A JP 22023685 A JP22023685 A JP 22023685A JP H0649290 B2 JPH0649290 B2 JP H0649290B2
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- JP
- Japan
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- screw
- tubular member
- nylon
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- mandrel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/30—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices
- B29B7/34—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices
- B29B7/38—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary
- B29B7/46—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft
- B29B7/48—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft with intermeshing devices, e.g. screws
- B29B7/484—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft with intermeshing devices, e.g. screws with two shafts provided with screws, e.g. one screw being shorter than the other
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/362—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using static mixing devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/395—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders
- B29C48/40—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders
- B29C48/42—Non-identical or non-mirrored screws
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/50—Details of extruders
- B29C48/505—Screws
- B29C48/53—Screws having a varying channel depth, e.g. varying the diameter of the longitudinal screw trunk
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、射出成形や押出成形などの成形、または材料
の混合に用いられるスクリュに関するものである。
の混合に用いられるスクリュに関するものである。
[従来の技術] 従来より、例えば、セラミックやフェライト等の無機物
を押出成形する場合は、特殊鋼で作られたスクリュやシ
リンダが使用されていた。
を押出成形する場合は、特殊鋼で作られたスクリュやシ
リンダが使用されていた。
[発明が解決しようとする問題点] このように、セラミックなどの押出成形用のスクリュに
特殊鋼製のスクリュを用いると、スクリュの摩耗が大き
く寿命が短かかった。また、スクリュのスクリュフライ
トなどが摩耗した摩耗粉が、混練押出するセラミックな
どに混じり、製品に混入して品質を低下させる欠点があ
った。すなわち、金属粉末が混入したセラミック等を焼
結すると、金属が一緒に焼けて埋まり、蒸発することな
く、赤い斑点として残る。このようなセラミック内に、
例えば、LSI回路等を埋込んで使用しようとすると、
通電ミスやショートを起こすことになり、不良率が大き
くなる。また、スクリュフライトの摩耗により、混練状
態が悪くなると、製品にピンホールができる欠点があっ
た。そして、このように、摩耗粉の混入やピンホールの
発生が生じれば、製品ロスができていた。
特殊鋼製のスクリュを用いると、スクリュの摩耗が大き
く寿命が短かかった。また、スクリュのスクリュフライ
トなどが摩耗した摩耗粉が、混練押出するセラミックな
どに混じり、製品に混入して品質を低下させる欠点があ
った。すなわち、金属粉末が混入したセラミック等を焼
結すると、金属が一緒に焼けて埋まり、蒸発することな
く、赤い斑点として残る。このようなセラミック内に、
例えば、LSI回路等を埋込んで使用しようとすると、
通電ミスやショートを起こすことになり、不良率が大き
くなる。また、スクリュフライトの摩耗により、混練状
態が悪くなると、製品にピンホールができる欠点があっ
た。そして、このように、摩耗粉の混入やピンホールの
発生が生じれば、製品ロスができていた。
勿論、スクリュフライトの摩耗量が大きければ、混練能
力が低下し、生産性も低下する。また、スクリュの取替
を頻繁に行う必要があり、経済的でない。
力が低下し、生産性も低下する。また、スクリュの取替
を頻繁に行う必要があり、経済的でない。
[問題点を解決するための手段] 本発明においては、このような欠点をなくすために、外
周面にスクリュフライトとスクリュ溝を加工した耐摩耗
性樹脂製の管状部材を、管状または棒状の心金の外周に
設け、耐摩耗性樹脂製の管状部材としてポリアミド樹脂
を用い、該管状部材を心金の外周に焼ばめにより取付け
た構造のスクリュにした。
周面にスクリュフライトとスクリュ溝を加工した耐摩耗
性樹脂製の管状部材を、管状または棒状の心金の外周に
設け、耐摩耗性樹脂製の管状部材としてポリアミド樹脂
を用い、該管状部材を心金の外周に焼ばめにより取付け
た構造のスクリュにした。
[作用] 本発明においては、外周面にスクリュフライトとスクリ
ュ溝を加工したポリアミド樹脂からなる耐摩耗性樹脂製
の管状部材をスクリュの外周面部に設けた構造にしたの
で、このスクリュにより、従来のスクリュと全く同様
に、セラミックとバインダなどの混練押出や、材料の混
合を行う。
ュ溝を加工したポリアミド樹脂からなる耐摩耗性樹脂製
の管状部材をスクリュの外周面部に設けた構造にしたの
で、このスクリュにより、従来のスクリュと全く同様
に、セラミックとバインダなどの混練押出や、材料の混
合を行う。
その際、耐摩耗性にすぐれているので、スクリュフライ
トなどの摩耗度が少なく、良好な混練や混合をより長時
間行うことができ、良品質の生産や生産性の向上をはか
ることができる。
トなどの摩耗度が少なく、良好な混練や混合をより長時
間行うことができ、良品質の生産や生産性の向上をはか
ることができる。
[実施例] つぎに、図面に示した1実施例によって、本発明を詳し
く説明する。
く説明する。
第1図および第2図は押出成形機を示すもので、図にお
いて、1,2はスクリュ、3はベント部を有するかまた
は有しないシリンダ、4は原料供給装置、5はノズル部
分である。
いて、1,2はスクリュ、3はベント部を有するかまた
は有しないシリンダ、4は原料供給装置、5はノズル部
分である。
スクリュ1,2は、外周面にスクリュフライト6とスク
リュ溝7を加工した耐摩耗性樹脂製の管状部材8を、内
部に冷却水用の穴9を有する円管状の心金10の外周に
設けた構造にした。ただし、スクリュとしては、1軸の
スクリュ1だけを用いても良いし、冷却水を用いなけれ
ば、心金10は穴9のない棒状のものを用いても良い。
リュ溝7を加工した耐摩耗性樹脂製の管状部材8を、内
部に冷却水用の穴9を有する円管状の心金10の外周に
設けた構造にした。ただし、スクリュとしては、1軸の
スクリュ1だけを用いても良いし、冷却水を用いなけれ
ば、心金10は穴9のない棒状のものを用いても良い。
管状部材8に用いる耐摩耗性樹脂としては、ポリアミド
樹脂、特に、カプロラクタムやラウリンラクタムなどの
W−ラクタムを主原料とするアルカリ重合法で成形した
注型ナイロンや、ナイロン6,ナイロン66を用いるの
が良く、これらの中でも、特に、UMCナイロン(宇部
興産株式会社の注型ナイロンの商標)と呼ばれている注
型ナイロンを用いるのが、耐摩耗性,耐蝕性,耐熱性等
の点でより良好な結果を示す。
樹脂、特に、カプロラクタムやラウリンラクタムなどの
W−ラクタムを主原料とするアルカリ重合法で成形した
注型ナイロンや、ナイロン6,ナイロン66を用いるの
が良く、これらの中でも、特に、UMCナイロン(宇部
興産株式会社の注型ナイロンの商標)と呼ばれている注
型ナイロンを用いるのが、耐摩耗性,耐蝕性,耐熱性等
の点でより良好な結果を示す。
心金10としては、特殊鋼製やステンレス製のものを用
いることもできるが、普通鋼を用いても充分である。
いることもできるが、普通鋼を用いても充分である。
本発明のスクリュ1を製作する場合は、例えば、第3図
に示したような順序で行う。すなわち、まず、第3図の
(a)に示すように、心金10の外周に焼ばめする注型ナ
イロン製のスクリュフライト6が加工されていない真円
管状の管状部材8aと、(b)に示すように、金属製の心
金10を準備する。だたし、管状部材8aは心金10の
外周に焼ばめするから、焼ばめ前の常温における管状部
材8aの内径D1は、心金10の外径D2よりも若干小
さくしておき、(c)に示すように、管状部材8aをオー
ブン11で加熱したときは、管状部材8aが膨張して、
管状部材8aの内径D3が心金10の外径より若干大き
くなるような寸法にしておく。管状部材8aをオーブン
11等で加熱したら、外に取出して、(d)に示すよう
に、心金10を管状部材8の中にただちに装入する。そ
して、冷却して管状部材8aを収縮させ、管状部材8a
を心金10の外周面にしっかりと取付ける。
に示したような順序で行う。すなわち、まず、第3図の
(a)に示すように、心金10の外周に焼ばめする注型ナ
イロン製のスクリュフライト6が加工されていない真円
管状の管状部材8aと、(b)に示すように、金属製の心
金10を準備する。だたし、管状部材8aは心金10の
外周に焼ばめするから、焼ばめ前の常温における管状部
材8aの内径D1は、心金10の外径D2よりも若干小
さくしておき、(c)に示すように、管状部材8aをオー
ブン11で加熱したときは、管状部材8aが膨張して、
管状部材8aの内径D3が心金10の外径より若干大き
くなるような寸法にしておく。管状部材8aをオーブン
11等で加熱したら、外に取出して、(d)に示すよう
に、心金10を管状部材8の中にただちに装入する。そ
して、冷却して管状部材8aを収縮させ、管状部材8a
を心金10の外周面にしっかりと取付ける。
このようにして、厚肉真円管状の管状部材8aを心金1
0の外周面に取付けたら、旋盤加工により、注型ナイロ
ン製の管状部材8aの外周面を切削し、(e)に示すよう
に、スクリュフライト6とスクリュ溝7を形成し、所望
の管状部材8にする。勿論、管状部材8の後部に、第2
図に示すように、樹脂漏洩防止用の逆溝12を加工して
おく。つづいて、(f)に示すように、注型ナイロン製の
キャップ13を心金10の先端部または管状部材8の先
端部にねじ取付け等によって取付け、スクリュ1を形成
する。
0の外周面に取付けたら、旋盤加工により、注型ナイロ
ン製の管状部材8aの外周面を切削し、(e)に示すよう
に、スクリュフライト6とスクリュ溝7を形成し、所望
の管状部材8にする。勿論、管状部材8の後部に、第2
図に示すように、樹脂漏洩防止用の逆溝12を加工して
おく。つづいて、(f)に示すように、注型ナイロン製の
キャップ13を心金10の先端部または管状部材8の先
端部にねじ取付け等によって取付け、スクリュ1を形成
する。
焼ばめに際しては、より効果良く焼ばめしうるようにす
るため、心金10の外周面に、円周方向の小さな溝ない
しはすじを、軸線方向に適宜間隔を設けて加工しておく
と良い。
るため、心金10の外周面に、円周方向の小さな溝ない
しはすじを、軸線方向に適宜間隔を設けて加工しておく
と良い。
なお、前記した実施例では、管状部材8aを心金10に
焼ばめした後で、スクリュフライト6とスクリュ溝7を
加工したが、これは、先にスクリュフライト6とスクリ
ュ溝7を加工した管状部材8を、心金10に焼ばめする
こともできる。
焼ばめした後で、スクリュフライト6とスクリュ溝7を
加工したが、これは、先にスクリュフライト6とスクリ
ュ溝7を加工した管状部材8を、心金10に焼ばめする
こともできる。
本発明のスクリュ1は、注型ナイロン等の耐摩耗性樹脂
製の管状部材8を外周面に取付けて、この耐摩耗性樹脂
製の管状部材8自体にスクリュフライト6とスクリュ溝
7を加工形成したので、セラミックやフェライト等の無
機物の成形,混合に用いた場合、充分に威力を発揮す
る。なお、セラミックの押出成形品としては、例えば、
シートやハニカム状の丸棒や、集積回路の基板等を得
る。
製の管状部材8を外周面に取付けて、この耐摩耗性樹脂
製の管状部材8自体にスクリュフライト6とスクリュ溝
7を加工形成したので、セラミックやフェライト等の無
機物の成形,混合に用いた場合、充分に威力を発揮す
る。なお、セラミックの押出成形品としては、例えば、
シートやハニカム状の丸棒や、集積回路の基板等を得
る。
例えば、セラミックとして、セラミック微粉末に、プチ
ラール樹脂等のバインダをメチルエチルグトン等の有機
溶剤に溶解して混合したり、ポリビニールアルコールや
ポリ酢酸ビニール等の水溶性有機結合剤を混合したり、
または、水性ポリウレタン等をバインダとして混合して
得られたものを用い、2軸押出機を用いて押出成形する
とき、スクリュ1,2に、従来のSCM435やSCM
440などの構造用合金鋼や、高クロム系合金鋼などの
特殊鋼製のスクリュを用いた場合と、本発明のスクリュ
を用いた場合を比較して示すと、従来のものでは、約3
か月の寿命しかなかったのが、管状部材8として注型ナ
イロンを用いた本発明のスクリュでは、14か月以上使
用しても大丈夫であった。ただし、スクリュの寿命は、
スクリュフライト等の表面がへり、押出能力が落ち出し
たときをもって判定した。この場合、スクリュの後端部
外周面が、シリンダ3の後端部の内周面に接触した状態
で回転するが、従来の特殊鋼製のスクリュではこの部分
での摩耗度も大きかったが、本発明では、第1図に示す
ように、この接触回転部分も注型ナイロン等の耐摩耗性
樹脂で形成されており、心金10の後端外周面が耐摩耗
性樹脂製の管状部材8でおおわれた状態になっているの
で、摩耗度が極めて少なく、このことによっても、スク
リュの寿命が伸びるとともに、摩耗粉の製品の混入もな
くなり良品質の製品が得られる。
ラール樹脂等のバインダをメチルエチルグトン等の有機
溶剤に溶解して混合したり、ポリビニールアルコールや
ポリ酢酸ビニール等の水溶性有機結合剤を混合したり、
または、水性ポリウレタン等をバインダとして混合して
得られたものを用い、2軸押出機を用いて押出成形する
とき、スクリュ1,2に、従来のSCM435やSCM
440などの構造用合金鋼や、高クロム系合金鋼などの
特殊鋼製のスクリュを用いた場合と、本発明のスクリュ
を用いた場合を比較して示すと、従来のものでは、約3
か月の寿命しかなかったのが、管状部材8として注型ナ
イロンを用いた本発明のスクリュでは、14か月以上使
用しても大丈夫であった。ただし、スクリュの寿命は、
スクリュフライト等の表面がへり、押出能力が落ち出し
たときをもって判定した。この場合、スクリュの後端部
外周面が、シリンダ3の後端部の内周面に接触した状態
で回転するが、従来の特殊鋼製のスクリュではこの部分
での摩耗度も大きかったが、本発明では、第1図に示す
ように、この接触回転部分も注型ナイロン等の耐摩耗性
樹脂で形成されており、心金10の後端外周面が耐摩耗
性樹脂製の管状部材8でおおわれた状態になっているの
で、摩耗度が極めて少なく、このことによっても、スク
リュの寿命が伸びるとともに、摩耗粉の製品の混入もな
くなり良品質の製品が得られる。
なお、注型ナイロンやナイロン6などのナイロン製のス
クリュは、セラミック等の混練押出等に用いた場合、使
用するにしたがって、ナイロン自体が多少硬くなる性質
を有しているので、寿命が長くなる。あるいは、セラミ
ックの一部がナイロンの表面に食い込むことで、耐摩耗
性が向上し、寿命が長くなっていることも考えられる。
クリュは、セラミック等の混練押出等に用いた場合、使
用するにしたがって、ナイロン自体が多少硬くなる性質
を有しているので、寿命が長くなる。あるいは、セラミ
ックの一部がナイロンの表面に食い込むことで、耐摩耗
性が向上し、寿命が長くなっていることも考えられる。
また、セラミックやフェライトなどの無機物の押出成形
用のスクリュのスクリュフライト部にナイロン等のポリ
アミド樹脂を用いた場合、ナイロン等が摩耗して粉末が
でき、セラミック等内に混入しても、セラミック等の焼
結時にナイロン等は蒸発して無くなり、セラミック中に
残ることはなく、不良品は生じない。
用のスクリュのスクリュフライト部にナイロン等のポリ
アミド樹脂を用いた場合、ナイロン等が摩耗して粉末が
でき、セラミック等内に混入しても、セラミック等の焼
結時にナイロン等は蒸発して無くなり、セラミック中に
残ることはなく、不良品は生じない。
この場合、耐摩耗性の点で注型ナイロンが最も有効であ
るが、ナイロン6やナイロン66などの他のナイロン等
の他のポリアミド樹脂からなる耐摩耗性樹脂を用いてス
クリュフライト6とスクリュ溝7を形成した管状部材8
を作っても、良好な効果が得られる。
るが、ナイロン6やナイロン66などの他のナイロン等
の他のポリアミド樹脂からなる耐摩耗性樹脂を用いてス
クリュフライト6とスクリュ溝7を形成した管状部材8
を作っても、良好な効果が得られる。
[効果] このように、本発明においては、特許請求の範囲に示し
たようにして、スクリュフライト部やスクリュ溝部を例
えば注型ナイロンなどのポリアミド樹脂からなる耐摩耗
性樹脂によって構成したので、セラミックやフェライト
等の無機物の押出成形や混合に用いても、充分に耐摩耗
性があり、スクリュの寿命が著しく伸びる。また、充分
に良好な混合を長時間行えるので、製品にピンホールが
出ることもなく、また、従来のように、スクリュフライ
ト部などが摩耗した摩耗粉が製品の中に混入することも
なく、常に良品質の製品が得られる。なお、スクリュフ
ライト部のナイロン等が少し摩耗してその粉末がセラミ
ック等内に混入したとしても、セラミック等の焼結時に
ナイロン等は蒸発して無くなり、セラミック中に残るこ
とはなく、不良品は生じない。
たようにして、スクリュフライト部やスクリュ溝部を例
えば注型ナイロンなどのポリアミド樹脂からなる耐摩耗
性樹脂によって構成したので、セラミックやフェライト
等の無機物の押出成形や混合に用いても、充分に耐摩耗
性があり、スクリュの寿命が著しく伸びる。また、充分
に良好な混合を長時間行えるので、製品にピンホールが
出ることもなく、また、従来のように、スクリュフライ
ト部などが摩耗した摩耗粉が製品の中に混入することも
なく、常に良品質の製品が得られる。なお、スクリュフ
ライト部のナイロン等が少し摩耗してその粉末がセラミ
ック等内に混入したとしても、セラミック等の焼結時に
ナイロン等は蒸発して無くなり、セラミック中に残るこ
とはなく、不良品は生じない。
また、スクリュフライトとスクリュ溝を切削加工した管
状部材の軸心部に金属性の心金を焼ばめにより装入して
いるので、スクリュ全体の強度も保てる。
状部材の軸心部に金属性の心金を焼ばめにより装入して
いるので、スクリュ全体の強度も保てる。
図面は本発明の1実施例を示すもので、第1図は縦断面
図であり、第2図のI−I線断面図、第2図は一部断面
した平面図、第3図(a)〜(f)は本発明のスクリュの製造
工程を示す説明図である。 1,2…スクリュ、3…シリンダ 6…スクリュフライト、7…スクリュ溝 8,8a…管状部材、10…心金
図であり、第2図のI−I線断面図、第2図は一部断面
した平面図、第3図(a)〜(f)は本発明のスクリュの製造
工程を示す説明図である。 1,2…スクリュ、3…シリンダ 6…スクリュフライト、7…スクリュ溝 8,8a…管状部材、10…心金
Claims (1)
- 【請求項1】外周面にスクリュフライトとスクリュ溝を
加工した耐摩耗性樹脂製の管状部材を、管状または棒状
の心金の外周に設け、耐摩耗性樹脂製の管状部材として
ポリアミド樹脂を用い、該管状部材を心金の外周に焼ば
めにより取付けたスクリュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60220236A JPH0649290B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | スクリユ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60220236A JPH0649290B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | スクリユ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6280007A JPS6280007A (ja) | 1987-04-13 |
JPH0649290B2 true JPH0649290B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=16748024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60220236A Expired - Lifetime JPH0649290B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | スクリユ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649290B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1068935C (zh) * | 1998-01-26 | 2001-07-25 | 宋志超 | 金属定子螺杆泵 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10359774A1 (de) * | 2003-12-19 | 2005-07-14 | Thyssenkrupp Elastomertechnik Gmbh | Vorrichtung |
JP4908946B2 (ja) * | 2006-06-26 | 2012-04-04 | 株式会社日本アルミ | 耐火帯の連結方法および装置 |
JP5259549B2 (ja) * | 2009-10-26 | 2013-08-07 | 株式会社シルバーロイ | 成形用超硬部材と該部材搭載の成形機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6317600Y2 (ja) * | 1979-06-18 | 1988-05-18 |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP60220236A patent/JPH0649290B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1068935C (zh) * | 1998-01-26 | 2001-07-25 | 宋志超 | 金属定子螺杆泵 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6280007A (ja) | 1987-04-13 |
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