JPH0649097U - 筆記用補助具 - Google Patents
筆記用補助具Info
- Publication number
- JPH0649097U JPH0649097U JP9412292U JP9412292U JPH0649097U JP H0649097 U JPH0649097 U JP H0649097U JP 9412292 U JP9412292 U JP 9412292U JP 9412292 U JP9412292 U JP 9412292U JP H0649097 U JPH0649097 U JP H0649097U
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- Japan
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- writing
- plate
- paper
- ball bearing
- recess
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 筆圧や手が用紙上をこすることから生ずる抵
抗を小さくすることによって、自然矯正された文字や文
章を頗る円滑、かつ、上手に書けるよう維持を図ること
を確保する。 【構成】 板体1の裏面2のほぼ中心部に凹部4を設
け、該凹部4内にボールベアリング3を突設してなる筆
記用補助具である。
抗を小さくすることによって、自然矯正された文字や文
章を頗る円滑、かつ、上手に書けるよう維持を図ること
を確保する。 【構成】 板体1の裏面2のほぼ中心部に凹部4を設
け、該凹部4内にボールベアリング3を突設してなる筆
記用補助具である。
Description
【0001】
この考案は、筆記用補助具に関するものである。
【0002】
従来、一定の文字・記号・数字等を書く道具としては製図用の文字盤等がある が、一般人が一般の文章を書くには、ボールペン・万年筆・ふで等を用いてその 都度連続的に書くのが通例であり、その際には筆記具の他に前記のような文字盤 等の補助具を用いることはない。
【0003】
上記のように従来から用紙に文字や文章を書く場合には、親指・人差指・中指 等で筆記具を持って行うものであるから、通常は必然的に小指が用紙をこすりな がら縦横に移動する。従って、用紙には筆圧がかかり、文字を上手に書くにはそ の筆圧状態をその都度考慮しなければならず、また、手のこすりによる脂や汗等 が用紙にしみこんで、該部分はインクや墨等が載らず、文章が不鮮明になってし まう。さらに、特に右から書き始める縦書きによる文章にあっては、2行目或い は3行目に移行するときに、前行に書かれた文字をこすってしまうことがある。 このようなことは、何れにしても連続的に文章を用紙に書く際に、筆圧が加わ り、また、小指から手のひらにかけての部分が用紙をこすり、用紙との抵抗が生 じて文字を上手に書くことができないと云う問題点が生ずる。
【0004】
この考案は、筆圧や手が用紙をこすることから生ずる抵抗を小さくすることに よって頗る円滑、かつ、自然矯正された文字を書けることを目的として全く新規 に開発したものである。 次に、上記目的を達成するための構成を実施例に対応する図面の符号を用いて 説明する。 すなわち、この考案は板体1の裏面2のほぼ中心部にボールベアリング3を突 設してなる筆記用補助具である。このボールベアリング3を突設するには、前記 板体1の裏面2のほぼ中心部に凹部4を設け、該凹部4に前記ボールベアリング 3を止め具10等によって設定できる。
【0005】
この考案によると、板体の裏面を用紙の上に置き、該板体の表面に筆記具を持 った手を乗せる。この乗せた手によって板体の裏面が用紙と接しないように、ボ ールベアリングのみが用紙に接するように調整する。この用紙に文字や文章を書 くと、ボールベアリングの回動によって板体は手から離反することなく筆記具の 移動に伴って移動し、手が用紙をこすることなく、しかも、筆圧も加わらないで 円滑に矯正された文字や文章を書くことができる。
【0006】
【実施例1】 長方形の木板を板体1とし、その裏面2の対角線の交点の真上に凹部4を刻設 し、該凹部4にボールベアリング3を突設した。 裏面2のボールベアリング3のみを用紙上にあてがい、ボールペンを持った手 を板体1の表面7に乗せて文字や文章を書くと、ボールベアリング3が用紙上で 回動し、板体1は手の動きに沿って、手に伴って円滑に動き、文字や文章を上手 に書くことができた。
【0007】
【実施例2】 実施例1の構成において、板体1の四隅にストッパー5としてゴム突起を固定 した。このゴム突起の突出高さは、ボールベアリング3の突出高さより少し低く して実施したところ、実施例1と同様の作用を行うとともに、手の調整によって 板体1を傾斜させると、ゴム突起が用紙上に接し、上下左右何れの所望する位置 で停止することができた。
【0008】
【実施例3】 実施例1又は2の構成において、板体1に手首押え6として両側から面ファス ナー(ベルクロスファスナー)による着脱自在ベルトを設けた。 このベルトを手首に設定して文章を書いたところ、板体1は手から離反せず、 安定性を以って実施例1又は2と同様の作用を呈した。
【0009】
【実施例4】 実施例1又は2の構成において、板体1の表面7の両側に滑り止め枠8を設け て文章を書いたところ、手は板体1から滑り落ちずに安定性を以って実施例1又 は2と同様の作用を呈した。なお、板体1の表面7に紙や布の滑り止めシート9 を添着しても同様であった。
【0010】
本考案によると、手を板体に乗せ、かつ、ボールベアリングが自由自在に動く ので筆圧がかからず、かつ、手が用紙面をこすらないので、上下左右或いは斜行 移動が円滑であり、頗る上手に文字や文章を書くことができる。 また、ストッパーの作用によって所望する位置で停止でき、さらに手首押え・ 滑り止め枠・滑り止めシート等によって、板体から手が離反することを防止でき る。 このようなことから、指・手首・肘・肩等に負担がかからないので頗る効果的 である。なお、本物品は実際用として或いは練習用として適用できるが、練習用 として使用した結果、文字を上手に書けるようになった場合には、本物品を使用 しなくても自然に矯正された文字を書くことができる。
【0011】
【図1】本考案の一実施例を示した断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示した平面図である。
【図3】本考案の一実施例を示した裏面図である。
1 板体 2 裏面 3 ボールベアリング 4 凹部 5 ストッパー 6 手首押え 7 表面 8 滑り止め枠 9 滑り止めシート 10 止め具
Claims (6)
- 【請求項1】 板板(1)の裏面(2)のほぼ中心部に
ボールベアリング(3)を突設してなる筆記用補助具。 - 【請求項2】 板体(1)の裏面(2)のほぼ中心部に
凹部(4)を設け、該凹部(4)内にボールベアリング
(3)を突設してなる筆記用補助具。 - 【請求項3】 裏面(2)の角部にストッパー(5)を
突設した請求項1又は2記載の筆記用補助具。 - 【請求項4】 板体(1)に手首押え(6)を設けた請
求項1又は2又は3記載の筆記用補助具。 - 【請求項5】 板体(1)の表面(7)の両側に滑り止
め枠(8)を設けた請求項1又は2又は3又は4記載の
筆記用補助具。 - 【請求項6】 板体(1)の表面(7)に滑り止めシー
ト(9)を設けた請求項1又は2又は3又は4又は5記
載の筆記用補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992094122U JP2503272Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 筆記用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992094122U JP2503272Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 筆記用補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649097U true JPH0649097U (ja) | 1994-07-05 |
JP2503272Y2 JP2503272Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=14101625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992094122U Expired - Lifetime JP2503272Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 筆記用補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503272Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7089308B1 (ja) * | 2021-09-06 | 2022-06-22 | 美紀 常世田 | 筆記補助具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0447592U (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-22 | ||
JP3129495U (ja) * | 2006-12-08 | 2007-02-22 | 国立大学法人佐賀大学 | 指標部材およびこれを備えた歩行器 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP1992094122U patent/JP2503272Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0447592U (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-22 | ||
JP3129495U (ja) * | 2006-12-08 | 2007-02-22 | 国立大学法人佐賀大学 | 指標部材およびこれを備えた歩行器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7089308B1 (ja) * | 2021-09-06 | 2022-06-22 | 美紀 常世田 | 筆記補助具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2503272Y2 (ja) | 1996-06-26 |
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