JP2503272Y2 - 筆記用補助具 - Google Patents

筆記用補助具

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JP2503272Y2
JP2503272Y2 JP1992094122U JP9412292U JP2503272Y2 JP 2503272 Y2 JP2503272 Y2 JP 2503272Y2 JP 1992094122 U JP1992094122 U JP 1992094122U JP 9412292 U JP9412292 U JP 9412292U JP 2503272 Y2 JP2503272 Y2 JP 2503272Y2
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JP
Japan
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plate
writing
paper
hand
ball bearing
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JP1992094122U
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JPH0649097U (ja
Inventor
繁 畑
千文 畑
Original Assignee
繁 畑
千文 畑
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、筆記用補助具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一定の文字・記号・数字等を書く
道具としては製図用の文字盤等があるが、一般人が一般
の文章を書くには、ボールペン・万年筆・ふで等を用い
てその都度連続的に書くのが通例であり、その際には筆
記具の他に前記のような文字盤等の補助具を用いること
はない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように従来から
用紙に文字や文章を書く場合には、親指・人差指・中指
等で筆記具を持って行うものであるから、通常は必然的
に小指が用紙をこすりながら縦横に移動する。従って、
用紙には筆圧がかかり、文字を上手に書くにはその筆圧
状態をその都度考慮しなければならず、また、手のこす
りによる脂や汗等が用紙にしみこんで、該部分はインク
や墨等が載らず、文章が不鮮明になってしまう。さら
に、特に右から書き始める縦書きによる文章にあって
は、2行目或いは3行目に移行するときに、前行に書か
れた文字をこすってしまうことがある。このようなこと
は、何れにしても連続的に文章を用紙に書く際に、筆圧
が加わり、また、小指から手のひらにかけての部分が用
紙をこすり、用紙との抵抗が生じて文字を上手に書くこ
とができないと云う問題点が生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、本体に手首
と筆記具が常に定位置に保たれるとともに、筆圧や手が
用紙をこすることから生ずる抵抗を小さくすることによ
って頗る円滑、かつ、自然矯正された文字を書けること
を目的として全く新規に開発したものである。次に、上
記目的を達成するための構成を実施例に対応する図面の
符号を用いて説明する。すなわち、この考案は板体1の
裏面2のほぼ中心部には凹部4を刻設し、該凹部4に止
め具10を介してボールベアリング3を遊動突設すると
ともに、該ボールベアリング3より出っ張りの低いスト
ッパー5を四隅角部に突設し、かつ、前記板体1の表面
7に現出する手首押えバンド6を側部に取り付けてなる
筆記用補助具である。
【0005】
【作用】この考案によると、板体の裏面を用紙の上に置
き、該板体の表面に筆記具を持った手を乗せて手首に手
首押えバンド6を巻き付けて板体1と手首を一連のもの
とする。そして、板体1に乗せた手によって板体1の裏
面2やストッパー5が用紙面と接しないように、ボール
ベアリング3のみが用紙面に接するようにバランス調整
する。このボールベアリング3は、板体1の裏面2のほ
ぼ中心部に突設されており、しかも、各ストッパー5よ
りも出っ張っているので各ストッパー5が用紙面と接し
ないように手首によってバランスをとりやすくなってい
る。この用紙に文字や文章を書くと、ボールベアリング
3の遊回動によって板体1は手から離反することなく筆
記具の移動に伴って移動し、手が用紙をこすることな
く、しかも、筆圧も加わらないで円滑に矯正された文字
や文章を書くことができる。 た、手首によって板体1
の上下左右にわずかな力を加えれば、何れかのストッパ
ー5が用紙面に接して停止するから、所望する状態や位
置での筆記作用を停止できる。
【0006】
【実施例1】長方形の木板を板体1とし、その裏面2の
対角線の交点の真上に凹部4を刻設し、該凹部4にボー
ルベアリング3を止め具10を介して突設した。また、
その四隅角部にストッパー5としてボールベアリング3
の出っ張りより少し低くしたゴム突起を固定した。さら
に、手首押えバンド6として板体1の両側から面ファス
ナー(ベルクロスファスナー)による着脱自在ベルトを
設けた。そして、手首押えバンド6を手首に設定したと
ころ板体1は手から離反せず、安定性を保全し、また、
裏面2のボールベアリング3のみを用紙面上にあてが
い、ボールペンを持った手を板体1の表面7に乗せて文
字や文章を書くと、手は用紙面をこすらず、ボールベア
リング3が用紙面上で遊回動し、板体1は手の動きにし
たがって、かつ、手に伴って円滑に動き、文字や文章を
上手に書くことができた。また、手の動きの調整によっ
て板体1を上下左右に傾斜させると、何れかのゴム突起
が用紙面上に接し、上下左右斜め何れの所望する位置で
停止することができた。
【0007】
【実施例2】実施例1の構成において、板体1の表面7
の両側に滑り止め枠8を設けて文章を書いたところ、手
は両側の該滑り止め枠8、9に拘束され、板体1から滑
り落ちずにより安定性を以って実施例1と同様の作用を
呈した。なお、板体1の表面7にさらに紙や布の滑り止
めシート9を添着したところ、滑り止めシート9と手と
の間の滑り抵抗が大となり、さらに安定性が生じた。
【0008】
【考案の効果】本考案によると、手首押えバンドによっ
て手が常に板体と一連であるので、手と板体が離反せ
ず、筆記具も常に定位値にあり、手を板体に乗せると安
定性を有 してボールベアリングが自由自在に動き筆圧が
加わらない。しかも、手が用紙面をこすらないので、上
下左右或いは斜行移動が円滑であり、頗る美麗、かつ、
上手に文字や文章を書くことができる。また、手の作用
によってストッパーを機能させ所望する位置で停止で
き、さらに手首押えバンド・滑り止め枠・滑り止めシー
ト等によって、筆記具が常に一定の位置に安定し、か
つ、板体から手が離反することを防止できる。このよう
なことから、指・手首・肘・肩等に負担がかからないの
で頗る効果的である。なお、本物品は実際用として或い
は練習用として適用できるが、練習用として使用した結
果、文字を上手に書けるようになった場合には、本物品
を使用しなくても自然に矯正された文字を書くことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示した平面図である。
【図3】本考案の一実施例を示した裏面図である。
【符号の説明】
1 板体 2 裏面 3 ボールベアリング 4 凹部 5 ストッパー 6 手首押えバンド 7 表面 8 滑り止め枠 9 滑り止めシート 10 止め具

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板板(1)の裏面(2)のほぼ中心部
    は凹部(4)を刻設し、該凹部(4)に止め具(10)
    を介してホールベアリング(3)を遊動突設するととも
    に、該ボールベアリング(3)より出っ張りの低いスト
    ッパー(5)を四隅角部に突設し、かつ、前記板体
    (1)の表面(7)に現出する手首押えバンド(6)を
    側部に取仕けてなる筆記用補助具。
  2. 【請求項2】 板体(1)の表面(7)の両側に滑り止
    め枠(8)を設けた請求項記載の筆記用補助具。
  3. 【請求項3】 板体(1)の表面(7)に滑り止めシー
    ト(9)を設けた請求項1又は2記載の筆記用補助具。
JP1992094122U 1992-12-18 1992-12-18 筆記用補助具 Expired - Lifetime JP2503272Y2 (ja)

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JPH0649097U JPH0649097U (ja) 1994-07-05
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JPH0736799Y2 (ja) * 1990-08-29 1995-08-23 芳一 白井 清書用補助具
JP3129495U (ja) * 2006-12-08 2007-02-22 国立大学法人佐賀大学 指標部材およびこれを備えた歩行器

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