JPH0649089Y2 - モータの回転検知用スリツプリング - Google Patents

モータの回転検知用スリツプリング

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JPH0649089Y2
JPH0649089Y2 JP1989142943U JP14294389U JPH0649089Y2 JP H0649089 Y2 JPH0649089 Y2 JP H0649089Y2 JP 1989142943 U JP1989142943 U JP 1989142943U JP 14294389 U JP14294389 U JP 14294389U JP H0649089 Y2 JPH0649089 Y2 JP H0649089Y2
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JP
Japan
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conductive portion
slip ring
conductor
degrees
conductive
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JP1989142943U
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JPH0383467U (ja
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正夫 吉田
昇 宮田
雅美 宮崎
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株式会社三ッ葉電機製作所
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K23/00DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
    • H02K23/66Structural association with auxiliary electric devices influencing the characteristic of, or controlling, the machine, e.g. with impedances or switches
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/21Devices for sensing speed or position, or actuated thereby

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、アーマチユア軸の回転をパルス信号によつて
検知するためのモータの回転検知用スリツプリングに関
するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、モータの中には、アーマチユア軸が回転してい
るか否かの検知を行う必要があるものがあり、その場
合、アーマチユア軸に回転検知用のスリツプリングを別
途設けている。そしてこの回転検知用スリツプリング
は、外周に、略210度の角度に亘る導電部と残りの略150
度に亘る非導電部とを形成し、両刷子が導電部に摺接す
る導通状態と何れか一方が非導電部に摺接する非導通状
態とを交互に繰り返すようにしてパルス信号を発生さ
せ、これによつて回転検知をするようにしている。
ところでこの様なスリツプリングは、軽い絶縁性樹脂材
の表面に銅等の重い部材で形成された導電体を被覆した
構造になるが、従来のスリツプリングは、導電体が導電
部のみにしかなく、このためスリツプリングの重心がア
ーマチユア軸の軸心からずれた偏心状態と成り、このま
までは回転バランスが損なわれて円滑な回転ができない
ことになる。このため従来は、回転バランスを取るため
ロータコアにバランサーとしてパテを付着させていた
が、このパテ付着作業は、高度の熟練を要する特殊な作
業であるため著しく作業性に劣るばかりでなく、パテが
アーマチユア径よりもはみ出してアーマチユア自体が使
いものにならなくなつてしまうという問題もあつて改善
する必要がある。
[課題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができるモータの回転検知用スリツプリングを
提供することを目的として創案されたものであつて、ま
ず第一に、一対の刷子が摺接する回転検知用のスリツプ
リングであつて、該スリツプリングの外周に、略210度
の角度に亘る導電部と略150度に亘る非導電部とを形成
するに、導電部を形成するための導電体を非導電部相当
部分も有したリング状とし、かつ該非導電部相当部分
は、絶縁性樹脂材に埋設するよう小径にしたことを特徴
とするものである。
また、第二には、一対の刷子が摺接する回転検知用のス
リツプリングであつて、該スリツプリングの外周に、略
210度の角度に亘る導電部と略150度に亘る非導電部とを
形成するに、導電部を形成するための導電体を非導電部
相当部分も有したリング状とし、かつ該非導電部相当部
分に、絶縁性樹脂材が露出する窓を開設してたことを特
徴とするものである。
さらに第三には、一対の刷子が摺接する回転検知用のス
リツプリングであつて、該スリツプリングの外周に、略
210度の角度に亘る導電部と略150度に亘る非導電部とを
形成するに、導電部を形成するための導電体を非導電部
相当部分も有したリング状とし、かつ該非導電部相当部
分に、絶縁性樹脂材が露出する凹溝を形成したことを特
徴とするものである。
そしてこれらにおいて、導電体の非導電部相当部分は、
導電部相当部分によりも軸方向に幅広か、径方向に肉厚
にしてあればさらによい。
そして本考案は、この構成によつて、回転検知用のスリ
ツプリングの重心をアーマチユア軸の軸心に一致させて
回転バランスが損なわれることがないようにしたもので
ある。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1はモータのアーマチユア軸であつて、該
アーマチユア軸1には、コンミテータ2と本考案が実施
された回転検知用のスリツプリング3とが併設され、先
端には出力ギア1aが形成されている。
前記回転検知用のスリツプリング3は、その外周が、略
210度の角度に亘り後述する導電体5が露出した導電部3
aと、残りの略150度の角度について樹脂材4が露出した
非導電部3bとによつて構成されるものであるが、そのた
め第一実施例では次のように構成している。
つまり第一実施例のものは、導電体5をリング状にし、
そして導電部3aに該当する部分5aはスリツプリング3の
外周面に沿つて大径の円弧状になつているが、非導電部
3bに該当する部分5bはスリツプリング3の外周面よりも
小径になつていて、絶縁性の樹脂材4に埋設される構造
になつている。
尚、図中、6は回転検知用スリツプリング3に摺接する
刷子である。
叙述のごとく構成された本考案の実施例において、アー
マチユア軸1が回転した場合に、両刷子6は、共に導電
部3aに摺接しているときには導通状態となり、何れか一
方が非導電部3bに摺接しているときには非導通状態とな
り、これによつてパルス信号が発信して回転検知が成さ
れ、さらに必要ならば、これをカウントすることによつ
て回転数の検知もできることになる。
このように本考案においては、スリツプリング3には、
略210度の導電部3aと略150度の非導電部3bとが形成され
ているが、非導電部3bには、樹脂材4に埋設されていて
露出はしていないが導電体部分5bがあるため、該部分が
欠落した従来のもののように重心がアーマチユア軸1の
軸心から大きくずれてしまうことがなく、バランス化さ
れたものとなつて、アーマチユア軸1の回転バランスが
損なわれることがない。このため、従来のようにいちい
ちバランサー用パテを付着してバランス取りする必要が
なく、工程の簡略化が計れるばかりでなく、パテも不要
になつて信頼性の高いものにできる。
しかもこの場合、導電体5は、導電部相当部分5aから非
導電部相当部分5bになつたところで段差状に急折曲して
いてこの部分が重くなつており、これによつて非導電部
相当部分5bの重みが増加してバランス改善に一段と寄与
する利点がある。
ところでこのものの場合、導電体5の非導電部相当部分
5bは導電部相当部分5aに対して小径であるため、回転バ
ランスを損なう要因を依然として完全に払拭しきれない
ことになる。そこでこれを回避するため、非導電部相当
部分5bの肉厚を厚くしたり、幅広にしたりしてバランス
を取ることが考えられ、この様にすれば良いことは勿論
である。そして肉厚を厚くする場合、導電体5は、当
初、仕上げ工程として設定される外径切削を利用して均
一な肉厚のもので形成し、これをそのまま組み込んでス
リツプリング3とし、そして仕上げの段階で導電部相当
部分5aを非導電部3bと共に切削することで肉薄にし、こ
れによつて相対的な肉厚差をつけるようにすれば良く、
加工工程が増加することがない。
さらに本考案は、第4図、第5図に示す第二実施例のよ
うにしても良い。
つまり第二実施例の導電体5は、導電部相当部分5aより
も非導電部相当部分5bが軸方向に幅広になつており、そ
して該幅広になつた部分5bの刷子摺接部位に相当する中
央部に、樹脂材4が露出するための窓5cが開設されてい
る。
このものも、非導電部3bに導電体5があるため、スリツ
プリング3の回転バランスが取れることになる。
このものは、非導電部相当部分5bが幅広になつていて回
転バランスを完全に払拭する配慮が成されているが、必
ずしも幅広にする必要はないが、こうすることによつて
より優れた高バランス取りができるという利点がある。
そしてこの優れた高バランス取り効果は、前記実施例の
ように非導電部を相当部分5bを幅広(軸方向に補正)と
しないで、肉厚状(径方向に補正)にして高バランス取
りをすることもできるものである。
また、第6図、第7図に示す第三実施例のように窓では
なく切欠きいて凹溝5dとしても良いのである。勿論この
場合にも、より優れたバランス取りをするため、非導電
部相当部分5bをさらに軸方向に幅広にしたり径方向に肉
厚したりしてバランス補正できることは言うまでもな
い。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、回転検知用のスリツプリングは、刷子が摺接す
る外周面部に、導電体の露出のない非導電部が略150度
の角度に亘つてあることになるが、該非導電部には、導
電体の非導電部相当部分が第一の考案のように埋設し、
第二の考案のように窓が開いているか、あるいは第三の
考案のように凹溝となつていて、従来のもののように導
電体が、非導電部で完全に欠落した構造ではなく、非導
電部も含めてスリツプリングの全周に亘つて存在するこ
とになる。
この結果、回転検知用スリツプリングの重心が、アーマ
チユア軸の軸心から大きくずれてしまうことが確実に回
避できることになつて、ロータの回転バランスが損なわ
れることを防止できる。従つて面倒かつ煩雑なバランサ
ー用パテの付着作業が不要になつて著しい作業性の改善
が計れる許りでなく、信頼性の高いロータを安価にしか
も大量に製造できることになる。
さらにこれらのものにおいて、導電体の非導電部相当部
分を軸方向に幅広にしたり径方向に肉厚にしたりしてよ
り高度のバランス取りをした場合には、導電体をスリツ
プリングの全周に亘つて均一化せしめることができて、
高バランスのロータにできることとなり都合が良い。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るモータの回転検知用スリツプリン
グの実施例を示したものであつて、第1図はロータの要
部斜視図、第2図A,Bは第一実施例のスリツプリングの
正面図、断面図、第3図は同上導電体の斜視図、第4図
A,Bは第二実施例のスリツプリングの正面図、断面図、
第5図は同上導電体の斜視図、第6図A,Bは第三実施例
のスリツプリングの正面図、断面図、第7図は同上導電
体の斜視図である。 図中、1はアーマチユア軸、3は回転検知要スリツプリ
ング、3aは導電部、3bは非導電部、4は樹脂材、5は導
電体、5aは導電部対応部位、5bは非導電部対応部位、5c
は窓、5dは凹溝である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−64015(JP,U) 実開 平1−116592(JP,U) 実開 平2−136496(JP,U) 実公 昭51−4853(JP,Y1)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の刷子が摺接する回転検知用のスリツ
    プリングであつて、該スリツプリングの外周に、略210
    度の角度に亘る導電部と略150度に亘る非導電部とを形
    成するに、導電部を形成するための導電体を非導電部相
    当部分も有したリング状とし、かつ該非導電部相当部分
    は、絶縁性樹脂材に埋設するよう小径にしたことを特徴
    とするモータの回転検知用スリツプリング。
  2. 【請求項2】一対の刷子が摺接する回転検知用のスリツ
    プリングであつて、該スリツプリングの外周に、略210
    度の角度に亘る導電部と略150度に亘る非導電部とを形
    成するに、導電部を形成するための導電体を非導電部相
    当部分も有したリング状とし、かつ該非導電部相当部分
    に、絶縁性樹脂材が露出する窓を開設したことを特徴と
    するモータの回転検知用スリツプリング。
  3. 【請求項3】一対の刷子が摺接する回転検知用のスリツ
    プリングであつて、該スリツプリングの外周に、略210
    度の角度に亘る導電部と略150度に亘る非導電部とを形
    成するに、導電部を形成するための導電体を非導電部相
    当部分も有したリング状とし、かつ該非導電部相当部分
    に、絶縁性樹脂材が露出する凹溝を形成したことを特徴
    とするモータの回転検知用スリツプリング。
  4. 【請求項4】前記第1、第2、または第3請求項におい
    て、導電体の非導電部相当部分は、導電部相当部分によ
    りも軸方向に幅広か、径方向に肉厚にしてあることを特
    徴とするモータの回転検知用スリツプリング。
JP1989142943U 1989-12-11 1989-12-11 モータの回転検知用スリツプリング Expired - Lifetime JPH0649089Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989142943U JPH0649089Y2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 モータの回転検知用スリツプリング
US07/625,101 US5132579A (en) 1989-12-11 1990-12-10 Slip ring with balanced center of gravity for use in detecting rotation of motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989142943U JPH0649089Y2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 モータの回転検知用スリツプリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0383467U JPH0383467U (ja) 1991-08-26
JPH0649089Y2 true JPH0649089Y2 (ja) 1994-12-12

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JP1989142943U Expired - Lifetime JPH0649089Y2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 モータの回転検知用スリツプリング

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5214334A (en) * 1990-12-10 1993-05-25 Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. Slip ring with balanced center of gravity for use in detecting rotation of motor

Family Cites Families (5)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPH0383467U (ja) 1991-08-26
US5132579A (en) 1992-07-21

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