JPH064905U - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH064905U JPH064905U JP5169192U JP5169192U JPH064905U JP H064905 U JPH064905 U JP H064905U JP 5169192 U JP5169192 U JP 5169192U JP 5169192 U JP5169192 U JP 5169192U JP H064905 U JPH064905 U JP H064905U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- write
- read
- magnetic head
- writing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、読出の際に十分な読出出力が得られ
ると共に、書込の際には、書込電流の立上り時間が遅く
ならないようにした、磁気ヘッドを提供することを目的
とする。 【構成】共通の書込・読出用コア13に対して巻回され
た書込・読出コイルを含んでいる、磁気ヘッド10にお
いて、上記書込コイル14の巻数が、読出コイル15の
巻数より少なくなるように、該書込コイル14及び読出
コイル15が、それぞれ巻回されているように、磁気ヘ
ッド10を構成する。
ると共に、書込の際には、書込電流の立上り時間が遅く
ならないようにした、磁気ヘッドを提供することを目的
とする。 【構成】共通の書込・読出用コア13に対して巻回され
た書込・読出コイルを含んでいる、磁気ヘッド10にお
いて、上記書込コイル14の巻数が、読出コイル15の
巻数より少なくなるように、該書込コイル14及び読出
コイル15が、それぞれ巻回されているように、磁気ヘ
ッド10を構成する。
Description
【0001】
本考案は、例えばフロッピーディスク装置等に使用される、書込,読出兼用の 磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
従来、このような磁気ヘッドは、例えば図3に示すように構成さている。即ち 、図3において、磁気ヘッド1は、互いに隣接して配設された書込・読出用ヘッ ド部2と消去用ヘッド部3とから構成されており、該書込・読出用ヘッド部2は 、書込・読出用コア4に巻回された書込・読出兼用コイル5を含んでおり、また 該消去用ヘッド部3は、消去用コア6に巻回された消去コイル7を含んでいる。 ここで、上記書込・読出兼用コイル5は、両端の端子5a,5bと、中間のコモ ン端子5cとを備えている。
【0003】 このように構成された磁気ヘッド1によれば、書込の際には、書込・読出兼用 コイル5に対して、端子5a,5b間に通電することにより、図示しない磁気デ ィスクへの書込が行なわれ得ると共に、読出の際には、該書込・読出兼用コイル 5に生ずる電流を、端子5a,5bから取り出して、適宜に処理することにより 、読出が行なわれ得るようになっている。
【0004】
V しかしながら、このように構成された磁気ヘッド1においては、読出の際に 、必要な出力信号を得るためには、該書込・読出兼用コイル5の巻数を所定数以 上にすることが要求されるが、これによって該コイル5のインダクタンスが大き くなってしまい、書込コイルと読出コイルを兼用していることから、書込時にお いて、書込時の電流立上り時間が遅くなってしまうことになり、書込・読出速度 の高速化が妨げられると共に、これに対応して立上り時にのみ、より大きな書込 電流を流すと、消費電力が増大してしまう等の問題があった。
【0005】 本考案は、以上の点に鑑み、読出の際に十分な読出出力が得られると共に、書 込の際には、書込電流の立上り時間が遅くならないようにした、磁気ヘッドを提 供することを目的としている。
【0006】
上記目的は、本考案によれば、共通の書込・読出用コアに対して巻回された書 込コイル及び読出コイルを含んでいる、磁気ヘッドにおいて、上記書込コイルの 巻数が、読出コイルの巻数より少なくなるように、該書込コイル及び読出コイル が、それぞれ巻回されていることを特徴とする、磁気ヘッドにより、達成される 。
【0007】
上記構成によれば、それぞれ最適な巻数の書込コイル及び読出コイルが備えら れているので、書込コイルのインピーダンスは、比較的小さくされることにより 、書込電流の立上り時間の遅れが低減され得ると共に、読出の際の読出出力は、 処理に十分な大きさの電流が得られることになり、従って書込速度の高速化が可 能となり、また省電力化が図られ得ることになる。
【0008】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 第1図は、本考案による磁気ヘッドの一実施例を示している。
【0009】 磁気ヘッド10は、互いに隣接して配設された書込・読出用ヘッド部11と消 去用ヘッド部12とから構成されており、該書込・読出用ヘッド部11は、書込 ・読出用コア13に巻回された書込用コイル14及び読出用コイル15を含んで おり、また該消去用ヘッド部12は、消去用コア16に巻回された消去コイル1 7を含んでいる。
【0010】 ここで、上記書込用コイル14及び読出用コイル15は、それぞれ両端の端子 14a,14bと15a,15bとを備えており、それぞれの中間のコモン端子 14c,15cは、互いに接続されて、共通のコモン端子18として配設されて いる。
【0011】 また、上記書込コイル14は、例えば50ターン×2の巻数であり、また該読 出コイル15は、例えば120ターン×2の巻数であって、書込コイル14の巻 数が、上記読出コイル15の巻数より少なくなるように選定されている。
【0012】 本考案による磁気ヘッド10は、以上のように構成されており、上記書込コイ ル14及び読出コイル15が、互いに別体に構成されることにより、それぞれ書 込及び読出に最適な巻数に巻回され得るようになっている。従って、書込時及び 読出時にて、それぞれ書込特性及び読出特性が、改善され、最適化され得ること になる。かくして、書込の際の書込電流の立上り時間の遅れが低減され得ると共 に、読出の際の読出出力が十分に高められ得ることになる。
【0013】 図2は、本考案による磁気ヘッドの第二の実施例を示している。この実施例に おいては、磁気ヘッド20は、図1の実施例における磁気ヘッド10と比較して 、書込コイル14が、読出コイル15の一部を共用するように、構成されている 点を除いては、同様の構成である。
【0014】 ここで、読出コイル15は、その両端に端子15a,15bを備えており、中 間にコモン端子15cを備えていると共に、該コモン端子15cと両端の端子1 5a,15bとの中間の位置に取出し端子14a,14bを備えている。これに より、該取出し端子14a,14b間に、上記読出コイル15よりも巻数の少な い巻数を有する書込コイル14が構成され得ることになり、その作用は、図1の 磁気ヘッドと同様である。
【0015】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案によれば、読出の際に十分な読出出力が得られると 共に、書込の際には、書込電流の立上り時間が遅くなるようなことのない、極め て優れた磁気ヘッドが提供され得ることになる。
【図1】本考案による磁気ヘッドの一実施例を示す概略
図である。
図である。
【図2】本考案による磁気ヘッドの他の実施例の要部を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図3】従来の磁気ヘッドの一例を示す概略図である。
10,20 磁気ヘッド 11 書込・読出ヘッド部 12 消去ヘッド部 13 書込・読出用コア 14 書込コイル 15 読出コイル 16 消去用コア 17 消去コイル 20 磁気ヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】 共通の書込・読出用コアに対して巻回さ
れた書込コイル及び読出コイルを含んでいる、磁気ヘッ
ドにおいて、 上記書込コイルの巻数が、読出コイルの巻数より少なく
なるように、該書込コイル及び読出コイルが、それぞれ
巻回されていることを特徴とする、磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5169192U JPH064905U (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5169192U JPH064905U (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064905U true JPH064905U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12893931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5169192U Pending JPH064905U (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064905U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503319A (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-14 | ||
JPS5830927B2 (ja) * | 1980-04-26 | 1983-07-02 | 新日本製鐵株式会社 | 無方向性電磁鋼板の製造法 |
JPH0210507A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-16 | Gunma Nippon Denki Kk | 磁気記録装置の磁気ヘッド部 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP5169192U patent/JPH064905U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503319A (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-14 | ||
JPS5830927B2 (ja) * | 1980-04-26 | 1983-07-02 | 新日本製鐵株式会社 | 無方向性電磁鋼板の製造法 |
JPH0210507A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-16 | Gunma Nippon Denki Kk | 磁気記録装置の磁気ヘッド部 |
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