JPH0649018B2 - 乾麺類蒸煮装置 - Google Patents

乾麺類蒸煮装置

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JPH0649018B2
JPH0649018B2 JP2246283A JP24628390A JPH0649018B2 JP H0649018 B2 JPH0649018 B2 JP H0649018B2 JP 2246283 A JP2246283 A JP 2246283A JP 24628390 A JP24628390 A JP 24628390A JP H0649018 B2 JPH0649018 B2 JP H0649018B2
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JP
Japan
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water
heating chamber
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steaming
chamber
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JP2246283A
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JPH03176008A (ja
Inventor
隆次 蒔田
Original Assignee
株式会社シタマ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J2027/006Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta
    • A47J2027/008Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta for cooking pasta under pressure

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  • Noodles (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、うどん、そばなどの乾麺類及びスパゲッティ
などの高蛋白質乾麺類を極めて短時間にかつ連続的に茹
であげて給食可能にする装置に関するものである。
[従来の技術] うどん、そばなどの乾麺類及びスパゲッティなど高蛋白
の乾麺類は、鍋釜などで茹で上げる必要があるが、適切
に茹で上げるためには時間管理が難しく、また麺類の品
質、太さ、種類などにより条件が異なるため、レストラ
ンなどにおいて大量に、しかも常に同品質のものを要求
される場合には、熟練した職人の経験と勘による外なか
った。
[従来技術の問題点] 従来のように乾麺類を鍋釜などを用いて人の経験と勘に
たよって茹であげる場合の最大の問題は、適切に茹で上
げるために熟練した調理人が必要であることである。更
に問題であるのは、仮に熟練した調理人によっても、そ
の茹で上がりまでに数分から十数分もの時間を要するこ
とである。後者の問題は、レストランや軽食堂などの店
舗において客の集中する食事時間における客の回転率を
下げ、客は無意味な待ち時間を強いられることになる。
本発明は、うどん、そばなどの乾麺類やスパゲッティな
ど高蛋白の乾麺類であってもその茹で上げを熟練を要す
ることなく、極めて短時間に、しかも連続的に等品質に
供給することを可能にする装置を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点を解決し、構成を単純化して
装置全体を小形化し、しかも信頼性の高い供給能力を長
期間維持することを可能にする装置を提供する。
その手段は特許請求の範囲に記載のとおり 上部に乾麺類の供給弁を下部に排出弁を設けた密閉可能
な蒸煮室と、該蒸煮室の外周に同心状に連設された複数
の加熱室と、加熱室の間を連通し順次水を次の加熱室に
送る水路と、加熱室内の水を加熱する手段と、最も上流
にある加熱室に水を供給する手段と、最も下流にある加
熱室内の過熱水を前記蒸煮室に供給する手段を有するこ
とを特徴とする乾麺類蒸煮装置である。
[作用] 予め水を供給する手段によって第1の加熱室を通じ全部
の加熱室に水を供給し、かつ加熱手段によって密閉され
た加熱室内の水を高温に加熱し必要により加圧状態で大
気圧下の沸点を越えた温度としておく(本発明において
はこの状態の水を過熱水と称する。)。
蒸煮室の下部排出弁を閉じた状態で、スパゲッティなど
の乾麺類を上部供給弁を開いて蒸煮室に導き、上部供給
弁を閉じる。
過熱水を蒸煮室に供給する手段を開いて最終加熱室内の
過熱水を蒸煮室に導入し、乾麺類を蒸煮する。蒸煮完了
後下部排出弁を開き、蒸煮された麺類を排出する。
使用された過熱水に応じた量の冷水が第1の加熱室に導
入されると、連接した加熱室内の温水が順次奥の加熱室
に送られ、最終の加熱室の所定の水位を満たして再び次
の使用に備える。
[実施例] 第1図は本発明の蒸煮装置の1例を示す断面図である。
図中1は蒸煮シリンダー、2は加熱シリンダー、124
は加熱室内に設けた電気ヒーター、4は加熱室から送ら
れる過熱水を蒸煮シリンダー1内に送るためのバルブ、
5は給水ポンプ、6は供給バルブ、7は排出バルブ、8
は液面センサー、11は減圧弁、12、13、15、1
6はそれぞれ配管である。
第1図に示すとおり蒸煮シリンダー1は、上部を供給バ
ルブ6により、下部を排出バルブ7によって閉鎖できる
密閉構造である。加熱シリンダー2は蒸煮シリンダー1
の外周部に同心状に設けられ、加熱シリンダー2と蒸煮
シリンダー1とで形成される内部空間には、複数の加熱
室が設けられている。該加熱室には給水ポンプ5によっ
て水が供給され、液面センサー8によって一定のレベル
が保たれている。電気ヒーターがその水を約120℃〜
150℃・絶対圧力約2〜5kg/cmになるように加熱
し、図示しない圧力センサー、温度センサーによってこ
れを維持する。配管12と配管13により加熱シリンダ
ー2の上部と蒸煮シリンダー1の下部が連通され、その
2つの配管の間にバルブ4が設置されている。
第1図の符号40〜48は乾麺を蒸煮装置に自動的に供
給するフィーダに関するものであり、その斜視図を第3
図に示す。40は乾麺を貯留するホッパーであり、この
例ではホッパー40内部に乾麺が水平に保持されてい
る。ストッパー41、ストッパー42は、ホッパー下部
のスリットにK矢方向及びL矢方向に出入りが可能なよ
うに構成された平板状のストッパーであって、ストッパ
ーがホッパー40の外部に出た状態では乾麺が蓋43に
至るまでホッパー下部を満たす。この状態でストッパー
をホッパー内部に挿入することで、必要量の乾麺を分離
することができるものである。通常はストッパー42を
用い、増量が必要なときにストッパー41を用いる。一
定量の乾麺が測定されるとN矢方向に開閉自在の蓋43
が下方に開き、所定量の乾麺が受け皿44に移される。
その後昇降用のモーター45、ガイド48などからなる
G矢方向に移動可能なエレベーター機構によって受け皿
44は蒸煮装置上部に運ばれ、次いで回転用モーター4
6によって約90度回転され、受け皿の先端が供給部1
7の上部に位置するように移動される。次いで投入モー
ター47により受け皿44はH矢方向に斜めに起き上が
り、麺供給部17を通じて乾麺を蒸煮シリンダー1内部
に投入するようになっている。
第2図は、第1図の蒸煮装置のボイラ111部分の斜視
図である。説明のために蓋部を開いた状態を示してい
る。この実施例では、ボイラ本体111は円筒形をして
おり、加熱シリンダ2と、蓋113で形成される密閉構
造であり、加熱シリンダ2の内部は蒸煮シリンダー1と
の間の空間がその長手方向に設けられた仕切114、1
15、116、117によって区画され、4つの加熱室
120、121、122、123が形成されている。4
つの加熱室には、この例ではそれぞれ電気ヒータ12
4、125、126、127が設けられている。加熱室
120には給水口128が設けられ、第1図に示すよう
に給水ポンプ5が設けられている。加熱室123には蓋
113に設けた排水口130を通じて配管12が接続さ
れ、配管12にはバルブ4が設けられ、配管13をへて
蒸煮シリンダー1内部に通じている。また仕切114と
仕切116の上部が切り欠かれて水路が形成され、仕切
115の下部が切り欠かれて水路が形成されている。ま
た、加熱室123若しくは適宜の位置に液面センサ8、
温度センサ、圧力センサなどが設けられている。
初期状態では、ポンプ5によって、給水口128からA
矢方向に冷水が導入され、B矢、C矢、D矢方向の水路
を経て各加熱室を充満する。液面センサが一定の液面を
検知すると、バルブ4が閉じ、給水ポンプが停止し、ヒ
ータ124、125、126、127に通電されて加熱
室の水が加熱される。加熱室123の水の温度が一定の
温度に達すると温度センサの信号によりヒータによる加
熱が停止され、また一定の温度以下になるとヒータによ
る加熱がなされ、以下これを繰り返す。加熱室は蓋11
3、バルブ4により密閉された耐圧容器となっているの
で、水の温度は必要により100℃を越える温度も任意に
設定することが可能であり、この例でも加熱室123の
水は100℃を越える温度とするように設定されている。
いま、消費の必要に応じてバルブ4が開けられると、加
熱された水がE矢方向に配管12、13を通じて排出さ
れ蒸煮シリンダー1に導入され消費される。このように
して高温の水が消費されると、液面センサが水の消費を
検知し、バルブ135が開けられて冷水が加熱室120
に送り込まれる。送りこまれた水に対応する量の水が、
加熱室120から加熱室121、加熱室122、加熱室
123へそれぞれ仕切114、115、116に設けら
れた水路を通じてB矢方向、C矢方向、D矢方向に順次
送られ、加熱室123の液面センサが一定量の水を検知
したときに給水は停止される。従って、加熱室120に
給水された冷水は、加熱室123に蓄えられた高温の水
と直接混合されることなく、加熱室123に補給される
水は加熱室122においてあらかじめ充分に加熱された
水であるため、加熱室123の水はその温度を急激に低
下させることがなく、僅かな補充的加熱によって短時間
で所定の温度に達することが可能である。
また、この例の水路は、水の上流から下流方向に向かっ
て各加熱室の上下に交互に設けられているので、加熱室
のあらゆる箇所に水流が確保され、水に含まれる不純物
や析出物などが加熱室の特定箇所に溜まることなどを防
止できる。
なお、この例では加熱室が4室で、それぞれの部屋に加
熱手段を設けたものを示してあるが、加熱室の数や加熱
手段の数については本発明の趣旨を達成するものであれ
ばよく、4室に限定されるものではない。
上の構成においてスパゲッティなどの乾麺を蒸煮する手
順を以下に説明する。
前述したフィーダ機構によって、麺供給部17に乾麺を
入れると、制御部20は供給バルブ6を開き乾麺を蒸煮
シリンダー1内部に落下させた後供給バルブ6を閉じ、
蒸煮シリンダー1を密閉する。
次いでバルブ4を開くと、加熱シリンダー123内の過
熱水が蒸煮シリンダー1内に導入される。次いでこの状
態を一定時間保持して麺を蒸煮する。過熱水を導入する
ことにより、本来茹で上げに長時間を要する高蛋白質乾
麺類も極めて短時間(この実施例で約60秒〜80秒)
で茹で上げ状態になる。次いでバルブ4を閉じ、減圧弁
11を開け、蒸煮シリンダー1を減圧する。減圧後排出
バルブ7を解放すると茹で上がり状態となったスパゲッ
ティが蒸煮シリンダー1の排出され、その下部から取り
出される。以上の手順は、制御部20が自動的に行うも
ので、茹であげまでに全く人手を要しない。
上記構成では、蒸煮シリンダー1は常時その外周に配置
された加熱室によって加温されているため、熱効率がよ
く、麺類の蒸煮による温度の損失も短時間で回復され連
続的な使用に適する構造である。本発明に用いたボイラ
は、最終加熱室で消費された高温の水に対応する量の水
を前段の加熱室で既に十分に加熱された水から補給する
ようになっているので、使用する水の温度が補給によっ
て急激に低下するのを防止でき、頻繁な使用に際しても
常に高温の水を供給できる利点がある。また加熱室と蒸
煮室が同心状であるため形状もコンパクトに形成するこ
とができる。
さらに麺類の経路は、処理時間の経過に従って上から下
へ主に重力に従って移動されるので、麺類の投入、処
理、排出について特別な装置を必要とせず、麺類の移動
を簡単な構成で可能とする。
上記温度、圧力、時間等の条件は上記実施例に限定され
るものではなく、蒸煮室の大きさや蒸煮対象の乾麺類の
質などの諸条件により任意の値を取り得るものである。
[発明の効果] 以上実施例について詳細に説明したとおり、本発明では
熟練した職人の手を必要とせずスパゲッティやうどん、
そばなど乾麺類を短時間で適切に、しかも連続的に茹で
上げることができる。しかも装置全体は小型化が可能
で、簡単な構成であるから信頼性も高く、また熱効率も
よいなど多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の断面図、第2図は本発明の
実施例のボイラー部分の斜視図、第3図はフィーダの斜
視図である。 1……蒸煮シリンダー、2……加熱シリンダー、4……
加熱室から送られる過熱水を蒸煮シリンダー1内に送る
ためのバルブ、5……給水ポンプ、6……供給バルブ、
7……排出バルブ、8……液面センサー、11……減圧
弁、12、13、15、16……配管、114〜117
……仕切り、120〜123……加熱室、124〜12
7……ヒーター、である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に乾麺類の供給弁を下部に排出弁を設
    けた密閉可能な蒸煮室と、該蒸煮室の外周に同心状に連
    設された複数の加熱室と、加熱室の間を連通し順次水を
    次の加熱室に送る水路と、加熱室内の水を加熱する手段
    と、最も上流にある加熱室に水を供給する手段と、最も
    下流にある加熱室内の過熱水を前記蒸煮室に供給する手
    段を有することを特徴とする乾麺類蒸煮装置。
  2. 【請求項2】加熱室が、円筒体の内部に長手方向の仕切
    りを設けて形成されたものである請求項第1項の乾麺類
    蒸煮装置。
  3. 【請求項3】加熱室が、円筒体の内部に長手方向の仕切
    りを設けて形成されたものであり、水路が水流方向に従
    い該仕切りの上部または下部に交互に設けた開口によっ
    て形成された請求項第1項の乾麺類蒸煮装置。
JP2246283A 1989-09-22 1990-09-18 乾麺類蒸煮装置 Expired - Lifetime JPH0649018B2 (ja)

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JP1-245134 1989-09-22
JP24513489 1989-09-22

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JPH03176008A JPH03176008A (ja) 1991-07-31
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JP2246283A Expired - Lifetime JPH0649018B2 (ja) 1989-09-22 1990-09-18 乾麺類蒸煮装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0585318U (ja) * 1991-06-17 1993-11-19 哲也 林原 自動麺茹器

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