JPH0648912Y2 - ユニットケ−ス取付機構 - Google Patents

ユニットケ−ス取付機構

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JPH0648912Y2
JPH0648912Y2 JP1987091313U JP9131387U JPH0648912Y2 JP H0648912 Y2 JPH0648912 Y2 JP H0648912Y2 JP 1987091313 U JP1987091313 U JP 1987091313U JP 9131387 U JP9131387 U JP 9131387U JP H0648912 Y2 JPH0648912 Y2 JP H0648912Y2
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JP
Japan
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case
unit case
unit
mounting
elastic
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JP1987091313U
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JPS63201387U (ja
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和美 田続
勲 秋本
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Nippon Antenna Co Ltd
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Nippon Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案はユニットケース取付機構の考案に係り、テレビ
共聴用受信増幅装置の本体ケース部体に形成された取付
部にユニット化されたケースを簡易且つ強固に定着せし
め得ると共に装脱を容易とし、しかもユニットケースを
近接して設定することを可能にし、操作性に優れた取付
機構を提供しようとするものである。
(産業上の利用分野) テレビ共聴用受信増幅装置などに内部ユニットケースを
取付けるための機構。
(従来の技術) テレビ共聴用受信増幅装置のような本体ケース内にユニ
ット化されたケースを取付けるために従来採用されてい
るものとしては第11図から第13図に示す通りである。
即ち第11図のものは本体ケース20内に設けられた本体シ
ャーシ21に取付板22、22を対設し、ユニットケース25の
前面板26を該ユニットケース25から突出させて取付板22
に重合し、取付ビス27で締着するもので、ユニットケー
ス25は本体シャーシ21に対して接栓プラグ24で挿脱さ
れ、本体シャーシ21に対し名取付板22は固定手段23で取
付けられる。
第12図のものは上記したような取付板22に代えて取付用
の長ビス28を使用するもので、ナット30により本体シャ
ーシ21に固定される。
更に第13図のものは入力回路部、増幅部、出力混合部の
ユニットケース31、32、33を相互に係合させると共に、
ケース蓋34で固定しようとするもので、増幅部である中
間ユニットケース32に係合段32aを対設し、入力回路
部、出力混合回路部である両側ユニットケース31、33に
は受段31a、33aを設けると共に第11図のような取付板22
または第12図のような取付用長ビス28で本体シャーシ21
に固定し、あるいは第13図のような中間ケース32と両側
ケース31、33間は上記のような係合段32aと受段31aの間
または33aの間に設けられた接栓35で接続せしめ、又両
側ケース31、33は本体シャーシ21に対して接栓35aで接
続させ、然してケース蓋34には中間ケース32の前面を押
さえる固定片36を突設して該ケース蓋34を閉塞すること
により固定片36が中間ケース32を固定化し、従って両側
ケース31、33をも固定化しようとするものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した従来の第11図のものにおいては、特別な取付板
22を対設し、これらの取付板22、22を取付ビス27、ある
いは固定手段23を多数採用することとなり、煩雑で工数
が嵩む。又ユニットケース25に取付けのためのビス27で
固定するための鍔状突部を形成することが必要で、取付
スペースが大となる。
このような第11図の場合の不利は第12図のものにおいて
はそれなりにカバーされるとしても、この第12図のもの
では、特別に長い長ビス28および重複したナット30を必
要とする。又ユニットケース25自体を長ビス28で固定す
るために、特別に大きくすることが必要で、本体シャー
シ10上における取付スペースも大とならざるを得ない。
更にユニットケース25に挿通された長ビス28は該ケース
内の電気的素子ないし回路に対し電気的に悪影響を与え
ることが多いし、取付工数もそれなりに大となる。
第13図のものは単に各ユニットを組込むだけでよいから
取付工数が少いメリットを有しているが、ケース蓋34で
中間ケースを押えるだけでは取付けが必ずしも安定せ
ず、特にプラグ接栓で両側のユニットケースが取付けら
れたような関係となるので安定接続を得難い。又中間の
ユニットケースを取外すと、両側ユニットケースも一緒
に外れる可能性が高い。
従って各ユニットケースにおいて第12図または第13図の
ような取付機構を併用するようなことが多く、第11、12
図のものの不利が何等解決されない。又アース取りなど
を別に考慮することが必要であり、更には中間ユニット
ケースの装着に当って底面側に設けられたプラグ接栓の
芯合わせを的確に得ることが容易でない。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) ケース本体にユニットケースを取付けるための機構であ
って、ケース本体に固定されるべき一方のユニットケー
スにおける底部コーナ部に弾性スライド片を設け、該弾
性スライド片には上記した一方のユニットケースの側面
に位置せしめられる弾性部を形成すると共に係止片を連
結し、該係止片に前記したケース本体の係合部に係脱さ
れるロック部を形成したことを特徴とするユニットケー
ス取付機構。
(作用) 一方のユニットケースに対し弾性スライド片および係止
片は一体的にスライド操作される。
これら弾性スライド片およびスライド片の弾性圧着部お
よびロック部を本体シャーシの係合孔に挿入し弾性スラ
イド片をスライドすることにより係止片に形成されたロ
ック部が係合孔の孔縁に係止し、弾性圧着部も同様に係
合孔に係止する。
上記のようにスライドした弾性スライド片の先端側にお
ける弾圧部は一方のユニットケースにおける側面に接着
し、この状態で他方のユニットケースが装着されること
により該他方のユニットケースを本体シャーシ上に係着
する。又このようにして弾圧部が双方のユニットケース
間に挟着され、しかもロック部が本体シャーシの係合孔
部分に圧着されることによりそれらユニットケースに関
して的確なアース取り関係を形成する。
なお弾性スライド片が定位置にセットされない状態では
弾圧部が他方のユニットケース装着を阻止する。従って
不完全な装着を防止し装置の保護を図り得る。
(実施例) 本考案によるものの具体的な実施態様を添附図面に示す
ものについて説明すると、本考案によるものの全般的な
構成関係は第1図に示すような本体ケース20内における
上下に電源供給器ケース5と入出力部ケースユニット1
とが対設され、これらの電源供給器ケース5と入出力部
ケースユニット1との間に入力分波または周波数変換部
ユニット2、増幅部ユニット3および出力混合部ユニッ
ト4をそれぞれ独立したユニットケース部体として並列
多連に各接栓方式によって接続せしめている。このよう
な構成によるものを回路的に示しているのが第2図であ
って、前記したような本体ケース20内に上記した各ユニ
ット2、3、4のケースがそれぞれ多連に接続されてい
るもので、本体ケース20の底面には入力接続口36、37と
出力接続口22とが設けられている。
前記した入出力部ケースユニット1と電源供給器ケース
5との間における各ユニット2、3、4の本体ケースに
対する本考案のユニットケース取付機構は第3図または
第4図に示す如くであって、ケース本体20の内面には適
当な間隔を採って本体シャーシ10が取付けられており、
このような本体シャーシ10に前記したような複数列のユ
ニットケース2、3、4を取付けるに当って、一方のユ
ニットケース2に対して他方のユニットケース3を部分
的に重合してセットし、又一方のユニットケース2と本
体シャーシ10とをプラグ接続6すると共に他方のケース
3と一方のユニットケース2とは前記重合部においても
夫々プラブ接栓7で接続されるように成っている関係は
前記した第13図のものと同じであるが、本考案において
はこのような構成のものにおける一方のユニットケース
2、4の底面において他方のユニットケース3の装脱域
側に弾性スライド片11を設けるものである。即ち該弾性
スライド片11は第5、6図と共に第7図や第10図に仔細
が示してある如くであって、基端側に連結部17が形成さ
れると共に本体シャーシ10に対する弾性圧接部13を屈曲
して形成したもので、又その先端側においては他方のユ
ニットケース3における装脱面、即ち一方のユニットケ
ース2または4の側面に位置せしめられる弾圧部12がL
形に折曲し、しかも中間部を膨出状に屈曲または湾曲し
て形成されたものである。
前記したような連結部17に連結されているが、剛性をも
って係止片8であって、該係止片8は第9図に示すよう
に一端部に連結係合部18を形成して上記連結部17に係止
連結され、又他端部には本体シャーシ10に第5、6図で
示す如く形成された係合孔9に嵌合係止するロック部19
が屈曲突設されている。更に該係止片8の中間部におけ
る両側にはガイド突部16が形成され、前記弾性スライド
片11にもその両側にガイド突部14が突設されていること
は図示の如くであって、これらのガイド突部14および16
は既述したような一方のユニットケース2〔または4〕
において該ユニットケース2〔または4〕を形成してい
る両側面板2a〔または4a〕に形成されたガイド孔15およ
び15aと係合しており、このようなガイド孔15、15aによ
るガイド作用ユニットケース2または4の底面にそいス
ライド操作される。即ち弾性スライド片11と係止片8は
一体としてスライド操作され、係止片8のロック部19は
係合部として強固な係合をなし、弾性圧接部13は本体シ
ャーシ10と弾性的に係着するものであって、それらの結
果として強固且つ安定した取付け関係と隙間を残すこと
のない密着した取付けが得られる。第4図に実線で示す
ように両片8、11が前記ユニットケース2または4から
引出された状態では基端側のロック部19および弾性圧接
部13が係合孔9、9aに対し装脱可能関係を形成し、ユニ
ットケース2または4をセットすることによりそれらの
部分19、13が的確に係合孔9、9aへ装入され、あるいは
抜き取り得る。一方このようにしてユニットケース2ま
たは4をセットしてから弾性スライド片11を第6図の仮
想線のようにスライドすることによりロック部19は係合
孔9の奥部孔縁に対し深く係合することは明かで、弾性
圧接部13は係合孔9aに対し同じくその孔縁において弾性
的に係合することとなる。なお第6図において仮想線で
示すようにユニットケース2または4の側面から離脱突
出した弾圧部12の先端部分は対設された第3、4図のよ
うな一方のユニットケース2、4の間に装入される中間
ユニットケースの底面角部に接合してその装入を阻止す
る安全機構として作用し、あるいは中間ユニットケース
3が装着可能な状態で強く圧入された場合において自動
的に退避し、第4図の仮想線状態にセットされ、解放状
態にあった該弾性スライド片11を自動的にロック状態と
する。即ち弾性スライド片11がロック状態を形成し、一
方のユニットケース2または4を本体シャーシ10に対し
て固定化した状態で他方のユニットケース3が装入され
ることが好ましいものであるけれども、仮りに誤ってア
ンロック状態で中間ユニットケース3が装着可能な場合
に圧入されても自動的に両側ユニットケース2、4につ
いてロック状態が形成される。
又第3図に示すような他方のユニットケース3の装着状
態においては弾性スライド片11が基端側において本体シ
ャーシ10に対し緊密に圧着されると共に先端側は両ユニ
ットケース2(または4)と3とに対して的確に圧接さ
れ、アース取り関係を有効に形成する。
弾性スライド片11は適宜にスライドし、又弾圧されて圧
偏化されるものであるから特別なスペースを必要とする
ことはなく、係止片8も本体シャーシ10との間で単なる
板材的に介装するだけであるから取付けのためのスペー
スは僅かである。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときはテレビ共聴用受
信増幅装置の本体ケースの如きに一方のユニットケース
を的確に固定化することができると共にこのようなユニ
ットケースに対し装着される中間ユニットケースの如き
を有効に弾圧係止せしめ且つアース取りに好ましい弾圧
接触関係を形成し得るものであり、勿論取付ビスなどの
工数の多い取付手段を必要しないでワンタッチ的なユニ
ットケースの取付けを得しめ、斯うした取付けのために
特別なスペースなどを必要とすることがなく、比較的簡
易な板金製品またはそれに準ずる部材で上述したような
特段且つ多様な効果をもたらし、しかも係止片による強
固且つ安定な取付関係と弾性スライド片による弾圧的填
隙的な取付関係を共に構成し、機械的および電気的の何
れにおいても安全且つ的確な取付けを簡易に実現し得る
ものであるから工業的にその効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであって、第1図
は本考案の適用される1例としてテレビ共聴用増幅装置
の斜面図、第2図はその各ユニット間の電気的接続関係
を示した説明図、第3図は本考案による1つの実施形態
についての組付け状態を示した断面図、第4図はその装
脱操作状態を示した断面図、第5図は弾性スライド片お
よび係止片の本体シャーシに対する装脱関係の断面的説
明図、第6図はこれら弾性スライド片および係止片の作
動関係を拡大して示した部分的な断面図、第7図は弾性
スライド片および係止片のユニットケースにおける側面
板に対する取合い関係を示した斜面図、第8図はこれを
取付けたユニットケースの斜面図、第9図は係止片の斜
面図、第10図は弾性スライド片の斜面図、第11図から第
13図はそれぞれ従来のユニットケース取付機構を示した
断面的説明図である。 然してこれらの図面において、1は入出力部ケースユニ
ット、2は一方のユニットケースである入力分波まはた
周波数変換部ユニットケース、3は他方のユニットケー
スである増幅部ユニット、4は一方のユニットケースと
しての出力混合部ユニット、5は電源供給器ケース、
6、7はプラグ接栓、8は係止片、9、9aは係合孔、10
は本体シャーシ、11は弾性スライド片、12は弾圧部、13
は弾性圧接部、14はガイド突部、15、15aはガイド孔、1
6はガイド突部、17は連結部、18は連結係合部、19はロ
ック部、20は本体ケースを示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体にユニットケースを取付けるた
    めの機構であって、ケース本体に固定されるべき一方の
    ユニットケースにおける底部コーナ部に弾性スライド片
    を設け、該弾性スライド片には上記した一方のユニット
    ケースの側面に位置せしめられる弾性部を形成すると共
    に係止片を連結し、該係止片に前記したケース本体の係
    合部に係脱されるロック部を形成したことを特徴とする
    ユニットケース取付機構。
JP1987091313U 1987-06-16 1987-06-16 ユニットケ−ス取付機構 Expired - Lifetime JPH0648912Y2 (ja)

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JPS63201387U JPS63201387U (ja) 1988-12-26
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