JPH0633732Y2 - テレビ共聴用受信増幅器 - Google Patents

テレビ共聴用受信増幅器

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JPH0633732Y2
JPH0633732Y2 JP1987091311U JP9131187U JPH0633732Y2 JP H0633732 Y2 JPH0633732 Y2 JP H0633732Y2 JP 1987091311 U JP1987091311 U JP 1987091311U JP 9131187 U JP9131187 U JP 9131187U JP H0633732 Y2 JPH0633732 Y2 JP H0633732Y2
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Japan
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JP1987091311U
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JPS63200966U (ja
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和美 田続
勲 秋本
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Nippon Antenna Co Ltd
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Nippon Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案はテレビ共聴用受信増幅器に係り、各部をユニッ
ト化したものを組込んで夫々のチャンネルに対する専用
増幅機構を形成するようにしたテレビ共聴用受信増幅器
に関し、それらユニット化部体の組付けを容易となし、
しかも放熱効果をも含めて電気的接続状態を安定化する
ことのできる機構を提供しようとするものである。
産業上の利用分野 ユニット化された部体を組付けて形成されるテレビ共聴
用受信増幅器。
(従来の技術) テレビ共聴用受信増幅装置であるチャンネル専用増幅器
は従来から知られている。即ちテレビ受信の受信障害対
策として地域の多世帯に共同受信(共聴)せしめる施設
として良質な受信を図るように受信改善をなす受信関連
機器の1つとして従来から種々に採用されている。
この種における装置は、入出力接続の接栓座を有する入
出力部をもったフロントパネルを本体シャーシ部に固定
し、入力回路部(入力分波回路)、増幅部および出力回
路部(出力混合回路)を順次に配設したものに増幅部へ
の電源を接続供給する電源部を設けて成るものであっ
て、その配置構成は大別して以下の如くである。
入出力部を本体シャーシとL字状に固定し、入力回路
部に指定チャンネルの入力端子毎に回路を形成して一体
化し、このものに各チャンネル個別の増幅器、出力回路
部を同軸ケーブルによって夫々接続するもの。
前記のものがケーブル接続たることから電気的特性
に変化が生ずる。そこで入出力部を本体シャーシとL字
状に組込んで固定したものに入力回路部を別体として接
栓つきケーブルで接続せしめ、増幅器および出力回路部
は各個にユニット化してプラグインタイプで接続するも
の。つまりケーブル接続を一部として他をプラグインす
ることにより電気的特性を改善しようとするものであ
る。
入出力部を本体シャーシとL字状に固定したものに入
力分波回路部、増幅器、出力混合部をまとめてユニット
化したものを接続するもの。
特開昭59−7001号公報のように出力回路部を基板化し
て接続具に挿着し、他はプラグインとしてコンパクト化
を図るようにしたもの。
(考案が解決しようとする問題点) 然し器記したような従来のものにおいてはユニット化さ
れた各部の組付けが容易でない。即ちケーブルを用いて
夫々のユニット間を接続するならば的確な接続がなされ
るとしても、それらの接続操作が煩雑であると共にケー
ブル部分において電気的特性のロスを生じる。ユニット
化ケース相互間に形成されたプラグ、ジャック接栓によ
り接続することはこのような不利を回避できるとしても
多数個採用された各プラグジャック接栓における接触が
本装置の設置上から各接続関係が水平であり一部におい
て不完全状態となる傾向があり、このような不完全接触
を的確に防止するには各ユニット自体にネジ棒その他の
固定手段を別途に講ずる必要がある。
更にこのようなテレビ共聴用受信増幅器においてはその
共聴受信状態の如何により、例えば増幅部の如きには相
当の発熱を伴うことがあり、このような発熱に対しては
放熱を講ずることが好ましく、耐用性を向上する所以で
あるが、そのための工作が煩雑化する。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) ケース本体内に本体ベースシャーシを設けて電源供給器
ケースと入出力部ケースユニットを設け、これら電源供
給器ケースと入出力部ケースユニットとの間に入力分波
または周波数変換部、増幅部および出力混合部から成る
多連の各中間ケースユニットを接続するようにしたもの
において、前記した各連の中間ケースユニットの一方に
係合段を形成すると共に該一方の中間ケースユニットに
隣接して組付けられる他方の中間ケースユニットには前
記係合段と係接する接合突部を形成し、前記ケース本体
に設けられた蓋部体には上記した他方の中間ケースユニ
ットなどを弾圧固定化すると共に蓋部体に伝熱して放熱
するための押圧片を設けたことを特徴とするテレビ共聴
用受信増幅器。
(作用) 各連の中間ケースユニットにおける一方に係合段を形成
すると共に他方の中間ケースユニットに該係合段と係接
する係合突部を設けることにより、この他方の中間ケー
スユニットを固定化することで一方の中間ケースユニッ
トをも固定化し、又このような係合段と係合突部間にお
いてユニットケース相互間に形成したブラックジャック
方式による接栓構造を有効に採用することができる。
ケース本体に設けられた蓋部体に上記した他方の中間ケ
ースユニットを弾圧固定化する押圧片を設けることによ
り前記蓋部体をケース本体に対し閉塞固定することで該
他方の中間ケースユニットを固定し、従って上記した関
係から一方の中間ケースユニットをも固定せしめ、同時
にそれら中間ケースユニット間に設けられた接栓構造の
接触をも確実化すると共に固定化する。
上記のように弾圧固定化する弾圧片は伝熱性に優れた弾
性金属片であり、従って上記のような中間ユニットケー
スにおける発熱を該押圧片を介して蓋部体に伝播する。
即ち充分な面積をもった蓋部体により中間ユニットケー
スの発熱を的確に放熱すると共に電気的特性において更
にアース接続を図り得る。勿論電気的遮蔽効果も得られ
る。
(実施例) 本考案によるものの具体的な実施態様を添附図面に示す
ものについて説明すると、本考案によるものの全般的な
構成関係は第1図に示すような金属製の本体ケース10内
における上下に電源供給器ケース5と入出力部ケースユ
ニット1とが対設され、これらの電源供給器ケース5と
入出力部ケースユニット1との間に入力分波または周波
数変換部ユニット2、増幅部ユニット3および出力混合
部ユニット4をそれぞれ独立したユニットケース部体と
して並列多連に各接栓方式によって接続せしめている。
このような構成によるものを回路的に示しているのが第
2図であって、前記したような本体ケース10内に上記し
た各ユニット2、3、4のケースがそれぞれ多連に接続
されているもので、本体ケース10の底面には入力接続口
16、16′と出力接続口22とが設けられている。
前記した入出力部ケースユニット1は本考案の実施態様
において第3、4図に示すように本体ケース10内の本体
ベースシャーシ6に取付けることなく、別の台盤7に取
付けたものとして本体ベースシャーシ6の下部に取付
け、本体ベースシャーシ6には前記した各ユニット2〜
4と電源供給器ケース5が取付けられている。又このよ
うな本体ベースシャーシ6に対する各ユニットないしケ
ースの取付けはそれらのケースまたはベース自体に設け
られたプラグジャック形式による接栓構造によって行わ
れ、即ち本体ベースシャーシ6に電源供給器ケース5に
対する接栓15と出力混合部ユニットケース4に対する接
栓14を同じ挿脱方向に設けると共に入出力部ユニットケ
ース1に対する接栓11を下向きとして上記接栓14、15と
は直交した挿脱方向を採って設定されている。更に入力
分波または周波数変換部ユニット2と出力混合部ユニッ
ト4のケースは本考案において夫々断面L形とした一方
のユニットケースとして係合段2a、4aの形成されたもの
となし、これらのユニット2、4に対しそれらユニット
2、4の間に位置せしめられる他方の増幅部ユニット3
は両側にそれらの係合段2a、4aと係接する接合突部3a、
3aが対設された凸字形断面のものとし、このような係合
段2a、4aと接合突部3a、3aとの間に同じくプラグジャッ
ク方式による接栓12、13が上記接栓14、15と同方向に設
けられており、増幅器ユニット3が装脱されることによ
りこれらの接栓12、13の挿脱接続ないし抜取りも行われ
るように成っている。
更に本考案においては上記したような本体ケース10に対
し開閉可能に蓋部体17が設けられることは第1図に示す
通りであるが、このような蓋部体17には前記した他方の
ユニットケースとしての増幅部ユニット3を該蓋部体17
の閉塞によって弾圧固定化すると共に該増幅部ユニット
3における発熱を蓋部体17に伝熱し放熱するための金属
質押圧片18が設けられている。押圧片18の先端には踏圧
部18aを形成し該踏圧部18aが蓋部体17の内面に接合する
ことによって強い圧着が得られ、従って伝熱も有効に行
われる。
前記押圧片18の構造仔細は別に第5図と第6図に示す如
くであって、基端側が蓋部体17に固定されるが先端側は
遊端部として蓋部体17の内面から離れており、しかもこ
のような先端側は自然状態において適正な傾斜を採って
蓋部体17内面から離隔し、このような蓋部体17が閉塞固
定化されることにより前記した増幅部ユニット3を弾圧
固定化する。又金属質である該押圧片18がこのようにし
てユニット3のケースに圧接されることにより該ユニッ
ト3における発熱を該押圧片18を介して蓋部体18に伝播
し、面積的に充分な広さを有する該蓋部体17で放熱する
と共に電気的特性としてのアース接続を更に完全なもの
となし得る。又前記ユニットケース2、4においても同
様な押圧片18を圧接させるようにするならば電気的特性
の向上を更に図り得る。
なお図示のものにおいて、電源供給器ケース5は前記ベ
ースシャーシ6に設けた取付ナット9に対し取付螺杆8
で固定するように成っている。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは簡単な接栓方式
によって各ユニット間の電気的接続を図ることができ、
しかも蓋部体を閉塞固定化することにより他方の中間ケ
ースユニットを介しそれと係合した一方の中間ケースユ
ニットをも固定化し且つそれらケースユニット間に設け
られた前記接栓方式による電気的接続を的確且つ固定化
することができ、従ってそれらの組付け接続操作を容易
ならしめ、しかも弾性押圧片を介して中間ケースユニッ
トなどにおける発熱を広大なケース本体の蓋部体により
放熱せしめると共に電気的特性も向上するものであっ
て、それらによりこの種共聴用機器の取扱いおよび耐用
性を大幅に改善し得るものであるから工業的にその効果
の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであって、第1図
は本考案によるものの全般的構成関係を示した斜視図、
第2図はその回路的説明図、第3図はその中間ユニット
ケースについての分解状態を示した断面図、第4図はそ
の組付け状態の断面図、第5図は押圧片の平面図、第6
図はその端面図を示すものである。 然してこれらの図面において、1は入出力部ユニット、
2は入力分波または周波数変換部ユニット、2aはその係
合段、3は増幅部ユニット、3aはその接合突部、4は出
力混合部ユニット、4aはその係合段、5は電源供給器ケ
ース、6は本体ベースシャーシ、7は台盤、11〜15は各
接栓、17は蓋部体、18は押圧片を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体内に本体ベースシャーシを設け
    て電源供給器ケースと入出力部ケースユニットを設け、
    これら電源供給器ケースと入出力部ケースユニットとの
    間に入力分波または周波数変換部、増幅部および出力混
    合部から成る多連の各中間ケースユニットを接続するよ
    うにしたものにおいて、前記した各連の中間ケースユニ
    ットの一方に係合段を形成すると共に該一方の中間ケー
    スユニットに隣接して組付けられる他方の中間ケースユ
    ニットには前記係合段と係接する接合突部を形成し、前
    記ケース本体に設けられた蓋部体には上記した他方の中
    間ケースユニットなどを弾圧固定化すると共に蓋部体に
    伝熱して放熱するための押圧片を設けたことを特徴とす
    るテレビ共聴用受信増幅器。
JP1987091311U 1987-06-16 1987-06-16 テレビ共聴用受信増幅器 Expired - Lifetime JPH0633732Y2 (ja)

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