JPH0648666A - 間接式油圧エレベーターの巻上げロープ伸び予告装置 - Google Patents
間接式油圧エレベーターの巻上げロープ伸び予告装置Info
- Publication number
- JPH0648666A JPH0648666A JP20248092A JP20248092A JPH0648666A JP H0648666 A JPH0648666 A JP H0648666A JP 20248092 A JP20248092 A JP 20248092A JP 20248092 A JP20248092 A JP 20248092A JP H0648666 A JPH0648666 A JP H0648666A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- detecting
- car
- advance notice
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単で、しかも誤動作を起こさない間
接式油圧エレベーターの巻上げロープ伸び予告装置を提
供することにある。 【構成】 乗かご４が所定範囲に位置していることを検
出するかご位置検出装置５、プランジャが所定の位置を
超えて上昇したことを検出するプランジャ過上昇検出装
置１３、プランジャが前記所定の位置より下方向の一定
範囲にあるとき動作するプランジャ位置検出用リミット
スイッチ１４、このスイッチが動作した時、巻上げロー
プの伸びが限度に近いことを報知する伸び予告灯１６を
備えている。
接式油圧エレベーターの巻上げロープ伸び予告装置を提
供することにある。 【構成】 乗かご４が所定範囲に位置していることを検
出するかご位置検出装置５、プランジャが所定の位置を
超えて上昇したことを検出するプランジャ過上昇検出装
置１３、プランジャが前記所定の位置より下方向の一定
範囲にあるとき動作するプランジャ位置検出用リミット
スイッチ１４、このスイッチが動作した時、巻上げロー
プの伸びが限度に近いことを報知する伸び予告灯１６を
備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、間接式油圧エレベータ
ーの巻上げロープ伸び予告装置に関するものである。
ーの巻上げロープ伸び予告装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の間接式油圧エレベーターの巻上げ
ロープ伸びに関しては、エレベーター乗かごの位置とプ
ランジャの位置を組み合わせることにより、巻上げロー
プ伸びを検出し、警報を発することがある。
ロープ伸びに関しては、エレベーター乗かごの位置とプ
ランジャの位置を組み合わせることにより、巻上げロー
プ伸びを検出し、警報を発することがある。
【０００３】尚、この種の装置は、たとえば特開平２−
１００９８３号公報に記載されている。
１００９８３号公報に記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来は、エレベーター
乗かごの位置と、プランジャの位置を組み合わせること
により、巻上げロープの伸びが所定値以上に達した場合
警報を発することで、巻上げロープの伸びを自動的に判
定し、巻上げロープの切詰等、予防保全に効果があっ
た。
乗かごの位置と、プランジャの位置を組み合わせること
により、巻上げロープの伸びが所定値以上に達した場合
警報を発することで、巻上げロープの伸びを自動的に判
定し、巻上げロープの切詰等、予防保全に効果があっ
た。
【０００５】しかし、エレベーター乗かごの位置と、プ
ランジャの位置を組み合わせる方法は、エレベーター乗
かごの位置を検出するための装置や、プランジャの位置
を検出するための装置を取付ける必要があり、位置を検
出するための装置の取付けや、電気回路が複雑で誤動作
を起こす問題があった。
ランジャの位置を組み合わせる方法は、エレベーター乗
かごの位置を検出するための装置や、プランジャの位置
を検出するための装置を取付ける必要があり、位置を検
出するための装置の取付けや、電気回路が複雑で誤動作
を起こす問題があった。
【０００６】本発明の目的は、構成が簡単で、しかも誤
動作を起こさない間接式油圧エレベーターの巻上げロー
プ伸び予告装置を提供することにある。
動作を起こさない間接式油圧エレベーターの巻上げロー
プ伸び予告装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、乗かごが所
定範囲に位置していることを検出するかご位置検出手
段、プランジャが所定の位置を超えて上昇したことを検
出するプランジャ過上昇検出手段、プランジャが前記所
定の位置より下方向の一定範囲にあるとき動作するスイ
ッチ手段、このスイッチ手段が動作したとき、巻上げロ
ープの伸びが限度に近いことを報知する伸び予告手段を
備えた構成とすることにより達成される。
定範囲に位置していることを検出するかご位置検出手
段、プランジャが所定の位置を超えて上昇したことを検
出するプランジャ過上昇検出手段、プランジャが前記所
定の位置より下方向の一定範囲にあるとき動作するスイ
ッチ手段、このスイッチ手段が動作したとき、巻上げロ
ープの伸びが限度に近いことを報知する伸び予告手段を
備えた構成とすることにより達成される。
【０００８】
【作用】上記のように、巻上げロープ伸び予告手段を、
スイッチ手段だけにより、直接作動させているので、構
成が簡単となるとともに、加えてかご位置検出手段から
の信号を取り込まないようにしたので、誤動作の確率が
減少し、確実に巻上げロープ伸びの予告機能を発揮させ
ることができる。
スイッチ手段だけにより、直接作動させているので、構
成が簡単となるとともに、加えてかご位置検出手段から
の信号を取り込まないようにしたので、誤動作の確率が
減少し、確実に巻上げロープ伸びの予告機能を発揮させ
ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２により
説明する。
説明する。
【００１０】図において、１は昇降路、２は昇降路１に
設置された案内レール、３は案内レール２に設置された
遮蔽板、４は乗かご、５は乗かご４に設置され、遮蔽板
３の位置で動作する乗かご位置検出装置、６は油圧ユニ
ット、７は油圧ユニットで発生した圧油を送る配管、８
は配管７と接続したシリンダ、９はシリンダ８内を圧油
によって昇降するプランジャ、１０はプランジャ９の頂
部に設置されたプーリ、１１は一端がシリンダ８の下部
に固定され、他端は乗かご４に固定されると共にプーリ
１０にも巻きつけられた巻上げロープ、１２はプランジ
ャ頂部に固定されたカム、１３は昇降路１に設置された
カム１２によって動作するプランジャ過上昇検出用リミ
ットスイッチ、１４は昇降路１に設置され、プランジャ
過上昇検出用リミットスイッチの下方に位置し、カム１
２によって動作するプランジャ位置検出用（巻上げロー
プ伸び検出用）リミットスイッチである。
設置された案内レール、３は案内レール２に設置された
遮蔽板、４は乗かご、５は乗かご４に設置され、遮蔽板
３の位置で動作する乗かご位置検出装置、６は油圧ユニ
ット、７は油圧ユニットで発生した圧油を送る配管、８
は配管７と接続したシリンダ、９はシリンダ８内を圧油
によって昇降するプランジャ、１０はプランジャ９の頂
部に設置されたプーリ、１１は一端がシリンダ８の下部
に固定され、他端は乗かご４に固定されると共にプーリ
１０にも巻きつけられた巻上げロープ、１２はプランジ
ャ頂部に固定されたカム、１３は昇降路１に設置された
カム１２によって動作するプランジャ過上昇検出用リミ
ットスイッチ、１４は昇降路１に設置され、プランジャ
過上昇検出用リミットスイッチの下方に位置し、カム１
２によって動作するプランジャ位置検出用（巻上げロー
プ伸び検出用）リミットスイッチである。
【００１１】前記かご位置検出器５の常閉接点（検出器
５と遮蔽板３がオーバラップしているとき開き、それ以
外は閉じている接点）５Ａ、プランジャ過上昇検出用リ
ミットスイッチ１３の接点１３Ａおよび油圧ユニット６
の停止用リレー１５が直列に接続され、電源Ｐ、Ｎ間に
介在されている。また、プランジャ位置検出用リミット
スイッチ１４の接点１４Ａと巻上げロープ伸び予告灯１
６とは直列に接続され、電源Ｐ、Ｎ間に介在されてい
る。尚、符号１７は接点１４Ａが一度で閉じたとき、予
告灯１６を点灯させ続けておくための点灯保持用リレ
ー、１７Ａはその自己保持用接点である。
５と遮蔽板３がオーバラップしているとき開き、それ以
外は閉じている接点）５Ａ、プランジャ過上昇検出用リ
ミットスイッチ１３の接点１３Ａおよび油圧ユニット６
の停止用リレー１５が直列に接続され、電源Ｐ、Ｎ間に
介在されている。また、プランジャ位置検出用リミット
スイッチ１４の接点１４Ａと巻上げロープ伸び予告灯１
６とは直列に接続され、電源Ｐ、Ｎ間に介在されてい
る。尚、符号１７は接点１４Ａが一度で閉じたとき、予
告灯１６を点灯させ続けておくための点灯保持用リレ
ー、１７Ａはその自己保持用接点である。
【００１２】巻上げロープ１１の長さが正規な状態で
は、かご位置検出装置５が遮蔽板３の範囲内で動作して
いる場合、プランジャ過上昇検出用リミットスイッチ１
３は、動作しないような位置に設置されている。またプ
ランジャ位置検出用リミットスイッチ１４は、巻上げロ
ープ１１の伸びが許容限度に到達する一寸前の状態にな
ったとき、乗かご４が、最上階の正規の位置に停止した
場合に動作するような位置、すなわちプランジャ過上昇
検出用リミットスイッチ１３の下方位置に設置されてい
る。
は、かご位置検出装置５が遮蔽板３の範囲内で動作して
いる場合、プランジャ過上昇検出用リミットスイッチ１
３は、動作しないような位置に設置されている。またプ
ランジャ位置検出用リミットスイッチ１４は、巻上げロ
ープ１１の伸びが許容限度に到達する一寸前の状態にな
ったとき、乗かご４が、最上階の正規の位置に停止した
場合に動作するような位置、すなわちプランジャ過上昇
検出用リミットスイッチ１３の下方位置に設置されてい
る。
【００１３】次に、本実施例の動作を説明する。
【００１４】使用時間の経過とともに、巻上げロープ１
１が伸び、これが許容限度より一寸少ない状態になった
場合、かご呼びまたは乗場呼びに応じて乗かご４が最上
階に上昇し、着床して正規位置に停止すると、カム１２
によりプランジャ位置検出用リミットスイッチ１４が押
され、その接点１４Ａが閉じる。そうすると、接点１４
Ａ、巻上げロープ伸び予告灯１６、および点灯保持リレ
ー１７により閉回路が形成され、巻上げロープ伸び予告
灯１６が点灯し、点灯保持リレー１７は励磁され、かつ
自己保持接点１７Ａが閉じる。これによって巻上げロー
プ伸び予告灯１６の点灯が継続され、その後乗かご４が
最上階から他の階に移動しても、巻上げロープ伸び予告
灯１６を見るだけで、伸びが許容限度の直前であること
を知ることができる。巻上げロープ１１の伸びがさらに
進み、許容限度を達成すると、プランジャ過上昇検出用
リミットスイッチ１３がカム１２に押されているにもか
かわらず、乗かご４は最上階の正規の位置まで上昇しな
い、すなわちかご位置検出位置５が遮蔽板３とオーバー
ラップした状態とならない。そのため、接点１３Ａが閉
じており、常閉接点５Ａは閉じたままとなり、リレー１
５が励磁され、油圧ユニット６からシリンダ８への圧油
の供給が停止し、最上階の正規位置まで乗かご４が上昇
し終わるまで、油圧ユニット６が駆動され続けるのを防
止する。
１が伸び、これが許容限度より一寸少ない状態になった
場合、かご呼びまたは乗場呼びに応じて乗かご４が最上
階に上昇し、着床して正規位置に停止すると、カム１２
によりプランジャ位置検出用リミットスイッチ１４が押
され、その接点１４Ａが閉じる。そうすると、接点１４
Ａ、巻上げロープ伸び予告灯１６、および点灯保持リレ
ー１７により閉回路が形成され、巻上げロープ伸び予告
灯１６が点灯し、点灯保持リレー１７は励磁され、かつ
自己保持接点１７Ａが閉じる。これによって巻上げロー
プ伸び予告灯１６の点灯が継続され、その後乗かご４が
最上階から他の階に移動しても、巻上げロープ伸び予告
灯１６を見るだけで、伸びが許容限度の直前であること
を知ることができる。巻上げロープ１１の伸びがさらに
進み、許容限度を達成すると、プランジャ過上昇検出用
リミットスイッチ１３がカム１２に押されているにもか
かわらず、乗かご４は最上階の正規の位置まで上昇しな
い、すなわちかご位置検出位置５が遮蔽板３とオーバー
ラップした状態とならない。そのため、接点１３Ａが閉
じており、常閉接点５Ａは閉じたままとなり、リレー１
５が励磁され、油圧ユニット６からシリンダ８への圧油
の供給が停止し、最上階の正規位置まで乗かご４が上昇
し終わるまで、油圧ユニット６が駆動され続けるのを防
止する。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、巻
上げロープ伸び予告手段を、スイッチ手段だけにより直
接作動させているので、構成が簡単となるとともに、加
えてかご位置検出手段からの信号を取り込まないように
したので、誤動作の確率が減少し、確実に巻上げロープ
伸びの予告機能を発揮させることができる効果がある。
上げロープ伸び予告手段を、スイッチ手段だけにより直
接作動させているので、構成が簡単となるとともに、加
えてかご位置検出手段からの信号を取り込まないように
したので、誤動作の確率が減少し、確実に巻上げロープ
伸びの予告機能を発揮させることができる効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示すエレベーター塔内の構
成図である。
成図である。
【図２】予告灯を点灯させるための電気回路図である。
５ かご位置検出装置 ９ プランジャ １１ 巻上げロープ １３ プランジャ過上昇検出用リミットスイッチ １４ プランジャ位置検出用リミットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 乗かごが所定範囲に位置していることを
検出するかご位置検出手段、プランジャが所定の位置を
超えて上昇したことを検出するプランジャ過上昇検出手
段、プランジャが前記所定の位置より下方向の一定範囲
にあるとき動作するスイッチ手段、このスイッチ手段が
動作したとき、巻上げロープの伸びが限度に近いことを
報知する伸び予告手段を備えたことを特徴とする間接式
油圧エレベーターの巻上げロープ伸び予告装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20248092A JPH0648666A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 間接式油圧エレベーターの巻上げロープ伸び予告装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20248092A JPH0648666A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 間接式油圧エレベーターの巻上げロープ伸び予告装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648666A true JPH0648666A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16458214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20248092A Pending JPH0648666A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 間接式油圧エレベーターの巻上げロープ伸び予告装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648666A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7358207B2 (en) | 2003-12-18 | 2008-04-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric ceramic composition and multilayer electronic component |
| JP2014136636A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Hitachi Ltd | ダブルデッキエレベーター |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP20248092A patent/JPH0648666A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7358207B2 (en) | 2003-12-18 | 2008-04-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric ceramic composition and multilayer electronic component |
| JP2014136636A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Hitachi Ltd | ダブルデッキエレベーター |
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