JPH0648502A - 空缶の自動分別収容機 - Google Patents

空缶の自動分別収容機

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JPH0648502A
JPH0648502A JP21841192A JP21841192A JPH0648502A JP H0648502 A JPH0648502 A JP H0648502A JP 21841192 A JP21841192 A JP 21841192A JP 21841192 A JP21841192 A JP 21841192A JP H0648502 A JPH0648502 A JP H0648502A
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cans
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JP21841192A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sugawara
茂男 菅原
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Nippon Heater Kiki KK
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Nippon Heater Kiki KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】空缶の収容空間に無駄がなく、汚れや動作不良
も起こさない、空缶の自動分別収容機を提供する。 【構成】本体ケーシングの内部上部に、空缶案内部材を
配設し、投入空缶が通過する間に、アルミ製と鉄製に分
別されて案内部材下方の収容空間に収容される自動分別
収容機において、案内部材は本体ケーシングの奥行き方
向手前側の誘導部と同方向奥側の分別部とに2分され、
投入口に近接した誘導部は、空缶移動を規制しつつ中心
軸に移動可能に支持し、誘導部に連続する分別部は、空
缶の外周と接触可能な内面を持ち、表面に移動してきた
鉄製空缶を磁力によって奥行き方向に摺動可能に懸垂保
持する磁性体が取付けられ、落下するアルミ製空缶を収
容する第1の収容空間と、分別部内周面に懸垂保持さ
れ、後続の空缶に押されて分別部の内周面を奥行き方向
に摺動し、磁性体の磁力を脱して落下する鉄製空缶を収
容する第2の収容空間とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動販売機の
横などに設置され、投入されたアルミ製空缶とスチール
製空缶とを内部で自動的に分別する、空缶の分別収容機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】資源を効率良く回収する目的で、投入さ
れた空缶を素材に応じて自動的に分別する収容機として
種々のものが提案されている。これらの収容機は、いず
れも前面に投入口を有する本体ケーシングの内部空間上
部に、奥行き方向に向けて空缶を移動案内する案内部材
を配設し、投入口から投入した空缶がこの案内部材を通
過する間に、アルミ製空缶と鉄製の空缶とに分別される
ようにしたものである。
【0003】案内部材は、例えば特願平3−27046
91号では奥行き方向前方に傾斜すると共に両端が揺動
自在になるように枢支された一対のレール部材から成
り、空缶の重さに応じて上記傾斜状態を保持あるいは揺
動させることによりスチール製空缶と鉄製空缶を分別す
る。また、特願平2−265950号では、案内部材が
樋状のシュータから成っている。シュータは複数個が本
体ケーシングの奥行き方向に傾斜し、かつ幅方向に横転
動自在に支持されるように直列に連設されている。投入
された空缶は、これらのシュータを通過する間に、重さ
などを基準として所定のシュータが横転し、それぞれ素
材に応じて本体ケーシング内部空間下部の所定の収容室
に収容される。上記案内部材の揺動あるいは横転にはバ
ランサとして重りあるいは磁石が用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の収容
機は、基本的には、重量による分別を行っているため
に、重量に応じた案内部材の揺動あるいは横転動作の調
整が難しい。また、案内部材がシーソー状に揺動するも
のにあっては、収容空間の上下方向に余分なスペースを
必要とし、その分、収容機が大型化するばかりでなく空
缶の収容スペースに無駄を生じる。また、案内部材を横
転させる構造のものは、上記シーソー状のものと同様に
可動部を有している関係上、この可動部に飲み残しの液
が付着することによって正確に動作しなくなる。更に、
これらの従来の収容機はいずれも空缶の下部を支持しな
がら本体ケーシングの内部空間を奥行き方向に移動案内
するものであるから、飲み残しの飲料によって案内部材
の受け面自体が汚れ、掃除をしなければならなくなる。
【0005】本発明は、従来の分別収容機の抱えるこう
した問題点に鑑み、空缶の収容空間に無駄を生じること
がなく、案内部材の動きの調整も不要で、しかも飲み残
し飲料による汚れや動作不良も起こさない、低廉にかつ
可及的に小型に製作できる、空缶の自動分別収容機を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を達成するための手段】本発明は上記した課題を
達成するために、前面に投入口を有する本体ケーシング
の内部空間上部に、奥行き方向に向けて空缶を移動案内
する案内部材を配設し、投入口から投入された空缶がこ
の案内部材を通過する間に、アルミ製空缶と鉄製の空缶
とに分別されて案内部材下方のそれぞれの収容空間に収
容される空缶の自動分別収容機において、上記案内部材
は本体ケーシングの奥行き方向に誘導部と分別部とに2
分され、上記投入口に近接した誘導部は、空缶をその径
方向への移動を規制しつつ軸方向に移動可能に支持し、
この誘導部に連続する上記分別部は、空缶の外周の一部
と接触可能な内面を持ち、表面に上記誘導部から移動し
てきた空缶のうち、鉄製空缶のみを磁力によって奥行き
方向に摺動可能に懸垂保持する磁性体が取付けられ、ま
た、前記収容空間は、誘導部を通過した後、分別部に保
持されることなくそのまま落下するアルミ製空缶を収容
する第1の収容空間と、分別部内周面に懸垂保持され、
後続の空缶に押されて分別部の内周面を奥行き方向に摺
動し、上記磁性体の磁力を脱して落下する鉄製空缶を収
容する第2の収容空間とから成っている点に特徴を有す
るものである。
【0007】また、第2の発明は、上記した目的を達成
するために、第1の発明の案内部材の誘導部の下部に小
空瓶を通過させるが空缶を通過させ得ない溝を形成し、
この誘導部の下方に空瓶用の第3の収容部を設けた点に
特徴を有する。
【0008】更に、第3の発明は、前記した案内部材を
有する空缶の投入口以外に空瓶の投入口を別に設け、収
容空間に関して、第2の発明と同様に、上記案内部材の
誘導部の下方に空瓶を収容する第3の収容部を設け、ア
ルミ缶を収容する第1の収容部を磁性体を有する分別部
の下方にのみ位置するようにしたものである。
【0009】
【作用】第1の発明では、本収容機内に投入された1番
目の空缶は、その材質のいかんにかかわらず案内部材内
を移動することなく誘導部にそのまま保持される。この
状態で2番目の空缶が投入されると、この空缶の前方端
に押されて上記1番目の空缶は案内部材内を移動し案内
部材の分別部に至る。分別部に至った1番目の空缶が鉄
製の場合には、この空缶は分別部の表面に取付けられた
磁性体の磁着力を受け分別部に留まる。一方、1番目の
空缶がアルミ製の場合には、この空缶は磁着力の作用を
受けることがないので、分別部の切除された下部から下
方に落下し、第1の収容部内に収容される。
【0010】そして、3番目の空缶が投入されると、こ
れに押されて誘導部内の2番目の空缶は分別部に至る。
2番目の空缶が鉄製の場合には上記のようにして案内部
材分別部内周面に磁着されながら摺動するので、1番目
の鉄製の空缶は分別部内周に沿って更に前進する。2番
目の空缶がアルミ製の場合には、3番目の空缶に押され
ながらも誘導部にその一部を保持されている間、分別部
にある1番目の上記鉄製の空缶を前進させ、誘導部から
脱する位置に到達したとき、下方の第1の収容空間に落
下する。3番目の空き缶に間接的に押されて分別部内を
前進した1番目の鉄製空缶は、磁着力の影響を脱する位
置に到達したところで、分別部から第2の収容空間に向
けて落下する。
【0011】第2の発明では、アルミ製空缶と鉄製空と
は第1の発明と同様にして第1の収容空間と第2の収容
空間とに自動的に分別収容されるが、空瓶が投入された
ときに、この空瓶は、案内部材の誘導部に保持されるこ
となく、そのまま誘導部下部の溝から第3の収容空間に
落下する。
【0012】第3の発明では、2つの投入口のうち、一
方の空缶用投入口から投入された空缶は第1及び第2の
発明と同様にして投入された空缶によって案内部材中に
保持されている空缶が徐々に前進しつつ分別される。そ
して、他方の投入口から投入された空瓶は案内部材によ
って案内されることなく、そのまま投入口直下の第3の
収容部内に落下して収容される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて詳
説する。図1は本発明の一実施例に係る装置の外観斜視
図を示している。この装置は、基本的には飲料用の鉄製
空缶とアルミ製空缶とを自動的に分別するためのもので
ある。同図において、図中符号1は収容容器本体で、上
面開口に蓋体2が着脱自在に被せられている。蓋体2に
は、その前面2aに空缶投入口3と空瓶投入口4とが形
成されており、空缶投入口側の内部空間に分別機構5が
取り付けられている。
【0014】収容容器本体1は、奥行き方向に手前側か
ら第3、第1、第2の各収容室6a,6b,6cに分割
されている。収容室6は、収容容器本体内奥行き方向に
隔壁を設けて形成しても良いが、図2に示すように収容
容器本体の上端縁に3つの開口を有する上下一対の枠体
7,8を着脱自在に取付け、一方の枠体8のそれぞれの
開口にビニル袋9を通し、ビニル袋9の口を他方の枠体
7によって固定するようにしても良い。なお、図中符号
10は収容容器本体1の底板隅部に形成した飲み残し飲
料抜きの孔である。
【0015】分別機構5は上記空缶投入口3から奥行き
方向に向けて延びるように配設された案内部材11から
成っている。案内部材11は投入口側の誘導部12とこ
れに連続する分別部13とから構成される。案内部材1
1は、蓋体2の内部空間奥行き方向に若干下がるように
傾斜して取付けられているが、水平に配設しても良い。
【0016】誘導部12は、空缶投入口3から投入され
た空缶をその材質いかんにかかわらず一時的に保持し、
これを分別部13に誘導するためのもので、空缶を挿通
可能な径と例えば350mmlの空缶を支持するに必要な
長さの筒体から成っている。また、誘導部12は上記第
3の収容室6aの上方を横切るようにして延び、その先
端12aは上記第1の収容室6bの上方において開口し
ている。誘導部12の下部には、空缶が落下しない程度
の幅の溝12bが奥行き方向に向けて形成されている。
【0017】誘導部12に連続する分別部13は、誘導
部12と同様な筒状体の周面下部を空缶を支持し得ない
程度の幅にわたり切除して成り、第1の収容室6bの上
方から第2の収容室6cの上方にかけて延びている。分
別部13の上面には、鉄製の空缶を奥行き方向に摺動自
在に磁着する磁石14が取り付けられている。この磁石
14は、案内部材11の誘導部12の先端部から分別部
13の中途、即ち第1収容室6bを横切って第2収容室
6cにかかるまでの部分に取り付けられている。誘導部
12の両側にも補助用の磁石を取り付けるようにしても
良い。
【0018】従って、本実施例の自動分別収容機では、
図1中右側の空瓶投入口4から投入された空瓶は、その
まま第3収容室内に落下して収容される。空缶の自動分
別について図3乃至図7を参照しつつ説明する。空缶投
入口3から投入された1番目の空缶C1は案内部材11
の誘導部12内に一旦保持される(図3参照)。
【0019】2番目の空缶C2が投入されると、1番目
の空缶C1はこの2番目の空缶C2に押されて案内部材1
1中を移動する。1番目の空缶C1がアルミ製の場合に
は、案内部材11の誘導部12の支持を失う位置に達す
ると、分別部13に保持されることなくそのまま落下し
て第1の収容室6b内に収容される(図4参照)。とこ
ろが、1番目の空缶C1が鉄製の場合には、取り付けら
れた磁石14によって分別部13の内面に奥行き方向に
摺動自在に保持され、そのまま待機状態となる(図5参
照)。
【0020】そして、3番目の空缶C3が投入される
と、分別部13中に保持されていた1番目の鉄製空缶C
1は、2番目の空缶C2に押されて分別部13中を移動す
る。このとき、2番目の空缶C2がアルミ製の場合には
図6に見られるように、分別部13中で十分に押される
ことがなく、3番目の空缶C3と若干の間隔を保持して
分別部13に留まる。他方、2番目の空缶C2が鉄製の
場合には、この2番目の鉄製空缶C2が図5に示す1番
目の鉄製空缶C1とほぼ同位置にまで達するので、1番
目の鉄製空缶C1は分別部13を更に奥側に移動し、後
続の空缶によって押されることによって最後には磁力の
影響を脱する位置に達し、落下して第2の収容室6cに
収容される(図7参照)。
【0021】図6に示すような状態になった場合でも、
4番目以降に投入された空缶によって3番目の空缶C3
が移動し、この空缶C3が鉄製の場合には分別部13内
に摺動自在に保持されるので、図7に見られると同様に
して1番目の空缶C1は第2の収容室6cに納まる。こ
のようにして、投入された空缶は材質に関係なく一旦誘
導部12に保持され、次ぎに投入された空缶に押されて
分別部13に至り、そこで鉄製のものはそのまま懸垂保
持され、アルミ製のものは下方に落下して自動的に分別
されるものである。
【0022】飲み残しのある缶が投入された場合には、
飲み残し飲料は缶が誘導部12に位置する間に誘導部1
2の溝12bから流れ落ちる。収容室内が一杯になった
ときには、蓋体2を取り、枠体7,8からビニル袋9の
開口端を外して各収容室毎にビニル袋9を取り替える。
蓋体2は、収容容器本体1内の空缶の収容状態が外部か
ら分かるように、その少なくとも一面を透明にすると良
い。
【0023】図8は本発明の他の実施例に係る案内部材
31を示している。この誘導部32は、同様に空缶を挿
通支持し得る筒状体から成り、その下部に小径の空缶の
径よりも大で飲料用の小径の瓶を挿通可能な幅を有する
溝35が奥行き方向に沿って形成されている。蓋体2の
前面には、空缶投入口のみが形成され、空瓶の投入口は
設けられていない。従って、単一の投入口から投入され
た空瓶は、上記誘導部32の溝35からそのまま第3の
収容室6aに落下して収容され、また同じ投入口から投
入された空缶は材質に応じて上記した図1から図7に示
す発明と同様にして案内部材31内を移動する間に自動
的に分別されて所定の第1もしくは第2の収容室6b,
6cに落下する。
【0024】空瓶を分別収容しない収容機であれば、蓋
体に空瓶の投入口を設けたり、誘導部に空瓶落下用の溝
を形成したりしなくても良く、また、収容容器本体に第
3の収容室を設ける必要もない。収容容器本体内には、
投入口側にアルミ製空缶を収容する第1の収容空間をま
たそれより後方に鉄製空缶を収容する第2の収容空間を
設ける。
【0025】上記した実施例では案内部材の誘導部を筒
状に形成したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、誘導部は、空缶をその径方向の移動を規制しつつ軸
方向に移動可能に支持するものであれば、断面形状、構
造等のいかんを問うものではない。また、分別部も、誘
導部から移動してきた空缶の外周面の一部と接触する内
面を持ち、そのままでは空缶を支持し得なくて、他に設
けた磁石の磁力の作用によって鉄製空缶のみを奥行き方
向に摺動自在に支持するものであれば、適宜形状、構造
等を選択し得るものである。例えば、前記した実施例で
は鉄製空缶をその上部外周面において接触し、これを磁
石によって懸垂支持するものであったが、この他、鉄製
空缶の側面に接触する面を持つ、図9に示すようなもの
であっても良い。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、分
別機構中に投入された空缶が後続する空缶に押されて案
内部材の分別部に達したときに、鉄製空缶のみが磁石に
よって分別部内表面に摺動自在に保持され、アルミ製空
缶はそのまま下方に落下し、一旦保持された上記鉄製空
缶も更に後続の空缶に押されて磁力の範囲を脱する位置
で所定の収容室に落下収容されるので、案内部材に可動
部を有さず、動作調整を必要としない。また、飲み残し
飲料による動作不良も生じることがなく、しかも案内部
材をほぼ水平状態のまま使用できるから空缶の収容空間
に無駄を生じることがなく、低廉かつ小型のこの種分別
機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る収容機の外観斜視図。
【図2】上記収容機の収容機本体を示す斜視図。
【図3】上記収容機の分別機構に1番目の空缶が投入さ
れた状態を示す説明図。
【図4】分別機構に2番目の空缶が投入され、1番目の
空缶がアルミ製の場合の説明図。
【図5】分別機構に2番目の空缶が投入され、1番目の
空缶が鉄製の場合の説明図。
【図6】分別機構に3番目の空缶が投入され、1番目の
空缶が鉄製で、2番目の空缶がアルミ製の場合の説明
図。
【図7】分別機構に3番目の空缶が投入され、1番目と
2番目の空缶が鉄製の場合の説明図。
【図8】本発明の他の実施例に係る案内部材の斜視図。
【図9】本発明の更に別の実施例に係る案内部材の斜視
図。
【符号の説明】
1 収容容器本体 2 蓋体 3 空缶投入口 4 空瓶投入口 5 分別機構 6a 第3の収容室 6b 第1の収容室 6c 第2の収容室 11 案内部材 12 誘導部 13 分別部 14 磁石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に投入口を有する本体ケーシングの内
    部空間上部に、奥行き方向に向けて空缶を移動案内する
    案内部材を配設し、投入口から投入された空缶がこの案
    内部材を通過する間に、アルミ製空缶と鉄製の空缶とに
    分別されて案内部材下方のそれぞれの収容空間に収容さ
    れる空缶の自動分別収容機において、 上記案内部材は本体ケーシングの奥行き方向手前側の誘
    導部と同方向奥側の分別部とに2分され、 投入口に近接した上記誘導部は、空缶をその径方向への
    移動を規制しつつ中心軸に移動可能に支持し、 この誘導部に連続する上記分別部は、空缶の外周の一部
    と接触可能な内面を持ち、表面に上記誘導部から移動し
    てきた空缶のうち、鉄製空缶のみを磁力によって奥行き
    方向に摺動可能に懸垂保持する磁性体が取付けられ、 また、前記収容空間は、誘導部を通過した後、分別部に
    保持されることなく落下するアルミ製空缶を収容する第
    1の収容空間と、分別部内周面に懸垂保持され、後続の
    空缶に押されて分別部の内周面を奥行き方向に摺動し、
    上記磁性体の磁力を脱して落下する鉄製空缶を収容する
    第2の収容空間とから成っている、 ことを特徴とする空缶の自動分別収容機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の空缶の自動分別収容機に
    おいて、 前記案内部材は、誘導部が空缶を挿通可能な筒状体を成
    し、その周面下部を切除することにより空缶の径よりも
    小さな幅の溝が奥行き方向にわたり形成されている、 ことを特徴とする空缶の自動分別収容機。
  3. 【請求項3】前面に投入口を有する本体ケーシングの内
    部空間上部に、奥行き方向に向けて空缶を移動案内する
    案内部材を配設し、投入口から投入された空缶がこの案
    内部材を通過する間に、アルミ製空缶と鉄製の空缶とに
    分別されて案内部材下方のそれぞれの収容空間に収容さ
    れる空缶の自動分別収容機において、 上記案内部材は本体ケーシングの奥行き方向手前側の誘
    導部と同方向奥側の分別部とに2分され、 投入口に近接した上記誘導部は、空缶を挿通可能な筒状
    体より成り、その周面下部を切除することにより空缶の
    径よりも小さく小空瓶の径よりも大きな幅の溝が奥行き
    方向にわたり形成され、空缶をその径方向への移動を規
    制しつつ中心軸方向に移動可能に支持し、 この誘導部に連続する上記分別部は、空缶の外周の一部
    と接触可能な内面を持ち、表面に上記誘導部から移動し
    てきた空缶のうち、鉄製空缶のみを磁力によって奥行き
    方向に摺動可能に懸垂保持する磁性体が取付けられ、 また、前記収容空間は、上記案内部材の誘導部下方にあ
    って誘導部の上記溝から落下した空瓶を収容する第3の
    収容空間と、誘導部を通過した後、分別部の切除された
    下部から落下するアルミ製空缶を収容する第1の収容空
    間と、分別部内周面に懸垂保持されつつ後続の空缶に押
    されて分別部の内周面を奥行き方向に摺動し、上記磁性
    体の磁力を脱して落下する鉄製空缶を収容する第2の収
    容空間とから成っていることを特徴とする空缶の自動分
    別収容機。
  4. 【請求項4】前面に投入口を有する本体ケーシングの内
    部空間上部に、奥行き方向に向けて空缶を移動案内する
    案内部材を配設し、投入口から投入された空缶がこの案
    内部材を通過する間に、アルミ製空缶と鉄製の空缶とに
    分別されて案内部材下方のそれぞれの収容空間に収容さ
    れる空缶の自動分別収容機において、 上記本体ケーシングの前面には空缶の投入口とは別個に
    空瓶の投入口が形成され、 上記案内部材は本体ケーシングの奥行き方向前方の誘導
    部と同方向後方の分別部とに2分され、 投入口に近接した上記誘導部は、空缶を挿通可能な筒状
    体より成り、その周面下部を切除することにより空缶の
    径よりも小さく小空瓶の径よりも大きな幅の溝が奥行き
    方向にわたり形成され、空缶をその径方向への移動を規
    制しつつ軸方向に移動可能に支持し、 この誘導部に連続する上記分別部は、空缶の外周の一部
    と接触可能な内面を持ち、表面に上記誘導部から移動し
    てきた空缶のうち、鉄製空缶のみを磁力によって奥行き
    方向に摺動可能に懸垂保持する磁性体が取付けられ、 また、前記収容空間は、上記案内部材の誘導部下方にあ
    って前記空瓶投入口から投入された空瓶を収容する第3
    の収容空間と、誘導部を通過した後、分別部の切除され
    た下部から落下するアルミ製空缶を収容する第1の収容
    空間と、分別部内周面に懸垂保持されつつ後続の空缶に
    押されて分別部の内周面を奥行き方向に摺動し、上記磁
    性体の磁力を脱して落下する鉄製空缶を収容する第2の
    収容空間とから成っていることを特徴とする空缶の自動
    分別収容機。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3もしくは4項において、 前記分別部は、空缶を挿通可能な内周面を持つ筒状体の
    下部を長さ方向に沿って空缶の径よりも大きめの幅にわ
    たり切除し、外表面に前記磁性体が取り付けられている
    ことを特徴とする空缶の自動分別収容機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06156609A (ja) * 1992-11-20 1994-06-03 Biim Kogyo Kk 空き缶収納器
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