JPH0648356Y2 - 液面検知ファイバセンサ - Google Patents

液面検知ファイバセンサ

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JPH0648356Y2
JPH0648356Y2 JP4670589U JP4670589U JPH0648356Y2 JP H0648356 Y2 JPH0648356 Y2 JP H0648356Y2 JP 4670589 U JP4670589 U JP 4670589U JP 4670589 U JP4670589 U JP 4670589U JP H0648356 Y2 JPH0648356 Y2 JP H0648356Y2
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JP
Japan
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prism
liquid level
refracting surface
light
liquid
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JP4670589U
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JPH02140321U (ja
Inventor
正秀 辻井
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液体の液面位置を検知するのに使用される液面
検知ファイバセンサに関するものである。
(従来の技術) 従来の液面検知ファイバセンサには第3図に示すような
ものがあった。このセンサのセンサプローブAは同図b
のように、光ファイバBの先端面Cが45°に研磨され、
その背面に鏡体Dが貼り合わされている。
このセンサは先端面Cが同図bのように空気中にある場
合は、光ファイバBからの入射光が同先端面Cで屈折さ
れ、鏡体Dで全反射されて同光ファイバB内を戻るが、
同図cのように先端面Cが液体E内に浸されると入射光
が先端面Cを透過して鏡体Dで反射されなくなるので、
このときに液面が所定の液位以上になったことが検知さ
れるようにしてある。
(従来技術の問題点) 第3図の液面検知ファイバセンサでは、例えばLPGガス
タンク内のようにガス化している液面を検知する場合
に、液面が沸騰したり、揺れたりして液体が先端面Cに
付着すると、実際は先端面Cが液体内に浸っていないに
もかかわらず液体内に浸っている場合と同じように動作
する(いわゆる誤動作する)という問題があった。
(考案の目的) 本考案の目的は前記のような誤動作がなく、検知精度の
高い液面検知ファイバセンサを実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の液体検知ファイバセンサは第1図のように、投
光ファイバ1から入射された光aがプリズム2の第一屈
折面3、第二屈折面4によって順次屈折され、同プリズ
ム2から出射されて受光ファイバ5に受光されるように
した液面検知ファイバセンサにおいて、前記第一屈折面
3の外側にガラス板6が貼り合せられて、同第一屈折面
3とガラス板6の境界面7がハーフミラー構造とされ、
同ガラス板6の屈折面8、プリズム2の第二屈折面4に
液体が接触すると夫々の屈折面4、8の屈折率が変化し
て、プリズム2から受光ファイバ5に受光される光が変
化するようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の液体検知ファイバセンサはプリズム2の第一屈
折面3とガラス板6の境界面7がハーフミラー構造とさ
れているので、第2図の投光ファイバ1により伝送され
てきてセルフォックレンズ10により平行光にされ、プリ
ズム2の入射面11から同プリズム2内に入射される光a
の一部は前記第一屈折面3で屈折され、他はガラス板6
のハーフミラー効果によりプリズム2の第一屈折面3を
透過して、シリアルな二つの光a,bに分割される。
そして、第一屈折面3で屈折された光aはプリズム2の
第二屈折面4に至り、同屈折面4により屈折されてセル
フォックレンズ12に至り、同レンズ12により集光されて
受光ファイバ5に入射される。
一方、第一屈折面3を透過した透過光bはガラス板6の
屈折面8で屈折されてプリズム2の第二屈折面4に至
り、そこで屈折されてセルフォックレンズ13に至り、同
レンズ13により集光されて受光ファイバ5に入射され
る。
ここで、プリズム2の第二屈折面4、ガラス板6の屈折
面8のいずれかに液体が接触すると、その屈折面に到達
した光は同屈折面から外に漏れてセルフォックレンズ1
2、13に到達しなくなり、受光ファイバ5に受光される
光が変化する。従って、この変化から液体が所定の液位
になったことを検知することができる。
しかも、本考案の液面検知ファイバセンサでは分割され
る二つの光a,bの系路がシリアルになるため、第2図の
信号処理部20を二つの屈折面4、8の両面に液体が接触
したときに初めて検知信号が得られるようにすることが
できる。このようにすれば実際は屈折面4、8が液体内
に浸っていないにもかかわらず、液面の揺れや沸騰など
によって液体が両屈折面4、8のいずれか一方に接触し
ただけで、液体内に浸っている場合と同じような動作を
することがない。即ち、誤動作することがない。
(実施例) 第1図は本考案の液面検知ファイバセンサの一実施例で
ある。この図の1は投光ファイバ、2はプリズム、11は
プリズムの入射面、3はプリズムの第一屈折面、4はプ
リズムの第二屈折面、5は受光ファイバ、10、12、13は
セルフォックレンズである。
6はプリズムの第一屈折面3の外側に貼り合わされたガ
ラス板であり、このガラス板6とプリズム2の第一屈折
面3との境界面7はハーフミラー構造としてある。
プリズム2とガラス板6にはその屈折率が、検知する液
体の屈折率と近いものを用いるのが望ましいが、プリズ
ム2とガラス板6の材質を変えて両者の屈折率を異なら
せてもよく、このようにすれば一つのセンサで二種類の
液体を検知することも可能となる。
第1図ではプリズム2への入射光、プリズム2からの出
射光を平行にするレンズとしてセルフォックレンズが使
用されているが、同レンズは前記入射光、出射光を平行
にすることができるものであれば、他のレンズ、例えば
凸レンズなどであってもよい。
第2図は本考案の液面検知ファイバセンサをプローブに
使用し、同センサにより検知された信号を信号処理部20
で処理して液体検知するようにした液面検知装置の一例
である。
この液面検知装置では、発光したLED27からの光が投光
ファイバ1を通り、10のセルフォックレンズで平行光に
変換されてプリズム2に入射される。入射された光はプ
リズム2とガラス板6とによって二つの光路a,bに分割
され、プリズム2の第一屈折面3、ガラス板6の屈折面
8によって屈折された光はプリズム2の第二屈折面4に
至り、同屈折面4で屈折され、受光ファイバ5を通して
受光素子26に受光され、同素子26によって夫々電気信号
に変換される。この電気信号はアンプ28により増幅さ
れ、コンパレータ29によって0.5VのON、OFF信号にさ
れ、AND回路30によって両信号方がON(またはOFF)の場
合に限って(屈折面4と8の両方に液体が接触した場合
に限って)出力信号が出力される。その出力信号はリレ
ー回路22、LED回路23に入り、それらの各回路からの信
号によりLEDが作動し、リレーが作動するようにしてあ
る。
(考案の効果) 本考案の液面検知ファイバセンサは次のような効果があ
る。
.入射光がシリアルな二つの光路a,bに分割されるの
で、プリズム2から二つの出力光が得られる。このため
信号処理部20を二つの出力光が共に変化したときにのみ
液体検出されるように設定しておけば、プリズム2の第
二屈折面4とガラス板6の屈折面8の両者が共に液体に
接触したときにのみ液体検出される。このため液面が沸
騰しているガスタンク内などのように、液面の状態が不
安定な箇所で使用しても誤動作せず、安定した液体検出
が可能となる。
.光部品で構成されるので石油、ガス、化学物質のタ
ンク内等の防暴区域でしようしても安全であり、それら
の区域での使用に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の液面検知ファイバセンサの一例を示す
説明図、第2図は同センサのの使用説明図、第3図aは
従来の液面センサの説明図、同図bは同センサの先端部
が空気中にある場合の説明図、同図cは同センサの先端
部が液体中にある場合の説明図である。 1は投光ファイバ 2はプリズム 3は第一屈折面 4は第二屈折面 5は受光ファイバ 6はガラス板 7は境界面 8はガラス板の屈折面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投光ファイバ1から入射された光aがプリ
    ズム2の第一屈折面3、第二屈折面4によって順次屈折
    され、同プリズム2から出射されて受光ファイバ5に受
    光されるようにした液面検知ファイバセンサにおいて、
    前記第一屈折面3の外側にガラス板6が貼り合せられ
    て、同第一屈折面3とガラス板6との境界面7がハーフ
    ミラー構造とされ、同ガラス板6の屈折面8、プリズム
    2の第二屈折面4に液体が接触すると夫々の屈折面4、
    8の屈折率が変化して、プリズム2から受光ファイバ5
    に受光される光が変化するようにしたことを特徴とする
    液面検知ファイバセンサ。
JP4670589U 1989-04-20 1989-04-20 液面検知ファイバセンサ Expired - Lifetime JPH0648356Y2 (ja)

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JPH02140321U JPH02140321U (ja) 1990-11-22
JPH0648356Y2 true JPH0648356Y2 (ja) 1994-12-12

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