JPH0648160A - 車両の換気装置 - Google Patents

車両の換気装置

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JPH0648160A
JPH0648160A JP8007491A JP8007491A JPH0648160A JP H0648160 A JPH0648160 A JP H0648160A JP 8007491 A JP8007491 A JP 8007491A JP 8007491 A JP8007491 A JP 8007491A JP H0648160 A JPH0648160 A JP H0648160A
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JP
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fan motor
fan
vehicle
priority
ventilation
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Application number
JP8007491A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Sugano
喜久 菅野
Masayuki Jinno
政之 神野
Shinji Kajimoto
進士 梶本
Akihiro Furusawa
明洋 古沢
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Mazda Motor Corp
Naldec Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Naldec Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数のファンモータのうち少なくとも1台
は、換気要求に即応して起動し得るようにする。 【構成】 車両に配設され、日射量に応じた出力電圧を
送出する太陽電池3と、車両適所に車室内の空気を換気
すべく装備され、太陽電池3を電源として作動する複数
の換気ファンとを備えた車両の換気装置において、太陽
電池3の出力電圧が一つのファンモータを起動させるに
足る値になった時点で複数のファンモータ12A,12
Bに対して順次通電していき、最初に起動を開始したフ
ァンモータ12A(即ち、その時点で最も起動し易いフ
ァンモータ)に対して、その後においては優先して通電
するようにファンモータ12A,12Bへの通電順位を
決定するとともに、通電順位設定後において所定回数作
動した後に通電順位を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、車両の換気装置に関
し、さらに詳しくは、車両に配設された太陽電池を電源
とする車両の換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、夏季炎天下に長時間駐車した場
合、自動車の車室内が高温状態となり、搭乗時に乗員に
多大な不快感を与えると共に、冷房装置の立ち上がりを
悪くする。そこで、駐車中の自動車の車室内温度が所定
温度以上になった場合に作動する換気ファンを設け、該
換気ファンの作動により車室内の空気を車室外の空気と
入れ換える試みがなされている。この場合、換気ファン
を駆動させるための電源として日射量に応じた出力を送
出する太陽電池を用いることが行なわれている(例え
ば、特開平1ー172016号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、換気時にお
ける能力をアップさせるために換気ファンを複数個用
い、太陽電池の出力電圧に応じて換気ファンの運転個数
を増やしていく方法が試みられている。
【0004】一方、換気ファンの駆動源であるファンモ
ータには、精度上のバラツキがつきものであり、同一の
電圧でも起動し易いものと起動しにくいものとがあるこ
とは良く知られている事実である。
【0005】従って、複数の換気ファンにおけるファン
モータへの通電順序をアトランダムに決定すると、最初
に起動しにくいファンモータに通電する場合が生じ、そ
の場合には、太陽電池の出力電圧が規格電圧より高めと
ならないとファンモータが起動しないこととなり、換気
要求に敏速に応答できなくなるおそれがある。
【0006】本願発明が解決しようとする課題は、複数
のファンモータのうち少なくとも1台は、換気要求に即
応して起動し得るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、車両に配設され、
日射量に応じた出力電圧を送出する太陽電池と、前記車
両適所に車室内の空気を換気すべく装備され、前記太陽
電池を電源として作動する複数の換気ファンとを備えた
車両の換気装置において、前記各換気ファンの駆動源で
ある各ファンモータへの通電を切り換えるスイッチ切換
手段と、前記各ファンモータの起動を検出する起動検出
手段と、太陽電池の出力電圧が一つのファンモータを起
動させるに足る値になった場合に信号を出力する電圧判
定手段と、該電圧判定手段からの信号出力があった場合
に前記ファンモータへ順次通電させるべく前記スイッチ
切換手段を動作させる指令を出力する制御手段と、該制
御手段の作動中において最初に起動を開始したファンモ
ータにその後優先して通電させるべき指令を出力する優
先順位設定手段とを付設している。
【0008】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項1記載の車両の換気装置
において、前記優先順位設定手段により優先順位に設定
されたファンモータの作動回数を計数する作動回数計数
手段と、該作動回数計数手段により計数された作動回数
が所定値に達した場合に信号を出力する作動回数判定手
段と、該作動回数判定手段からの信号出力があった場合
には、前記優先順位設定手段により非優先順位とされた
ファンモータを優先しその後前記優先順位設定手段によ
り優先順位に設定されたファンモータへ順次通電させる
べく前記制御手段に対して指令を出力する通電順位変更
手段とを付設している。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、上記手段によって次のよ
うな作用が得られる。
【0010】即ち、太陽電池の出力電圧が一つのファン
モータを起動させるに足る値になった時点で複数のファ
ンモータに対して順次通電していき、最初に起動を開始
したファンモータ(即ち、最も起動し易いファンモータ)
に対して、その後においては優先して通電するようにフ
ァンモータへの通電順位が決定されることとなる。
【0011】請求項2の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
【0012】即ち、請求項1の発明においてファンモー
タの優先通電順位が設定された後に、ファンモータの作
動回数が所定値に達した場合には、非優先順位とされた
ファンモータを優先しその後優先順位に設定されたファ
ンモータ順に通電していき、最初に起動を開始したファ
ンモータ(即ち、その時点で最も起動し易いファンモー
タ)に対して、その後においては優先して通電するよう
にファンモータへの通電順位が変更されることとなる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、車両に配設さ
れ、日射量に応じた出力電圧を送出する太陽電池と、前
記車両適所に車室内の空気を換気すべく装備され、前記
太陽電池を電源として作動する複数の換気ファンとを備
えた車両の換気装置において、前記各換気ファンの駆動
源である各ファンモータへの通電を切り換えるスイッチ
切換手段と、前記各ファンモータの起動を検出する起動
検出手段と、太陽電池の出力電圧が一つのファンモータ
を起動させるに足る値になった場合に信号を出力する電
圧判定手段と、該電圧判定手段からの信号出力があった
場合に前記ファンモータへ順次通電させるべく前記スイ
ッチ切換手段を動作させる指令を出力する制御手段と、
該制御手段の作動中において最初に起動を開始したファ
ンモータにその後優先して通電させるべき指令を出力す
る優先順位設定手段とを付設して、太陽電池の出力電圧
が一つのファンモータを起動させるに足る値になった時
点で複数のファンモータに対して順次通電していき、最
初に起動を開始したファンモータ(即ち、最も起動し易
いファンモータ)に対して、その後においては優先して
通電するようにファンモータへの通電順位を決定するよ
うにしたので、複数のファンモータに精度上のバラツキ
があった場合であっても、換気要求に即応して少なくと
も1台のファンモータの起動が開始されることとなり、
車室内の温度上昇を早めに抑制することによる車室内の
快適性と冷房即効性とを確保することができるという優
れた効果がある。
【0014】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
車両の換気装置において、優先順位設定手段により優先
順位に設定されたファンモータの作動回数を計数する作
動回数計数手段と、該作動回数計数手段により計数され
た作動回数が所定値に達した場合に信号を出力する作動
回数判定手段と、該作動回数判定手段からの信号出力が
あった場合には、前記優先順位設定手段により非優先順
位とされたファンモータを優先しその後前記優先順位設
定手段により優先順位に設定されたファンモータへ順次
通電させるべく制御手段に対して指令を出力する通電順
位変更手段とを付設して、ファンモータの優先通電順位
が設定された後に、ファンモータの作動回数が所定値に
達した場合には、非優先順位とされたファンモータを優
先しその後優先順位に設定されたファンモータ順に通電
していき、最初に起動を開始したファンモータ(即ち、
その時点で最も起動し易いファンモータ)に対して、そ
の後においては優先して通電するようにファンモータへ
の通電順位を変更するようにしたので、ファンモータの
優先通電順位が適当間隔で変更できることとなり、特定
のファンモータのみが高い頻度で運転されることに起因
して生ずる特定のファンモータの劣化を防止できるとい
う優れた効果がある。
【0015】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本願発明の幾つ
かの好適な実施例を説明する。
【0016】実施例1 図1A、図1Bおよび図2には、本願発明の実施例1に
かかる車両の換気装置が示されている。本実施例は請求
項1および2の発明に対応するものである。
【0017】本実施例の車両の換気装置は、図2に示す
ように、車体1のルーフ部2の前部に配設された太陽電
池3を電源として、トランクルーム内に配設された2個
の換気ファン4A,4Bを、所定の条件下の駐車時にお
いて駆動させるべく構成されている。なお、本実施例の
場合、車室内とトランクルームとは図示しない適宜の連
通手段を介して連通せしめられている。なお、該換気フ
ァン4A,4Bは、後述する制御ユニット20により所
定条件下の駐車時において太陽電池3を電源として駆動
されるとともに、車載バッテリー5を電源とする強制排
気時にも駆動されることとなっている。
【0018】また、前記自動車には、図1Bのブロック
図に示すように、乗員の手動操作によりON・OFFさ
れる換気スイッチ6と、乗員の手動操作によりON・O
FFされる強制排気スイッチ7と、自動車が駐車状態に
ある時に駐車状態信号を出力する駐車状態検出手段とし
て作用するキーレススイッチ8と、外気温度を検出する
外気温度センサー9と、前記換気ファン4A,4Bの駆
動源であるファンモータ12A,12Bの起動を検出す
る起動検出手段10A,10Bとが付設されている。前
記キーレススイッチ8はエンジンキーが挿入されていな
い時にONするものである。また、前記起動検出手段1
0A,10Bとしては、例えばファンモータ12A,12
Bへの供給電流の変化により検出するもの、あるいは換
気ファン4A,4Bの駆動により検出するもの等が採用
される。
【0019】上記各スイッチ6〜8およびセンサー9,
10A,10Bからの出力信号は制御ユニット20に入
力され、該制御ユニット20はこれらの信号に基づいて
各種判定を行った後、前記換気ファン4A,4Bの駆動
源であるファンモータ12A,12Bの運転制御を行う
こととなっている。
【0020】前記制御ユニット20は、前記各スイッチ
6〜8およびセンサー9,10A,10Bからの入力信号
に基づいて各種判定を行うマイクロプロセッサ(以下、
CPUという)21と、前記太陽電池3およびバッテリ
ー5からの電源供給を切り換える電源切換回路22と、
ファンモータ12A,12Bを駆動させるための駆動回
路23A,23Bと、前記太陽電池3の出力電圧の判定
を行う電圧判定手段24と、起動検出手段10A(ある
いは10B)からの信号に基づいて優先順位に設定され
たファンモータ12A(あるいは12B)の作動回数を計
数し、その結果を前記CPU21へ入力する作動回数計
数手段25とを備えている。本実施例の場合、前記電圧
判定手段24は、一つのファンモータを起動させるに足
る出力電圧V1が太陽電池3から得られた場合および二
つのファンモータを起動させるに足る出力電圧V2が太
陽電池3から得られた場合に信号をCPU21に送るこ
ととされている。
【0021】前記CPU21は、前記各スイッチ6〜8
および外気温度センサー9からの入力信号に基づいて換
気モード、強制排気モードあるいは充電モードを選択す
るとともに、換気モードにおけるファンモータ12A,
12Bの通電順位設定をも行うものであるが、以下の説
明ではモード選択については省略する。
【0022】前記CPU21は、図1Aに示すように、
各ファンモータ12A,12Bへの通電を切り換えるス
イッチ切換手段211と、太陽電池3からの出力電圧が
一つのファンモータを起動させるに足る電圧V1となっ
た時点で前記電圧判定手段24からの信号出力があった
場合に前記ファンモータ12A,12Bへ順次通電させ
るべく前記スイッチ切換手段211を動作させる指令を
出力する制御手段212と、該制御手段212の作動中
において最初に起動を開始したファンモータ12A(あ
るいは12B)にその後優先して通電させるべき指令を
出力する優先順位設定手段213と、該優先順位設定手
段213により優先順位が設定された後において、前記
作動回数計数手段25により計数された作動回数が所定
値に達した場合に信号を出力する作動回数判定手段21
4と、該作動回数判定手段214からの信号出力があっ
た場合には、前記優先順位設定手段213により非優先
順位とされたファンモータ12B(あるいは12A)を優
先しその後前記優先順位設定手段213により優先順位
に設定されたファンモータ12A(あるいは12B)へ順
次通電させるべく前記制御手段212に対して指令を出
力する通電順位変更手段215とを兼用することとなっ
ている。
【0023】ついで、前記制御ユニット20による制御
の流れを図3ないし図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0024】図3において制御ユニット20による制御
がスタートすると、換気スイッチ6がONされているか
否かの判定がステップS1においてなされ、換気スイッ
チ6がONされていない場合には、ファンモータ12
A,12Bへの通電は停止され、バッテリー5の充電を
行うべく電源切換回路22が切り換えられる(ステップ
2)。
【0025】ステップS1において換気スイッチ6がO
Nされていると判定された場合には、制御ユニット20
による制御はステップS3に進み、ここで、太陽電池3
の出力電圧Vが一つのファンモータを起動させるに足る
電圧V1に達している場合には、電圧判定手段24から
の出力信号に基づく制御手段212からの指令を受けた
スイッチ切換手段211によりファンモータ12Aへの
通電が開始される(ステップS4)。ファンモータ12A
への通電が開始されると、制御ユニット20による制御
はステップS5に進み、ファンモータ12Aが起動した
か否か(即ち、起動検出手段10Aからの信号出力があ
るか否か)が判定される。ここで、ファンモータ12A
が起動開始したと判定された場合には、制御ユニット2
0による制御はステップS6に進み、換気スイッチ6が
ONされているか否かの判定がなされ、換気スイッチ6
がON状態を継続している場合には、太陽電池3の出力
電圧Vが二つのファンモータを起動させるに足る電圧V
2となった時点でファンモータ12Bに通電される(ステ
ップS7およびS8)。つまり、ファンモータ12Aが太
陽電池3の出力電圧V1で起動開始した場合には、ファ
ンモータ12Aが優先して通電されるのである。
【0026】一方、ステップS5においてファンモータ
12Aが起動していないと判定された場合には、制御ユ
ニット20による制御はステップS9に進み、ファンモ
ータ12Bへの通電が開始される。ファンモータ12B
への通電が開始されると、制御ユニット20による制御
はステップS10に進み、ファンモータ12Bが起動した
か否か(即ち、起動検出手段10Bからの信号出力があ
るか否か)が判定される。ここで、ファンモータ12B
が起動開始していないと判定された場合には、太陽電池
3の出力電圧不足と判定され、制御ユニット20による
制御は時間待ち(ステップS11)の後、ステップS1へリ
ターンされるが、ファンモータ12Bが起動開始した場
合には、制御ユニット20による制御はステップS12
進み、換気スイッチ6がONされているか否かの判定が
なされ、換気スイッチ6がON状態を継続している場合
には、太陽電池3の出力電圧Vが二つのファンモータを
起動させるに足る電圧V2となった時点でファンモータ
12Bに通電される(ステップS13およびS14)。つま
り、ファンモータ12Bが太陽電池3の出力電圧V1
起動開始した場合には、ファンモータ12Bが優先して
通電されるのである。
【0027】しかして、ステップS6において換気スイ
ッチ6がOFFに切り換えられていると判定された場合
には、制御ユニット20による制御は、図4に示すサブ
ルーチンに移り、ステップS15においてファンモータ1
2A,12Bへの通電は停止され、バッテリー5の充電
を行うべく電源切換回路22が切り換えられ、その後の
換気スイッチ6のON作動を待つ。そして、ステップS
16において換気スイッチ6がONされている場合には、
ステップS17において、それまでのファンモータ12A
の作動回数Naが所定回数(本実施例の場合、100回)
に達しているか否かの判定がなされ、Na<100の場
合には、制御ユニット20による制御はステップS18
進み、太陽電池3の出力電圧Vが一つのファンモータを
起動させるに足る電圧V1に達しているか否かの判定が
なされる。ここでV≧V1と判定された場合には、電圧
判定手段24からの出力信号に基づく制御手段212か
らの指令を受けたスイッチ切換手段211によりファン
モータ12Aへの通電が開始される(ステップS19)。フ
ァンモータ12Aへの通電が開始されると、制御ユニッ
ト20による制御はステップS20に進み、ファンモータ
12Aが起動したか否か(即ち、起動検出手段10Aか
らの信号出力があるか否か)が判定される。ここで、フ
ァンモータ12Aが起動開始したと判定された場合に
は、制御ユニット20による制御はステップS21に進
み、ファンモータ12Aの作動回数Naをカウントし、
その後ステップS6(図3参照)に戻り、前記したと同様
な制御により、V≧V2となった時点でファンモータ1
2Bへの通電がなされる(ステップS6〜S8)。つまり、
上記制御においては、ファンモータ12Aに対して優先
して通電された後、V≧V2の時点でファンモータ12
Bへの通電がなされるという通電順位が決定されるので
ある。なお、ステップS20においてファンモータ12A
が起動していないと判定された場合には、制御ユニット
20による制御はステップS16に戻る。
【0028】上記の如くして通電順位が決定された後、
ファンモータ12Aの作動回数Naが所定回数(即ち、1
00回)に達した場合には、ステップS17においてNa=
100と判定され、制御ユニット20による制御はステ
ップS22に進み、作動回数Naをリセットした後、ステ
ップS23において換気スイッチ6がONされているか否
かの判定がなされる。ここで、換気スイッチ6がOFF
に切り換えられていると判定された場合には、ファンモ
ータ12A,12Bへの通電は停止され、バッテリー5
の充電を行うべく電源切換回路22が切り換えられるが
(ステップS24)、換気スイッチ6がON状態を継続して
いる場合には、制御ユニット20による制御はステップ
25に進み、太陽電池3の出力電圧Vが一つのファンモ
ータを起動させるに足る電圧V1に達しているか否かの
判定がなされる。ここでV≧V1と判定された場合に
は、電圧判定手段24からの出力信号および優先順位変
更手段215からの信号に基づく制御手段212からの
指令を受けたスイッチ切換手段211によりファンモー
タ12Bへの通電が開始される(ステップS26)。ファン
モータ12Bへの通電が開始されると、制御ユニット2
0による制御はステップS27に進み、ファンモータ12
Bが起動したか否か(即ち、起動検出手段10Bからの
信号出力があるか否か)が判定される。ここで、ファン
モータ12Bが起動開始していると判定された場合に
は、制御ユニット20による制御はステップS12(図3
参照)に戻り、前記したと同様な制御により、V≧V2
なった時点でファンモータ12Aへの通電がなされる
(ステップS12〜S14)。つまり、上記制御においては、
ファンモータ12Bに対して優先して通電された後、V
≧V2の時点でファンモータ12Aへの通電がなされる
という優先通電順位変更がなされるのである。なお、ス
テップS27においてファンモータ12Bが起動しない場
合には、制御ユニット20による制御はステップS16
戻る。
【0029】一方、図3におけるステップS12において
換気スイッチ6がOFFに切り換えられていると判定さ
れた場合には、制御ユニット20による制御は、図5に
示すサブルーチンに移り、ステップS28においてファン
モータ12A,12Bへの通電は停止され、バッテリー
5の充電を行うべく電源切換回路22が切り換えられ、
その後の換気スイッチ6のON作動を待つ。そして、ス
テップS29において換気スイッチ6がONされていると
判定された場合には、ステップS30において、それまで
のファンモータ12Bの作動回数Nbが所定回数(本実施
例の場合、100回)に達しているか否かの判定がなさ
れ、Nb<100の場合には、制御ユニット20による
制御はステップS31に進み、太陽電池3の出力電圧Vが
一つのファンモータを起動させるに足る電圧V1に達し
ているか否かの判定がなされる。ここでV≧V1と判定
された場合には、電圧判定手段24からの出力信号に基
づく制御手段212からの指令を受けたスイッチ切換手
段211によりファンモータ12Bへの通電が開始され
る(ステップS32)。ファンモータ12Bへの通電が開始
されると、制御ユニット20による制御はステップS33
に進み、ファンモータ12Bが起動したか否か(即ち、
起動検出手段10Bからの信号出力があるか否か)が判
定される。ここで、ファンモータ12Bが起動開始して
いると判定された場合には、制御ユニット20による制
御はステップS34に進み、ファンモータ12Bの作動回
数Nbをカウントし、その後ステップS12(図3参照)に
戻り、前記したと同様な制御により、V≧V2となった
時点でファンモータ12Aへの通電がなされる(ステッ
プS12〜〜S14)。つまり、上記制御においては、ファ
ンモータ12Bに対して優先して通電された後、V≧V
2の時点でファンモータ12Aへの通電がなされるとい
う通電順位が決定されるのである。なお、ステップS33
においてファンモータ12Bが起動していないと判定さ
れた場合には、制御ユニット20による制御はステップ
29に戻る。
【0030】上記の如くして通電順位が決定された後、
ファンモータ12Bの作動回数Nbが所定回数(即ち、1
00回)に達した場合には、ステップS30においてNb=
100と判定され、制御ユニット20による制御はステ
ップS35に進み、作動回数Nbをリセットした後、ステ
ップS36において換気スイッチ6がONされているか否
かの判定がなされる。ここで、換気スイッチ6がOFF
に切り換えられていると判定された場合には、ファンモ
ータ12A,12Bへの通電は停止され、バッテリー5
の充電を行うべく電源切換回路22が切り換えられるが
(ステップS37)、換気スイッチ6がON状態を継続して
いると判定された場合には、制御ユニット20による制
御はステップS38に進み、太陽電池3の出力電圧Vが一
つのファンモータを起動させるに足る電圧V1に達して
いるか否かの判定がなされる。ここでV≧V1と判定さ
れた場合には、電圧判定手段24からの出力信号および
優先順位変更手段215からの信号に基づく制御手段2
12からの指令を受けたスイッチ切換手段211により
ファンモータ12Aへの通電が開始される(ステップS
39)。ファンモータ12Aへの通電が開始されると、制
御ユニット20による制御はステップS40に進み、ファ
ンモータ12Aが起動したか否か(即ち、起動検出手段
10Aからの信号出力があるか否か)が判定される。こ
こで、ファンモータ12Aが起動開始していると判定さ
れた場合には、制御ユニット20による制御はステップ
6(図3参照)に戻り、前記したと同様な制御により、
V≧V2となった時点でファンモータ12Bへの通電が
なされる(ステップS6〜S8)。つまり、上記制御におい
ては、ファンモータ12Aに対して優先して通電された
後、V≧V2の時点でファンモータ12Bへの通電がな
されるという優先通電順位変更がなされるのである。な
お、ステップS40においてファンモータ12Aが起動し
ていないと判定された場合には、制御ユニット20によ
る制御はステップS29に戻る。
【0031】上記した如く、本実施例によれば、太陽電
池3の出力電圧Vが一つのファンモータを起動させるに
足る値V1になった時点で複数のファンモータ12A,1
2Bに対して順次通電していき、最初に起動を開始した
ファンモータ12A(即ち、その時点で最も起動し易い
ファンモータ)に対して、その後においては優先して通
電するようにファンモータ12A,12Bへの通電順位
を決定するようにしているため、複数のファンモータ1
2A,12Bに精度上のバラツキがあった場合であって
も、換気要求に即応して少なくとも1台のファンモータ
12A(あるいは12B)の起動が開始されることとな
り、車室内の温度上昇を早めに抑制することによる車室
内の快適性と冷房即効性とを確保することができるとと
もに、ファンモータ12A,12Bの優先通電順位が設
定された後に、優先順位に設定されたファンモータ12
A(あるいは12B)の作動回数Na(あるいはNb)が所定
値(例えば、100回)に達した場合には、非優先順位と
されたファンモータ12B(あるいは12A)を優先しそ
の後優先順位に設定されたファンモータ12A(あるい
は12B)の順で通電していき、最初に起動を開始した
ファンモータ(即ち、その時点で最も起動し易いファン
モータ)に対して、その後においては優先して通電する
ようにファンモータ12A,12Bへの通電順位を変更
するようにしたので、ファンモータ12A,12Bの優
先通電順位が適当間隔で変更できることとなり、特定の
ファンモータのみが高い頻度で運転されることに起因し
て生ずる特定のファンモータの劣化を防止することがで
きる。
【0032】実施例2 図6および図7には、本願発明の実施例2にかかる車両
の換気装置が示されている。本実施例は請求項1の発明
に対応するものである。
【0033】本実施例の車両の換気装置における制御ユ
ニット20では、図7のブロック図に示すように、実施
例1の車両の換気装置における作動回数計数手段25が
省略されており、CPU21においては、図6に示すよ
うに、実施例1における作動回数判定手段214および
優先順位変更手段215が省略されている。その他の構
成は実施例1と同様なので説明を省略する。
【0034】ついで、本実施例の制御ユニット20によ
る制御の流れを図8および図9に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0035】図8において制御ユニット20による制御
がスタートすると、換気スイッチ6がONされているか
否かの判定がステップS1においてなされ、換気スイッ
チ6がONされていないと判定された場合には、ファン
モータ12A,12Bへの通電は停止され、バッテリー
5の充電を行うべく電源切換回路22が切り換えられる
(ステップS2)。
【0036】ステップS1において換気スイッチ6がO
Nされていると判定された場合には、制御ユニット20
による制御はステップS3に進み、ここで、太陽電池3
の出力電圧Vが一つのファンモータを起動させるに足る
電圧V1に達している場合には、電圧判定手段24から
の出力信号に基づく制御手段212からの指令を受けた
スイッチ切換手段211によりファンモータ12Aへの
通電が開始される(ステップS4)。ファンモータ12A
への通電が開始されると、制御ユニット20による制御
はステップS5に進み、ファンモータ12Aが起動した
か否か(即ち、起動検出手段10Aからの信号出力があ
るか否か)が判定される。ここで、ファンモータ12A
が起動開始した場合には、制御ユニット20による制御
はステップS6に進み、換気スイッチ6がONされてい
るか否かの判定がなされ、換気スイッチ6がON状態を
継続していると判定された場合には、太陽電池3の出力
電圧Vが二つのファンモータを起動させるに足る電圧V
2となった時点でファンモータ12Bに通電される(ステ
ップS7およびS8)。つまり、ファンモータ12Aが太
陽電池3の出力電圧V1で起動開始した場合には、ファ
ンモータ12Aが優先して通電されるのである。ステッ
プS6において換気スイッチ6がOFFに切り換えられ
ていると判定された場合には、制御ユニット20による
制御はステップS2に戻る。
【0037】ステップS5においてファンモータ12A
が起動しないと判定された場合には、制御ユニット20
による制御はステップS9に進み、ファンモータ12A
への通電が停止され、ファンモータ12Bへの通電が開
始される。ファンモータ12Bへの通電が開始される
と、制御ユニット20による制御はステップS10に進
み、ファンモータ12Bが起動したか否か(即ち、起動
検出手段10Bからの信号出力があるか否か)が判定さ
れる。ここで、ファンモータ12Bが起動してないと判
定された場合には、制御ユニット20による制御はステ
ップS11に進み、ファンモータ12Bへの通電が停止さ
れ、もう一度ファンモータ12Aへの通電が開始され
る。ファンモータ12Aへの通電が開始されると、制御
ユニット20による制御はステップS12に進み、ファン
モータ12Aが起動したか否か(即ち、起動検出手段1
0Aからの信号出力があるか否か)が判定される。ここ
で、ファンモータ12Aが起動していると判定された場
合には、制御ユニット20による制御はステップS6
戻り、前記したと同様に、換気スイッチ6がON状態を
継続している場合には、太陽電池3の出力電圧Vが二つ
のファンモータを起動させるに足る電圧V2となった時
点でファンモータ12Bに通電される(ステップS6〜S
8)。つまり、ファンモータ12Aが太陽電池3の出力電
圧V1で起動開始した場合には、ファンモータ12Aが
優先して通電されるのである。ステップS12においてフ
ァンモータ12Aが起動していないと判定された場合に
は、ステップS13において換気スイッチ6がON状態を
継続している間はファンモータ12Aの起動開始を監視
しつづけ、換気スイッチ6がOFFに切り換えられた時
点で、制御ユニット20による制御はステップS2に戻
る。
【0038】一方、ステップS10においてファンモータ
12Bが起動していると判定された場合には、制御ユニ
ット20による制御はステップS14に進み、換気スイッ
チ6がONされているか否かの判定がなされ、換気スイ
ッチ6がON状態を継続していると判定された場合に
は、太陽電池3の出力電圧Vが二つのファンモータを起
動させるに足る電圧V2となった時点でファンモータ1
2Aに通電される(ステップS15およびS16)。つまり、
ファンモータ12Bが太陽電池3の出力電圧V1で起動
開始した場合には、ファンモータ12Bが優先して通電
されるのである。
【0039】しかして、ステップS14において換気スイ
ッチ6がOFFに切り換えられていると判定された場合
には、制御ユニット20による制御は図9のフローチャ
ートに移り、ステップS17においてファンモータ12
A,12Bへの通電は停止され、バッテリー5の充電を
行うべく電源切換回路22が切り換えられ、その後の換
気スイッチ6のON作動を待つ。そして、ステップS18
において換気スイッチ6がONされていると判定された
場合には、制御ユニット20による制御はステップS19
に進み、太陽電池3の出力電圧Vが一つのファンモータ
を起動させるに足る電圧V1に達しているか否かの判定
がなされる。ここでV≧V1と判定された場合には、制
御ユニット20による制御はステップS20に進み、ファ
ンモータ12Bに通電開始される。ファンモータ12B
への通電が開始されると、ステップS21においてファン
モータ12Bが起動しているか否かの判定がなされる。
ここで、ファンモータ12Bが起動していると判定され
た場合には、制御ユニット20による制御はステップS
14(図8参照)に戻り、前記したと同様に、換気スイッチ
6がON状態を継続している場合には、太陽電池3の出
力電圧Vが二つのファンモータを起動させるに足る電圧
2となった時点でファンモータ12Aに通電される(ス
テップS14〜S16)。つまり、ファンモータ12Bが太
陽電池3の出力電圧V1で起動開始した場合には、ファ
ンモータ12Bが優先して通電されるのである。ステッ
プS21においてファンモータ12Bが起動していないと
判定された場合には、制御ユニット20による制御はス
テップS22に進み、ファンモータ12Bへの通電が停止
され、ファンモータ12Aへの通電が開始される。ファ
ンモータ12Aへの通電が開始されると、制御ユニット
20による制御はステップS23に進み、ファンモータ1
2Aが起動したか否か(即ち、起動検出手段10Aから
の信号出力があるか否か)が判定される。ここで、ファ
ンモータ12Aが起動していると判定された場合には、
制御ユニット20による制御はステップS6(図8参照)
に戻り、前記したと同様に、換気スイッチ6がON状態
を継続している場合には、太陽電池3の出力電圧Vが二
つのファンモータを起動させるに足る電圧V2となった
時点でファンモータ12Bに通電される(ステップS6
8)。つまり、ファンモータ12Aが太陽電池3の出力
電圧V1で起動開始した場合には、ファンモータ12A
が優先して通電されるのである。
【0040】ステップS23においてファンモータ12A
が起動していないと判定された場合には、制御ユニット
20による制御はステップS24に進み、ファンモータ1
2Aへの通電が停止され、もう一度ファンモータ12B
への通電が開始される。ファンモータ12Bへの通電が
開始されると、制御ユニット20による制御はステップ
25に進み、ファンモータ12Bが起動したか否か(即
ち、起動検出手段10Bからの信号出力があるか否か)
が判定される。ここで、ファンモータ12Bが起動して
いると判定された場合には、制御ユニット20による制
御はステップS14(図8参照)に戻り、前記したと同様
に、換気スイッチ6がON状態を継続している場合に
は、太陽電池3の出力電圧Vが二つのファンモータを起
動させるに足る電圧V2となった時点でファンモータ1
2Aに通電される(ステップS14〜S16)。つまり、ファ
ンモータ12Bが太陽電池3の出力電圧V1で起動開始
した場合には、ファンモータ12Bが優先して通電され
るのである。ステップS25においてファンモータ12B
が起動していないと判定された場合には、ステップS26
において換気スイッチ6がON状態を継続している間は
ファンモータ12Bの起動開始を監視しつづけ、換気ス
イッチ6がOFFに切り換えられた時点で、制御ユニッ
ト20による制御はステップS17に戻る。
【0041】上記した如く、本実施例によれば、太陽電
池3の出力電圧Vが一つのファンモータを起動させるに
足る値V1になった時点で複数のファンモータ12A,1
2Bに対して順次通電していき、最初に起動を開始した
ファンモータ12A(即ち、その時点で最も起動し易い
ファンモータ)に対して、その後においては優先して通
電するようにファンモータ12A,12Bへの通電順位
を決定するようにしているため、複数のファンモータ1
2A,12Bに精度上のバラツキがあった場合であって
も、換気要求に即応して少なくとも1台のファンモータ
12A(あるいは12B)の起動が開始されることとな
り、車室内の温度上昇を早めに抑制することによる車室
内の快適性と冷房即効性とを確保することができるので
ある。
【0042】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本願発明の実施例1にかかる車両の換気装置
における制御ユニットの機能を示す機能対応図である。
【図1B】図1Aに示す制御ユニットのブロック図であ
る。
【図2】本願発明の実施例1,2にかかる車両の換気装
置を備えた自動車の全体図である。
【図3】本願発明の実施例1にかかる車両の換気装置に
おける制御ユニットの制御の流れを示すフローチャート
である。
【図4】図3のフローチャートにおける一つのサブルー
チンを示すフローチャートである。
【図5】図3のフローチャートにおけるもう一つのサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】本願発明の実施例2にかかる車両の換気装置に
おける制御ユニットの機能を示す機能対応図である。
【図7】図6に示す制御ユニットのブロック図である。
【図8】本願発明の実施例2にかかる車両の換気装置に
おける制御ユニットの制御の流れを示すフローチャート
である。
【図9】図8のフローチャートにおける一つのサブルー
チンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
3は太陽電池、4は換気ファン、5はバッテリー、6は
換気スイッチ、10A,10Bは起動検出手段、12A,
12Bはファンモータ、20は制御ユニット、21はマ
イクロプロセッサ(CPU)、24は電圧判定手段、25
は作動回数計数手段、211はスイッチ切換手段、21
2は制御手段、213は優先順位設定手段、214は作
動回数判定手段、215は優先順位変更手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶本 進士 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 古沢 明洋 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に配設され、日射量に応じた出力電
    圧を送出する太陽電池と、前記車両適所に車室内の空気
    を換気すべく装備され、前記太陽電池を電源として作動
    する複数の換気ファンとを備えた車両の換気装置であっ
    て、前記各換気ファンの駆動源である各ファンモータへ
    の通電を切り換えるスイッチ切換手段と、前記各ファン
    モータの起動を検出する起動検出手段と、太陽電池の出
    力電圧が一つのファンモータを起動させるに足る値にな
    った場合に信号を出力する電圧判定手段と、該電圧判定
    手段からの信号出力があった場合に前記ファンモータへ
    順次通電させるべく前記スイッチ切換手段を動作させる
    指令を出力する制御手段と、該制御手段の作動中におい
    て最初に起動を開始したファンモータにその後優先して
    通電させるべき指令を出力する優先順位設定手段とが付
    設されていることを特徴とする車両の換気装置。
  2. 【請求項2】 前記優先順位設定手段により優先順位に
    設定されたファンモータの作動回数を計数する作動回数
    計数手段と、該作動回数計数手段により計数された作動
    回数が所定値に達した場合に信号を出力する作動回数判
    定手段と、該作動回数判定手段からの信号出力があった
    場合には、前記優先順位設定手段により非優先順位とさ
    れたファンモータを優先しその後前記優先順位設定手段
    により優先順位に設定されたファンモータへ順次通電さ
    せるべく前記制御手段に対して指令を出力する通電順位
    変更手段とが付設されていることを特徴とする前記請求
    項1記載の車両の換気装置。
JP8007491A 1991-04-12 1991-04-12 車両の換気装置 Pending JPH0648160A (ja)

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JP8007491A JPH0648160A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 車両の換気装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225567B1 (ko) * 2006-07-27 2013-01-24 한라공조주식회사 차량용 태양전지 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225567B1 (ko) * 2006-07-27 2013-01-24 한라공조주식회사 차량용 태양전지 시스템

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