JPH0648141A - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JPH0648141A
JPH0648141A JP20353792A JP20353792A JPH0648141A JP H0648141 A JPH0648141 A JP H0648141A JP 20353792 A JP20353792 A JP 20353792A JP 20353792 A JP20353792 A JP 20353792A JP H0648141 A JPH0648141 A JP H0648141A
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JP
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control
acceleration
vehicle
acceleration sensor
active suspension
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Application number
JP20353792A
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English (en)
Inventor
Masanori Kubota
正則 久保田
Masayoshi Suzuki
政善 鈴木
Terumi Nakazawa
照美 仲沢
Shotaro Naito
祥太郎 内藤
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種多様の車両制御を行う場合のセンサの使
用数を減らして装置のコスト低減及びセンサ取付スペー
スの合理化を図る。 【構成】 加速度センサ17の出力信号(加速度信号)
は別途二分され、一方の信号V1は第1のLPF(ロー
パスフィルタ)13a,A/D26を介し制御回路20
へ入力される。他方の出力信号はLPF13b,A/D
23を経て制御回路20へ入力される。制御回路20は
所定の演算処理を行い、信号V1を基に能動サスペンシ
ョン制御を行い、信号V2を基に能動消音制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両制御装置に係り、特
に加速度センサの出力信号をもとに車両の能動サスペン
ション制御,能動消音制御,アンチロックブレーキ制御
等を行う車両制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より加速度センサを用いて種々の能
動サスペンション制御やアンチロックブレーキ制御等を
行う装置が知られている。これに関連する従来技術とし
ては、例えば、特開昭64−60413号、特開平1−
95923号、特開平2−175406号公報等があ
る。
【0003】この種の車両制御装置は、用途に応じて専
用の加速度センサを個々に使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、各種車
両制御を行う場合には、用途ごとに別々の加速度センサ
が使用されているため、複数種の車両制御を行う場合に
は、加速度センサの数が多数必要となる問題があった。
例えば、多種の能動サスペンション制御(ロール制御,
ピッチ制御,バウンス制御等)に使用する加速度センサ
の数は約4〜6個である。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、多種多様の車両制御を行う場合のセンサの使用数
を減らして装置のコスト低減及びセンサ取付スペースの
合理化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、基本的には次のような課題解決手段を提案
する。
【0007】第1の発明は、車両走行時の所定方向の車
体状態変化をその状態変化の加速度からとらえて能動サ
スペンション制御,アンチロックブレーキ制御のうち少
なくとも一つの車両制御を行う車両制御手段と、車室内
のこもり音を打ち消すためにこもり音と逆位相の音を車
室内に発生させる能動消音制御手段とを備え、前記車両
制御に必要な加速度と前記能動消音制御に必要なこもり
音の振動に関する加速度との双方が検出可能な共通の位
置に、これらの双方の加速度に応動可能な兼用の加速度
センサが配置され、この加速度センサから複数の出力信
号を出力して前記車両制御手段及び能動消音制御手段の
各々に必要な加速度信号が入力されるよう設定して成
る。
【0008】第2の発明は、車両走行時の車体の姿勢変
化や振動により生じる加速度をとらえて車体の適正姿
勢,制振に関する複合的な能動サスペンション制御を行
う手段を備え、これらの複合能動サスペンション制御に
必要な加速度が検出可能な共通の位置に、前記姿勢変
化,振動のいずれの車体状態変化にも応動可能な兼用の
加速度センサが配置され、この加速度センサから複数の
出力信号を出力して前記複合能動サスペンション制御の
各々の系に必要な加速度信号が入力されるよう設定して
成る。
【0009】第3の発明は、車両走行時の制御目的とな
る車体状態変化により生じる加速度をとらえて1種類以
上のサスペンション制御を行う能動サスペンション制御
手段と、車体のヨーを検出してブレーキ制御を行うアン
チロックブレーキ制御手段とを備え、前記能動サスペン
ション制御に必要な車体状態変化に関する加速度と前記
ヨーに関する加速度との双方が検出可能な共通の位置
に、これらの双方の加速度に応動可能な兼用の加速度セ
ンサが配置され、この加速度センサから複数の出力信号
を出力して前記能動サスペンション制御手段及びアンチ
ロックブレーキ制御手段の各々に必要な加速度信号が入
力されるよう設定して成る。
【0010】
【作用】第1の発明の作用…能動サスペンション制御に
は、例えば、車体の横加速度を検出して車体のロールを
防止するロール制御や、車体の上下加速度を検出して車
体の上下振動を抑制するバウンス制御や、車体の前後方
向の加速度を検出して車体のピッチングを防止するピッ
チ制御等種々のものがある。また、アンチロックブレー
キ制御は、車体のヨーを検出してブレーキ制御を行う。
一方、能動消音制御は、車室内のこもり音に相関する基
準信号を生成し、この基準信号を位相制御してこもり音
と逆位相となる音(音の大きさも制御してある)を生成
するが、この基準信号は車体振動(例えば、エンジン振
動等に起因するもの)に関する加速度を検出して生成す
ることが可能である。
【0011】本発明では、兼用可能な加速度センサを用
いてこれらの加速度に応動して複数の出力信号を出力
し、これらの出力信号から前記車両制御手段及び能動消
音制御手段が必要な加速度信号を取り出して目的の制御
を行う。
【0012】この場合に用いる加速度センサは、車両制
御及び能動消音制御に必要な検出すべき加速度の方向性
が同一であれば一つの1次元加速度センサを用いてこれ
らの加速度に関する信号を出力でき、方向性が異なれば
一つの2次元以上の加速度センサを用いてこれらの加速
度に関する信号を出力できる。
【0013】第2の発明の作用…車両走行時の車体の適
正姿勢及び制振に関する複合的な能動サスペンション制
御であっても、その制御対象となる車体状態変化の方向
性が同一であれば1次元センサを兼用させることで、ま
た、車体状態変化の方向性が異にする場合でも2次元以
上の加速度センサを兼用させることで、しかもそのセン
サの設置位置に配慮をなすことで、これらの車体状態変
化に関する加速度が検出できる。
【0014】本発明は、以上のセンサ特性を利用して、
加速度センサを兼用させて各制御目的の状態変化に関す
る加速度を検出して複数の出力信号を出力し、これらの
出力信号から複合の能動サスペンション制御に必要な加
速度信号を取り出して目的の制御を行う。
【0015】第3の発明の作用…上記第1,第2の発明
同様に、能動サスペンション制御対象となる車両の状態
変化とタイヤスリップ(アンチロックブレーキ制御対
象)により生じる状態変化(ヨー)は、その方向性が同
一であれば1次元加速度センサを兼用させて、その方向
性が異なれば2次元以上の加速度センサを兼用させてこ
れらの状態変化に伴う加速度センサが検出可能である。
【0016】したがって、この場合も加速度センサを兼
用させてこれらの加速度に応動して複数の出力信号を出
力し、これらの出力信号から必要な加速度信号を抽出し
て能動サスペンション制御及びアンチロックブレーキ制
御の双方の制御を行い得る。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0018】図1は本発明の第1実施例に係る車両制御
装置の全体構成図であり、室内の能動消音制御と、能動
サスペンション制御(ここでは、一例として制振を目的
としたバウンス制御)の双方を実行する車両制御装置を
示してある。
【0019】図1において、加速度センサ17は半導体
容量式のものを用い、その加速度検出部5はシリコンカ
ンチレバー1の先端部に形成した可動電極(質量部)2
と、これに対向して配置された固定電極3,4から成
る。図示しない車両に加わる大きさと方向に応じて可動
電極2が固定電極3,4間を図示の例では上下し、この
上下動の変位から加速度の大きさを検出することができ
る。
【0020】この可動電極2及び固定電極3,4は、サ
ーボ回路6と電気的に接続されている。サーボ回路6
は、可動電極2・固定電極3間の静電容量C1と可動電
極・固定電極4間の静電容量C2との静電容量差ΔCを
算出するΔC検出回路、ΔCの電気信号を増幅する増幅
回路8、増幅されたΔC信号をパルス幅変調するPWM
(パルス幅変調回路)9等から構成される。PWM9を
出た信号は二分され、一方の信号はスパン(感度)調整
回路10を介して固定電極3へ、他方は反転回路11,
スパン調整回路10を介して固定電極4へ接続される。
また、PWM9内にはゼロ点調整回路12が内蔵され
る。
【0021】このような加速度センサ17は、静電容量
・静電サーボ式の加速度センサとなる。すなわち、加速
度を受けて可動電極2が一方の固定電極の方へ変位しよ
うとしたとき、他方の固定電極には可動電極2を中央に
引き戻す静電気力が作用し、可動電極2は常に中央位置
にあるように動作する。この中央位置にバランスさせた
ときの静電気力(PWM9の出力信号)を電圧から検出
することで、加速度の検出が可能となる。また、スパン
調整回路10、ゼロ点調整回路12にて、所定の出力特
性を得ることができる。
【0022】本実施例に用いる加速度センサ17は、そ
の加速度検出部5が、バウンス制御の目的となる路面か
ら受ける車体振動と、消音制御に必要なこもり音の振動
に関する加速度との双方が検出可能な位置、例えばサス
ペンション機構のショックアブソーバのインシュレータ
(ボディ取付け点)付近に設置してある。
【0023】本実施例の場合、PWM9の出力信号(加
速度信号)は別途二分され、一方は第1のLPF(ロー
パスフィルタ)13aを介しアナログ電圧信号V1とし
て、他方は第2のLPF13bを介してアナログ信号V
2となり、この信号V1,V2がA/D変換回路23,
26でディジタル信号に変換されて制御回路20へそれ
ぞれ入力される。LPF13a,13bはそれぞれ異な
る所定の周波数特性を得るもので、前者が車体の路面の
凹凸に起因する振動に関する加速度信号成分を抽出し、
後者が能動消音の対象となるこもり音(エンジン振動)
に関する加速度信号成分を抽出する。
【0024】制御回路20は、インターフェース回路2
4、MPU(マイクロプロセッサユニット)、RAM
(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リードオンリメ
モリ)等を備え、例えば、ディジタル変換された信号V
1が能動サスペンション制御系22に、信号V2が能動
消音制御系21に取り込まれて各種演算を行う。
【0025】本実施例における制御回路20は、車体の
バウンス成分となる上下加速度を信号(絶対加速度)V
1を積分することにより求め、この加速度値に対応した
最適アクチュエータ制御圧力値をROMから呼び出し
て、この値を基に出力ポート25を介して能動サスペン
ション制御系22がアクチュエータの制御圧力を制御す
ることにより路面からの入力を打ち消して制振を行う。
【0026】また、制御回路20はこもり音と相関する
振動成分となる加速度信号V2から基準信号を生成し、
この基準信号をこもり音を最小にするための最急降下法
の制御アルゴリズムにより位相制御及び音圧制御し、こ
の制御信号を基に出力ポート25を介して能動消音制御
系21がスピーカ(図示せず)の出力を制御することで
消音制御が行われる。
【0027】なお、上記実施例では、能動サスペンショ
ン制御系の一例としてバウンス制御を例示したが、その
他にも、例えば、制御回路20がロール制御やピッチ制
御と能動消音制御を行うようにすることも可能である。
【0028】ロール制御の場合には、車両がコーナを旋
回する際に横G(加速度)センサでロールさせようとす
る慣性力を検出する必要があるため、加速度センサ17
の加速度検出部5はロールに伴う横Gを検出できるよう
に、しかもその検出位置にこもり音に伴う振動も表れる
位置を選定する必要がある。この場合は、LPF13
a′はロールに起因する周波数特性の加速度信号V1′
を抽出し、制御回路20は予めROMに記憶された信号
V1′に対応する外輪及び内輪のアクチュエータ制御圧
力値を呼び出して、この制御圧力値を基にロール制御系
22′のアクチュエータ(図示せず)を制御する。すな
わち、横Gに比例して外輪側の制御圧力を高くし、内輪
側の制御圧力を低くすることにより、慣性力を打ち消し
て車体のロールを防止する。
【0029】ピッチ制御の場合には、車両の制動時のピ
ッチングを発生させようとする慣性力を前後G(加速
度)センサで検出する必要があるため、加速度センサ1
7の加速度検出部5は前後Gを検出できるように、しか
もその検出位置にこもり音に伴う振動も表れる位置を選
定する必要がある。LPF13a”はピッチングに起因
する周波数特性の加速度信号V1”を抽出し、制御回路
20は予めROMに記憶された信号V1”に対応するフ
ロント側及びリヤ側のアクチュエータ制御圧力値を呼び
出して、この制御圧力値を基にピッチ制御系22”がフ
ロント側及びリア側のアクチュエータ(図示せず)を制
御してピッチングの発生を防止する。
【0030】図2は本発明の第2実施例を示す図で、本
実施例は車体の適正姿勢,制振に関する複合的な能動サ
スペンション制御を行う車両制御装置である。
【0031】本実施例の場合には、例えば、ロール制
御,バウンス制御,ピッチ制御等を少なくとも2つ組み
合わせて複合的な能動サスペンション制御を行う例であ
る。
【0032】図中、5′は2次元加速度センサ17′の
加速度検出部である。この加速度検出部5′は、例え
ば、図1に示すような可動電極2の上下に固定電極3,
4を配置する他に、左右又は前後に同様の固定電極を配
置する構造としてある。ここでは、ロール制御とバウン
ス制御の複合能動サスペンション制御の例を説明する。
【0033】加速度検出部5′は車体のローリングによ
る横G及びバウンスによる上下Gを検出可能な共通の位
置に配置してある。上下Gは図1のサーボ回路と同様に
構成したサーボ回路6aによりPWM信号として出力さ
れ、LPF37によりアナログ信号V2として出力され
A/D変換回路33でディジタル信号に変換されて制御
回路30に取り込まれる。
【0034】一方、横Gはサーボ回路6bによりPWM
信号として出力され、LPF38によりアナログ信号V
1として出力されA/D変換回路36でディジタル信号
に変換されて制御回路30に取り込まれる。
【0035】制御回路30は図1の制御回路20同様に
インターフェース回路34、MPU、ROM、RAM及
び出力ポート35を有し、信号V1がロール制御系32
に、信号V2がバウンス制御系31に取り込まれて各種
演算を行う。この演算は、図1で説明したバウンス制御
及びロール制御同様にして行われる。
【0036】図3は本発明の第3実施例を示す図で、本
実施例は能動サスペンション制御とアンチロックブレー
キ制御を行う車両制御装置である。
【0037】本実施例の場合には、図2同様の2次元加
速度センサ17′を使用し、一つのセンサで車体のバウ
ンス(或いはピッチング)に伴う上下G(或いは前後
G)とヨーに伴う横Gを検出するようにしてある。
【0038】制御回路40は、図1の制御回路20同様
にインターフェース回路44、MPU、RAM、RO
M、出力ポート45等を備える。43,46はA/D変
換回路である。
【0039】制御回路40は、出力信号V1からヨーに
伴う横Gを検出しタイヤスリップの演算を行い、信号V
1に対応したブレーキ制御信号をRAMから呼び出し
て、この信号によりアンチロックブレーキ制御系42が
アンチロック用アクチュエータ(図示せず)を作動させ
て、ブレーキ力の低下(かかり過ぎ防止)制御を行う。
【0040】一方、信号V2により能動サスペンション
制御系41を介して図1,図2で説明したと同様のバウ
ンス制御或いはピッチ制御を行う。
【0041】なお、上記第1実施例では、能動消音制御
系とアンチロックブレーキ制御系を組み合わせてもよ
く、第2実施例では上記以外の各種能動サスペンション
制御系の組み合わせも可能であり、また、3次元加速度
センサを用いて3態様の能動サスペンション制御を行う
ことも可能である。第3実施例ではアンチロックブレー
キ制御系とその他の能動サスペンション制御系の組み合
わせも可能である。
【0042】図4〜図6に一つの加速度センサ(兼用加
速度センサ)17からの複数の出力信号を取り出す場合
のその他の態様を示す。なお、図中、第1実施例と同一
符号は同一或いは共通する要素を示す。
【0043】図4は加速度センサのサーボ回路6からの
PWM9の出力信号は別途二分され、一方はLPF13
を介してアナログ信号V1に、他方は直接ディジタル信
号V2として制御回路20へ入力されるようにしてあ
る。この場合は、異なる何らかの複数の車両制御(1)
(2)を兼用の加速度センサを用いて行う場合に、一方
の車両制御(2)がPWM9からの信号をそのまま使用
できる態様の例である。
【0044】図5はPWM9の出力信号は別途二分さ
れ、ディジタル信号V2,V22として制御回路20へ
それぞれ直接入力される。この場合は、車両制御(1)
(2)がPWM9からの信号をそのまま使用できる態様
の例である。
【0045】図6はPWM9からの信号はLPF13の
後にアナログ信号V1,V2として制御回路20へ入力
される。この場合は、車両制御(1)(2)が共通のア
ナログ信号を使用できる態様の例である。本例の場合、
LPF13で所定の周波数特性を得、出力調整回路14
にてスパン調整回路15、ゼロ点調整16を行い所定の
出力特性を得ることができる。
【0046】図7は図4の変形例で、制御回路20を2
0a,20bの別々のユニットで構成した例である。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、兼用の加
速度センサを用いて、異種,同種の複合車両制御(能動
サスペンション制御,能動消音制御,アンチロックブレ
ーキ制御等)を実行できるので、加速度センサの使用個
数を減らして装置のコスト低減及び加速度センサの取付
けスペースの合理化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図
【図2】本発明の第2実施例を示す構成図
【図3】本発明の第3実施例を示す構成図
【図4】本発明の第4実施例を示す構成図
【図5】本発明の第5実施例を示す構成図
【図6】本発明の第6実施例を示す構成図
【図7】本発明の第7実施例を示す構成図
【符号の説明】
2…可動電極、3,4…固定電極、5,5′…加速度検
出部、6…サーボ回路、7…ΔC検出回路、17…加速
度センサ、17′…2次元加速度センサ、20…制御回
路、21…能動消音制御系、22…能動サスペンション
制御系、31,32,41…能動サスペンション制御
系、アンチロックブレーキ制御系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 政善 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 仲沢 照美 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 内藤 祥太郎 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両走行時の所定方向の車体状態変化を
    その状態変化の生じる加速度からとらえて能動サスペン
    ション制御,アンチロックブレーキ制御のうち少なくと
    も一つの車両制御を行う車両制御手段と、車室内のこも
    り音を打ち消すためにこもり音と逆位相の音を車室内に
    発生させる能動消音制御手段とを備え、前記車両制御に
    必要な加速度と前記能動消音制御に必要なこもり音の振
    動に関する加速度との双方が検出可能な共通の位置に、
    これらの双方の加速度に応動可能な兼用の加速度センサ
    が配置され、この加速度センサから複数の出力信号を出
    力して前記車両制御手段及び能動消音制御手段の各々に
    必要な加速度信号が入力されるよう設定して成ることを
    特徴とする車両制御装置。
  2. 【請求項2】 車両走行時の車体の姿勢変化や振動によ
    り生じる加速度をとらえて車体の適正姿勢,制振に関す
    る複合的な能動サスペンション制御を行う手段を備え、
    この複合能動サスペンション制御に必要な加速度が検出
    可能な共通の位置に、前記姿勢変化,振動のいずれの車
    体状態変化にも応動可能な兼用の加速度センサが配置さ
    れ、この加速度センサから複数の出力信号を出力して前
    記複合能動サスペンション制御の各々の系に必要な加速
    度信号が入力されるよう設定して成ることを特徴とする
    車両制御装置。
  3. 【請求項3】 車両走行時の制御目的となる車体状態変
    化により生じる加速度をとらえて1種類以上のサスペン
    ション制御を行う能動サスペンション制御手段と、車体
    のヨーを検出してブレーキ制御を行うアンチロックブレ
    ーキ制御手段とを備え、前記能動サスペンション制御に
    必要な車体状態変化に関する加速度と前記ヨーに関する
    加速度との双方が検出可能な共通の位置に、これらの双
    方の加速度に応動可能な兼用の加速度センサが配置さ
    れ、この加速度センサから複数の出力信号を出力して前
    記能動サスペンション制御手段及びアンチロックブレー
    キ制御手段の各々に必要な加速度信号が入力されるよう
    設定して成ることを特徴とする車両制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    において、前記加速度センサとして、検出対象たる2種
    以上の加速度がその方向性が一致する場合には1次元セ
    ンサを、方向性を異にする場合には2次元以上の加速度
    センサを用いて成ることを特徴とする車両制御装置。
JP20353792A 1992-07-30 1992-07-30 車両制御装置 Pending JPH0648141A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19716088B4 (de) * 1996-04-19 2004-02-12 Toyota Jidosha K.K., Toyota Fahrzeugsteuerungssystem
WO2013111743A1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-01 日産自動車株式会社 車両の制御装置及び車両の制御方法

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