JPH0648118B2 - 電気温水器とその組立て方法 - Google Patents

電気温水器とその組立て方法

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JPH0648118B2
JPH0648118B2 JP21649488A JP21649488A JPH0648118B2 JP H0648118 B2 JPH0648118 B2 JP H0648118B2 JP 21649488 A JP21649488 A JP 21649488A JP 21649488 A JP21649488 A JP 21649488A JP H0648118 B2 JPH0648118 B2 JP H0648118B2
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tank
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heat insulating
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annular holding
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、比較的大形のタンク本体を持ち、タンク内の
水を電気ヒータにより加熱する電気温水器とその組立て
方法に関する。
<従来の技術> 近年、経済的な深夜電力を利用してお湯を沸かす電気温
水器が広く使用されるようになり、数千リツトルものタ
ンク容量を持つ大形の温水器も使用されるようになつて
いる。
電気温水器は通常、屋内に設置されるが、大形の温水器
を既設の建物の室内に設置する場合、完全に温水器を組
立てた状態では、タンクが大きすぎて部屋の開口部から
は中にいれることができない。
<発明が解決しようとする課題> そこで、設置する屋内で電気温水器を組み立てる必要が
あるが、タンクの溶接から制御盤の取付け、断熱材及び
外板の取付けを全て現場で行なわなければならないた
め、設置工事に熟練した技術と多くの時間を必要とする
課題があつた。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、設置現場において容易に且つ短時間で組立ることが
できる大形の電気温水器とその組立て方法を提供するこ
とを目的とする。
このために、本発明の電気温水器は、タンク本体が切断
線上で分割され、各タンク分割体の外周面には断熱材が
切断線付近を除いて巻き付けられると共に、断熱材の外
周に外板が装着され、断熱材と外板の端部はタンク分割
体の外周に固定された環状保持枠により支持され、外板
にヒータの制御盤が取付けられ、各タンク分割体は組み
立てられてその接合部が溶接され、溶接箇所付近の外周
に他の断熱材が巻き付けられ、その断熱材の外周に他の
外板が環状保持枠に対し固定されるように構成される。
また、その組立て方法は、タンク本体を切断線上で分割
し、各タンク分割体の外周面に断熱材を切断線付近を除
いて巻き付けると共に、断熱材の端部を環状保持枠によ
り保持し、断熱材の外周に外板を被せながら環状保持枠
に固定し、分割されたタンク分割体の内側端部に組立て
接合用の複数の案内治具を仮溶接し、各タンク分割体を
組み立て、その接合部を溶接しながら案内治具を外し、
そして溶接箇所付近の外周に他の断熱材を巻き付け、他
の断熱材の外周に他の外板を環状保持枠に対し固定する
ように構成される。
このような構成とすることにより、各タンク分割体に
は、その外周に装着される断熱材、環状保持枠、外板を
予め工場等で組み付けておき、設置現場において、各タ
ンク分割体を組み立て溶接した後、その溶接箇所付近つ
まり切断線付近の外周に、帯状の断熱材及び外板を巻き
付け固定すれば、短時間で現場での設置作業を完了する
ことができる。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は電気温水器の半断面を含む正面図を、第2図は
その平面図を示している。この温水器のタンク本体は、
略中央の水平切断線10上において上下に2分割され
て、タンク分割体1とタンク分割体2とから構成され、
上のタンク分割体1の上部にはマンホール3が設けら
れ、下のタンク分割体2は基台4上に固定される。
タンク分割体1,2の外周には、グラスウール等の断熱
材5と6が巻き付けられ、断熱材5,6の外周にはステ
ンレス化粧板等の外板7,8が装着されが、中央の切断
線付近は別の帯状の断熱材9と外板15が装着される。
即ち、第3図、第4図に示すように、下のタンク分割体
2の外周における切断線10から少し下方に、環状保持
枠16が、複数の細い脚部17を介してタンク外周上に
固定され、この環状保持枠16により断熱材6の上部が
保持され、外板8の上端が環状保持枠16上に固定され
る。このように、細い脚部17を介して環状保持枠16
が固定されることにより、タンクの熱を外板に伝達しに
くくしている。また、この環状保持枠16は、上のタン
ク分割体1の外周における切断線10の少し上方にも同
様に固定され、断熱材5の下部がこの環状保持枠16に
より保持され、外板7の下端が環状保持枠16上に固定
される。なお、タンク上部の平坦部にも断熱材と外板と
からなる断熱カバーが被せられる。
さらに、下のタンク分割体2の外側にはヒータの制御盤
11が取付けられ、この制御盤11の内側付近のタンク
内にヒータ12が挿入固定される。また、タンク本体の
上部に給湯口14が、下部に給水口13が設けられる。
上記のような電気温水器を製造する場合、その製造工場
において、分割された上下のタンク分割体1,2に各
々、環状保持枠16、断熱材5,6と外板7,8を取付
け、ヒータ12、制御盤11等を下のタンク分割体2と
外板8に取付け、2分割状態の温水器本体を予め製造す
る。
そして、設置する屋内にこれらの分割された各部材を搬
入し、現場において本体の組み立てを行なう。即ち、先
ず、タンク分割体2の上にタンク分割体1を載せ、その
接合部分を円周溶接する。タンク分割体2の上にタンク
分割体1を載せる場合、第5図のように、予めタンク分
割体2の上端内部に、複数の案内治具20(先端を少し
内側に曲折した板)を上方に突設した状態で仮り溶接
し、この状態で上方から上のタンク分割体1を下せば、
案内治具20によつてタンク分割体1がタンク分割体2
の真上に位置し、容易にタンク分割体1と2の接合部分
を正確に合せることができる。そして、この状態で、タ
ンクの内側から接合線に沿つて内面円周溶接を行い、同
時に案内治具20を外していく。
さらに、タンクの外周から接合線に沿つて外面円周溶接
を行つた後、第3図のように、溶接線に沿つた上下の環
状保持枠16間の空間に帯状の断熱材9を巻き付け、そ
の上から外板15を被せるように環状保持枠16に固定
し、温水器本体の組み立てを完了する。
このように、分割して製造されたタンク本体を設置現場
に搬入して組み立てるため、大容量の温水器であつて
も、狭い開口部を持つ既設の部屋に簡単に設置すること
ができ、また、現場においては、タンクの接合部分を溶
接し、溶接線付近の周囲に帯状の断熱材と外板を巻き付
けるだけで、温水器本体の組み立てができるため、短時
間で且つ容易に温水器の組立と設置を行うことができ
る。
なお、上記実施例のタンク本体は円筒状であつたが、断
面が矩形な角筒形状でもよく、また、上記のような縦形
のタンクではなく、横形のタンクを用いる場合、垂直な
切断線でタンクを分割する。タンクが大きい場合には3
分割以上に分割することもできる。さらに、タンクの接
合部に仮止めした案内治具は、上下どちらのタンク分割
体に取付けてもよく、その形状も帯状とするなど任意に
設定できる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明の電気温水器とその組立て
方法によれば、上記のように構成したから、各タンク分
割体には、その外周に装着される断熱材、環状保持枠、
外板、或はヒータ、制御盤を予め工場等で組み付けてお
き、設置現場において、各タンク分割体を組み立て溶接
した後、その溶接箇所付近つまり切断線付近の外周に、
帯状の断熱材及び外板を巻き付け固定すればよく、短時
間で且つ簡単に現場での大形温水器の設置作業を完了す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、 第1図は温水器の半断面を含む正面図、 第2図は同平面図、 第3図はタンク接合部の拡大断面図、 第4図は環状保持枠の斜視図、 第5図はタンク分割体を接合する際の斜視図である。 1,2……タンク分割体、 5,6,9……断熱材、 7,8,15……外板、 16……環状保持枠。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク本体が切断線上で分割され、各タン
    ク分割体の外周面には断熱材が切断線付近を除いて巻き
    付けられると共に、該断熱材の外周に外板が装着され、
    該断熱材と外板の端部はタンク分割体の外周に固定され
    た環状保持枠により支持され、該外板にヒータの制御盤
    が取付けられ、前記各タンク分割体は組み立てられてそ
    の接合部が溶接され、溶接箇所付近の外周に他の断熱材
    が巻き付けられ、該他の断熱材の外周に他の外板が前記
    環状保持枠に対し固定されたことを特徴とする電気温水
    器。
  2. 【請求項2】タンク本体を切断線上で分割し、各タンク
    分割体の外周面に断熱材を切断線付近を除いて巻き付け
    ると共に、断熱材の端部を環状保持枠により保持し、該
    断熱材の外周に外板を被せながら該環状保持枠に固定
    し、分割されたタンク分割体の内側端部に組立て接合用
    の複数の案内治具を仮溶接し、各タンク分割体を組み立
    て、その接合部を溶接しながら該案内治具を外し、そし
    て溶接箇所付近の外周に他の断熱材を巻き付け、該他の
    断熱材の外周に他の外板を前記環状保持枠に対し固定す
    ることを特徴とする電気温水器の組立て方法。
JP21649488A 1988-08-31 1988-08-31 電気温水器とその組立て方法 Expired - Lifetime JPH0648118B2 (ja)

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JPH0264360A JPH0264360A (ja) 1990-03-05
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JP4853826B2 (ja) * 2006-05-08 2012-01-11 大日本印刷株式会社 商品陳列装置
JP5683837B2 (ja) * 2010-04-28 2015-03-11 株式会社Lixil 温水タンク

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