JPH0648082U - 物品搬送機構 - Google Patents
物品搬送機構Info
- Publication number
- JPH0648082U JPH0648082U JP8039292U JP8039292U JPH0648082U JP H0648082 U JPH0648082 U JP H0648082U JP 8039292 U JP8039292 U JP 8039292U JP 8039292 U JP8039292 U JP 8039292U JP H0648082 U JPH0648082 U JP H0648082U
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- Japan
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- wheels
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動販売機等の物品を横(又は縦)方向に搬
送可能な物品搬送機構を簡素化し、レールと車輪間の隙
間の発生を防ぐ。 【構成】 樋状基体11の開口縁にそれぞれV字溝形レ
ール11a,11bを形成し、側板12を連結して搬送
基台Mを設け、また、物品載置台13の両端面のうち、
一方に2個のメイン車輪14,14を支持するととも
に、他方には1個の補助車輪15を揺動可能に支持して
物品搬送台Nを設ける。この物品搬送台Nの車輪14,
15を前記搬送基台Mのレール11a,11bに嵌着す
る。
送可能な物品搬送機構を簡素化し、レールと車輪間の隙
間の発生を防ぐ。 【構成】 樋状基体11の開口縁にそれぞれV字溝形レ
ール11a,11bを形成し、側板12を連結して搬送
基台Mを設け、また、物品載置台13の両端面のうち、
一方に2個のメイン車輪14,14を支持するととも
に、他方には1個の補助車輪15を揺動可能に支持して
物品搬送台Nを設ける。この物品搬送台Nの車輪14,
15を前記搬送基台Mのレール11a,11bに嵌着す
る。
Description
【0001】
この考案は、自動販売機等における物品を水平又は垂直方向に直線的に搬送す るためのガイド機構に関するものである。
【0002】
従来のこの種の物品搬送機構としては、図2に示される構成例が知られている 。図2は要部外観を示す斜視図であり、ロワベース1とサイドフレーム2とリア ベース3とより基台Aが構成されている。そして、左右のサイドフレーム2,2 間に、丸棒等を加工して表面を滑らかにしたメインレール4と平角板などで作ら れた補助レール5とが水平かつ平行に架設されている。Bはこのメインレール4 と補助レール5とによりガイドされて水平方向に直線的に走行するコ字状の物品 搬送台である。図3はこの物品搬送台Bを説明するための正面図であり、6は内 孔6aにメインレール4が嵌合するリニアベアリングあるいは含油軸受等である 。また、補助レール5の上下面を転がる車輪C,Dがホルダ7,8によって支持 されている。尚、9は車輪C,Dと補助レール5との間の隙間によるガタを吸収 するためのテンションスプリングである。
【0003】
しかしながら、サイドフレーム2,2間に架設されたメインレール4と補助レ ール5とは面接触構造となるため、隙間によるガタ吸収構造が複雑になる他、搬 送時の位置の安定化を図るために、一定方向へテンションを付加する構造が必要 になり、さらには、メインレール4に使用する丸棒等の表面を滑らかにする加工 が必要で高価となるなどの問題点もあった。
【0004】 本考案はこのような従来の技術の有していた問題点を解決するためになされた もので、簡素な構造で物品の搬送が安定かつ的確に可能な優れた物品搬送機構を 提供する事を目的とするものである。
【0005】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説 明すると、本考案は、開口部両端にV字溝形レール11a,11bを形成した樋 状基体11の両端を側板12にて連結した搬送基台Mと、前記V字溝形レール1 1a,11bに内接するとともに、少なくとも一方にレールへの圧接部材16を 設けた車輪14,15を両端部に備えた、前記搬送基台Mのレール11a,11 bに沿って走行可能な物品搬送台Nとで構成したものである。
【0006】
この考案は上記のように構成されているので、従来に比べて構造が簡素化され る。対向するV字溝形レールに車輪を圧接することによって該レールと車輪は2 点で接触し、位置決めされ、ガタ等も防止される。
【0007】
以下、本考案を実施例について図面を参照して説明する。 図1(a),(b),(c)は本考案に係る物品搬送機構の一実施例を示す要 部斜視図、側断面図及びレールと車輪の説明図である。図中、Mは搬送基台で、 樋状基体11とその両端に連結された側板12とから構成されている。基体11 は樋状をなし、その開口部両端縁はV字状に直角に折り曲げられてV字溝形レー ル11a,11bが形成されている。また、Nは物品を載せて目的の位置まで水 平搬送する物品搬送台で、物品を載置する物品載置台13と、レール11(a) ,11(b)との対向端の一方には2個のメイン車輪14,14と、他方に1個 の補助車輪15が設けられている。尚、メイン車輪14,14はホルダ14a, 14aに、又、補助車輪15はホルダ15aにより水平に支持されている。16 は、補助車輪15のホルダ15aをV字溝形レール11a内に圧接し、物品搬送 台Nの車輪14,15とレール11a,11b間のガタ等を防止するためのテン ションスプリングである。
【0008】 次に、上記実施例の動作について説明する。 まず、物品搬送台Nのメイン車輪14及び補助車輪15を搬送基台Mの基体1 1の開口部両端に設けられたV字溝形レール11a,11b内に嵌着する。これ により、物品搬送台Nの車輪14(15)は図1(c)に示すように、搬送基台 Mの直角に折り曲げられたV字溝形レール11a(11b)の内面の2点a,b で接触し、車輪の14(又は15)外周面と折曲げ点Cとで2等辺三角形を形成 するように位置決めされ、テンションスプリング16の圧接作用によって、車輪 14,15とV字溝形レール11a,11b間のガタの発生が吸収される。尚、 物品搬送台Nの形状を例えば断面L字形に変更することなどによって、垂直方向 の物品移送機構も得られる。
【0009】
以上説明したように、本考案によれば、搬送基台の樋状基体の開口部に対設し た2つのV字溝をレールとしての使用が可能になるため、従来のガイド部材が不 要になり、レールの取付位置の調整も不要になる。従って、物品搬送機構が簡素 化され、物品点数も少なくて済むため安価となる。 また、搬送基台側の互いに対向したV字溝により走行する物品搬送台側の車輪 の位置が一定に保持されるので、バネを用いた隙間防止機構が簡単になるなどの 効果を奏する。さらに、物品の垂直方向への搬送にも適用可能である。
【図1】本考案の実施例を示す外観斜視図,物品搬送機
構の側断面図及び車輪とV字溝形レールの接触関係を示
す要部側面図である。
構の側断面図及び車輪とV字溝形レールの接触関係を示
す要部側面図である。
【図2】従来例の外観斜視図である。
【図3】従来の物品搬送台を示す側断面図である。
M 搬送基台 N 物品搬送台 11 基体 12 側板 13 物品載置台 14 メイン車輪 15 補助車輪
フロントページの続き (72)考案者 山本 明宏 福島県福島市笹木野字館1番地 東北沖電 気株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部両端縁にV字溝形レールを形成し
た樋状基体の両端を側板にて連結した搬送基台と、前記
V字溝形レールに内接するとともに、少なくとも一方に
レールへの圧接部材を設けた車輪を両端部に備えた、前
記搬送基台に沿って走行可能な物品搬送台とから成る物
品搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8039292U JPH0648082U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 物品搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8039292U JPH0648082U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 物品搬送機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648082U true JPH0648082U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=13717022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8039292U Pending JPH0648082U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 物品搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648082U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6439938U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-09 | ||
JPH0273494A (ja) * | 1988-09-09 | 1990-03-13 | Kubota Ltd | 自動販売機の商品昇降装置 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP8039292U patent/JPH0648082U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6439938U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-09 | ||
JPH0273494A (ja) * | 1988-09-09 | 1990-03-13 | Kubota Ltd | 自動販売機の商品昇降装置 |
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