JPH0648050Y2 - 足場板 - Google Patents
足場板Info
- Publication number
- JPH0648050Y2 JPH0648050Y2 JP1988027042U JP2704288U JPH0648050Y2 JP H0648050 Y2 JPH0648050 Y2 JP H0648050Y2 JP 1988027042 U JP1988027042 U JP 1988027042U JP 2704288 U JP2704288 U JP 2704288U JP H0648050 Y2 JPH0648050 Y2 JP H0648050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- scaffolding
- end cover
- main body
- scaffolding plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ladders (AREA)
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、仮設足場等に使用する足場板、更に詳しく
は両端にフックを設けた鋼製やアルミ製の足場板に関す
るものである。
は両端にフックを設けた鋼製やアルミ製の足場板に関す
るものである。
〔従来の技術〕 鋼製やアルミ製の足場板は、天板の両側に下向きの側板
と、両側板の下縁から連なって内側に屈曲する底板を設
けた足場板本体を形成し、この本体の両端部に断面コ字
状の端部カバーを外嵌し、端部カバーと天板と重なり部
分の数個所をスポット溶接によって固定すると共に、端
部カバーの両端部寄りにフックを固定した構造になって
いる。
と、両側板の下縁から連なって内側に屈曲する底板を設
けた足場板本体を形成し、この本体の両端部に断面コ字
状の端部カバーを外嵌し、端部カバーと天板と重なり部
分の数個所をスポット溶接によって固定すると共に、端
部カバーの両端部寄りにフックを固定した構造になって
いる。
上記のようなフック付の足場板は、仮設足場における建
枠の横桟にフックを掛合することにより建枠間に張設
し、作業足場として使用するものであり、足場板本体上
に作用する荷重は、端部カバーとフックを介して建枠の
横桟で支持されることになる。
枠の横桟にフックを掛合することにより建枠間に張設
し、作業足場として使用するものであり、足場板本体上
に作用する荷重は、端部カバーとフックを介して建枠の
横桟で支持されることになる。
ところで、フック付の足場板は、足場板本体上に荷重が
かかると、足場板本体と端部カバーの間に折曲げ力が作
用し、端部カバーを天板にスポット溶接で固定した構造
は、上記のような折曲げ荷重に対する耐折曲強度が弱
く、荷重によってスポット溶接の部分が外れると、足場
板本体が脱落し、人身事故を引き起こすという危険性が
ある。
かかると、足場板本体と端部カバーの間に折曲げ力が作
用し、端部カバーを天板にスポット溶接で固定した構造
は、上記のような折曲げ荷重に対する耐折曲強度が弱
く、荷重によってスポット溶接の部分が外れると、足場
板本体が脱落し、人身事故を引き起こすという危険性が
ある。
そこで、この考案は、上記のような点にかんがみてなさ
れたものであり、足場板本体と端部カバーの固定部分に
おける耐折曲強度を向上させ、足場板本体の脱落による
事故の発生を防止することができる安全性の高い足場板
を提供することがで目的である。
れたものであり、足場板本体と端部カバーの固定部分に
おける耐折曲強度を向上させ、足場板本体の脱落による
事故の発生を防止することができる安全性の高い足場板
を提供することがで目的である。
上記のような課題を解決するため、この考案は、天板の
両側に、下向きの側板と、両側板の下縁から連なって内
周側に屈曲する底板とを設けた足場板本体と、上記足場
板本体の端部に外嵌状態で固定した断面コ字状の端部カ
バーと、この端部カバーに固定したフックとで構成した
足場板において、端部カバーの両端部に足場板本体の内
側で天板と底板間に嵌合し、上縁が天板の下面に重なり
下縁が底板の上面に重なる荷重支持プレートを設けた構
造としたものである。
両側に、下向きの側板と、両側板の下縁から連なって内
周側に屈曲する底板とを設けた足場板本体と、上記足場
板本体の端部に外嵌状態で固定した断面コ字状の端部カ
バーと、この端部カバーに固定したフックとで構成した
足場板において、端部カバーの両端部に足場板本体の内
側で天板と底板間に嵌合し、上縁が天板の下面に重なり
下縁が底板の上面に重なる荷重支持プレートを設けた構
造としたものである。
足場板本体の端部に外嵌した端部カバーは、天板との重
なり部分がスポット溶接によって固定されると共に、荷
重支持プレートが天板と底板の間に嵌合しているため、
足場板本体と端部カバーの間に作用する折曲荷重を荷重
支持プレートが支持することになり、スポット溶接の部
分が外れるようなことがあっても足場板本体の脱落発生
を防ぐことができる。
なり部分がスポット溶接によって固定されると共に、荷
重支持プレートが天板と底板の間に嵌合しているため、
足場板本体と端部カバーの間に作用する折曲荷重を荷重
支持プレートが支持することになり、スポット溶接の部
分が外れるようなことがあっても足場板本体の脱落発生
を防ぐことができる。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図のように、足場板１は、足場板本体２と、この足
場板本体２の両端に固定した端部カバー３、３と、端部
カバー３、３の両端部寄りに各々固定したフック４とで
構成されている。
場板本体２の両端に固定した端部カバー３、３と、端部
カバー３、３の両端部寄りに各々固定したフック４とで
構成されている。
前記足場板本体２は、鋼板やアルミ板を用い、第５図の
ように、天板５の両側に側板６、６を設け、両側板６、
６の下縁に互に内側に屈曲する底板７、７を連成し、底
板７、７の端縁に上方に向かう低い立上り片８を設けた
断面形状になっており、天板５には、長手方向に沿って
複数の補強リブ９と、滑り止用の突起10とが設けられ、
内部に補強リブ11が組込まれている。
ように、天板５の両側に側板６、６を設け、両側板６、
６の下縁に互に内側に屈曲する底板７、７を連成し、底
板７、７の端縁に上方に向かう低い立上り片８を設けた
断面形状になっており、天板５には、長手方向に沿って
複数の補強リブ９と、滑り止用の突起10とが設けられ、
内部に補強リブ11が組込まれている。
なお、図示の場合足場板本体２は、細幅に形成したもの
を二枚並べた構造を示したが、広幅の一枚物の構造であ
ってもよい。
を二枚並べた構造を示したが、広幅の一枚物の構造であ
ってもよい。
前記端部カバー３は、端板12の上下縁に上板13と下板14
を設け、足場板本体２の端部に外嵌する断面コ字状に形
成され、足場板本体２の幅に等しい長さを有し、上板13
が天板５上に重なり、下板14が底板７の下面に重なる状
態で足場板本体２に外嵌し、上板13と天板５の重なり部
分がスポット溶接によって固定化される。
を設け、足場板本体２の端部に外嵌する断面コ字状に形
成され、足場板本体２の幅に等しい長さを有し、上板13
が天板５上に重なり、下板14が底板７の下面に重なる状
態で足場板本体２に外嵌し、上板13と天板５の重なり部
分がスポット溶接によって固定化される。
端部カバー３の端板12における両端部寄りには上下方向
に長い角孔15が設けられ、フック４の取付側端部に上記
角孔15への挿入部16を設け、この挿入部16の下端には角
孔15の下縁に対する掛止片17が設けられている。
に長い角孔15が設けられ、フック４の取付側端部に上記
角孔15への挿入部16を設け、この挿入部16の下端には角
孔15の下縁に対する掛止片17が設けられている。
上記端板12には角孔15の一方側部に膨出18を形成し、角
孔15に挿入部16を差込んだフック４の側面をこの膨出部
18で支持すると共に、フック４に端板12に対して溶接に
より固定化される。
孔15に挿入部16を差込んだフック４の側面をこの膨出部
18で支持すると共に、フック４に端板12に対して溶接に
より固定化される。
なお、フック４にはロックプレート19が上下動自在に取
付けられ、建枠の横桟20に対して抜止状態が得られるよ
うになっている。
付けられ、建枠の横桟20に対して抜止状態が得られるよ
うになっている。
前記端部カバー３における端板12の両端部には、第５図
に示すように、足場板本体２の内側で天板５と底板７の
間に嵌合する荷重支持プレート21が設けられている。
に示すように、足場板本体２の内側で天板５と底板７の
間に嵌合する荷重支持プレート21が設けられている。
この荷重支持プレート21は、第２図乃至第４図のよう
に、側板６の内側に重なり、その上縁が天板５の下面
に、また下縁が底板７の上面に重なった状態になり、足
場板本体２の端部カバー３の間に作用する折曲げ荷重
を、足場板本体２と荷重支持プレート21の嵌合部分で支
持することによる。
に、側板６の内側に重なり、その上縁が天板５の下面
に、また下縁が底板７の上面に重なった状態になり、足
場板本体２の端部カバー３の間に作用する折曲げ荷重
を、足場板本体２と荷重支持プレート21の嵌合部分で支
持することによる。
この考案の足場板は上記のような構成であり、仮設足場
の建枠における横桟20にフック４を掛止することによっ
て建枠間に架設し、作業足場として使用するものであ
り、足場板本体２上に作用する荷重は、端部カバー３と
フック４を介して横桟20で支持され、足場板本体２と端
部カバー３の間には荷重が折曲げ力として作用する。
の建枠における横桟20にフック４を掛止することによっ
て建枠間に架設し、作業足場として使用するものであ
り、足場板本体２上に作用する荷重は、端部カバー３と
フック４を介して横桟20で支持され、足場板本体２と端
部カバー３の間には荷重が折曲げ力として作用する。
足場板１は、両端のフック４が建枠の横桟20に掛合する
ことにより各構成部材の足場板長手方向の位置関係が拘
束されことになる。
ことにより各構成部材の足場板長手方向の位置関係が拘
束されことになる。
従って、荷重支持プレート21の足場板本体２に対する嵌
合状態が常に維持され、耐折曲がり強度を向上させるこ
とができると共に、仮に天板５と上板13を固定するスポ
ット溶接が分離したとしても、上記嵌合部分によって足
場板本体２は荷重支持プレートで保持され、脱落が生じ
ることがない。
合状態が常に維持され、耐折曲がり強度を向上させるこ
とができると共に、仮に天板５と上板13を固定するスポ
ット溶接が分離したとしても、上記嵌合部分によって足
場板本体２は荷重支持プレートで保持され、脱落が生じ
ることがない。
以上のように、この考案によると、足場板本体の端部に
外嵌固定した端部カバーの両端部に足場板本体の天板と
底板間に嵌合し、上縁が天板の下面に重なり下縁が底板
の上面に重なる荷重支持プレートを設けたので、足場板
本体と端部カバーの間の耐折曲り強度が大幅に向上し、
足場板本体の脱落による人身事故の発生を防止し、安全
性の向上を図ることができる。
外嵌固定した端部カバーの両端部に足場板本体の天板と
底板間に嵌合し、上縁が天板の下面に重なり下縁が底板
の上面に重なる荷重支持プレートを設けたので、足場板
本体と端部カバーの間の耐折曲り強度が大幅に向上し、
足場板本体の脱落による人身事故の発生を防止し、安全
性の向上を図ることができる。
また、荷重支持プレートを足場板本体に対して嵌挿する
だけでよいため、組立工数を増やすことなく安全性を高
めることができる。
だけでよいため、組立工数を増やすことなく安全性を高
めることができる。
第１図はこの考案に係る足場板の平面図、第２図は同上
要部を拡大した一部切欠平面図、第３図は第２図の矢印
III−IIIに沿う縦断面図、第４図は第２図の矢印IV−IV
に沿う縦断面図、第５図は足場板の要部を示す分解斜視
図である。 １……足場板、２……足場板本体、 ３……端部カバー、４……フック、 ５……天板、６……側板、 ７……底板、12……端板、 13……上板、21……荷重支持プレート。
要部を拡大した一部切欠平面図、第３図は第２図の矢印
III−IIIに沿う縦断面図、第４図は第２図の矢印IV−IV
に沿う縦断面図、第５図は足場板の要部を示す分解斜視
図である。 １……足場板、２……足場板本体、 ３……端部カバー、４……フック、 ５……天板、６……側板、 ７……底板、12……端板、 13……上板、21……荷重支持プレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭61−51208号（実開 昭62− 163254号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ) 実願 昭49−142306号（実開 昭51− 65518号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ) 実願 昭58−135316号（実開 昭60− 40740号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】天板の両側に、下向きの側板と、両側板の
下縁から連なって内側に屈曲する底板とを設けた足場板
本体と、上記足場板本体の端部に外嵌状態で固定した断
面コ字状の端部カバーと、この端部カバーに固定したフ
ックとで構成した足場板において、端部カバーの両端部
に、足場板本体の内側で天板と底板間に嵌合し、上縁が
天板の下面に重なり下縁が底板の上面に重なる荷重支持
プレートを設けたことを特徴とする足場板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988027042U JPH0648050Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 足場板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988027042U JPH0648050Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 足場板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01131752U JPH01131752U (ja) | 1989-09-07 |
| JPH0648050Y2 true JPH0648050Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31249205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988027042U Expired - Lifetime JPH0648050Y2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 足場板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648050Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009035878A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Alinco Inc | 足場板 |
| JP2021080829A (ja) * | 2021-02-26 | 2021-05-27 | 竹本 直文 | 足場板 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5165518U (ja) * | 1974-11-18 | 1976-05-24 | ||
| JPS6040740U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-22 | 光洋機械産業株式会社 | 足場板のスロ−プ |
| JPS62163254U (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-16 |
-
1988
- 1988-03-01 JP JP1988027042U patent/JPH0648050Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009035878A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Alinco Inc | 足場板 |
| JP2021080829A (ja) * | 2021-02-26 | 2021-05-27 | 竹本 直文 | 足場板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01131752U (ja) | 1989-09-07 |
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