JPH0647931Y2 - 道路の中央分離帯用遮光板 - Google Patents

道路の中央分離帯用遮光板

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Publication number
JPH0647931Y2
JPH0647931Y2 JP1988096925U JP9692588U JPH0647931Y2 JP H0647931 Y2 JPH0647931 Y2 JP H0647931Y2 JP 1988096925 U JP1988096925 U JP 1988096925U JP 9692588 U JP9692588 U JP 9692588U JP H0647931 Y2 JPH0647931 Y2 JP H0647931Y2
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JP
Japan
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transparent
light
opaque
shielding plate
thickness
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Application number
JP1988096925U
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JPH0278618U (ja
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升三郎 加藤
吉見 金田
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Figla Co Ltd
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Figla Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として高速道路等の車輛専用道路の対向車
側、つまり、中央分離帯へ対向車のヘッドライトの光を
遮光する目的で設けられる遮光板に関して、詳しくは、
高速で擦れ違う場合は対向車のヘッドライトの灯光を遮
光する効果と、低速走行時、又は、停車中のドライバー
の視野を確保するために、対向車線と対向車線との境の
中央分離帯に設置するもので、一枚の遮光板で遮光効果
と透視効果を共に有する遮光板に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来から、特に、高速道路等の自動車専用道路の中央分
離帯へは、擦れ違う夫々の対向車のヘッドライトの灯光
を遮るために遮光板が設置されているが、その殆んどは
単なる金属製板又は樹脂製板等の不透明な板状のものが
設置されており、遮光する効果だけを考えて設置された
もので、車輛を運転してそこを通過する場合にドライバ
ーは遮光板が壁となって迫ってくるような圧迫感を受け
るものであり、そのために近年では透明な樹脂板を用い
たものや、一部へ大きく窓状に透明板を嵌込んだものも
設置されているが、その場合はドライバーの視野は確保
できるものの、今度は夜間に対向車からのヘッドライト
の灯光が入光して、ドライバーの目が眩む等の問題点が
あった。
又、周知の如く、人間の視野は通常静止の状態では両目
ならば200度程度の範囲まで見ることができ、この視野
の内、色彩まで明確に確認できるのは左右に夫々35度付
近まであり、更に、自動車を運転するドライバーでは自
動車の速度が速くなると、その視野は一層狭まくなるも
のであり、高速度運転においては危険度が増大して瞬時
の目の眩みが大事故に繋がる可能性を秘めており、高速
車輛の灯光は遮光をし、低速走行時又は停止時には視野
の確保がでる遮光板が待望されている実情である。
〔問題点を解決する手段〕
本考案は前述の各緒問題点に鑑みて、透明部材の遮光板
の両面に透明部と不透明部の連続した縦縞模様を両面へ
対称に形成し、透明部材の厚みと両面へ形成した夫々の
透明部と不透明部との対比を一定にしたことによって、
高速度で走行する場合の車輛のドライバーには対向車輛
のヘッドライトの灯光を遮光し、且つ、低速走行時又は
停車した場合には視野が確保される遮光板を提供するも
のである。
〔考案の構成〕
本考案の構成は、透明部材の遮光板であって、遮光板の
厚さと両面に形成した縦縞模様の対比は厚さ1に対して
透明部の巾1、不透明部の巾6とし、一方面の透明部と
相対する位置へ他方面の透明部を形成し、一方面の不透
明部と相対する位置へ他方面の不透明部を形成した構成
である。
〔実施例〕
斯る目的を達成なさしめた本考案の実施例を図面によっ
て説明する。
第1図は本考案の遮光板を拡大平面断面図であり、第2
図は本考案の遮光板と自動車の速度との関係を説明する
説明図である。
本考案は、主に高速道路等の車輛専用道路の中央分離帯
へ対向車輛C2のヘッドライトの灯光を遮光する目的で設
けられる遮光板YZに関して、詳しくは、高速で走行する
場合には対向車輛C2のヘッドライトの灯光を遮光する効
果と、低速走行時、又は、停車中のドライバーの視野を
確保するために、対向車線と対向車線との境の中央分離
帯に設置するもので、一枚の遮光板YZで遮光効果と透明
効果を共に有する遮光板YZに関するものであり、厚さX
を有し、且つ、両面Y.Zの高さ方向へ垂直かつ平行に透
明部YA.ZAと不透明部YB.ZBとが隣合う縦縞模様を多数連
設した透明部材の遮光板YZであって、前記遮光板YXの厚
さXと両面Y.Zに形成した縦縞模様の透明部YA.ZAと不透
明部YB.ZBとの対比は厚さX1に対して透明部YA.ZAの巾
1、不透明部YB.ZBの巾6とし、一方面Yの透明部YAと
相対する位置へ他方面Zの透明部ZAを形成し、一方面Y
の不透明部YBと相対する位置へ他方面Zの不透明部ZBを
形成したものである。
即ち、本考案の高速道路等の中央分離帯に設置される遮
光板YZは、透明部材のポリカーバーネット等の硬質樹脂
板、又は、透明硝子板、網入の透明硝子板等で遮光板YZ
として耐えうる適宜な厚さXを有し、且つ、両面Y.Zの
高さ方向へ垂直かつ平行に透明部YA.ZAと不透明部YB.ZB
とが隣合う縦縞模様を多数連設したものであって、前記
透明部材へ間隔を開けて縦縞状に不透明部YB.ZBをサン
ドブラスト加工等の加工を施すか、不透明な塗布剤を塗
布するか、印刷するか、又は、不透明なシート等を貼付
する等の加工を施して、透明部YA.ZAと不透明部YB.ZBと
が隣合う縦縞模様を形成し、適宜な巾と長さを有した遮
光板YZを形成し、夫々の端辺を密着させて接続し展設す
るものである。
前記遮光板YZの厚さXと両面Y.Zへ形成した縦縞模様の
透明部YA.ZAと不透明部YB.ZBの対比は厚さ1に対して透
明部YA.ZAの巾1、不透明部YB.ZBの巾6として形成し
て、前記一方面Yの透明部YAと相対する位置へ他方面Z
の透明部ZAを形成し、前記一方面Yの不透明部YBと相対
する位置へ他方面Zの不透明部ZBを形成したものであ
り、つまり、一方面Yへ形成した縦縞模様は他方面Zへ
形成した縦縞模様は遮光板YZの厚さ方向の中芯面で両面
Y.Zへ対称に形成したものである。
本考案の遮光板YZは第1図図示の実施例では厚さX5mmに
対して、両面の透明部YA.ZA5mm、両面の不透明部YB.ZB3
0mmとしたもので、 厚さX5mm:透明部YA.ZA5mm:不透明部YB.ZB30mm =厚さX5:透明部YA.ZA5:不透明部YB.ZB30 =厚さX1:透明部YA.ZA1:不透明部YB.ZB6 =Z:YA及びZA:YB及びZB=1:1:6と成るものである。
前述のように構成したことによって、第2図図示の如
く、走行車輛C1が停車した状態、或は、定速走行車輛、
つまり、真横付近に位置する視線a〜bでは両面へ形成
した透明部YA.ZAから透視でき、遮光板YZの反対側は透
視できるものであり、車輛C1の速度が中速の場合はドラ
イバーの視野は稍狭くなり、図示のc〜d角度での視野
であり、車輛C1の速度が高速の場合は視野は更に狭くな
りe〜fの角度となり対向車輛C2のヘッドライトの灯光
は遮光できるものである。
〔考案の効果〕
本考案道路の中央分離帯用遮光板は、高速で擦れ違う車
輛のヘッドライトの灯光は遮光でき、ドライバーが遮光
板から受ける圧迫感を開放し、車輛が停車した場合はド
ライバーからの視野を確保し、適宜なサイズに形成でき
るために製造、運搬、組み立て、設置等が容易で経済的
で、画期的であり実用性の高い考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の遮光板を拡大平面断面図である。第2
図は本考案の遮光板と自動車の速度との関係を説明する
説明図である。 C1−走行車輛、C2−対向車輛。 YZ−遮光板、X−厚さ、Y−一方面、YA−一方面の透明
部、YB−一方面の不透明部、Z−他方面、ZA−他方面の
透明部、ZB−他方面の不透明部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さを有し、且つ、両面の高さ方向へ垂直
    かつ平行に透明部と不透明部とが隣合う縦縞模様を多数
    連設した透明部材の遮光板であって、 前記遮光板の厚さと両面に形成した縦縞模様の透明部と
    不透明部との対比は厚さ1に対して透明部の巾1、不透
    明部の巾6とし、一方面の透明部と相対する位置へ他方
    面の透明部を形成し、一方面の不透明部と相対する位置
    へ他方面の不透明部を形成したことを特徴とする道路の
    中央分離帯用遮光板。
JP1988096925U 1988-07-23 1988-07-23 道路の中央分離帯用遮光板 Expired - Lifetime JPH0647931Y2 (ja)

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JP1988096925U JPH0647931Y2 (ja) 1988-07-23 1988-07-23 道路の中央分離帯用遮光板

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Publication Number Publication Date
JPH0278618U JPH0278618U (ja) 1990-06-18
JPH0647931Y2 true JPH0647931Y2 (ja) 1994-12-07

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ID=31322077

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49103199U (ja) * 1972-12-27 1974-09-04
JPS49115923U (ja) * 1973-01-25 1974-10-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0278618U (ja) 1990-06-18

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