JPH0647918U - 落射照明装置 - Google Patents

落射照明装置

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JPH0647918U
JPH0647918U JP8349992U JP8349992U JPH0647918U JP H0647918 U JPH0647918 U JP H0647918U JP 8349992 U JP8349992 U JP 8349992U JP 8349992 U JP8349992 U JP 8349992U JP H0647918 U JPH0647918 U JP H0647918U
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JP
Japan
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shutter
housing
epi
turret
lever
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Application number
JP8349992U
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English (en)
Inventor
俊輔 倉田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 眼を痛めずに点灯状態でブロックの交換を簡
単かつ迅速に行う。 【構成】 複数のフィルタブロックを支持するターレッ
ト30をカセット本体23に回転可能に支持する。ター
レット30の回転中心に対して偏心した凸部42を有す
る係合片40をカセット本体23に取り付ける。凸部4
2に係合可能な当接片58を有するレバー46を第1の
ピン44を中心として回転可能に投光管本体2に取り付
ける。レバー46の先端に、開口18を遮断可能なシャ
ッタ48を形成すると共にばね50でレバー46を時計
回りに付勢する。カセット本体23が投光管本体2に装
着されたときには、凸部42と当接片58とが係合して
レバー46を反時計回りに回転させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、落射照明観察や、明視野観察、暗視野観察等を行う落射照明装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の装置としては、複数個のフィルタブロックを回転可能なターレットに取 り付け、このターレットを回転させることによりフィルタブロックを照明光路に 対して切り替えるものが、特公昭56−19605号公報に開示されている。こ のターレット式の装置においてフィルタブロックを交換したい場合には、フィル タブロックを照明光路に対して直交する方向、即ち下方に挿脱することにより行 う。この挿脱時には、通常ネジなどで押圧されていて取り外し可能な底板を外す ことで、ターレットに取り付けられた観察光軸にないフィルタブロックを1つづ つ外すように操作される。
【0003】 また、実開昭62−16911号公報には、2個のフィルタブロックをハウジ ング内で直線的に移動可能に設け、このフィルタブロックの移動に連動して照明 光路を遮断するシャッタを配設した装置が開示されている。このシャッタ連動式 の装置では、各々のフィルタブロックにバーが取り付けられており、このバーを ハウジングの外部から使用者が操作することによって2個のフィルタブロックを 照明光路に対して切り替えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のターレット式の装置では、フィルタブロック挿脱時にお いても観察光軸にフィルタブロックが入っている。そのため、観察者がシャッタ の挿入又はランプ電源のオフをしなければ、照明光が投光されるので標本が退色 してしまう危険性がある。
【0005】 また、シャッタ連動式の装置では、フィルタブロックの切り替えに連動してシ ャッタが照明光路を遮断してくれるので使用者の眼に有害な紫外線が入って眼を 痛める危険性はないが、フィルタブロックはハウジング内に収納されているので 、これら複数のフィルタブロックを簡単にかつ迅速にかつ一度に交換することは 出来ない。
【0006】 本考案による落射照明装置は、電源オン状態においても使用者の眼を痛めたり 、また、面倒な操作をすることなく複数のフィルタブロックを簡単にかつ迅速に かつ一度に交換することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
従って本考案は、内部に投光室を有するハウジングと、前記ハウジングの一側 壁に形成され、前記投光室とハウジングの外部空間とを連通して落射照明光学系 の照明光路を形成する開口と、ダイクロイックミラー、又は、励起フィルタ及び 吸収フィルタを含み、前記開口と対向するように前記投光室内に配置される少な くとも1個のフィルタブロックとを具備する落射照明装置であり、前記開口を遮 断する遮断位置と非遮断位置との間で移動可能なシャッタと、前記シャッタを遮 断位置にもたらすようにこのシャッタを付勢する付勢手段と、前記ハウジングに 対して着脱可能に構成されたキューブカセットと、このキューブカセット内に回 転可能に設置され、複数個のフィルタブロックを支持したターレットと、前記キ ューブカセットと前記ターレットとのうち一方に取り付けられ、前記シャッタと 係合可能な係合部とをさらに具備することを特徴としている。
【0008】
【作用】
試料観察時などにキューブカセットがハウジングに取り付けられている状態で は、係合部がシャッタに係合しており、付勢手段による付勢に逆らってシャッタ は非遮断位置に位置している。
【0009】 フィルタブロックの交換時には、キューブカセットが照明光路の光軸に沿って ハウジングから取り外される。係合部とシャッタとの係合が解除され、付勢手段 による付勢力によってシャッタは遮断位置に移動される。照明光路はシャッタに よって遮断され、使用者の眼に光が入らない状態でフィルタブロックの交換が行 われる。
【0010】
【実施例】
以下に、図1乃至図4を参照して本考案による落射照明装置の一実施例を説明 する。なお、説明にあたり、図面の右側を後方と規定し、図面の左側を前方と規 定する。
【0011】 図1において符号2は、投光管本体を示す。この投光管本体2は、上壁と前壁 とが取り除かれたほぼ箱型形状をなしている。この投光管本体2の下面には、オ スアリ4が形成されている。この投光管本体2の開口した上部には、ターレット 座6が固定されており、投光管本体2の上部の開口を塞いでいる。以後、投光管 本体2とターレット座6とを「ハウジング」と総称し、符号8で示す。
【0012】 ターレット座6の上部には、鏡筒取り付け用の第1のメスアリ10が形成され ている。このターレット座6の前部には、後述するキューブカセット本体23全 体をハウジング8に着脱可能にする第2のメスアリ12が形成されている。
【0013】 ターレット座6と投光管本体2との間の空間は、投光室14を構成している。 この投光室14をハウジング8の外部と連通するように、投光管本体2の後壁1 6には、開口18が形成されており、この開口18に連結されるようにして、後 壁16には投光管部20が固着されている。
【0014】 ターレット座6の第2のメスアリ12には、ターレットアリ22が嵌め合され ている。このターレットアリ22は、キューブカセット本体23の下面に固着さ れている。このターレットアリ22の後端部にはねじ穴24が形成されており、 このねじ穴24には、シャフト26の上端部に形成されたねじ部28が螺合され ている。このシャフト26の周囲には、図示しないベアリングなどが配設されて おり、このベアリングを介して、ターレット30がシャフト26を中心として回 転可能に設置されている。
【0015】 このターレット30の下面には、キューブ状の複数個のフィルタブロック32 が固着されている。各々のフィルタブロック32には、励起フィルタ34と、吸 収フィルタ36と、ダイクロイックミラー38とが配設されている。
【0016】 シャフト26の底面には、円盤状の係合片40が取り付けられている。この係 合片40はシャフト26と同軸的になるように配置されている。この係合片40 の前部は、キューブカセット本体23の底面に固着されている。この係合片40 の底面には、係合部を構成する凸部42が形成されている。この凸部42は、シ ャフト26に対して偏心した位置に形成されている。
【0017】 投光管本体2の底面には、図2に示すように、第1のピン44が突出して形成 されている。この第1のピン44を中心として、レバー46が投光管本体2の底 面に回転可能に設置されている。レバー46の先端部には、開口18を遮断可能 なシャッタ48がこのレバー46と一体的に形成されている。
【0018】 第1のピン44の回りには、捩じりコイルばね50が巻回されている。この捩 じりコイルばね50は、付勢手段を構成している。捩じりコイルばね50の一端 部は、投光管本体2の底面に突出形成された第2のピン52に当接している。捩 じりコイルばね50の他端部は、レバー46のほぼ中央部に突出して形成された 第3のピン54に当接している。この結果、レバー46は、第1のピン44を中 心として図中時計回りに付勢されている。このシャッタ48の時計回りの回転を 規制するようにして、投光管本体2の底面にはストッパ56が突出形成されてい る。
【0019】 レバー46の基端部には、第1のピン44から偏心した位置に当接片58が形 成されている。この当接片58は、キューブカセット本体23が投光管本体2に 装着されるときに、係合片40の凸部42と当接可能となるような位置に形成さ れている。 この様に構成された本実施例の落射照明装置の作用を説明する。
【0020】 図2に示すように、キューブカセット本体23が投光管本体2に装着されてい る状態では、係合片40の凸部42と当接片58とが当接しており、この当接に よってレバー46は捩じりコイルばね50の付勢力に反して図中反時計回りに回 転した状態となっている。従ってシャッタ48は開口18を遮断しておらず、非 遮断位置に位置している。
【0021】 この状態から、キューブカセット本体23を投光管本体2から取り外して行く と、凸部42が前方に移動するに従ってレバー46は捩じりコイルばね50の付 勢力に伴って時計回りに回転する。レバー46が図4に示す位置までくると、レ バー46が一側端面においてストッパ56と当接し、シャッタ48は遮断位置に 位置する。この結果、シャッタ48は開口18によって形成される照明光路を遮 断する状態となる。
【0022】 キューブカセット本体23を投光管本体2に装着して行くと、係合片40の凸 部42がレバー46の基端部に形成された当接片58に当接する。さらに装着し て行くと、当接片58は凸部42に押されて、捩じりコイルばね50の付勢力に 反して第1のピン44を中心としてレバー46及びシャッタ48を反時計回りに 回転させる。すると、開口18によって形成される照明光路は次第に開かれて行 く。キューブカセット本体23が投光管本体2に完全に装着されると、図2に示 すように完全にシャッタ48は照明光路を開く。この状態においては、図1に示 すターレット30がシャフト26を中心として回転して複数個のフィルターブロ ック32が回転移動しても、当接片58に対して干渉しないことはいうまでもな い。
【0023】 以上のように本考案によれば、観察途中などでキューブカセットを着脱し、キ ューブ交換(フィルターブロック交換)等を行う場合等、キューブカセットの挿 脱とは無関係に設けられたシャッタを照明光路に入れたり、ランプ電源をオフに してランプを消灯したり等の面倒な操作をしなくて済む。また、シャッタの閉じ 忘れによって有害な紫外線で眼を痛める危険性もなくなる。 本考案は上述の実施例に限定されるものではなく幾多の実施例・変形例が可能 である。
【0024】 例えば、付勢手段を捩じりコイルばねとしたが、レバー46及びシャッタ48 を回転させるものであれば引っ張りばねなどでも良い。また、キューブカセット が装着されていない状態でも観察光軸が妨げられないようにシャッタ形状を工夫 することにより、さらに自由度が増す。また、透過照明観察が主体となるような 場合、落射照明光によるフレアーの影響が気になるようであれば、係合片40を 着脱可能にしておき、これによりシャッタ48を連動させずに落射照明光を遮断 しておくこともできる。この場合、シャッタの形状などを工夫して透過照明光が けられないようにしておくことはいうまでもない。 一方、上述の実施例では凸部42は係合片40に形成されているが、これに限 られるものではなく、例えば、キューブカセット本体23に形成されても良い。
【0025】
【考案の効果】
本考案による落射照明装置によれば、電源オン状態においても使用者の眼を痛 めること無くフィルタブロックを簡単にかつ迅速に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による落射照明装置の一実施例を示し、
キューブカセットがハウジングに取り付けられた状態に
ある装置の縦断面図。
【図2】図1におけるII-II 線の断面図。
【図3】図1に示す装置においてキューブカセットがハ
ウジングから取り外された状態を示す縦断面図。
【図4】図3におけるIV-IV 線の断面図。
【符号の説明】
2…投光管本体、8…ハウジング、14…投光室、18
…開口、23…キューブカセット本体、30…ターレッ
ト、32…フィルタブロック、42…凸部、46…レバ
ー、48…シャッタ、50…捩じりコイルばね、58…
当接片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に投光室を有するハウジングと、前
    記ハウジングの一側壁に形成され、前記投光室とハウジ
    ングの外部空間とを連通して落射照明光学系の照明光路
    を形成する開口と、ダイクロイックミラー、又は、励起
    フィルタ及び吸収フィルタを含み、前記開口と対向する
    ように前記投光室内に配置される少なくとも1個のフィ
    ルタブロックとを具備する落射照明装置において、前記
    開口を遮断する遮断位置と非遮断位置との間で移動可能
    なシャッタと、前記シャッタを遮断位置にもたらすよう
    にこのシャッタを付勢する付勢手段と、前記ハウジング
    に対して着脱可能に構成されたキューブカセットと、こ
    のキューブカセット内に回転可能に設置され、複数個の
    フィルタブロックを支持したターレットと、前記キュー
    ブカセットと前記ターレットとのうち一方に取り付けら
    れ、前記シャッタと係合可能な係合部とをさらに具備
    し、前記キューブカセットが前記ハウジングに取り付け
    られたときには、前記係合部が前記シャッタに係合し、
    前記付勢手段による付勢に逆らって前記シャッタを非遮
    断位置にもたらし、前記キューブカセットが前記ハウジ
    ングから取り外されたときには、前記係合部と前記シャ
    ッタとの係合が解除され、前記シャッタは前記付勢手段
    の付勢力により遮断位置に移動されることを特徴とする
    落射照明装置。
JP8349992U 1992-12-03 1992-12-03 落射照明装置 Pending JPH0647918U (ja)

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JP8349992U JPH0647918U (ja) 1992-12-03 1992-12-03 落射照明装置

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JP8349992U JPH0647918U (ja) 1992-12-03 1992-12-03 落射照明装置

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JPH0647918U true JPH0647918U (ja) 1994-06-28

Family

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JP8349992U Pending JPH0647918U (ja) 1992-12-03 1992-12-03 落射照明装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013186309A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Olympus Corp ミラーユニット切替装置および顕微鏡

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 19990330