JP2017009905A - 顕微鏡用照明装置および顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡用照明装置および顕微鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】他の観察方法から偏光観察に切り替える際、光軸上への偏光板の挿脱操作を軽減し、操作性のよい顕微鏡用照明装置および顕微鏡を提供する。
【解決手段】本発明の照明装置は、偏光観察用のミラーユニット12aと、他の観察方法によるミラーユニット12と、を少なくとも有し、各ミラーユニット12を顕微鏡の観察光学系の観察光軸と直交する面内で回転させて、観察に用いるミラーユニット12を観察光軸上に位置決め可能なターレット10を備えた顕微鏡用照明装置であって、偏光観察用のミラーユニット12aは、ポラライザ15aと、ミラー15bと、を有し、ターレット10の偏光観察用のミラーユニット12aの観察光軸上には、アナライザ15cが配置されるとともに、ターレット10は、アナライザ15cと偏光観察用のミラーユニット12aとを位置関係を保持したまま前記顕微鏡の観察光学系の観察光軸と直交する面内で回転することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、顕微鏡において観察対象を照明する照明光を発生する顕微鏡用照明装置および顕微鏡に関する。
従来、1台の顕微鏡で複数の観察方法が切り替え可能な顕微鏡が提案されている。たとえば、透過照明によるコノスコープ観察と落射照明による簡易偏光観察とを選択可能な偏光顕微鏡(例えば、特許文献1参照)や、レリーフコントラスト観察法と、微分干渉観察法または偏光観察法とを切り替え可能な顕微鏡(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開2005−3720号公報 特開2009−163069号公報
特許文献1および2では、偏光観察と、他の観察方法とを切り替えて観察することができるが、2つの偏光板(ポラライザー、アナライザー)が個別に顕微鏡に組み込まれているため、他の観察方法から偏光観察に切り替えて観察を行う場合、ターレットの回転に加え、スライダーを光軸に挿入する作業が必要であり、手間を要していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、他の観察方法から偏光観察に切り替える際の観察光軸上への偏光板の挿脱操作を軽減し、操作性に優れた顕微鏡用照明装置および顕微鏡を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の顕微鏡用照明装置は、偏光観察用のミラーユニットと、他の観察方法による観察用のミラーユニットと、を少なくとも有し、各ミラーユニットを顕微鏡の観察光学系の観察光軸と直交する面内で回転させて、観察に用いるミラーユニットを観察光軸上に位置決め可能なターレットを備えた顕微鏡用照明装置であって、前記偏光観察用のミラーユニットは、ランプハウスから照射された照明光の1方向の偏光成分のみを透過させるポラライザと、前記ポラライザが透過した光を反射して標本に照射するミラーと、を有し、前記ターレットの前記偏光観察用のミラーユニットの観察光軸上には、前記標本から反射し対物レンズを介して入射された光の1方向の偏光成分のみを透過させるアナライザが配置されるとともに、前記ターレットは、前記アナライザと前記偏光観察用のミラーユニットとを位置関係を保持したまま前記顕微鏡の観察光学系の観察光軸と直交する面内で回転することを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡用照明装置は、上記発明において、前記ターレットは、前記ポラライザまたは前記アナライザのいずれか一方を、照明光の光軸または観察光軸に対して回転させる偏光板回転手段を有することを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡用照明装置は、上記発明において、前記ターレットを収容し、前記ターレットにより前記偏光観察用のミラーユニットおよび前記アナライザが観察光軸に位置決めされた状態で、前記偏光板回転手段を操作可能な露出穴が形成される筐体を備えたことを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡の照明装置は、上記発明において、前記偏光板回転手段は、前記ターレットの前記ミラーユニットを保持する円板状のターレット本体部と一体に形成されることを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡の照明装置は、上記発明において、前記ターレットは、前記ミラーユニットを保持する円板状のターレット本体部と、前記ミラーユニットを前記ターレット本体部とともに回転する回転軸部と、前記ターレット本体部を支持するターレット支持部と、前記ターレット本体部の外周部に設けられる壁部と、を有し、前記壁部には、前記露出穴を介し、前記偏光板回転手段を前記筐体外に露出する穴部が形成されることを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡の照明装置は、上記発明において、前記露出穴には、前記偏光観察用のミラーユニットが観察光軸上に位置決めされた場合にのみ、開口するシャッタが配設されることを特徴とする。
また、本発明の顕微鏡は、上記のいずれか一つに記載の顕微鏡用照明装置を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる顕微鏡用照明装置、および顕微鏡は、1つの操作で偏光観察に必要な光学素子を照明光軸または観察光軸上に配置可能であり、操作性に優れるとともに、観察方法の切り替えにおける誤操作を防止することができる。
図1は、実施の形態にかかる顕微鏡の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1の顕微鏡に使用する投光管の先端部に配置されるターレットの斜視図である。 図3は、ターレット外部の筐体を一部取り外した状態の斜視図である。 図4は、ターレットの他方向からの斜視図である。 図5は、ターレットの断面図である。 図6は、ターレットの上面図である。 図7は、図2のターレットの外周面に形成された露出穴と露出穴から露出する偏光板回転操作部の斜視図である。 図8は、実施の形態の変形例1にかかるターレットの偏光板回転操作部を説明する斜視図である。 図9は、実施の形態の変形例1にかかるターレットの偏光板回転操作部を説明する斜視図である。 図10は、実施の形態の変形例2にかかるターレットの偏光板回転操作部を説明する斜視図である。
以下に、本実施の形態にかかる照明装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかる顕微鏡の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1の顕微鏡に使用する投光管の先端部に配置されるターレットの斜視図である。
顕微鏡100は、顕微鏡本体1と、対象標本を載置するステージ2と、複数の対物レンズ3を保持し、選択された対物レンズ3を観察光軸上に電動で挿脱するレボルバ4と、落射照明装置を構成する投光管5、ランプハウス6およびターレット10と、投光管5の上部に載置された鏡筒7とを備える。また、鏡筒7には、対象標本の標本像を目視観察するための接眼レンズ8が搭載されている。
顕微鏡本体1はベース部1aと、ベース部1aの背面側に立設する柱部1bと、柱部1bに支持されて正面側に向かって延在するアーム部1cとを有する。ベース部1aは、机上等の顕微鏡100が設置される場所に直接載置される部分である。柱部1bは、ベース部1aの背面側(奥側)に立設され、ステージ保持部2aを介してステージ2を保持する。柱部1bは、下端部でベース部1aと一体化されている。アーム部1cは、柱部1bの上端から顕微鏡100の正面側に向かって延在し、下面側にレボルバ4が取り付けられるとともに、上面側に投光管5が搭載されている。なお、本明細書において、顕微鏡100の正面側は観察者が位置する側であり、背面側は正面側に対向する側を意味する。
顕微鏡100は、上面に対象標本が載置されたステージ2を、上下方向に移動させるための焦準ハンドル9を備えている。焦準ハンドル9を時計回り、または、反時計回りに回転することにより、ステージ2を上下方向に移動させて、対象標本の観察を行なう。また、ステージ2は、端部にハンドル2bを有し、ハンドル2bの回転動作に応じ、対物レンズ3の光軸に直交した面内で対象標本を移動させ、対物レンズ3に対する対象標本の観察位置を変化させる。
レボルバ4は、アーム部1cに対して回転自在に保持され、対物レンズ3を対象標本の上方に配置する。対物レンズ3は、レボルバ4に対して倍率(観察倍率)の異なる他の対物レンズとともに交換自在に装着されており、レボルバ4の回転に応じて観察光の光路上に挿入されて対象標本の観察に用いる対物レンズ3が択一的に切り換えられるようになっている。
ランプハウス6は、落射照明光を照射する落射光源を内蔵する。投光管5は、ランプハウス6から照射された落射照明光を集光する図示しないコレクタレンズや、開口絞り、視野絞りが、落射照明光の光路に沿って適所に配置されて構成される。また、投光管5内部の正面側には、保持する複数のミラーユニットを、顕微鏡100の観察光学系の観察光軸と直交する面内で回転軸aを中心として回転させて切り替えるターレット10が配置される。本実施の形態にかかる顕微鏡用照明装置は、投光管5、ランプハウス6およびターレット10により構成される。
ターレット10の外部には、回転ハンドル11が設けられ、回転ハンドル11の回転動作に応じて、観察に必要なミラーユニットをランプハウス6から照射された照明光の光軸であって、対物レンズ3の観察光軸上に配置する。また、ターレット10の外部の筐体には、後述する偏光観察用の偏光板を回転する偏光板回転操作部を露出させる露出穴13が設けられる。露出穴13は蓋13aで覆われており、偏光観察時に蓋13aを取り外して露出穴13を露出させる。ターレット10外部の筐体には、対物レンズ3の光軸に対応する位置の上下に貫通孔10aが形成されている。
鏡筒7は、観察光の光路を切り換えて接眼レンズ8へと導くビームスプリッタを内設している。対象標本の標本像は、ビームスプリッタによって接眼レンズ8内に導入され、接眼レンズ8を介して観察者に目視観察される。
次に、図を参照して、本実施の形態にかかる顕微鏡用照明装置のターレット10について説明する。図3は、ターレット10外部の筐体を一部取り外した状態の斜視図である。図4は、ターレット10の他方向からの斜視図である。図5は、ターレット10の断面図である。図6は、ターレット10の上面図である。図7は、図2のターレット10の外周面に形成された露出穴13と露出穴13から露出する偏光板回転操作部である。
ミラーユニット12を保持する円板状のターレット本体部14は、回転軸部14aにより回転可能とされるとともに、ターレット支持部14jにより支持されている。回転ハンドル11が回転されると、ベルト14bを介してギヤ14cおよび14dに回転力が伝達されて、回転軸部14aおよびターレット本体部14が回転する。ターレット支持部14jの周囲には、ターレット本体部14の上面に沿って外周方向に延びる弾性部材14eの基端部が固定され、弾性部材14eの他端部には回転部材14fが設けられている。弾性部材14eは、バネ力により回転部材14fをターレット本体部14の上面に押し付けるとともに、回転部材14fがミラーユニット12の周囲にそれぞれ設けられる凹部14gに落ち込むことにより、ターレット10の回転方向の位置が固定される。弾性部材14e、回転部材14fおよび凹部14gは、クリック機構を構成する。
ターレット本体部14は、偏光観察用のミラーユニット12aと、明視野観察用のミラーユニット12bと、暗視野観察用のミラーユニット12cとを保持する。ミラーユニット12a〜12cは、外形形状は同一に形成されて、ターレット本体部14の所定位置に着脱可能に保持されている。ターレット本体部14は、回転ハンドル11の回転動作により、各ミラーユニット12a〜12cを、所定位置、すなわち、照明光の光軸上であって、対物レンズ3の観察光軸上に配置する。ターレット本体部14が保持するミラーユニット12はこれに限定されるものではなく、少なくとも偏光観察用のミラーユニット12aと、他の観察方法による観察用のミラーユニットを有していれば、上記以外の観察方法、例えば、微分干渉観察、蛍光観察等のミラーユニットを保持するものであってよく、また、ミラーユニット12の個数も2以上であればよい。回転ハンドル11の側面には、現在光軸上に位置するミラーユニットを表示する指標が設置され、観察者は、指標を確認しながら所望の観察方法のミラーユニットを観察光軸上に配置するように回転ハンドル11を回転すればよい。
偏光観察用のミラーユニット12aは、図5に示すように、ランプハウス6から照射された照明光の1方向の偏光成分のみを透過させるポラライザ15aと、ポラライザ15aが透過した光を反射して標本に照射するミラー15bとを有する。また、偏光観察用のミラーユニット12aは、ターレット本体部14の上面に回転可能に設けられた標本から反射し対物レンズ3を介して入射された光の1方向の偏光成分のみを透過させるアナライザ15cの下方に設けられる。図4に示すように、ターレット本体部14の偏光観察用のミラーユニット12a近傍には、偏光板回転操作部14hがターレット本体部14に対して一体に装着され、回転ハンドル11の回転動作により偏光観察用のミラーユニット12aおよびアナライザ15cが観察光軸上に位置決めされると、露出穴13から偏光板回転操作部14hが露出するように形成されている。回転ハンドル11は、アナライザ15cと偏光観察用のミラーユニット12aとを位置関係を保持したまま顕微鏡100の観察光学系の観察光軸と直交する面内で回転する。露出穴13から露出する偏光板回転操作部14hを回転することにより、ベルト14kを介して、ターレット本体部14の上面に回転可能に設置されたアナライザ15cを回転することができる。なお、ポラライザ15aとアナライザ15cが、互いに偏光方向が直交するクロスニコルの状態になるように偏光板回転操作部14hによりアナライザ15cを回転するが、偏光板回転操作部14hは、偏光板のいずれか一方を回転して偏光方向が直交するクロスニコルの状態とすればよく、ポラライザ15aを回転するものであってもよい。
本実施の形態では、他の観察方法から偏光観察に切り替える際、スライダーの挿入を行うことなく、回転ハンドル11の回転動作のみで、偏光観察用のミラーユニット12aを観察光軸上に位置決めすることができる。回転ハンドル11には、指標11aが形成され、スライダーの挿入も不要であるため、初心者でも簡易に観察方法の切り替えを行うことができる。また、偏光板であるアナライザ15cの回転操作も、偏光観察用のミラーユニット12aが観察光軸上に位置決めされた場合にのみ、露出穴13から偏光板回転操作部14hが露出して、アナライザ15cの回転が可能となるため、誤操作なく偏光観察を行うことが可能となる。
なお、実施の形態では、露出穴13は、取り外し可能な蓋13aで覆っているが、蓋13aの代わりにシャッタを配置して、偏光観察用のミラーユニット12aが観察光軸上に位置決めされた場合にのみ、シャッタを開口して露出穴13を露出させて偏光板回転操作部14hを操作するようにしてもよい。あるいは、ターレット本体部14の外周部のミラーユニット12a〜12cおよび偏光板回転操作部14h以外の部分に壁部を設け、他のミラーユニット12が観察光軸上に位置決めされた場合、および回転動作中は、露出穴13は壁により塞がれ、偏光観察用のミラーユニット12aが観察光軸上に位置決めされた場合にのみ、露出穴13から偏光板回転操作部14hが露出するような構成とすることもできる。
また、偏光板回転操作部は、偏光板回転部と、回転操作部と、位置決め部とにより構成することもできる。図8および図9は、実施の形態の変形例1にかかるターレットの偏光板回転操作部を説明する斜視図である。
ターレット10Aにおいて、ターレット本体部14Aの偏光観察用のミラーユニット12a近傍には、偏光板回転操作部14mがターレット本体部14Aに対して一体に装着されている。偏光板回転操作部14mは、アナライザ15cを回転させるベルトを端部に巻きつけるとともに他端部にギヤを有する偏光板回転部14m−1と、回転ハンドル11の回転動作により偏光観察用のミラーユニット12aが観察光軸上に位置決めされると、一部がターレット10A外部に露出するよう引出し可能な回転操作部14m−2と、偏光板回転部14m−1の回転を規制する位置決め部14m−3と、を備える。偏光板回転部14m−1は、通常、位置決め部14m−3で回転が規制され、回転操作部14m−2がターレット10A外に引き出され、位置決め部14m−3の規制が解除された後、回転操作部14m−2の回転動作に従動してアナライザ15cを回転する。回転操作部14m−2によるアナライザ15cの回転動作終了後、位置決め部14m−3により偏光板回転部14m−1の回転を規制し、回転操作部14m−2をターレット10A内に押し戻すことにより、アナライザ15cの回転を調整する。
変形例1では、回転操作部14m−2は、通常、図8に示すように、ターレット10A内部に配置されるが、偏光観察用のミラーユニット12aが観察光軸上に位置決めされると、図9に示すように、回転操作部14m−2の一部をターレット10A外部に引出すことができるため、観察者は、ターレット10A内部に手を入れることなく、アナライザ15cの回転操作を行うことができる。
また、偏光板回転操作部は、工具によって回転する機構としてもよい。図10は、実施の形態の変形例2にかかるターレットの偏光板回転操作部を説明する斜視図である。
ターレット10Bにおいて、ターレット本体部14Bの偏光観察用のミラーユニット12a近傍には、偏光板回転操作部14nが一体に装着されている。偏光板回転操作部14nは、アナライザ15cを回転させるベルト14kを直角に折り曲げるプーリ14n−1と、回転操作部14n−2と、を備える。回転操作部14n−2は、ターレット10Bの回転軸aと垂直な回転軸bを有し、回転軸の一端にベルト14kを巻きつけるプーリ14n−3が配置されるとともに、他端に工具を嵌め合せる嵌合穴14n−4が形成されている。回転ハンドル11の回転動作により偏光観察用のミラーユニット12aが観察光軸上に位置決めされると、筐体の露出穴から嵌合穴14n−4が露出し、工具を嵌合穴14n−4に嵌合し、回転することにより、プーリ14n−3、14n−1、およびベルト14kを介してアナライザ15cを回転することができる。
変形例2では、観察者は、ターレット10B内部に手を入れることなく、より安全にアナライザ15cの回転操作を行うことができる。
以上のように、本発明にかかる顕微鏡の照明装置は、偏光観察を含む複数の観察方法を切り替え可能な顕微鏡に有用である。
1 顕微鏡本体
1a ベース部
1b 柱部
1c アーム部
2 ステージ
2a ステージ保持部
2b ハンドル
3 対物レンズ
4 レボルバ
5 投光管
6 ランプハウス
7 鏡筒
8 接眼レンズ
9 焦準ハンドル
10 ターレット
11 回転ハンドル
12 ミラーユニット
13 露出穴
13a 蓋
14 ターレット本体部
14a 回転軸部
14b、14k ベルト
14c、14d ギヤ
14e 弾性部材
14f 回転部材
14g 凹部
14h、14m、14n 偏光板回転操作部
14j ターレット支持部
15a ポラライザ
15b ミラー
15c アナライザ
100 顕微鏡

Claims (7)

  1. 偏光観察用のミラーユニットと、他の観察方法による観察用のミラーユニットと、を少なくとも有し、各ミラーユニットを顕微鏡の観察光学系の観察光軸と直交する面内で回転させて、観察に用いるミラーユニットを観察光軸上に位置決め可能なターレットを備えた顕微鏡用照明装置であって、
    前記偏光観察用のミラーユニットは、ランプハウスから照射された照明光の1方向の偏光成分のみを透過させるポラライザと、前記ポラライザが透過した光を反射して標本に照射するミラーと、を有し、
    前記ターレットの前記偏光観察用のミラーユニットの観察光軸上には、前記標本から反射し対物レンズを介して入射された光の1方向の偏光成分のみを透過させるアナライザが配置されるとともに、前記ターレットは、前記アナライザと前記偏光観察用のミラーユニットとを位置関係を保持したまま前記顕微鏡の観察光学系の観察光軸と直交する面内で回転することを特徴とする顕微鏡用照明装置。
  2. 前記ターレットは、前記ポラライザまたは前記アナライザのいずれか一方を、照明光の光軸または観察光軸に対して回転させる偏光板回転手段を有することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡用照明装置。
  3. 前記ターレットを収容し、前記ターレットにより前記偏光観察用のミラーユニットおよび前記アナライザが観察光軸に位置決めされた状態で、前記偏光板回転手段を操作可能な露出穴が形成される筐体を備えたことを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡用照明装置。
  4. 前記偏光板回転手段は、前記ターレットの前記ミラーユニットを保持する円板状のターレット本体部と一体に形成されることを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡用照明装置。
  5. 前記ターレットは、
    前記ミラーユニットを保持する円板状のターレット本体部と、
    前記ミラーユニットを前記ターレット本体部とともに回転する回転軸部と、
    前記ターレット本体部を支持するターレット支持部と、
    前記ターレット本体部の外周部に設けられる壁部と、を有し、
    前記壁部には、前記露出穴を介し、前記偏光板回転手段を前記筐体外に露出する穴部が形成されることを特徴とする請求項3または4に記載の顕微鏡用照明装置。
  6. 前記露出穴には、前記偏光観察用のミラーユニットが観察光軸上に位置決めされた場合にのみ、開口するシャッタが配設されることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一つに記載の顕微鏡用照明装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の顕微鏡用照明装置を備えたことを特徴とする顕微鏡。
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