JPH064788Y2 - 風呂用着脱自在手摺 - Google Patents

風呂用着脱自在手摺

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Publication number
JPH064788Y2
JPH064788Y2 JP12123989U JP12123989U JPH064788Y2 JP H064788 Y2 JPH064788 Y2 JP H064788Y2 JP 12123989 U JP12123989 U JP 12123989U JP 12123989 U JP12123989 U JP 12123989U JP H064788 Y2 JPH064788 Y2 JP H064788Y2
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JP
Japan
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handrail
cylinder
base
screw rod
movable
Prior art date
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Application number
JP12123989U
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JPH0360590U (ja
Inventor
幸司 古瀬
Original Assignee
株式会社四国厨房寒川工場
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、身体障害者および上半身や下半身に障害のあ
る者、さらに幼児や低学年の子供が入浴する時の補助具
として多種の浴槽に使用する風呂用着脱自在手摺に関す
るものである。
〈従来の技術〉 従来の手摺においては、浴室壁などに埋め込んだ固定式
の補助具が用いられていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来の補助具においては、設置するために工事の規模と
費用が大きくなり、家庭で利用するには実際的でなかっ
た。また、固定式のため身体の障害に応じての対応がで
きなかった。
本考案は、上記の点を鑑み、大きさの異なる浴槽にも合
わせて使用でき、また、身体の障害に合わせて移動した
り着脱でき、設置操作が簡単で廉価な手摺の提供を目的
としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案による課題解決手段は、第1〜4図の如く、浴槽
1の上部端縁に着脱自在に挟着し、不要時には取外し可
能な風呂用着脱自在手摺において、一本の手摺棒2と、
該手摺棒2に固定された基筒3と、この基筒3に固定さ
れた基板4と、前記基筒3に摺動自在に内嵌された可動
筒5と、これに固定されたナット6と、前記可動筒5に
取り付けられた可動板8と、前記基筒3の先部3aの孔
を通して前記ナット6に螺合された一本の締付ねじ棒9
からなり、手摺棒2の曲り方向Cとねじ棒9の締付方向
Cとが一致せしめられ、前記ねじ棒9の摘み10の周辺
には操作用空間Dが形成されたものである。
〈作用〉 上記課題解決手段において、風呂用着脱自在手摺を、浴
槽1の上部端縁の適当位置に設置するためには、ねじ棒
9をゆるめ、一対の基板4と可動板8が浴槽1の上部端
縁を挟むように設置し、ねじ棒9を締め付ける。これに
より、可動筒5とナット6が基筒3内を摺動し、基板4
と可動板8が接近して締付状態Aとなり、浴槽1の壁面
に固定することができる。
〈実施例〉 以下、本考案の第一実施例を第1〜4図に基づいて説明
すると、これは、浴槽1の上部端縁に着脱自在に挟着
し、不要時には取外し可能な風呂用着脱自在手摺におい
て、一本の略C字形手摺棒2と、該手摺棒2に固定され
た基筒3と、この基筒3に固定されたL字形基板4と、
前記基筒3に摺動自在に内嵌された側面L字角筒形の可
動筒5と、これに固定されたナット6とを備えている。
そして、前記可動筒5にピン7で揺動自在に取り付けら
れた可動板8と、前記基筒3の先部3aの孔を通して前
記ナット6に螺合された一本の締付ねじ棒9とを備えて
なり、手摺棒2の曲り方向Cとねじ棒9の締付方向Cと
は一致せしめられ、前記ねじ棒9の摘み10の周辺には
操作用空間Dが形成され、前記ねじ棒9の摘み10の螺
回により可動筒5および可動板8は、基板4すなわち浴
槽1に対する遠近方向に移動して締付状態Aと弛緩状態
Bとに切替わるよう構成されたものである。
なお、互に対向する基板4と可動板8は、クッションゴ
ム11で被覆することにより浴槽1に傷が付かないよう
保護されている。また可動板8を揺動自在としたのは、
浴槽1の壁面の傾斜に対応するためである。
次に、上記実施例の使用方法を説明すると、風呂用着脱
自在手摺を、浴槽1の上部端縁の適当位置に設置するた
めには、ねじ棒9をゆるめ、一対の基板4と可動板8が
浴槽1の上部端縁を挟むように設置し、ねじ棒9を締め
付ける。これにより、可動筒5とナット6が基筒3内を
摺動し、基板4と可動板8が接近して締付状態Aとな
り、浴槽1の壁面に固定することができる。
上記締付状態Aから弛緩状態Bに切替えるには、ねじ棒
9を上記とは逆に回転操作する。
なお、手摺棒2の形状は目的に合わせて多様に変化させ
ることもできる。例えば、第5図の第二実施例の如く、
手摺棒2をC字形とせずに、変形した環形にすることに
より、強度を増大すると共にねじ棒9の操作用空間Dを
形成しても良い。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
〈考案の効果〉 本考案では、風呂用着脱自在手摺を、浴槽の上部端縁の
適当位置に設置するためには、一本のねじ棒を締め付け
ることにより、可動筒とナットが基筒内を摺動し、基板
と可動板が接近して浴槽の壁面に固定することができ
る。
したがって、本考案によると、身体障害者および足腰の
不自由な者が入浴時にバランスを失わないで安全に出入
りを可能にすることができ、また、介護する人も、本考
案手摺棒をつかみながらできるので、すべったり安定を
失うことなく安全に介護を行うことができる。
そして、本考案では、手摺棒の曲り方向とねじ棒の締付
方向とが一致せしめられ、前記ねじ棒の摘みの周辺には
操作用空間が形成されているから、手摺棒とねじ棒が共
に一本で構成でき、設置操作も簡単で費用も廉価にでき
るなど優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案風呂用着脱自在手摺の第一実施例の斜視
図、第2図は同じく拡大断面図、第3図は同じく側面
図、第4図は同じく正面図、第5図は本考案の第二実施
例の拡大側面図である。 1:浴槽、2:手摺棒、3:基筒、4:基板、5:可動
筒、6:ナット、8:可動板、9:締付ねじ棒、10:
摘み、D:操作用空間、A:締付状態、B:弛緩状態。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽の上部端縁に着脱自在に挟着し、不要
    時には取外し可能な風呂用着脱自在手摺において、一本
    の手摺棒と、該手摺棒に固定された基筒と、この基筒に
    固定された基板と、前記基筒に摺動自在に内嵌された可
    動筒と、これに固定されたナットと、前記可動筒に取り
    付けられた可動板と、前記基筒の先部の孔を通して前記
    ナットに螺合された一本の締付ねじ棒からなり、手摺棒
    の曲り方向とねじ棒の締付方向とが一致せしめられ、前
    記ねじ棒の摘みの周辺には操作用空間が形成されたこと
    を特徴とする風呂用着脱自在手摺。
JP12123989U 1989-10-16 1989-10-16 風呂用着脱自在手摺 Expired - Lifetime JPH064788Y2 (ja)

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JP12123989U JPH064788Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 風呂用着脱自在手摺

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JPH0360590U JPH0360590U (ja) 1991-06-13
JPH064788Y2 true JPH064788Y2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6706567B2 (ja) * 2016-11-14 2020-06-10 アロン化成株式会社 浴槽用手摺り

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JPH0360590U (ja) 1991-06-13

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