JPH0647868A - 包装袋用フィルム及び同包装袋用フィルムの製造方法 - Google Patents

包装袋用フィルム及び同包装袋用フィルムの製造方法

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JPH0647868A
JPH0647868A JP3109238A JP10923891A JPH0647868A JP H0647868 A JPH0647868 A JP H0647868A JP 3109238 A JP3109238 A JP 3109238A JP 10923891 A JP10923891 A JP 10923891A JP H0647868 A JPH0647868 A JP H0647868A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】被包装物の高級感を高めることができると共
に、被包装物を視認することができて、需要者の購買意
欲を高めることのできる包装袋用フィルムと、包装袋用
フィルムの製造方法を提供すること。 【構成】透明な下層フィルム5の表面に、一定幅を有す
る上層フィルム1の裏面を重合させて接着し、接着した
上・下層フィルムを、成形する包装袋の大きさに応じて
所定の長さに切断して形成すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、お菓子等の包装袋を形
成するための包装袋用フィルムと、その製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、あられ等のお菓子の包装
袋は、矩形状に形成した透明なフィルムの左右側縁部を
接着すると共に、下端開口縁部を接着して袋状となし、
かかる袋の中にあられ等のお菓子を収容した後、上端開
口縁部を封止している。
【0003】この際、包装袋を形成する透明なフィルム
は、あらかじめ商品名やデザイン等を印刷しておき、包
装袋を形成した際には、所望の位置に商品名やデザイン
等が配置されるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した包
装袋の場合、商品名やデザイン等の印刷を包装袋の表面
全体に施すと、同包装袋の中に収容したお菓子が見えな
いために、需要者等の購買意欲が低減するという問題が
ある。
【0005】また、商品名やデザイン等の印刷を少なく
して、中身が見え易いようにすると、高級感がなくなる
という問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、透
明な下層フィルムの表面に、同下層フィルムよりも細幅
の上層フィルムを接着してなる包装袋用フィルム、及
び、透明な下層フィルムの表面に、一定幅を有する上層
フィルムの裏面を重合させて接着し、接着した上・下層
フィルムを、成形する包装袋の大きさに応じて所定の長
さに切断して形成することを特徴とする包装袋用フィル
ムの製造方法を提供せんとするものである。
【0007】
【作用】あられ等のお菓子の包装袋を製造する際には、
透明の下層フィルムの表面に、一定幅を有する上層フィ
ルムを重合させて接着し、接着した上・下層フィルム
を、形成する包装袋の大きさに応じて所定の長さに切断
して包装袋用フィルムを形成し、同フィルムの左右側縁
部を熱溶着等して筒状に形成すると共に、下端開口縁部
を熱溶着等して袋状となし、かかる袋の中に上端開口部
よりあられ等のお菓子を収容した後、同上端開口縁部を
熱溶着等して封止する。
【0008】この際、上層フィルムは、あらかじめ半透
明の和紙や不織布等により形成し、同上層フィルム上に
商品名やデザイン等を印刷しておくことにより、お菓子
に高級感をもたせることができると共に、上層フィルム
により覆われていない透明な下層フィルムの部分から収
容したお菓子を視認することができて、需要者の購買意
欲を高めることができる。
【0009】そして、上層フィルムの配設位置は、下層
フィルムの表面に接着する位置を変えることにより、自
由に変更することができるために、商品名やデザイン等
の配置も自由にかつ簡単に変更できる。
【0010】しかも、上層フィルムの幅や形状を変更す
ることにより、包装袋のデザインを簡単かつ多様に変更
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0012】図1は、本発明に係る包装袋用フィルムA
を製造する包装袋用フィルム製造装置Bの説明図、図2
は包装袋用フィルムAの平面説明図、図3は同フィルム
Aの一部断面図、及び図4は同フィルムAの斜視説明図
である。
【0013】まず、包装袋用フィルム製造装置Bにより
食品等の包装袋を形成するための包装袋用フィルムAを
製造する方法について説明する。
【0014】包装袋用フィルム製造装置Bは、図1に示
すように、上層フィルム1を供給する上層フィルム供給
部2と、同供給部2より引出し供給された上層フィルム
1の裏面に接着剤3を塗布する接着剤塗布部4と、下層
フィルム5を供給する下層フィルム供給部6と、同供給
部6より引出し供給された下層フィルム5の表面上に上
層フィルム1の裏面を押圧して接着させる接着部7と、
接着された上・下層フィルム1,5を巻取りながら回収
するフィルム回収部8とから構成している。
【0015】上層フィルム供給部2は、支軸9にロール
状の上層フィルム1を軸支して、上層フィルム1の一端
部を接着部7の方向に引出し供給可能としている。
【0016】ここで、上層フィルム1としては、合成樹
脂フィルムや和紙や不織布等を使用することができる。
【0017】接着剤塗布部4は、上層フィルム供給部2
と接着部7との間に配置しており、液状の接着剤3を収
容した接着剤収容パン10にローラ群11の中の一個の一側
端ローラ11a を浸漬し、同一側端ローラ11a より上層フ
ィルム1の裏面に当接させた他側端ローラ11b に接着剤
13を中間ローラ11c を介して供給して、同他側端ローラ
11b により上層フィルム1の裏面に接着剤3を塗布可能
としている。
【0018】また、接着剤3としては、熔融状としたポ
リエチレン樹脂素材、その他の化学接着素材等の防水用
コーティング材を使用することにより、接着加工を施す
と共に防水加工を施すこともできる。
【0019】下層フィルム供給部6は、接着塗布部4と
接着部7との間に配置しており、支軸12にロール状の下
層フィルム5を軸支して、下層フィルム5の一端を接着
部7の方向に引出し供給可能としている。
【0020】ここで、下層フィルム5としては、ナイロ
ンやポリエステル等の合成樹脂フィルムで透明なものを
使用することができる。
【0021】接着部7は、上下一対の接着用押圧ローラ
13,14 を対向配置し、両ローラ13,14 間に上層フィルム
1と下層フィルム5を上下重合状態に挿通すると共に、
両ローラ13,14 により両フィルム1,5を挟圧して接着
可能としている。
【0022】フィルム回収部8は、支軸15に軸支された
巻取りロール16に、図2に示すように接着した上・下層
フィルム1,5を巻取って回収するようにしており、そ
の後、上・下層フィルム1,5は切断部(図示せず)に
より所定の大きさに切断して包装袋用フィルムAを形成
可能としている。
【0023】図5及び図6は、それぞれ上記製造装置B
により製造した本発明に係る包装袋用フィルムAにより
成形した包装袋C,Dの斜視説明図である。
【0024】次に、上記製造装置Bにより形態の異なる
包装袋C,Dを成形するための二種類の包装袋用フィル
ムA,Aを同時に、かつ連続的に製造する方法について
説明する。
【0025】形態の異なる包装袋C,Dを成形するた
めに、図2に示すように、短幅の上層フィルム1を2枚
と、長幅の上層フィルム1を供給するための上層フィル
ム供給部2,2,2をそれぞれ用意し、各供給部2より
上層フィルム1,1,1を接着部3の方向に引出す。
【0026】この際、上層フィルム1には、あらかじめ
文字や図柄等を印刷して、商品名やデザイン等を施して
おく。
【0027】各上層フィルム1の裏面に接着剤塗布部
4により接着剤3を塗布する。
【0028】裏面に接着剤3を塗布された上層フィル
ム1,1,1と、下層フィルム供給部6より引出し供給
された下層フィルム5とを接着部7により挟圧して接着
する(図2〜図4参照)。
【0029】接着された上・下層フィルム1,5をフ
ィルム回収部8により回収し、又は回収せずに、切断部
により長手方向の縦切断線17に沿って切断し、左右側縁
部20a,20b,21a,21b をそれぞれ熱溶着等して筒状に形成
すると共に、各下端開口縁部22,23 を熱溶着等して袋状
となし、同袋中にあられ等のお菓子を収容した後、上端
開口縁部24,25 を熱溶着等して封止する。図2中、18は
横切断線、19は折り曲げ線である。
【0030】また、本実施例では、二種類の包装袋用フ
ィルムA,Aを同時に、かつ連続的に製造できるように
しているが、これに限らず、下層フィルム5の表面に接
着する上層フィルム1の幅や形状や接着位置を変えるこ
とにより、包装袋用フィルムAの形態を多様に変更する
ことができると共に、多様に異なる包装袋用フィルムA
を左右幅方向に一連に同時に、かつ縦方向に連続的に製
造することができる。
【0031】当然のことながら、同一形態のものを左右
幅方向及び縦方向に同時に、かつ連続的に大量に製造す
ることができるる。
【0032】また、包装袋用フィルムAの形態として
は、包装袋Cのように、袋の左右側端面にそれぞれ上層
フィルム5,5を配置した形態や、包装袋Dのように、
袋の一側面の一側半部と他側面の一側半部とに上層フィ
ルム5を配置した形態以外に、袋の左右側端面の一部に
上層フィルム5を配置した形態や、袋の側面の一部に上
層フィルム5を配置した形態や、これらを組合せた形態
等を採用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果を得
ることができる。
【0034】透明な下層フィルムの表面に、商品名や
デザイン等を印刷して施した上層フィルムを接着するこ
とにより包装用フィルムを形成することができるため
に、かかる包装袋用フィルムを包装袋に形成することに
よって、被包装物の高級感を高めることができると共
に、上層フィルムに覆われていない下層フィルムにより
被包装物を視認することができるために、需要者の購買
意欲を高めることができる。
【0035】上層フィルムの配設位置を、下層フィル
ムへの接着位置を変えることにより、自由に変更するこ
とができるために、商品名やデザイン等の配置の変更も
自由にかつ簡単に行なえる。
【0036】上層フィルムの幅や形状の変更により、
下層フィルムの上層フィルムに覆われない個所の形状や
大きさ(面積)が変化するために、包装袋のデザインを
簡単かつ多様に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装袋用フィルムを製造する装置
の説明図。
【図2】同包装袋用フィルムの平面説明図。
【図3】同包装袋用フィルムの一部断面図。
【図4】同包装袋用フィルムの斜視説明図。
【図5】同包装袋用フィルムにより成形した包装袋の斜
視図。
【図6】同包装袋用フィルムにより成形した他の実施例
としての包装袋の斜視図。
【符号の説明】
A 包装袋用フィルム B 包装袋用フィルム製造装置 1 上層フィルム 2 上層フィルム供給部 3 接着剤 4 接着剤塗布部 5 下層フィルム 6 下層フィルム供給部 7 接着部 8 フィルム回収部 9 支軸 10 接着剤収容パン 11 ローラ群 11a 一側端ローラ 11b 他側端ローラ 11c 中間ローラ 12 支軸 13 押圧ローラ 14 押圧ローラ 15 支軸 16 巻取りロール 17 縦切断線 18 横切断線 19 折り曲げ線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な下層フィルムの表面に、同下層フ
    ィルムよりも細幅の上層フィルムを接着してなる包装袋
    用フィルム。
  2. 【請求項2】 透明な下層フィルムの表面に、一定幅を
    有する上層フィルムの裏面を重合させて接着し、接着し
    た上・下層フィルムを、成形する包装袋の大きさに応じ
    て所定の長さに切断して形成することを特徴とする包装
    袋用フィルムの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081201A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Daio Paper Corp 食品包装用シート
JP2008189334A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Daio Paper Corp 食品包装用シート

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4871489A (ja) * 1971-12-28 1973-09-27
JPS51124179A (en) * 1975-04-24 1976-10-29 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Synthetic resin laminated products

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