JPH0647763A - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JPH0647763A
JPH0647763A JP20557792A JP20557792A JPH0647763A JP H0647763 A JPH0647763 A JP H0647763A JP 20557792 A JP20557792 A JP 20557792A JP 20557792 A JP20557792 A JP 20557792A JP H0647763 A JPH0647763 A JP H0647763A
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JP
Japan
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mold
molds
sensor
temperature
molding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20557792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hattori
和生 服部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0647763A publication Critical patent/JPH0647763A/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形条件の変化に応じて金型の加熱温度や金
型の締め切り速度を調整し、安定した品質で成形をおこ
なう。 【構成】 金型1,2の締め切り速度を検出する締切位
置センサー4と、キャビティ3内の圧力を検出する金型
内圧センサー5と、キャビティ3内の成形材料の温度を
検出する樹脂温度センサー6と、金型1,2の温度を検
出する金型温度センサー7をそれぞれ金型1,2に設け
る。締切位置センサー4や金型内圧センサー5、樹脂温
度センサー6、金型温度センサー7による検出データに
基づいて、金型1,2の締め切り速度や金型1,2の加
熱温度を制御する制御装置8を具備する。キャビティ3
内の成形材料に作用する圧力条件や温度条件が変化する
と金型内圧センサー5や樹脂温度センサー6で検出し
て、締切位置センサー4や金型温度センサー7でフィー
ドバックしつつ金型1,2の締め切り速度や金型1,2
の加熱温度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンプレッション成形
における成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンプレッション成形(圧縮成形)は、
一対の金型間に形成されるキャビティ内に成形材料を供
給し、両金型を型締めしてキャビティ内で成形材料を圧
縮することによっておこなうことができる。そしてこの
コンプレッション成形では成形条件として金型の加熱温
度と金型の締め切り速度が重要な要件となっており、金
型を加熱するヒーターのコントローラーや金型を型締め
する油圧装置の油圧バルブを制御することによって、金
型の加熱温度と金型の締め切り速度を調整し、最適な成
形条件を保つようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、成形材料の成
形性や成形材料の温度、さらに室温などの外部因子によ
って、キャビティ内の成形材料に作用する圧力条件や温
度条件が変化すると、成形条件が変化することになる
が、この成形条件の変化に対応して金型の加熱温度と金
型の締め切り速度を調整することはできず、この結果成
形して得られた製品の品質がばらついて歩留りが悪くな
るという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、成形条件の変化に応じて金型の加熱温度や金型の
締め切り速度を調整することができ、安定した品質で成
形をおこなうことができる成形装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る成形装置
は、一対の金型1,2間に形成されるキャビティ3内で
成形材料を圧縮することによって成形をおこなうように
した成形装置において、一対の金型1,2の締め切り速
度を検出する締切位置センサー4と、キャビティ3内の
圧力を検出する金型内圧センサー5と、キャビティ3内
の成形材料の温度を検出する樹脂温度センサー6と、金
型1,2の温度を検出する金型温度センサー7をそれぞ
れ金型1,2に設け、これら締切位置センサー4や金型
内圧センサー5、樹脂温度センサー6、金型温度センサ
ー7による検出データに基づいて、金型1,2の締め切
り速度や金型1,2の加熱温度を制御する制御装置8を
具備して成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】金型1,2の締め切り速度を検出する締切位置
センサー4や、キャビティ3内の圧力を検出する金型内
圧センサー5や、キャビティ3内の成形材料の温度を検
出する樹脂温度センサー6や、金型1,2の温度を検出
する金型温度センサー7からの検出データに基づいて、
金型1,2の締め切り速度や金型1,2の加熱温度を制
御装置8で制御するようにしているために、キャビティ
3内の成形材料に作用する圧力条件や温度条件が変化し
てもこの変化は金型内圧センサー5や樹脂温度センサー
6で検出することができ、締切位置センサー4や金型温
度センサー7でフィードバックしつつ金型1,2の締め
切り速度や金型1,2の加熱温度を制御して成形条件の
変化に対応することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
はコンプレッション成形の成形装置を示すものであっ
て、上型板11の下面に金型1を取着して固定型とし、
下型板12の上面に金型2を取着して可動型としてあ
り、下型板12は油圧装置の油圧シリンダー13に設け
たラム18の上端に取り付けてある。この一対の金型
1,2は上下に対向して配置されるものであり、金型1
に凹部1aを設けると共に金型2にコア2aを設けて、
油圧シリンダー13を作動させて下の金型2を上動させ
ることによって両金型1,2を型締めした時に、両金型
1,2間にキャビティ3が形成されるようにしてある。
【0008】締切位置センサー4は光電式の距離センサ
ー(変位センサー)などによって形成されるものであ
り、例えば金型2を上動させて型締めをする際の固定の
金型1を取着する上型板11と金型2との間の距離の変
化を経時的に測定することによって、金型1,2の締め
切り速度を検出することができるようにしてある。金型
内圧センサー5は圧電式などの圧力センサーによって形
成されるものであり、例えば金型2のコア2aにキャビ
ティ3に面するように取り付けてあって、キャビティ3
内の圧力を検出することができるようにしてある。樹脂
温度センサー6は熱電対などで形成されるものであり、
例えば金型2のコア2aにキャビティ3に面するように
取り付けてあって、キャビティ3内の成形材料の温度を
検出することができるようにしてある。金型温度センサ
ー7は熱電対などで形成されるものであり、一対の金型
1,2の一方あるいは両方にその内部に埋め込むように
取り付けてあって、金型1,2の温度を検出することが
できるようにしてある。
【0009】図2は上記の締切位置センサー4や金型内
圧センサー5、樹脂温度センサー6、金型温度センサー
7と制御装置8のブロック回路図を示すものであり、制
御装置8は演算回路14とこの演算回路14によって演
算された結果に基づいて作動する制御回路15によって
形成してある。締切位置センサー4や金型内圧センサー
5、樹脂温度センサー6、金型温度センサー7は制御装
置8の演算回路14に接続してある。また制御装置8の
制御回路15は、金型1,2を型締めする油圧装置の油
圧シリンダー13への油圧を調整する油圧バルブ16
や、金型1,2を加熱するヒーターの温度調整をする温
度コントローラー17に接続してある。
【0010】しかして上記のように形成される成形装置
を用いてコンプレッション成形をおこなうにあたって
は、キャビティ3にフェノール樹脂やユリア樹脂等の成
形材料を供給した後に、油圧シリンダー13を作動させ
て金型2を上動させ、金型1,2を型締めする。このと
き、金型1,2の加熱温度や金型1,2の締め切り速度
が成形条件の重要なファクターであり、成形する樹脂成
形材料に適した加熱温度になるように温度コントローラ
ー17を調節して金型1,2の温度を調整しておくと共
に、成形する樹脂成形材料に適した締め切り速度になる
ように油圧バルブ16を調節して油圧シリンダー13に
よる金型1,2の締め切り速度を調整しておく。この成
形条件の初期設定は成形材料の種類に応じて経験的に得
られているものをそのまま適用することができるもので
あり、成形材料の温度や室温等の影響を特に考慮する必
要はなく、成形条件の初期設定は容易である。この金型
1,2の加熱温度は金型温度センサー7で、金型1,2
の締め切り速度は締切位置センサー6でそれぞれ常時検
出されている。
【0011】そして、成形材料の温度が変化したり、室
温が変化したり、成形材料のバッチが変わって成形性が
変化したりしてキャビティ3内の温度や圧力が変化した
場合、今までの金型1,2の加熱温度や締め切り速度を
そのまま維持すると、キャビティ3内の成形条件が変わ
ることになって、成形の品質にばらつきが生じるおそれ
がある。しかし本発明では、樹脂温度センサー6によっ
てキャビティ3内の成形材料の温度が常に検出されてい
ると共に金型内圧センサー5でキャビティ3内の圧力が
常に検出されているために、キャビティ3内の温度や圧
力の変化は直ちに検出される。
【0012】このように樹脂温度センサー6や金型内圧
センサー5でキャビティ3内の温度や圧力の変化が検出
されると、検出信号が制御装置8の演算回路14に入力
され、温度や圧力の変化に応じた適正な成形条件となる
金型1,2の温度や金型1,2の締め切り速度が演算さ
れる。この演算式は過去のデータや実験データ、経験則
に基づいて設定されているものであり、予め演算回路1
4に記憶されているものである。そしてこのように温度
や圧力の変化に応じた適正な成形条件となる金型1,2
の温度や金型1,2の締め切り速度が演算されると、こ
れに基づいて制御回路15が作動し、制御回路15から
出力される信号に応じて温度コントローラー17や電磁
バルブ等で形成される油圧バルブ16が調節される。す
なわち、温度コントローラー17を調節することによっ
て金型1,2の加熱温度をキャビティ3内の条件に応じ
て調整することができるものであり、また油圧バルブ1
6を調節することによって油圧シリンダー13に供給す
る油圧を調節して金型1,2の締め切り速度をキャビテ
ィ3内の条件に応じて調整することができるものであ
る。
【0013】金型1,2の加熱温度は金型温度センサー
7で常時検出されて制御装置8にフィードバックされて
おり、検出温度が制御装置8の演算回路14に入力され
ると、上記のように演算回路14で演算設定された温度
との差が演算され、金型1,2の加熱温度が演算設定さ
れた温度になるまで温度コントローラー17が制御され
る。また金型1,2の締め切り速度は締切位置センサー
4で常時検出されて制御装置8にフィードバックされて
おり、締め切り速度が制御装置8の演算回路14に入力
されると、上記のように演算回路14で演算設定された
速度との差が演算され、金型1,2の締め切り速度が演
算設定された速度になるまで油圧バルブ16が制御され
る。
【0014】このように、キャビティ3内の温度や圧力
の変化に応じた適正な成形条件となるように金型1,2
の温度や金型1,2の締め切り速度を調整して、常に同
じ成形条件で成形をおこなうことができるものであり、
成形品質のバラツキをなくして歩留りを高めることがで
きるものである。尚、本発明はコンプレッション(圧
縮)成形の他に、トランスファー成形にも適用すること
ができるものである。
【0015】
【発明の効果】上記のように本発明は、一対の金型の締
め切り速度を検出する締切位置センサーと、キャビティ
内の圧力を検出する金型内圧センサーと、キャビティ内
の成形材料の温度を検出する樹脂温度センサーと、金型
の温度を検出する金型温度センサーをそれぞれ金型に設
け、これら締切位置センサーや金型内圧センサー、樹脂
温度センサー、金型温度センサーからの検出データに基
づいて、金型の締め切り速度や金型の加熱温度を制御す
る制御装置を具備したので、キャビティ内の成形材料に
作用する圧力条件や温度条件が変化してもこの変化は金
型内圧センサーや樹脂温度センサーで検出して、締切位
置センサーや金型温度センサーでフィードバックしつつ
金型の締め切り速度や金型の加熱温度を制御することが
できるものであり、成形条件の変化に対応して常に一定
の成形条件で成形をおこなうことができるものであっ
て、安定した品質で成形することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略断面図である。
【図2】同上の制御のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 金型 2 金型 3 キャビティ 4 締切位置センサー 5 金型内圧センサー 6 樹脂温度センサー 7 金型温度センサー 8 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の金型間に形成されるキャビティ内
    で成形材料を圧縮することによって成形をおこなうよう
    にした成形装置において、一対の金型の締め切り速度を
    検出する締切位置センサーと、キャビティ内の圧力を検
    出する金型内圧センサーと、キャビティ内の成形材料の
    温度を検出する樹脂温度センサーと、金型の温度を検出
    する金型温度センサーをそれぞれ金型に設け、これら締
    切位置センサーや金型内圧センサー、樹脂温度センサ
    ー、金型温度センサーからの検出データに基づいて、金
    型の締め切り速度や金型の加熱温度を制御する制御装置
    を具備して成ることを特徴とする成形装置。
JP20557792A 1992-07-31 1992-07-31 成形装置 Withdrawn JPH0647763A (ja)

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JP20557792A JPH0647763A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 成形装置

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JP20557792A JPH0647763A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 成形装置

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JPH0647763A true JPH0647763A (ja) 1994-02-22

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ID=16509192

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JP20557792A Withdrawn JPH0647763A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 成形装置

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JP (1) JPH0647763A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1033300C2 (nl) * 2007-01-29 2009-10-01 Anbeco B V Thermovorminrichting en werkwijze daarvoor.
KR101280025B1 (ko) * 2010-09-02 2013-06-28 주식회사 아이넴 고무성형의 압력과 온도조건 모니터링을 이용한 고무성형장치
CN104999612A (zh) * 2015-08-19 2015-10-28 胡承华 一种可熔融加工氟树脂自动模压成型设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1033300C2 (nl) * 2007-01-29 2009-10-01 Anbeco B V Thermovorminrichting en werkwijze daarvoor.
KR101280025B1 (ko) * 2010-09-02 2013-06-28 주식회사 아이넴 고무성형의 압력과 온도조건 모니터링을 이용한 고무성형장치
CN104999612A (zh) * 2015-08-19 2015-10-28 胡承华 一种可熔融加工氟树脂自动模压成型设备

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005