JPH0647581U - 住居用遮蔽具素材 - Google Patents

住居用遮蔽具素材

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JPH0647581U
JPH0647581U JP8533392U JP8533392U JPH0647581U JP H0647581 U JPH0647581 U JP H0647581U JP 8533392 U JP8533392 U JP 8533392U JP 8533392 U JP8533392 U JP 8533392U JP H0647581 U JPH0647581 U JP H0647581U
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JP
Japan
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fragrance
shield material
residential
integrated
film
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Pending
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JP8533392U
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English (en)
Inventor
通宏 石岡
Original Assignee
通宏 石岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の美観を損ねること無く芳香の機能を有
し、しかも長期間に亘ってその効果が維持される遮蔽具
素材を提供すること。 【構成】 芳香剤を含有したフィルム1の表裏両面に樹
脂製フィルム2,2´を積層一体化し、更にその樹脂製
フィルム2,2´の表面に装飾用外装材3,3´を貼着
一体化した住居用遮蔽具素材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は住居の窓やその他の開口部に取付けられるブラインド、カーテン、障 子、衝立て等の住居用遮蔽具に使用される素材に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に住居(建物)の窓や間仕切りとして使用されるものにブラインド、カー テン、障子等の遮蔽具が存在するが、それらは光の調節、温度の調節、防音、装 飾等を目的とするに止まる。そして、ブラインドは合成樹脂製の帯板やシートで 構成され、障子は枠体に和紙などで形成された障子紙を貼って構成され、カーテ ンは布地で構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、最近は犬、猫、小鳥等の小動物をペットとして飼う家庭が増えてお り、そうした小動物類が発する臭いが室内に残ったりしないように消臭剤をスプ レーしたり、芳香剤を室内に置いたりしている。又、色々な国々の人達が宿泊し たりするホテルなどにあっては、体臭の強い人が宿泊した後は室内にその臭いが 残り、次にその部屋に宿泊するお客に不快感を与えない為に上述したと同様、消 臭剤をスプレーするなどしているのが実状である。
【0004】 しかしながら、その都度消臭剤をスプレーしたりすることは非常に手数が係り 、面倒であるといった不具合を有する。又、芳香剤の入った容器を室内に置いた 場合は前記のような問題点はないが、芳香剤の入った容器それ自体が目に触れる ことになり、美観を損ねるといった問題点を有する。
【0005】 本考案は上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは室内の美観を損ねること無く芳香の機能を有し、しかも 長期間に亘ってその効果が維持される遮蔽具素材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為に本考案が講じた技術的手段は、芳香剤を含有したフ ィルムの表裏両面に樹脂製フィルムを積層一体化し、更にその樹脂製フィルムの 表面に装飾用外装材を貼着一体化した遮蔽具素材を特徴とする。
【0007】 上記の芳香材としてはヒバ材から抽出したヒバ油が挙げられる。又、芳香剤を 含有したフィルムの表裏両面に積層一体化する樹脂製フィルムは、気体の透過を 遮るものとする。更に、装飾用外装材は織布(布地)、不織布、その他今日外装 材として使用されている材料を使用することができる。
【0008】
【作用】
上記の手段によれば、芳香材を含有したフィルムの表裏両面が気体の透過を遮 る樹脂製フィルムで被覆されているため、芳香材はフィルムの端面からのみ揮発 し、それにより芳香材の揮発作用が長期間維持される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は遮蔽具素材Aを示 し、図中、1は芳香剤を含有したフィルムで、そのフィルム1の4周端面を除き 表裏両面に気体の透過を遮るポリプロピレンフィルム2,2´が積層一体化され 、更にそのポリプロピレンフィルム2,2´の表面に装飾用外装材3,3´が被 覆貼着されて構成されている。
【0010】 フィルム1に含有する芳香材としてはヒバ材から抽出したヒバ油を使用し、装 飾用外装材3,3´としては布地、不織布等、遮蔽具の形態、用途等に応じて選 択し使用する。
【0011】 図3は図1で示した素材をブラインドに加工した形態を示し、蛇腹状に折り目 が施されて枠体4内に格納、引き出し自在に構成されている。そして素材に含有 された方向剤はブラインドの幅方向両端面及び上下方向の両端面からのみ発散さ れ、ブラインドの表裏面側はポリプロピレンフィルム2,2´で遮られて芳香剤 の揮発発散はな阻止されている。従って、ブラインド等の遮蔽具が直射日光に晒 されても、芳香剤の発散は端面の狭い部分からのみ行われるため、長期間に亘っ て芳香剤発散の効果を維持することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の住居用遮蔽具素材は以上詳述したように、芳香剤を含有したフィルム の表裏両面に樹脂製フィルムを積層一体化し、更にその樹脂製フィルムの表面に 装飾用外装材を貼着一体化したものであるから、ブラインド、障子、カーテン等 としての機能に加えて芳香剤を発散して室内に残る不快な臭いを消し、快適な環 境を保持することができる。 しかも、その芳香剤の発散は遮蔽具素材の側端面からのみ行われるため、長期 間に亘って芳香剤の発散効果を維持することができる。因って、直射日光を受け る窓部分に装備されるブラインド、カーテン等の遮蔽具素材として非常に好適で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の(2)−(2)線に沿える縦断面図であ
る。
【図3】本案素材をブラインドに加工した状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…芳香剤を含有したフィルム 2,2´…樹脂製フィ
ルム 3,3´…装飾用外装材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/18 6122−4F D21H 27/00 E06B 3/70 C

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香剤を含有したフィルムの表裏両面に
    樹脂製フィルムを積層一体化し、更にその樹脂製フィル
    ムの表面に装飾用外装材を貼着一体化した住居用遮蔽具
    素材。
  2. 【請求項2】 上記芳香剤としてヒバ材から抽出したヒ
    バ油を使用した請求項1記載の住居用遮蔽具素材。
JP8533392U 1992-12-11 1992-12-11 住居用遮蔽具素材 Pending JPH0647581U (ja)

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JPH0647581U true JPH0647581U (ja) 1994-06-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449394A (ja) * 1990-06-15 1992-02-18 Kiyomitsu Ishioka 住居用遮蔽具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449394A (ja) * 1990-06-15 1992-02-18 Kiyomitsu Ishioka 住居用遮蔽具

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