JPH0647580Y2 - 内面塗装用スプレイガン - Google Patents
内面塗装用スプレイガンInfo
- Publication number
- JPH0647580Y2 JPH0647580Y2 JP1988102831U JP10283188U JPH0647580Y2 JP H0647580 Y2 JPH0647580 Y2 JP H0647580Y2 JP 1988102831 U JP1988102831 U JP 1988102831U JP 10283188 U JP10283188 U JP 10283188U JP H0647580 Y2 JPH0647580 Y2 JP H0647580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- valve
- nozzle
- barrel
- spray gun
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、箱や筒等の中空を有する被塗装物の内面を塗
装するための内面塗装用スプレイガンに関する。
装するための内面塗装用スプレイガンに関する。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 箱や筒等の中空を有する被塗装物の内面を塗装するため
のスプレイガンの１つとして、細長い銃身の先端に装着
されて軸線回りに回転駆動されるノズルに、軸線と直角
方向の塗料噴出口を形成し、被塗装物の中空内に挿入し
たノズルを回転させながら塗料を噴出して被塗装物の内
面に塗布するようにしたものが用いられているが、この
ようなスプレイガンは銃身が長く、塗料の噴射と停止を
制御する開閉弁からノズルの間の塗料供給路中に溜まる
塗料の量が多いため、開閉弁を閉じても供給路中の塗料
が噴出口から垂れ落ちるいわゆる後垂れを生じる欠点が
あった。
のスプレイガンの１つとして、細長い銃身の先端に装着
されて軸線回りに回転駆動されるノズルに、軸線と直角
方向の塗料噴出口を形成し、被塗装物の中空内に挿入し
たノズルを回転させながら塗料を噴出して被塗装物の内
面に塗布するようにしたものが用いられているが、この
ようなスプレイガンは銃身が長く、塗料の噴射と停止を
制御する開閉弁からノズルの間の塗料供給路中に溜まる
塗料の量が多いため、開閉弁を閉じても供給路中の塗料
が噴出口から垂れ落ちるいわゆる後垂れを生じる欠点が
あった。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するための手段として、内
部に塗料供給路を形成した細長い銃身の先端に装着され
て軸線回りに回転駆動されるノズルに、軸線と略直角方
向の塗料噴出口を形成するとともに前記塗料供給路にば
ね弾力により弁体を押し付けて閉弁する後垂れ防止弁を
装着した構成とした。
部に塗料供給路を形成した細長い銃身の先端に装着され
て軸線回りに回転駆動されるノズルに、軸線と略直角方
向の塗料噴出口を形成するとともに前記塗料供給路にば
ね弾力により弁体を押し付けて閉弁する後垂れ防止弁を
装着した構成とした。
考案の作用及び効果 本考案は上記構成になるから、被塗装物の中空内に挿入
したノズルを回転駆動させながら開閉弁を開くと塗料の
圧力により後垂れ防止弁の弁体がばね弾力に抗して後退
して開弁し、噴出口から塗料が噴出する。塗装の終了後
に開閉弁と閉じると、供給路内の塗料の圧力が低下し、
ばね弾力により弁体が前進して後垂れ防止弁が閉じるた
め、塗料供給路と噴出口との間が遮断されて後垂れが防
止される。
したノズルを回転駆動させながら開閉弁を開くと塗料の
圧力により後垂れ防止弁の弁体がばね弾力に抗して後退
して開弁し、噴出口から塗料が噴出する。塗装の終了後
に開閉弁と閉じると、供給路内の塗料の圧力が低下し、
ばね弾力により弁体が前進して後垂れ防止弁が閉じるた
め、塗料供給路と噴出口との間が遮断されて後垂れが防
止される。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
図において、１は、前面に開口する装置孔２内に細長い
銃身３の後端部を嵌装して軸線回りの回転自由に支持し
たボデイであつて、ボデイ１に取り付けたエアモータ４
の駆動により、その出力軸５に固着した小径歯車６と銃
身３の外周に固着した大径歯車７との噛み合いを介し
て、銃身３がその軸線回りに回転駆動されるようになつ
ている。また、ボデイ１の後端部には、開閉弁10が取り
付けられていて、常には、その後部に設けた圧縮コイル
ばね12の弾拡力でピストン11とこれに後端を固着した弁
杆13とが前方に押されることにより、弁杆13の先端に固
着した球形の弁体14が弁座15に当接する閉弁状態に保持
されるようになつているとともに、図示しない加圧空気
圧送源からコネクタ16を介してピストン11の前側の圧力
室17内に加圧空気を圧送することにより、ピストン11と
弁杆13が圧縮コイルばね12を弾縮しつつ後方に移動し、
弁体14が弁座15から離間して開弁するようになつてい
て、開閉弁10が開弁することにより、図示しない塗料供
給源からコネクタ18を介して塗料が高圧で供給される弁
室19が、銃身３にその長さ方向の全長にわたつて透設し
た塗料供給路20に連通するようになつている。
銃身３の後端部を嵌装して軸線回りの回転自由に支持し
たボデイであつて、ボデイ１に取り付けたエアモータ４
の駆動により、その出力軸５に固着した小径歯車６と銃
身３の外周に固着した大径歯車７との噛み合いを介し
て、銃身３がその軸線回りに回転駆動されるようになつ
ている。また、ボデイ１の後端部には、開閉弁10が取り
付けられていて、常には、その後部に設けた圧縮コイル
ばね12の弾拡力でピストン11とこれに後端を固着した弁
杆13とが前方に押されることにより、弁杆13の先端に固
着した球形の弁体14が弁座15に当接する閉弁状態に保持
されるようになつているとともに、図示しない加圧空気
圧送源からコネクタ16を介してピストン11の前側の圧力
室17内に加圧空気を圧送することにより、ピストン11と
弁杆13が圧縮コイルばね12を弾縮しつつ後方に移動し、
弁体14が弁座15から離間して開弁するようになつてい
て、開閉弁10が開弁することにより、図示しない塗料供
給源からコネクタ18を介して塗料が高圧で供給される弁
室19が、銃身３にその長さ方向の全長にわたつて透設し
た塗料供給路20に連通するようになつている。
ボデイ１から前方に突出した銃身３の先端部に一体的に
回転し得るように固定されたノズル25には、その外側面
に、ノズルチツプ26と筒体27とがハブナツト28により同
心に固着されていて、ノズルチツプ26の先端に、銃身３
の軸線と直角方向を指向して塗料流Ａを噴出させる塗料
噴出口30が形成されているとともに、ノズルチツプ26の
先端外周と筒体27の先端内周との間に、塗料流Ａを全周
にわたつて包囲する空気流Ｂを噴出させる環形の空気噴
出口31が形成されており、塗料噴出口30は、ノズル25内
に常閉式の後垂れ防止弁32を介して形成した塗料連通孔
35によつて、銃身３の塗料供給路20に連通し、一方、空
気噴出口31は、ノズル25に形成した空気連通孔36及び銃
身３に形成した空気供給路37を介して、ボデイ１の図示
しない空気供給源に接続された空気供給ポート38に連通
している。
回転し得るように固定されたノズル25には、その外側面
に、ノズルチツプ26と筒体27とがハブナツト28により同
心に固着されていて、ノズルチツプ26の先端に、銃身３
の軸線と直角方向を指向して塗料流Ａを噴出させる塗料
噴出口30が形成されているとともに、ノズルチツプ26の
先端外周と筒体27の先端内周との間に、塗料流Ａを全周
にわたつて包囲する空気流Ｂを噴出させる環形の空気噴
出口31が形成されており、塗料噴出口30は、ノズル25内
に常閉式の後垂れ防止弁32を介して形成した塗料連通孔
35によつて、銃身３の塗料供給路20に連通し、一方、空
気噴出口31は、ノズル25に形成した空気連通孔36及び銃
身３に形成した空気供給路37を介して、ボデイ１の図示
しない空気供給源に接続された空気供給ポート38に連通
している。
本実施例のスプレイガンは上記構成になり、エアモータ
４の駆動によつて銃身３とともに回転させたノズル25
を、箱、筒等の図示しない被塗装物の中空内に挿入し
て、ノズル25の空気噴出口31から空気流Ｂを低圧で噴出
させるとともに、開閉弁10を開弁してその弁室19と銃身
３の塗料供給路20とを連通させると、この塗料供給路20
内を高圧で圧送された塗料が、その圧力により後垂れ防
止弁32の弁体33を閉止用圧縮コイルばね34の弾力に抗し
て押して開弁させることにより、ノズル25の塗料連通孔
35に導かれ、塗料噴出口30から塗料流Ａとなつて高圧で
噴出することにより渦巻き状に放出されて被塗装物の内
面に塗着する。
４の駆動によつて銃身３とともに回転させたノズル25
を、箱、筒等の図示しない被塗装物の中空内に挿入し
て、ノズル25の空気噴出口31から空気流Ｂを低圧で噴出
させるとともに、開閉弁10を開弁してその弁室19と銃身
３の塗料供給路20とを連通させると、この塗料供給路20
内を高圧で圧送された塗料が、その圧力により後垂れ防
止弁32の弁体33を閉止用圧縮コイルばね34の弾力に抗し
て押して開弁させることにより、ノズル25の塗料連通孔
35に導かれ、塗料噴出口30から塗料流Ａとなつて高圧で
噴出することにより渦巻き状に放出されて被塗装物の内
面に塗着する。
塗装が完了して圧力17室内の加圧空気を排出すると、圧
縮コイルばね12の弾力により開閉弁10が閉じ、塗料供給
路20内の塗料の圧力が低下し、後垂れ防止弁32の弁体33
が圧縮コイルばね34の弾力により押されて閉弁する。
縮コイルばね12の弾力により開閉弁10が閉じ、塗料供給
路20内の塗料の圧力が低下し、後垂れ防止弁32の弁体33
が圧縮コイルばね34の弾力により押されて閉弁する。
このため、塗料供給路20と塗料連通孔35の間が遮断さ
れ、塗料噴出口30からの後垂れが防止される。
れ、塗料噴出口30からの後垂れが防止される。
添付した第１図は本考案の一実施例の断面図である。 3:銃身、25:ノズル、30:塗料噴出口 32:後垂れ防止弁
Claims (1)
- 【請求項１】内部に塗料供給路を形成した細長い銃身の
先端に装着されて軸線回りに回転駆動されるノズルに、
軸線と略直角方向の塗料噴出口を形成するとともに前記
塗料供給路にばね弾力により弁体を押し付けて閉弁する
後垂れ防止弁を装着したことを特徴とする内面塗装用ス
プレイガン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988102831U JPH0647580Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 内面塗装用スプレイガン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988102831U JPH0647580Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 内面塗装用スプレイガン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0225060U JPH0225060U (ja) | 1990-02-19 |
| JPH0647580Y2 true JPH0647580Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31333102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988102831U Expired - Lifetime JPH0647580Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 内面塗装用スプレイガン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647580Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56161870A (en) * | 1980-05-14 | 1981-12-12 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Method and apparatus for coating long pipe having small diameter |
| JPS6110775Y2 (ja) * | 1979-10-25 | 1986-04-05 | ||
| JPH0616875B2 (ja) * | 1985-08-09 | 1994-03-09 | 旭サナック株式会社 | 非円形内面塗装装置 |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP1988102831U patent/JPH0647580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0225060U (ja) | 1990-02-19 |
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